勝手にしやがれ
Allpost Twitter Rss Mail Admin 祖谷渓挽歌 第四巻 Posted by すぃーとちぇりー on Feb 06.2009 books 0 comments 0 trackback
滝川事件も夏休みに入ると、帰省する学生が多く
運動は、挫折に近い状態になります
元々、ノンポリ学生は、一時的に盛り上がっただけで
運動に参加することのプラス、マイナスを考えたら
「学問の自由」「大学の自治」より、無事に卒業して仕事に就く
この方が大切と考えるのも当然だとは思いますが・・
一大学の教授のことに端を発していますが
台頭する軍部と、自由主義の戦いなんでしょうね
主人公、浩美は昭和8年に検挙されます
理由なんて、どうにでもなるような時代です
翌年にも検挙され、劣悪な環境での生活からか
肺結核に冒されてしまいます・・
そして、昭和11年二二六事件
当時の結核の予後、
そしてサブタイトルの「学の自由に殉じた・・」から
最終巻の結末は想像つきますが・・
大正14年の春に徳島中学入学のため、祖谷渓を出た浩美の短い人生を
最後まで、見てあげたい気持ちです 祖谷渓挽歌 第五巻 Posted by すぃーとちぇりー on Feb 08.2009 books 0 comments 0 trackback
昭和12年大学を卒業した浩美ですが
結核がかなり進んでいて、徴兵検査で丙・・召集も入営もない状態です
入学当初は、司法官試験も、在学中に・・という心積もりだったのが
運動による検挙と、停学処分が重なり、身体も悪くして
卒業イコール生活の貧窮につながりました
元指導教授の資料整理の仕事を手伝う形でわずかな収入を得て
雑誌「学生評論」の発行に取り組んでいましたが
軍国主義に反対するモノはなんでも取り締まる特高に、また検挙されます
その前に、長く付き合いのあった女性「由美子」とささやかな結婚式を挙げますが・・
直後に検挙され
翌年、昭和13年2月、獄中で喀血し、瀕死の状態で釈放されます
病院で診てもらっても、助かる病気ではないからと拒否していた浩美ですが
この時点で初めて入院します・・余命半年と・・
入院するにもお金がなく、この年の5月に故郷祖谷に帰郷します
翌年、昭和14年5月、由美子の献身的な看病と母に見守られて
浩美は亡くなります・・27歳の誕生日に
第一巻の徳島中学時代から登場する「由美子」という女性
浩美は自分の病気を気にして、結婚を躊躇い、「未亡人」にしてしまうからと
引き伸ばそうとするのですが
半ば、強引?に結婚を決意させます
助からない病気であること、活動のせいで司法官になれず収入もない
そんな状態で、結婚するのは、躊躇する気持ちもわかります
でも、由美子の気持ちは受け入れてもらえた
短い時間でしたけど、一緒の時間過ごせたのですから
自分と結婚するより
「君に相応しい人と幸せになって下さい」と言われたら
どんなにか、辛いよね?・・と思いました
これで5巻全部読んだ訳ですが
思想的なこと、歴史的なことも学ぶことが多く
また、機会あれば、この時代を扱った本読んでみたいと思います
またそういうこととは別に、主人公浩美の短い青春物語として
悲しくもありますが、清い魂を感じました^^
祖谷渓挽歌 第四巻 Posted by すぃーとちぇりー on Feb 06.2009 books 0 comments 0 trackback
滝川事件も夏休みに入ると、帰省する学生が多く
運動は、挫折に近い状態になります
元々、ノンポリ学生は、一時的に盛り上がっただけで
運動に参加することのプラス、マイナスを考えたら
「学問の自由」「大学の自治」より、無事に卒業して仕事に就く
この方が大切と考えるのも当然だとは思いますが・・
一大学の教授のことに端を発していますが
台頭する軍部と、自由主義の戦いなんでしょうね
主人公、浩美は昭和8年に検挙されます
理由なんて、どうにでもなるような時代です
翌年にも検挙され、劣悪な環境での生活からか
肺結核に冒されてしまいます・・
そして、昭和11年二二六事件
当時の結核の予後、
そしてサブタイトルの「学の自由に殉じた・・」から
最終巻の結末は想像つきますが・・
大正14年の春に徳島中学入学のため、祖谷渓を出た浩美の短い人生を
最後まで、見てあげたい気持ちです
祖谷渓挽歌 第三巻 Posted by すぃーとちぇりー on Feb 04.2009 books 0 comments 0 trackback
祖谷渓挽歌 -「学の自由」に殉じた若き京大生を悼みて- 第1巻~第5巻(新訂版)
第二巻読んだのが9月?
それから、旅行だの、試験の勉強だの^^;
やっと三巻読みました_(^^;)ゞ
昭和8年、1933年、京都大学法学部に入学した主人公、浩美
滝川教授の「刑法読本」が発禁になり
滝川の休職処分について、学内、教授、学生の運動や
また、他大学の学生も、このことについて動き始める様子が描かれています
昭和8年は小林多喜二の拷問死・・
特高警察、治安維持法・・(ノ_-;)ハア…
全部、支配する側、持ってる側に都合よく・・
学ぶことの自由、発言の自由、現代では当たり前の自由がない
「おかしい」と思ったことを言うのさえ難しい時代に
運動する、活動することは、命賭けてる
その命さえ、なんの躊躇いもなく、奪ってしまう
特高は取調べという名目で、人間の裏の顔?
集団サディズムの快感を得ていたのかなぁ?とも思う
拷問してる時、
「反体制的な言論、思想、宗教、運動を絶やさないと
日本の国のためにならない・・
そのために、罪を認めさせる、他の仲間の情報を得るのだ」
って考えて行動した人なんかいないだろー
第四巻と第五巻、主人公浩美がどう行動し、どう感じるのでしょう
美乳教室
祖谷挽歌 第二巻 Posted by すぃーとちぇりー on Sep 25.2008 books 0 comments 0 trackback
第二巻・・読み終わりました・・ε=( ̄。 ̄;)フゥ
主人公、浩美の高知高等学校時代の話
`s(・'・;) エートォ...不勉強なので
調べながら、読まないと文中の会話がわからないところがあるんです(*^^*ゞ
昭和5年濱口首相狙撃事件
昭和6年満州事変
昭和7年五・一五事件
昭和8年小林多喜二拷問死
ここで、高等学校を卒業して、京都に行くまでを描いています
五一五と言えば、1932年、犬養 毅・・
これだけで、試験はなんとか乗り切れるんで・・
ホントっ・・不勉強で・・情けないわぁ(ノ_-;)ハア…
どんどん暗い時代に突入する日本
学校にまで思想教育として軍人がいる
その中で自由に学ぶことの難しさは現代では想像つきません
もし、この時代にワタシがいたら・・
まぁ、あふぉなんで、体制側?なんとなく大勢に同調しちゃうかな?
警察に捕まりたくもの・・ウ・・ ウン(・_・)
何年か前に、うちの近くにある顕彰碑から興味持った「相沢良」
絶版の「相沢良の青春」を読んだ時、自分の信念を貫き通す清々しさを感じましたが
他人事だから、清々しいとか素晴らしいとか言えるのであって・・
現実に生きてること、拷問受けてること・・清々しくなんかないよね?本人は・・
その彼女が検挙されたのが昭和8年・・
最早、戦後ではない・・と言われた時代に生まれ
高度成長期に育ち・・何の苦労もなく、考えることなく・・
表現の自由がある時代なのに・・何も発言することもなく・・
何も考えてないから、自分の考えがないから・・
発言することも出来ないワタシであります
第三巻はいつ読み終わるかな?^^;
美容の正体 Posted by すぃーとちぇりー on Sep 20.2008 books 0 comments 0 trackback
25ansの付録の本・・検診に行った病院にあったので
パラパラと読んでいたけど・・
表紙見てよぉー・・ダイアナ妃、カトリーヌ・ドヌーブ・・
エリザベス・テーラーにブリジッド・バルドー、アンジェリーナ・ジョリー
ウィノナ・ライダー・・etc・・どうしろっていうのぉー?w
記事の中身は、美に必要なもの・・
清潔感、気品?知性、洗練?・・なんだかたくさん書いてあったなぁ・・
美の概念みたいのモノね^^
そりゃ・・わかるんだけどさぁー
もっと普通のオバチャンが、ちこっとイケテルようになる方法とか・・
あんまり大それたこと書いてあるから、具体化がわからんわw
ランコム、エスティローダー・・など等、
使ったことない・・(買えない^^;)海外メーカーの化粧品がたくさん載っていて
ちとだけ・・異空間の時間味わって・・綺麗なった気がした本だったw
(〃^∇^)o_彡☆あははははっ
洗練も気品もいいけどさーーやっぱ・・ギャル服が好き!あひゃひゃひゃひゃ(≧∀≦*)
その時は彼によろしく Posted by すぃーとちぇりー on Sep 18.2008 books 0 comments 0 trackback
そのときは彼によろしく (小学館文庫 い 6-1)
(2007/04/06)
市川 拓司
商品詳細を見る
お友達から、片岡義男が好きだったなら、これおもしろいかも?と勧められて
読んでみました^^
(祖谷渓挽歌はちと休み^^;)
14歳、29歳、そしてまた15年後・・
話は過去に戻ったり、現在だったり・・
無機質です・・現実にはありえない(?)話なので、ファンタジーとも言えるかな?
有機物いっぱいで、それが感情の中で発酵したり、
ガス発生する現実の人間ではないとこからして、ファンタジーだと思う^^
そして、眠りの夢とあの世?どちらも人間の心にあるもの・・と考えたら
共通するモノがあって・・
ぐわっ!と感動じゃないけど、サラッと心が綺麗になるような気がしました
現実には、15年も時間が経てば・・忘れている
覚えていても、過去の人で、昔話する程度・・でしょ?
同じ人を想ってることもなく、いろんな人々の中で
出会いと別れ繰り返して、大切なモノって何だかわからなくなって暮らしている
そんな今を生きる人・・ワタシを含めて・・への贈り物みたいな本です
この本読んでいる間は、14歳だったり・・いろんな時間を飛び越えた自分になる
ファンタジックな世界もたまにいいよぉ^^
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