こころ模様

人はなぜ生きるのでしょうか。希望、居場所、時間というキーワードから、人生とは何かについて考えていきます。

街にはさまざまな言葉が行き交う

2005-04-16 23:10:52 | 居場所
ブリュッセルはEUの首都である。ルーヴァンは、そこから列車で30分ほどのところにある。田舎町であるが、耳をそばだててよく聞いていると、いろいろな言葉が聞こえてくる。

一番多いのがオランダ語。私はオランダ語の響きが好きだ。歌の旋律のように聞こえてくる。おしゃべりな人が多いから、特にそんなふうに思えるのかもしれない。

フランス語や英語、中国語なども聞こえる。テレビをつけると、ドイツ語、イタリア語、スペイン語のチャンネルも映る。こんな街でずっと暮らしていると、インターナショナルになっていくのだろうか。

若い頃に、一度、こうした雰囲気を味わっておくと、きっといいだろうなと感じる。自分の「海外デビュー」が40歳を過ぎてからだったことを思い出しつつ。

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2 コメント

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母国語が英語の人々 (大村壮)
2005-04-17 02:54:26
お久しぶりです。お元気そうでよかったです。

新年度で仕事が増え、あたふたとしていていましたが、やっと余裕ができ、書き込ませていただきます。



去年、ポーランドの学会に行き、そのついでにアウシュビッツに行きました。その帰りのバスの中で、イギリスの若者たちと一緒になりました。満員で数人の若者が座り、女性が一人だけいたのですが、その人は具合が悪そうにして立っていました。するとその女性が「バッグ持ってて」と座っている若者に言い、バッグを渡し、立っていました。



何が言いたいかと言うと、ロクに英語のできないぼくですら、彼らのちょっとしたやりとりならば聴き取れます。しかし、彼らにはおそらくぼくの話す日本語は理解できないでしょう。



なんとなく、秘密がもてないんじゃないかなと思いました。別に何か秘密をもちたいわけではないですが、「クソッ!」と舌打ちしたくても、彼らの場合、それが周囲の人々に通じてしまう。周囲にいるのが外国人だろうと、英語だからこそ、通じてしまう。なんとなく、自分が裸にされている感じがするんじゃないかなぁと思いました。



これまで英語圏に産まれたかったぁと思っていましたが、その一件があり、英語圏以外に生まれてよかったのかもしれないと思い直しました。



先生のブログを読んでそんなことを思い出しました。そして英語勉強しようと思いました。



それにしても、テレビからそんなにたくさんの言葉が聞こえてくるなんて、ベルギーってすごい国ですね。
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テレビ番組表 (都筑)
2005-04-17 14:20:58
大村くん、コメントありがとう。



オランダのomroep.nl(放送)がテレビ番組表を提供しているのを昨晩発見しました。



オランダ、ベルギー、ドイツ、イギリス、フランス、スペイン、イタリアなどの番組を知ることができます。左のボックスにチェックを入れて(最大10まで)、bekijk(見る)をクリックすると番組表が紹介されます。それぞれのテレビ局のHPにもリンクしているので、それを見てもおもしろです。

http://gids.omroep.nl/?medium=tv



今、BBC1ではスヌーカーをやっています。ルールが分からなかったので調べたら、やっとわかりました。赤玉を最初に落とすんですね。

http://www.st.rim.or.jp/~tomio/Snooker/



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