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「White Christmas」 Seattle・Sacramentoツアーのレビュー

2006-12-31 16:04:44 | Michael 06White Xmas
Recordnet.comに、Michael君(マイケル・グルーバー)主演の「White Christmas」ツアーのレビューが載っていました~。(写真は、Michael君とクリスティーナさんのアップです。)

この作品の共同監督の1人であるデイビッド・アームストロングさんへのインタビューがメインの記事です。概訳は、以下の通りです。原文は、こちらからどうぞ。


今回の「White Christmas」ツアーは、おなじみの「White Christmas」とは少し違う。

「映画でおなじみの作品だけど、我々は、映画をそのままステージで再現しようとしたわけじゃないんだ。映画の制作者達が、もし最初に映画じゃなくてステージ版を作っていたとしたら、きっとこうなっただろうという作品にしようと心がけたんだ。」

とアームストロングさんは語った。

「基本的なストーリーは一緒なんだが、より詳しく描いた部分と省略した部分があるんだよ。映画にはなかったいくつかのバーリンの歌を追加したし、そのうちのいくつかは、原曲を膨らませる形でアレンジを加えたりしてあるんだ。」

今回のツアーのキャストには、昨年、サクラメントで上演された「Singin' in the Rain」にも出演していたマイケル・グルーバー やクリスティーナ・サフラン・アッシュフォードがいる。

彼らは、何をやらせても素晴らしいという、実に稀有な人達なんだ。 この作品の主役は、まさしく3重の重荷を背負わなくてはならない。歌もダンスも抜群に優れていて、しかも観客の心の中に刻み込まれている映画版のスター達のイメージに負けない演技が要求されるんだからね。」

お気づきの人も多いと思うが、今回のサクラメント公演は、クリスマスが終わった後で始まるのだが、アームストロングさんは「何の問題ない」と語った。

「ショーそのものは、季節に関係なく、いつ上演しても大丈夫なんだよ。『42nd Street』や『Guys & Dolls』といった、クラシック・ミュージカル・コメディのひとつだからね。ただ、クリスマスの時期を舞台にした作品というだけのことさ。
それと、作中に披露されるいくつかのナンバーも、季節に関係なく上演でき得る作品にしてくれているね。バーリンの傑作である『Blue Skies』や『Let Me Sing a Happy Song』等は、ホリデー・シーズンとは関係ない歌だからね。]


アームストロングさんのおっしゃる通り、主役であるボブとベティの役は、本当に歌唱力やダンス・演技のうまさが必要とされるんです。どちらの役も、コミカルなナンバー、しっとりと聞かせるナンバー、スタイリッシュでゴージャスなナンバーといろんなナンバーをこなさなくてはいけないので、共に素晴らしいシンガーで、しかもダンスがうまいMichael君とクリスティーナさんは、まさに適役! 2人の息もぴったりあって、切ないロマンティックなシーンからコミカルなやり取りまで、演技の方も最高です♪

また上演の季節については、アームストロングさんが『季節に関係なく上演できる』とおっしゃっていますが、今年(2006)の7月には、昨年のボストン公演でボブを演じたスティーブン・ボガーダスさん主演で、セント・ルイスで「White Christmas」が上演されましたので、確かに季節を問わず上演できる名作と言えると思います。
ただ、やっぱりクリスマスのお話ですから、冬場の方が臨場感があるとは思いますけれど・・・ でも、真夏に、劇場の中だけ雪が降っているというのも、なかなか楽しいかも知れないですね~♪


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