mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

パリから行く小さな旅<あこがれのモンサンミッシェル続きの続き>

2017年11月19日 | 旅行記
 前回は「憧れのモンサンミッシェル」から「トイレ」と「ずぶ濡れ」という二つの事件についてお伝えしました。
 今日は翌日、7月20日の朝から見学したモンサンミッシェル観光についてお伝えします。

<7月20日(月)モンサンミッシェル観光とベルサイユ宮殿>
 この日は、ホテルからモンサンミッシェルに行き、要塞のような建築物の中を見学することになっています。
 私たちが宿泊したホテルは、平屋で、しかも別棟でしたが、部屋の中はパリのホテルよりも良かったと思います。
 「メルキュール・モンサンミッシェル」という名前のホテルですから、パリのホテルと同じ系列のホテルだと思います。

<ホテル別棟の前にて>


 また、朝食はバイキングですが、これもパリよりも良いものでした。
 さて、朝食が終わりますと、昨日事件があったモンサンミッシェルに出発です。
 案内役は、地元フランスの女性ですが、英語を使って添乗員のKさんに説明し、それをKさんが私たちに日本語で説明するというスタイルです。
 モンサンミッシェルには、50人ほどの人たちが生活していると聞きましたが、観光収入で食べているのではないでしょうか?

<威容を誇るモンサンミッシェル>


 大型バスの駐車場で降りて中の通路を歩いて行きますと、その両側にはレストランやカフェ、みやげ物店が並び、大勢の観光客でにぎわっていました。

<モンサンミッシェルの通路>


 そして、しばらく歩いていますと、店がなくなり階段が出てきて、大きく左折すると修道院の建物が見えてきます。
 この階段を上っていきますと修道院に到着するのですが、どこからが修道院なのか分からなくなりますが、急な階段上に人々が並んでいました。
 ここからチケットが必要なことから「ここが入口なんだ!」と思ったものです。

<修道院の階段の様子>


<横道の階段>


 ところで、このように大きな建築物を造るために、どのように資材を搬入し、組み上げていったのか誠に不思議です。
 修道院の中には多くの部屋があり、歓談を上ったり下ったりしながら説明を受けましたが、パリの教会や宮殿のような華やかさはなく、修道院にふさわしい「質素」という印象を受けました。

<修道院の中の様子>


<同じく>


<同じく>


 そして、この修道院の上には大きな屋上みたいな平面の空間があり、そこから緑の大地と川、大海原を望めるようになっていました。
 私たちが行った時には霧が出ているように空気がよどんでいて「素晴らしい景観」を見ることができなかったのが残念でなりません。
 ここで、記念撮影などをして修道院を後にしたのですが、帰り道は海側のクルクル回る細い階段を下って行ったのが印象的でした。
 この階段をしばらく歩いていますと、入口付近の階段に出ましたが、ここで自由時間となりました。

<モンサンミッシェルから見えた周囲の景観>


<海側の階段>


 私たち夫婦は、ここから横階段や小路などを巡り、いくつかの土産物店を物色して、カフェで玩具のような小さいカップでコーヒーをいただきました。
 午後からベルサイユ宮殿に向かいますが、ここの思い出がもう一つあります。
 それは食事です。
 もう沢山!?まぁ、そういわずにお付き合いください。
 食事の場所は、私たちが宿泊したホテルに近いところですが、モンサンミッシェルの美しい遠景が見られるレストランでした。
 ここのメインディッシュは、「オムレット・サンミッシェル」といって、卵に白い泡状のものがかかっている料理と「プレサレの子羊」という海辺の草原で飼育された羊肉料理です。

<オムレット・サンミッシェル>


<プレサレの子羊肉>


 オムレットは、不味くはありませんが、「美味しい!」と感嘆するものでもありませんでした。
 また、子羊肉は、臭みはありませんが、厚みがあり、ナイフを入れると肉質に淡いピンク色がついているという感じです。味の評価は、オムレットと同様な感じですが特徴である塩味が薄く感じられました。
 羊肉に抵抗があるのか?全部平らげた方は少なかったように思います。
 このレストランは、座ってモンサンミッシェルが一望できる絶好の位置にあり、あまり見かけなかった日本人でいっぱいでした。
 どうやら、食事をした後にモンサンミッシェルに行くらしく、ほとんどの方がオプショナルツアーの参加者だったようです。

 さて、午後からはパリ近郊にあるベルサイユ宮殿に向かいました。


<この続き「ベルサイユ宮殿」観光の模様は次回にお伝えします。それではこれにて失礼します。