学芸大学駅の「手作りパンの店 麦ばたけ」

学芸大学駅の近くで、国産の材料を主に使ってパンを焼いています。愛する人に食べてもらいたいと、おいしさと安心さがモットー。

水の硬度

2016-08-11 11:26:02 | 雑感
最近は全く見なくなった漫画ですが、久しぶりに漫画本を買いました。パン屋業界で話題になったいるかもしれないマニアックな内容を含んだ少年マンガです。
損傷デンプンや水の硬度などがバンの出来に影響するなど、最近あまり意識していなかった事で少し目を覚まされました。
水の硬度(ミネラル分)はある程度高い方がパン作りは向いていて、日本は軟水が多いので、ヨーロッパ大陸に比べて不利であるとはよく言われることです。
そういえば以前に長野県内にあるパン屋チェーンで働いていたころに、長野市あたりの出身の上司が豊科に来ると水を汲んで帰っていたり、パンが一番美味しいのは北アルプスの麓である大町店だと言っていたこと。当時はまだ自分ではその違いはわかりませんでしたが、同じ長野県内でもそんなに違いがあるものなのかなと半信半疑で思っていましたが、確かに豊科はワサビで有名ですし、大町はもう目の前に山の塊がありますからきっとミネラル分が多いのでしょう。
そんな事を思い出すと、今自分が作っているパンを大町の水で仕込んでみたいものです。

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