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囲碁と源氏物語五十四帖押絵展37・38・39・40・41・42帖

2009年12月04日 10時17分40秒 | 源氏物語五十四帖押絵展
おはようございます。2009年12月3日 雨上がりの朝です。お元気ですか。
囲碁と源氏物語五十四帖押絵展と源氏物語解説の続きです。
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第三十七帖 横 笛 ↑
柏木の一周忌。源氏の息子夕霧が秘密のすべてを察知しはじめます・・・。
絵は 夕霧が一条御息所より柏木遺愛の笛を贈られ試みに吹くところです。
源氏49歳

        
第三十八帖 鈴 虫 ↑
柏木・女三の宮物語のエピローグ。
出家した女三の宮への執着を捨て切れない源氏の揺れ動く心・・・。
殿上人が集まって鈴虫の宴を開いている絵 源氏50歳

        
第三十九帖 夕 霧 ↑
こんどは源氏の息子「夕霧」の物語です。
律義者の夕霧は、その誠実な性格から、
一途に落葉の宮との恋にのめりこんでいきます。
これがもとで、妻の雲居の雁との間で派手なけんかが始まるようになります。
夕霧は、結婚して10年。28歳になりました。当時の年齢感覚は、
いまとは20年位の差があったといわれ、
今の感覚では、もう50歳位のところでしょうか。
今も昔も、真面目な男が、急に若い女に血道をあげ、
生活を狂わせる事件はよくあるようです。
それにしても、あのプレーボーイの源氏の息子に、
よくもこのような真面目な男がうまれたものです。
自邸で一条御息所の文を読む夕霧に
雲居の雁が忍び寄り手紙を奪う絵です。源氏50歳

        
第四十帖 御 法(みのり) ↑
紫の上の最期を語る巻です
「若菜 下」巻での発病以来、一時はもうだめかという噂がとんだものの、
持ち直し、それから5年目になります。
霧の消えるように、なんの苦しみもなく、静かに息をひきとります。
荼毘にふされる前の、白く輝く死顔の美しさ。それにまじまじと見入る夕霧。
そばで茫然自失の源氏・・・。
源氏51歳の秋。八月十四日の暁のこと。
紫の上は四十歳をすぎたばかりでした。
絵は 秋の夕暮れ、重病の紫の上 風に吹かれる前栽をみて、
源氏、明石の中宮と歌を交わすところです。源氏51歳

        
第四十一帖 幻 ↑
最愛の人、紫の上を喪った源氏の悲しい、さびしい一年を語ります。
そして、源氏を中心とした物語の終焉を迎えます。
「 春の光を見たまふにつけても、いとどくれまどひたるやうにのみ、
御心ひとつは悲しさの改まるべくもあらぬに・・・」
と語りはじめられ、庭先の木草や季節の移り変わり、
年中行事など一年にわたるうつろいの中で、
亡き紫の上の思い、悲しみを語り、書き綴った巻です。
源氏物語は、この「幻」の巻で、ぷつんと糸がきれたように、
源氏を主人公とした物語が終わっています。
その後の出家についても、その死についても、一言も記述されていません。
のちの宇治の物語で、源氏が嵯峨に隠れ住んで仏門に入り、
やがて崩じたと回想されるにすぎません
絵は 源氏、紫の上の残した文を読んで泣き、
歌を書き付けてから みな焼いてしまうところです。 源氏52歳

        
第四十二帖 匂 宮 ↑
物語もいよいよ第三部にはいりました。
前の「幻」の巻で、源氏を主人公とした物語は終わり、
この第三部との間には、八年の歳月が流れております。
この間に、源氏をはじめ致仕の大臣(もとの頭の中将)、
髭黒などは皆世を去り、世代交代して世の中はすっかり新しくなっています。
そして、物語も新しい展開をし、新しい主人公が登場します。
「匂宮」から「紅梅」「竹河」の三巻は、
それ以降のいわゆる「宇治十帖」につなぐための舞台転換などを語る、
つなぎとして位置づけられています。
絵は 夕霧の催す賭弓の還饗に、匂宮・薫ら車を連ね六条院へ。
雪降る。薫14~20歳

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