うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

久々更新

2006-09-22 19:38:48 | 競馬日記
ちょっと仕事で燃え尽きていたので、久々更新です。

アイリッシュのセントレジャーはアガカーン殿下の牝馬Kastoriaが勝ちました。Sharpen Up系Selkirk産駒です。母父のShernazarも渋いです。母はミネルヴ賞(GIII)を勝っています。祖母の産駒にはケルゴルレイS(GII)のKassani、曾祖母の産駒には英愛ダービーのKahyasi、セントサイモンS(GIII)のKalianaがいます。サニングデールとも同牝系です。
2着はYeatsでした。

2歳戦愛ナショナルSはGalileo産駒Teofiloが4連勝で制しました(ブログ)。合田さんによるとこの勝利により2000ギニー、ダービーの前売り1番人気に躍り出たそうです(記事)。

ルネッサンスS(GIII)はDanehill産駒Beauty Brightが勝ちました。4代血統表で3回Northern Dancerを使っていますが、父Danehillのゼロ交配、母父はStorm CatなのでNorthern Dancerは切れています。また祖母父がTeddy系Private Accountです。母は短距離重賞を二つ勝っています。曾祖母AvianceはフィーニックスSを勝ち、その産駒にはデノン、コロネーションSなどのChimes of Freedomがいます。

2歳戦C.L.ウェルドパークS(GIII)はArch産駒Arch Swingが勝ちました。父のゼロ遺伝です。祖母はハリウッドオークスを勝っています。

ブランドフォードS(GII)はSelkirk産駒Red Bloomが勝ちました。2歳時にはフィリーズマイルを勝っています(2着はサンデーサイレンス産駒Sundrop)。母にも重賞勝ちがあります。曾祖母の産駒にイブンベイがいます。

イギリスで行われたアークトライアル(GIII)はセン馬のBlue Mondayが勝ちました。凱旋門賞トライアルという名前のレースなのにセン馬が勝ってしまいました。ヴェンチアのクロスがありますが、母父ソヴィエトスターがゼロであるため、弊害を逃れています。祖母父、曾祖母父もゼロです。祖母は優秀な繁殖牝馬で、産駒にGI馬LusoWarrsan(2頭ともJCで日本に来ましたね)、重賞ウイナーのNeedle GunCloud Castleがいます。

ドバイ国際空港ワールドトロフィー(GIII)は牝馬Dixie Belleが勝ちました。父は貴重なMan o'War系Diktat。曾祖母父インデェアンキング、高祖母父グランディがなんとも言えません。日本に種牡馬として導入されましたが、成功しませんでした。こんなところに血を残してくれているとは。

2歳牝馬戦ファースオブクライドS(GIII)はDesert Prince産駒Prince Irisが勝ちました。父の8歳時種付けです。祖母父Ela-Mana-Mouが渋いですね。母も2歳重賞勝ちがあります。キラヴーランS(GIII)で後の愛2000ギニー馬サフロンウォルデンを2着に破っていますね。

2歳戦ミルリーフS(GII)はPivotal産駒Excellent Artが勝ちました。血統表上Northern Dancerクロスがありますが、切れてはいません。タップダンスシチー、Winning Colorsなどと同牝系ですね。

フランスで行われた2歳戦シェーヌ賞(GIII)はAnabaa Blue産駒Spirit Oneが3連勝で重賞制覇しました。今年産駒がデビューするAnabaa Blueに初重賞をもたらしました。Anabaa Blueには注目しています(ブログ)。

プランスドランジュ賞(GIII)はKing's Best産駒Best Nameが勝ちました。仏ダービーはDarsiの2着、愛ダービーはDylan Thomasの8着でした。配合的には、父Kingmanbo×母父Sadler's Wellsのニックスが1代ずつ繰り上がっています。

ドイツで行われたユーロC(GIII)はDanehill Dancer産駒の牝馬Nordtanzerinが勝ちました。半兄に独ダービー、伊ダービーともに2着で春季3歳賞(GIII)勝ちのNadour Al Bahr、独オークス2着でヴァルターJヤーコプス牝馬賞(GIII)のNorth Queenがいます。
以前、クロス馬の種類が極端に少ない配合について書いたのですが(ブログ)、これら3頭もクロス馬種数が少ないです。Nordtanzerinは26、Nadour Al Bahrは33、North Queenに至っては17です。


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