誠茅庵という名の小さな小さな美術館

絵や写真、そして雑感日記。。
六十の手習い(水彩画、スケッチ等)帖。

令和2年展ー(3) 透明水彩画家 岡崎 昇氏個展ー1

2020年09月17日 | Weblog

       同氏の個展も、もう何回展になるでしょうか。

       様々な施設で会場で開いておられ多くのフアンを喜ばせて

       おられます。確かにその淡彩の彩色は見事で、しっかりした

       デッサン力で、透明水彩の特長を十分に駆使した、ぼかし、

       にじみ、たらしこみ等の技法が誠にあざやかで、見る人に

       何とも清涼感、安定感そして生きている喜びを改めて感じ

       させて呉れるようです。

       絵とは、人がきれいなものを見た時のあの快感、感動といった    

       そんなものを表現するものという事を改めて感じさせます。

       正直、私はこうした現代の画風の風潮(淡彩画の全盛)

       の真逆なところ、つまり暗く、深く,濃くあるいは重厚または

       思索的で、技法でいうと塗り重ね、明暗のはっきりした作品が

       好みで、そうした作品を目指しておりますが、この同氏の作品を

       見るたびに、絵の一種の呪縛から解放されたような、安らぎとか

       開放感を覚えるのです。


令和2年展ー(3) 透明水彩画家 岡崎 昇氏個展ー2

2020年09月17日 | Weblog

       今回も茅ヶ崎駅南口の真ん前、「東急リバブル」のコミュニテイー

       プレスで8/7~10/5までの会期でしたが、昨今のコロナの影響で

       急遽9月半ばで中止となってしまい、より多くの方に見てもらえなく

       残念なことです。

       地元の風景や作者の好きなバラの花などを中心に多くの作品が展示

       されました。

       その中から6点だけを、作者ご自身の推薦により、当美術館にも

       展示させていただきました。

       ご本人の絵のキャプションを絵の説明として、そのまま使わせてもらいました。

        それではどうぞご覧くださいませ。


令和2年展ー(3) 透明水彩画家 岡崎 昇氏個展ー3

2020年09月17日 | Weblog

          『 浜降祭(境内) 』

            浜での禊を終え、南湖の金刀比羅神社に戻ってきた様子。

            「同氏の得意の一つに人物があります。軽妙に動きを

             とらえて作品に一段と雰囲気が漂います。これもデッサン力

             があるからでしょう」 (評論家談)


令和2年展ー(3) 透明水彩画家 岡崎 昇氏個展ー8

2020年09月17日 | Weblog

             『 白い薔薇 』

        平塚の花菜ガーデンで見かけた気に入った

        一輪です。

        『彼のお好きでお得意なバラの作品です。その清楚で上品で、

         この質感は素敵ですね』( 評論家の声)


令和2年展ー(3)透明水彩画家 岡崎 昇氏個展ー終りに

2020年09月17日 | Weblog

       以上で6点をご覧いただきました。いかがでしたか。

       貴方も、絵とはきれいでなくてはならないときっと

       思われたことでしょう。こうして見てくると、

       それは絵の大切な一つの要素や要件であることは確かだと

       思わざるを得ません。

       何時か、「茅ヶ崎 百景」なんて作品を纏めて本を

       出されタラと大いに期待しているのです。

       本日も,ご来館ご高覧ありがとうございました。

        またのご来館を!      館長 拝