静かに鳥たちの生活を見る

鳥たちは私たちの姿だけが警戒対象ではなく足音、ざわめきも一番の逃げ出す対象です、立ち止り静かに見る

コイカル

2013-02-28 | 仲良くしたい鳥達
今朝は「コイカル」、イカルと違いまして春までの鳥と云えるかも知れません。大きさは約18センチ、(イカルは約23センチ)イカルと似て居ますが大きさが違うので見間違うことは少ないかと。中国の揚子江流域と東北部、朝鮮半島、ウスリーにかけての地方で繁殖、日本には西南日本に渡来(稀な鳥とされています)30数年前熊本で繁殖例があるそうですが渡り鳥である事は間違いなさそうでございます。冬場イカルの群れに混ざっている時もあり、イカル!!細かく一羽ごとの観察もよろしかろうかと思います。鳴き声はイカルとの聞き分けははっきりせず、姿形での判断が早いかと思います。平成25年2月 撮影 Sさん。

ヒレンジャク

2013-02-26 | 仲良くしたい鳥達
お早うございます、相変わらず冷える毎日でございますが、雪国の積雪量からみたらとるに足らない事、なんてわが身を奮い立たせていますがいかがお過ごしでしょうか。今日の鳥顔は「ヒレンジャク」キレンジャクより幾分小さい、尾羽の先が黄色い、主翼の先も黄色い、これキレンジャク、ヒレンジャクは其の部分が赤い色、大きさはキレンが約20センチ、ヒレンは約18センチ、スズメ目レンジャク科、まだまだ居ます、探せば見つかるはずです、ただし神奈川県下かなり厳しいです。群れは大群で押し掛けてきて狭い場所にとまる傾向あり、年により数多くが渡来してきたり、ほとんど来なかったり!繁殖地の餌が豊作か不作が影響しているのか?確かな事は不明、この種の繁殖地はアムール川下流。日本には2.3月頃から5月頃渡来、市街地、山地の林等などに現れます、鳴き声はかすかな声でチリチリ、ヒリヒリ、鳴き声をあてにせず、カケスの騒ぎみたいな雰囲気をお感じになられましたら探して見て。残念なのは信州で毒薬を使い駆除?数年前に数十羽が殺された事、私は忘れる事ができません、地球はそこに生きるみんなのもの、邪魔だと一服盛るのは勘弁してやってと願うばかりでございます。撮影日時 2月 Sさん。

ビンズイ

2013-02-25 | 仲良くしたい鳥達
スズメ目セキレイ科、タヒバリと似て居ますが棲息場所が本種は明るい林、林縁、木のまばらに生える場所、特にお好みな場所は松の木々、タヒバリは農耕地、川原、海岸等とかなり大きく違います、よって松林がある公園などは例え僅かな松の数でも探してみたい鳥でございます、枝の上だけではなく下地にも目を向けていただきたいです、どう見ても地味な鳥に見えて!なんですがこの種の鳥達もしっかり見る、これはもう一流のウオッチャー、地球の自然を生きる仲間達、どうぞ見てやっていただきたいです。撮影2月 Sさん。大きさは約16センチ、鳴き声は今の時期ツイーツイー(繁殖期は別)見つけ方どう見てもOKなんですが離れたところから双眼鏡で見てみる、居るかな~、居る時もあります。

シメ

2013-02-22 | 仲良くしたい鳥達
シメ、今朝の鳥でございます、太くてずんぐりしたクチバシが特徴で簡単に気がつきます、ユーラシア大陸の亜寒帯で繁殖、日本の北海道に渡来後繁殖、冬季は本州以南に移動、これが大体この鳥の軌跡なんですが大陸、サハリン等から冬鳥として日本へ、そんな個体もいます。渡来直後や渡去前に群れになることもありますが大体単独で居る姿を見かけます、クチバシの噛む力はかなり強く堅い木の実を簡単に割り中の身を食す、地味な姿ではありますがこれから早々と婚姻色に変わって行く羽根色は一見ものでございます。姿はズングリ、羽根色は地味、それでいて人気がある鳥でして妬むお方からはフン、お化け文鳥か!とも云われる時もございます。私なりに見た目は実直でガンコ、融通がききそうもない、これが判定でしてもちろん異論も多々ございます。大きさは約19センチ、鳴き声は聞いた事無し、但し人気のない公園の柵とか小枝の上に佇む姿は私自身を何故か連想してしまいます。後しばらくは姿を見えます、如何で御座いましょうか。今月 撮影 Sさん

クロジ

2013-02-21 | 仲良くしたい鳥達
何かようやくお天気になったような気持ちの朝と感じて居ます。今日の鳥は「クロジ」一年中居る鳥なんですが冬季は暖地に移動していると言われています、しかし姿を見た方は少ない鳥と思われて、私も同じくでございます、それは人の気配を感じますと即藪の中へ隠れてしまう、恥ずかしがり屋だから?ピンク色のベニマシコ等ならともかくほとんど濃いグレー、真っ黒と見られている姿の恥ずかしがり屋はピンときません、やはり怖がり屋なのではと思います、すぐ藪内へ逃げ込む、その姿をとらえるには、クロジに悟られる前に見つけちゃう、藪の前でしゃがみこみ藪の中をすかして見る、もちろん遠くまでは見えませんがある程度は見通せる、これが一番かと思いますが偶然本種が林内の地上に姿を見せる時も大有りで今日の写真となった訳でございます。平成25年2月 撮影 Sさん。日差しの角度が春の斜線になりつつあります、鳥達は体から動き出しています、収穫のあるウオッチングをお楽しみください。

モズ

2013-02-19 | 仲良くしたい鳥達
今日の横浜の予報は雪、積もるほどではない!しかしたった今、雪の気配はなし、春が近かずきますと天気はめまぐるしく変わり3.4日前からの予定は立てにくい、ぼやいていますが鳥達は?生きるがための苦労は終盤、昆虫類は未だ果実はもちろん、無し、それでいて春の息吹きは体の中からわきあがり、じっと見て居ますといささかヒステリー状態、今冬は厳冬、もう少しだから頑張れと応援したくなりますが。今朝の顔は「モズ」1月に撮影 Sさん。枝の上から地表を見つめて居ます、僅かな餌を見つけたか、食えるものなのかと見つめる姿は何か可愛らしい、ここでご提案、日当たりのよい大木の枝で地表ではなく周辺の木々の枝を見まわす姿を探してみませんか、♀の姿を探す♂モズでございます、冬場あれだけ自分の縄張りに侵入してくる同族のモズ(♀であっても)追い散らしていたのが一変相好を崩して(私の想像ですが)未婚さ~んいらっしゃい、やっぱ本能に動かされているんだと生き物である事を実感する時もありでございます。

タゲリ

2013-02-18 | 仲良くしたい鳥達
今朝は「タゲリ」でございます、北東北では旅鳥、関東地方では冬に見られる澄まし顔、ビロード色に見える優雅な羽根、そして極めつけは長めの冠毛、やたらに誉める人たちは畑の貴婦人なんて呼びます、(読んだからって側まで来る訳ではありません)実際は確かにキレイでリンッとした姿色具合もよろしい、人間に対して警戒心が強くかなり離れた所に佇みます(見るコツはありまして)畑仕事に精を出すお百姓さんが耕運機を操り田起こし等をなさっている、掘り起こした土の後を付いて歩くタゲリの姿を見る、望遠鏡ならなおさらバッチリ見えます、あと約1ヶ月見られます地域は県央、広く、お勧めでございます。1月に撮影 Sさん。

ヨシガモ

2013-02-15 | 仲良くしたい鳥達
お早うございます、今日の横浜は(東南部)雨の予想、しかし土日は天気」らしい、プラッと鳥見も悪くありません、いつものコースを歩いてみる、決まった場所でゆっくり待つ、声を頼りに探して見る、見方は色々でございますが以前横浜西部を流れる川を見に行った事がありました(地上より水面迄がかなり深くカモ達が水中に潜る姿が丸見え)これは一興と観察を続けて居ましたところ初老の男性がノートを持ち何やら話しかけてきました、ノートな中は記録がびっしりお話も立派なもの、恐れ入りました、しかもすべて独学、帰り道私は恥ずかしい思いを強く感じ世の中色々なお方たちがいらっしゃる、私自身ガンバラなければといまでも忘れて居ません。前置きが長くなりましたが今日はヨシガモ、大きさ約48センチ、シベリア東部、カムチャッカなどで繁殖(国内では北海道でも少数が繁殖)日本には冬鳥として渡来、日中は他のカモ類に混ざり安全な水面で過ごして行動時間は夕方から。細かい模様の羽根、ビロード色の頭部など。別名ナポレオンハット。今月 撮影 Sさん。近隣種にオカヨシガモがいますが色模様が違いますので見間違う事は無いと思います。

コクガン

2013-02-14 | 仲良くしたい鳥達
今朝は「コクガン」海に棲むガン類、ユーラシア大陸と北米大陸の北極圏で繁殖、日本には冬鳥、大体北日本に渡来する、数が少なく天然記念物。有名なのが仙台湾、陸奥湾、函館湾、等などでございますがその他の地方にも稀に渡来、それが今冬はえっここにと云われる場所に姿を見せて居ます。大きさは約61センチ、海上で棲息する鳥で接近しますとグルルグルルと聞こえる声で鳴き移動。シジュウガラガンに似て居ますがシジュウガラガンの白い首輪は首の根元、本種は喉あたりが白く、またシジュウは顎の下部が白くコクガンには白い帯は無し。2月にSさんが発見、撮影に成功しました。花粉症の時期に入りました私も猛烈なクシャミと鼻水、癇癪を起しますと症状は倍増、ただひたすら静かに静かに、マスクをして耐えて居ます。箱根仙石原で無花粉の杉を試験栽培していますのを見ましたがそれが全国へ~とはとても考えられません(山は放置されてもう滅茶苦茶状態、全部ではありませんが)それを植え替えるなんて夢にも思えません、早く効く薬が出てくれる事を願うばかりでございます。次回は一息いれてヨシガモ(2月撮影)をご覧いただく予定でございます。

シロエリオオハム

2013-02-12 | 仲良くしたい鳥達
お早うございます、今朝はかなりの珍鳥、「シロエリオオハム」でございま大きさは約65センチ、シベリア東北部から北米大陸の寒帯で繁殖、日本には冬鳥として各地に各地の海上に渡来、海上へ渡来でもあり東京湾や三浦半島で見た事は私はありません。鳴き声は繁殖期のみで日本に於いては鳴き声を聞く事はほとんど皆無しかし鳥見人としましては一度は見てみたい鳥の内、今冬のように厳寒、いつもの冬季天候パターンと多少違う冬季、若しかしたら関東エリアで見られるかも?。撮影は Sさん。繁殖地のシベリアではグワーグワー、ヘェーンヘェーインと鳴くとか!。明日はコクガンを見ていただく予定でございます。

アリスイ

2013-02-08 | 仲良くしたい鳥達
明日から3連休のお方も、毎日ほとんどお休み日の私が何故か羨ましく感じちゃう?、やはりメリハリがある日常に憧れて居るから?今日は歯医者、明日は病院へせいぜい樋にに詰まった落ち葉を取り除くくらいしか用がない日常はつまらないものでございます。最近は近所の運河、公園へ定時に通いいつも来ている鳥達の観察をしてはいますが。さて今日は「アリスイ」キツツキ目キツツキ科の鳥で大きさは約18センチ、日本では北海道と東北北部一部で繁殖、今の時期本州中部以西で越冬、公園や河川の雑草や低木の枝で見つかる鳥でございます、極端な保護色でして見つけにくい鳥ですが探して見ては如何でしょうか姿形はキツツキ(ケラ類とは)かなり違いましてこれでもキツツキか?と思うくらいですが他のキツツキの巣穴を利用して自分で掘る事はありません。この種を見つけるうちにヨタカを見つけてみようかに進むお方もいらっしゃるほど。主な餌はアリ、キツツキ類はアリを好む種類が多くこの種も同様でございます。日当たりが良く冬でもアリが出てくる場所を特に見てください。1月撮影 Sさん

ミヤマホオジロ

2013-02-07 | 仲良くしたい鳥達
寒い日が続きます、おまけに大雪大雪が降るとTVは騒ぐし、オオカミ小僧を思い浮かべてしまいますがまぁ寒い雨の一日で済みました事はホッとしましたことでございました。さて今朝は「ミヤマホオジロ」春4月位まで見る鳥でございまして、朝鮮半島、中国東北部、ウスリー中国西部で繁殖、日本に渡来、西南日本への渡来数が断然多い、しかし今季は関東でも頻繁に姿を見られています、例えばいつも行く公園の林とか、見られるチャンスは十分にありです。大きさは約16センチ、冠毛が特徴でございまして黄色と黒の顔色が美しいと皆さまおっしゃいます。たまに見かける鳥ですが珍鳥とも云えずそれでも十分な満足感を感じる鳥と推奨いたします。撮影 1月末頃 Sさん。来週中ごろより初見、初撮りのシロエリオオハム、コクガン等などをご覧いただく予定でございます。

キセキレイ

2013-02-05 | 仲良くしたい鳥達
お早うございます、明日の天気予報は雪?そんなときに春を思わせる「キセキレイ」気が引けますが、日差しはハッキリ違ってきました、そこでキセキレイ、一年中居ます、見られますが今頃見る姿はやはり節分を過ぎた、春へ向かっていく季節を如実に感じます(ひとり合点で御座いますが)。散策、ウオーキング等などでお探しになられませんか。この種♂は繁殖期にかけて喉の色は黒くなります、♀は変わらない白、大きさは他のハクセキレイ、セグロセキレイと見ため変わりませんが体重は他より半分しかなく動きはそれだけ軽々、鳴き声は飛びながらチッチッと澄んだ声、(ハクセキレイも澄んだ声、セグロはくぐもった声)とにかくせわしく動き回る鳥ですが双眼鏡で見る分には十分見られます。撮影 25..1月 Sさん。明日もし雪が降り多少の積雪があった場合に歩く、数センチの高さでも雪の上を歩かない、一番下に足を下す歩幅はせまく、スッテンコロンの痛さと怪我を忘れずに歩く、お願いいたします。

ルリビタキ

2013-02-04 | 仲良くしたい鳥達
暦の上では春、じゃぁ下は?冬でございます、今年の様に寒さ厳しく、雪は猛烈、いきなり20度近い気温日になりましたりまた真冬の気温、鳥達はどう過ごしているのか、彼らは天然の羽毛仕立ての服を着て居るので人間ほど寒さは感じて居ない?種にもよりますが冬場見かける鳥達はそんな感じでございます。ルリビタキ(25.1.26撮影 Sさん)今の時期結構大きい木の枝先に姿を現わす時がありますがやはり地上の僅かばかり上に位置する所がお好みの場所です。本種の婚活時期は遅め従いましてラブコールの声は聞けませんが見事なルリ色は見えます、探していますとこんな処に居た!なんて事があります。近所の掘割川を観察続けて居ます、毎日バンが2羽決まったように姿を見せて居ます、今番とは思えず?所が一羽づつ別々に飛来する事が判ってきました、そんなに良い餌が取れるのか?細かく見て居ますと餌は海草でした、思いがけない行動嗜好、これからも新発見があるかも?、その内ご報告いたします。

ソウシチョウ

2013-02-01 | 仲良くしたい鳥達
本題ご案内の「ソウシチョウ」?ご存知ないお方もいらっしゃる、既に見た事あるお方もと思いますが改めてのご紹介です、この種中国から日本に持ち込まれた鳥と思われています、そして籠から逃げ出した、或いは放鳥された?(かなり以前でございますがウグイス系の小鳥の糞を化粧品として売ろう?との思惑は無残に外れ、鳥達の餌、管理等などに根を上げて放鳥したのでは?)のか定かではありませんが自由の身になったソウシチョウ、野に於いていきなり数を増やしました、見られる場所は偏りがありまして県央から箱根辺り、横浜の中心地?(異論はございます)では見かけない鳥でございます。大きさは普通の小鳥、羽根の色はカラフル、鳴き声はかなり耳触り良く、番の仲はいつもラブラブ、素早いので観察にはコツが必要、等など。日本原産とは思えず日本の鳥とは認定されていませんが元々羽根がある生き物他の種同様に海を渡りはるばる日本へ?(今現在はそう考えられませんが)まぁ難しい事は置いて鳥見人としては見てみたい、ヤブ状の中、雑木林で枝が混んでいるような所、きれいな声が(聞きなれない)聞こえましたらこちらの姿を鳥に気附かれないようにして探して見てください。撮影 1月28日 Sさん