静かに鳥たちの生活を見る

鳥たちは私たちの姿だけが警戒対象ではなく足音、ざわめきも一番の逃げ出す対象です、立ち止り静かに見る

アオサギ

2011-04-28 | 仲良くしたい鳥達
日本のサギ類の中で一番大きい鳥でございます。約93センチの体でございますが真っ白ではなく保護色ですのでひっそり佇んで居られますとあんなところに居た!となりまして思わぬところでの発見に探鳥の真っただ中に居るのを実感させられる事がしばしばでございます。写真のアオサギには婚姻羽根が見られます喉辺りからお腹の下位まで飾り羽、この種時期になりますとコサギ等でも同様に飾り羽を見ます、産卵期は4~5月、卵数3~5個、抱卵日数25~28日位巣立ちまでは50~55日位。ほとんどどこででも見られる鳥で御座いますが県内に繁殖地は無い?近隣の他府県からなら何処の県から来るのか知りたいところでございます、全国的に繁殖地は減少とか?鳥達も心配は尽きないようでございます。餌採りはじっと待つ式が多いです、この鳥を見つけましたら暫く見続ける、素早く動く魚達も静かに待つ式には弱く一筋縄にはいかないようで。写真Sさん

ノビタキ

2011-04-26 | 仲良くしたい鳥達
スズメ目ヒタキ科ツグミ亜科でございます、大きさは約13センチ黒色と白色のコントラストが特徴ですが胸は錆色、特徴色故か種別の判断は容易と思います。今月半ばごろから10月位まで平地、山地の草原、牧草地、農耕地、川原等など、繁殖期以外はは単独で生活が普通、鳴き声はチュ ピーチョ チョビチョビ、地鳴きはヒッジャッジャッ。ユーラシアとアフリカ大陸で広く繁殖、日本には夏鳥として渡来して来ます、本州の繁殖地は広い草原のある山地に限られて局地的と云われています。少し寒い地方での観察は難しくないと聞きまして納得した事はかなり以前で御座いました。さてこのヒタキ科の鳥達はかなり多く珍しいのではコマドリからオガワコマドリ、アカヒゲ、コルリ、ルリビタキ、マミジロ、トラツグミ等など。本稿記載にあたりヒタキ科の鳥達をお勧めしようと考えましたがとても私のキャパシテイには許容できません、そこで比較的見やすいイソヒヨドリ等からヒタキ類の分野へと逃げました、悪しからずお願い方々ご紹介いたします。

コシアカツバメ

2011-04-25 | 仲良くしたい鳥達
お早うございます。飛んでいる姿は何事もなかったように見える「コシアカツバメ」、人たちがそう思うだけでこのコシアカツバメ達も心を痛めヒナを産みどう育てるか、これからの艱難辛苦を想いながらの日本での生活を憂いて?、かなりの想い過ぎかと考えますが。この種約19センチ、海岸から市街地の開けたところから農耕地、丘陵地が越夏場所(雛育て場所)。普通のツバメとの違いを飛んでいる姿から判断するのはお腹に縦じま模様(キレギレです)体全体に赤っぽい所がある位で鳥までの距離がありすぎますと判りません(私には)しかし見馴れますと判るものでございます、被災された東日本方面にも来ているはずでございます。日本でも暖地で越冬する個体も少数ですが居ます。巣はおわん形ではなく徳利がた、3.4階建ての中層階で見つけましたら見守っやってくださるようにお願いいたします。

マガモ

2011-04-22 | 仲良くしたい鳥達
今朝は楽しませてくれる「カルガモならぬ」マガモをご紹介いたします。カルガモは今月辺りから孵ったばかりのヒナたちをぞろぞろ連れて大きい池などへ歩く姿は格好の画としてT,V、新聞紙上に登場します、このマガモもカルガモと同じような生活で御座いますが、数が少ないので(人慣れも今一)マスコミにでる回数は少ない、しかし一見の価値ありと思っています。大きさはカルガモより大きく約85センチ、(カルガモは約63センチ)最大の特徴は頭がビロード色光線の具合により紫色に見えたり構造色がハッキリ出る事で御座いましょうか北半球の温帯から亜寒帯で繁殖、日本では北海道、本州の例えば軽い沢での繁殖が知られています。家禽として飼育されるアヒルの原種でございまして、アヒルとマガモが並んでいた時その区別は?ベテランウオッチャーでも同じく?、世の中せっかちで乱暴な考えの方が居るもので石を投げて見たら!すぐ飛び立つ「マガモ」愚図でオロオロして逃げ惑う「アヒル」なんて喋ってしまい大方の大ひんしゅくを買ってしまった(もしかしたら私本人)。まぁ離れた所からみて尾尻を地面にしきずって歩けばほぼアヒル。体の大きさに比べてもたっとしていない、鳴き声はグアークヮックヮッが♂、♀との違いは判りにくいとされています。カモ類の中でよく鳴くカモとされています。双眼鏡でビロード色をご覧いただきたい鳥でございます。写真Sさん

ジョウビタキ ♂

2011-04-21 | 仲良くしたい鳥達
ジョウビタキ ♂、11.03.20.撮影。中国西部からウスリー、サハリン一帯で繁殖、冬鳥として日本に渡来、主に積雪の少ない地方で越冬、春はツグミ等より早く渡去と云われていますが本年の気候は殊のほか寒い、まだ居て姿を見せてくれるかも(案内図鑑などによれば4月頃まで、或いは3月位までとまちまち)農耕地周辺、川原、明るい林のヘリなど明るい開けた環境で棲息、人に恐れを抱かず気易い鳥でございます。日本での繁殖例では1983年に北海道大雪山ろくで確認された事があるそうで御座いますがその後は音沙汰なし。この小さい体約15センチで海を渡ってくると思いますととにかく生きると云う事は大変、しかしまたみんなと一緒に海を渡り日本で新天地に到着こだわらずに生きて行く、こんな小鳥でも何とかそうしている姿にある種の感動を感じます。日本へ渡ってくるときはほとんどが夜間と聞きますが昼間海上を渡る姿を船上から観察された方によりますと時速30キロ位、海面から約2メートルの高さで懸命な飛翔であったそうでございます。撮影者 Sさん

オオマシコ ♀

2011-04-19 | 仲良くしたい鳥達
写真は2月に撮影されましたオオマシコ♀でございます。今月下旬位までは日本にとどまると思います。シベリア東部からサハリンで繁殖日本には冬鳥として渡来、とくに♂のピンク色はウオッチャーに好まれて人気が高い鳥ですが♀も通には喜ばれてこの鳥を見た一日は心の満足感に満たされます。大きさは約17センチ囀りは滅多に聞こえませんがその鳴き声はチィー、ツィーと聞きます。余り調べられてなく判らない事が多いそうでありますがタデ科、イネ科、キク科などの種子、類を食べてズミやイボタノキ、低木の枝や地上をはね歩く、お探しになられませんか。なほ西日本で見るのは稀と云われております。写真 Sさん

ハジロカイツブリ

2011-04-18 | 仲良くしたい鳥達
色々に思う日々は今日も過ぎていきます、地震さえなければ何事もなかったように。自然現象は残酷で無慈悲、夢にも信じてはいけないんだそんな思いの今日この頃でございます。皆様お元気で御座いましょうか、心は晴れませんが気持ちだけでもそうありたいと思う毎日の海岸、海上、河口を眺めていただけるならお探しいただけますでしょうか。カイツブリより一回り大きく約33センチ、ユーラシア大陸、アフリカ、北米、南米、の温帯にいくつかの繁殖地を持ち、日本には中国東北部からウスリー地方で繁殖した個体達が冬鳥として渡来、大体今月位まで姿を見せてくれます鳴き声はピー、ピー。全体に汚れた感じの羽根、別に愛嬌は感じられず地味な鳥で御座いますが。季節のうつろいはほぼ確実にきます、遠くの鳥達を眺めて見る、お腹はくちくなりませんが鳥達の生きる姿をご覧になりませんか。写真 S さん(23.02.15)

カラス、ハシブト

2011-04-15 | 仲良くしたい鳥達
「ハシブトガラス」一年中どこででも見られる鳥でとくに街中で気になる真っ黒な(不気味な)鳥でございます。単にカラスとして色々居るんですが一般に私たちが眼にするのはハシボソ、ハシブト、(地方によってはコクマル、ミヤマ、ワタリガラスを見られます)の二種でございましてコンクリート、アスハルトの町では圧倒的にハシブトが多いいです、ちなみにハシボソは畑地、や土がコンクリやアスハルトで覆われて無い場所で観察されます。ハシブトは3月頃が産卵期、今月辺りからヒナの巣立ちの時期を迎えます、この頃ハシブトは非常に攻撃的になりまして巣に近い所を歩く人たちへ襲う場合があります、人間だけではなく犬、猫へも向かってきます、では全部の自分以外に向かうか?どうもそうでは無く攻撃できると判断した場合にで、とてもかなわない?と思った時はせいぜい鳴きわめくだけみたいです。かなり賢く非常に荒っぽく、他種の雛から干してある魚、等など失敬していきます、視力も素晴らしく良く側をかすめて飛んでいるだけに見えてもこちらを見ています、そして確かめに来て食える物なら盗って行きます。もし襲ってきましたら傘が有効でして間近にきたカラスにぶつけるくらいに傘を開いて(実際には出来ませんけど)そんな気持ちを読み取り側へは来ない?、私の独断でございます。スズメ目カラス科、カササギも同じでございます。写真 Sさん

ミサゴ

2011-04-14 | 仲良くしたい鳥達
タカ目タカ科大きさ約57センチ、ミサゴと云います、れっきとした鷹で御座いますが数多く居るタカの中で魚食性の種で他のタカ達がほとんど肉食性(魚類を含まない)なのにトビ(魚の死体を食べる、その方が採り易いから)と数種類だけのタカ類でございます。見やすい場所は湖沼、大きい池、海岸、河口、河川等などほとんど群れる事は無く一羽か二羽で上空を飛ぶ姿を見ます、ゆっくり飛翔する姿はどなたでも見ることが出来トビと並びまして簡単に見られる意味で身近なワシ、タカ類でございます。トビは大きさ約60センチ、色は黒く見え、ミサゴと見分けるコツは尾がバチ尾’(三味線のバチの様な形)。写真のミサゴは羽根に切れ目が映っていますがこれは羽根が抜けたのかも?別に特徴ではありません。次に鳴き声ですがピョピョピョ、一節に10声位続けます、トビはピーヒョロヒョロヒョロ。海岸付近などで上空を見上げて探すのも楽しいものでございます。今回の大地震では海岸、沿岸は様変わりこの種鳥達の眼にはどう映っているのやら?いささか気になります、もちろん人間が最優先で守られて励まされて援助されてこそ平和が近付くんで御座いますが鳥たちにも平和が早くと思っています。しかし自然はこんなにも恐ろしく、気まぐれ、今後とも油断とか願い的希望は禁物、そんなことが思い浮かびます。写真 Sさん。

ユリカモメ

2011-04-12 | 仲良くしたい鳥達
今朝も朝から中揺れ!いつになったら余震?は止まるのか、はたまた次の地震の前触れなのか(絶対にそんなことは無いと信じていますが)人間に限らず一度、一旦恐れますとその恐怖を当分の間忘れられず少しばかりの事象でもビクついてしまう、やり切れない事でございます。今日はユリカモメ、カモメ類の中では小型でして(約40センチ)ここ横浜では海岸、港、河口、運河、川の中、下流、池、等など何処でも見られます鳥でございます鳴き声も他のカモメ類とは違い何か子供っぽく聞こえ優しい鳥と感じるカモメ、今までヒラヒラと飛び真っ白な小さめの鳥としてご覧になられているはずですが改めて見ていただけませんでしょうか、頭の色模様が変わってきている姿にいつの間に?とお気づきになられると思います、冬羽から夏羽に変わりつつある姿で御座いまして彼らも気候が夏に向かう、体が反応している表れでございます。塩水を問わず水に濡れての行動をする鳥ですがその日の終わるころには真水の川、池等などで塩水を洗う行動が知られております、池、川など夕方も観察なさってはいかがで御座いましょうか。来月辺りから姿がめっきり少なくなります。写真 Sさん

桜と翡翠

2011-04-11 | 仲良くしたい鳥達
今週もよろしくお願いいたします。今朝は先回、先先回に続きサクラに寄ってくる鳥の種類と姿でございます。まずウグイス、次にメジロと続き今回はなんとカワセミ!、私はかなり長い間ウオッチングをしておりますがカワセミが桜の花に!!正直初めて見ました、その理由勿体ぶりますがサクラに来るのはメジロ、スズメ、ヒヨドリ、ムクドリ、位しか来ないと決めていたきらいが御座いました、こんなんだろうと決めつけていると飛んでもない見落としをやらかし鳥見を始めてまだ初々しい方に本ブログの今朝の写真を見せられてエっ、いや~恥ずかしい翡翠がね~桜に来ているとは気がつかなかったとなりました。やはりこの鳥も他の種がサクラに群がるのを見て自分もあやかれるか?と思われますが、この種の食糧は小魚、小さいエビなど、もしかしたらサクラの花が目的ではなくその枝が水面の上、小魚が見える場所だからかもしれません、よくは判りません。大雑把に申しましてカワセミが来る事を知らなかったのは私のミス以後改めて確り観察するように心がけようと思います。撮影 Sさん三渓園内にて。気候も探鳥に合うようになりました、日本野鳥の会神奈川のホームページに探鳥案内が掲載されています。健脚向き、集合時間が早い、集合場所が遠い等は避けて近い所とか経験のためにとお考えで御座いましたら是非どうぞ。雨が降りそう?朝引率幹事宅への電話はご法度なのもお忘れなく、その他制約はありません、普通でございます。明日は夏羽に変わりつつあるユリカモメを予定しております。

スズメ

2011-04-08 | 仲良くしたい鳥達
お早うございます。昨夜の地震、又また驚かされました、かなりナーバスに(柄ではございませんが)なっているとき、何か変と思う間もなく揺れ出しましたしかも長め跳ね起きて(そのつもりでしたが)ラジオ!、横浜は揺れただけで御座いましたが揺れ方などから東日本地震の被災地で起きた余震なのか?などなど思いますともう寝られません、ご多分にもれず地震酔い、程度はかなり重症の私には相当こたえました。余震などが静まるにはいつの日か?早く平穏な日々が来るのを待つのも辛いものと思いますが如何で御座いましょうか。今日はスズメ(成鳥)彼らも自然の中に居るとき地震の揺れには平気なようなんですが例えば籠の中などに入れられているとき、籠を動かされますとすぐ酔っちゃう、私が悪ガキのころ捕まえたスズメを籠に入れ友達に見せに行ッた時籠の床でひっくり返っているスズメを見てひでえ酔っ払い状態だとビックリした記憶がございます。話はそれにそれましたがこのスズメ、人間と共存でなければ生きていけない鳥でございます、夏場丘陵地の林等で見られますが夜は市街地に戻ってきます、従いまして人が消えた山間部等などスズメも居なくなります。早く彼らも安閑とした生活ができるようになるといいのだが、なんて思う今日この頃でございます。決して害鳥ではなく彼らが採る害虫の数は膨大お見知りおきを。写真 Sさん

桜にメジロ

2011-04-07 | 仲良くしたい鳥達
横浜の桜も満開、もうひとつ素直に喜べませんが例年の通り静かにそぞろ歩きは如何で御座いましょうか。今色々な鳥達が桜に集まってきています。先回ウグイスをご覧いただきましたが今日はメジロ、この種が桜には一番合うと思いましてご紹介いたします、眼がなれますまで桜の花の下から観察をお勧めいたします。メジロは小さい(約11.5センチ)のでひと枝ごとに見る、枝が不自然に揺れている(僅か)そこにはメジロが居るはずでございます枝から枝への移動は早いですがこの鳥の特徴は一花ごとに丁寧に花房へ首をいてれて花蜜を吸う姿でございます、(この鳥特有の筆状の舌先があるんです)ほんの僅かな蜜を吸い花から花へ、桜は花粉を運んでくれるメジロは大歓迎のはず。見ているスズメやヒヨドリは我も我もと真似をしますが如何せん荒っぽく花を散らすのがせいぜい!天は平等では無いなんて思うときもございます。今頃は花冷えお風邪をひきませんように一枚羽織っての花見は如何で御座いましょうか。写真 Sさん

しばしのお別れ、ツグミ

2011-04-05 | 仲良くしたい鳥達
予想気温の割には少しばかり寒い毎日でございます。今日はしばしのお別れになる鳥ツグミでございます、昨年の秋ごろ日本へ、北海道から日本列島を南下してくるコースと日本海を横断能登半島に上陸するコースがあると云われてきました、現在も同じらしいと聞きます。能登コースのツグミ達はがりがりにやせて見て哀れを感じるくらい。日本の山里で食べに食べて街中に姿を見せるときにはふっくら(まず山に群れできて過ごしじょじょに街中への様です)それが越冬中は以外にスマート(越冬中は太る、体力をつけている必要がないらしい)ところが生まれ故郷に帰るころになりますとまた太りだす、自然の摂理で御座いましょうが長い年月をかけて培われたある種の凄さを思います。今月下旬北へ旅立つ頃太りだした脂肪分越冬期の約3倍体重の10%前後と云われます。色合いは地味に感じますがハッキリした色分け、一羽づつ模様が違いますので個体を覚えておけばこれもまた楽しい、如何で御座いましょうか。3月 Sさん、大きさ約24センチとされていますが実際はもっと小さく見えます

しばしのお別れ、ツグミ

2011-04-05 | 仲良くしたい鳥達
予想気温の割には少しばかり寒い毎日でございます。今日はしばしのお別れになる鳥ツグミでございます、昨年の秋ごろ日本へ、北海道から日本列島を南下してくるコースと日本海を横断能登半島に上陸するコースがあると云われてきました、現在も同じらしいと聞きます。能登コースのツグミ達はがりがりにやせて見て哀れを感じるくらい。日本の山里で食べに食べて街中に姿を見せるときにはふっくら(まず山に群れできて過ごしじょじょに街中への様です)それが越冬中は以外にスマート(越冬中は太る、体力をつけている必要がないらしい)ところが生まれ故郷に帰るころになりますとまた太りだす、自然の摂理で御座いましょうが長い年月をかけて培われたある種の凄さを思います。今月下旬北へ旅立つ頃太りだした脂肪分越冬期の約3倍体重の10%前後と云われます。色合いは地味に感じますがハッキリした色分け、一羽づつ模様が違いますので個体を覚えておけばこれもまた楽しい、如何で御座いましょうか。3月 Sさん、大きさ約24センチとされていますが実際はもっと小さく見えます