静かに鳥たちの生活を見る

鳥たちは私たちの姿だけが警戒対象ではなく足音、ざわめきも一番の逃げ出す対象です、立ち止り静かに見る

ミコアイサ

2012-04-27 | 仲良くしたい鳥達
小雨が続きますがゴールデンウイークはどうやら降らないとかお天気情報は云っています、そうなって欲しいと思いながら、何処へ鳥見に出かけるか?夏鳥専門で行くか、冬の名残を求めてまだ残っている鳥達を探そうか、迷う所でございます。そこで今朝はまだ見られるかもしれない「ミコアイサ」近辺ですと多摩川上流?冬は居ますが今時は居ないでしょう、エイヤッと遠出して長野県といえば諏訪湖あたり、如何で御座いましょうか。ガンカモ目、ガンカモ科大きさ約42センチ、ユーラシア大陸の亜寒帯で広~く繁殖日本には主に冬鳥として渡来(北海道北部で少数が繁殖)。冬場ほとんど鳴く事は無いと言われています。しかしなんといっても特徴はその姿の美しいこと、嘴が特異な形、アイサ類では小さい、等など、お勧めしていながら居なかったら!!かなり無責任と気が滅入りますがです。鳥の数が少ない作今ウオッチングに行きましても日頃見馴れて居る種を除けば数種だけしか見られなかったなんてことは当たり前にあります、居なかった等と気落ちせず続ける事が鳥見の第一歩、よろしくお願いいたします。

ツバメ

2012-04-26 | 仲良くしたい鳥達
今日明日は雨、予想を聞きました、はてツバメ達はと思いまして、いつも来ている彼らの巣を遠くから覗きました、元気よく飛びまわっては巣にもどり、今のところ問題ナシなんて思いながら、でも今年の梅雨はいささか心配にもなりました、24日の夜ここ横浜の本牧辺りでは猛烈な雨、僅かな時間でしたが一時間に7.80ミリ降る降り方に相当する雨脚でございました。ツバメが本格的に雛育てをする時期でございましたら大変な事態になった事は容易に想像つきます。しとしと降る雨が続きましても雛への餌が獲れず雛は餓死、猛烈な雨が昼間降る、もちろん小鳥たちは避難しますがツバメは巣に戻る位しか手がありません。ただくわばらくわばらでございます、もう少し穏やかに過ごせるように、何とかならないものか?心配の種は尽きません。

コマドリ

2012-04-24 | 仲良くしたい鳥達
今日は春を通り越した陽気になるとか?どうも突飛な陽気、天候に気をつけなければなりませんが、なにわともあれ快晴は歓迎、トキの雛も複数誕生、他の番(つがい)にも雛が期待されています。しかしトキだけではなく鳴き声でウキウキさせてくれる鳥コマドリ、(馬のいななきを連想してコマドリとも)もうそろそろ聞こえだす頃になりました「ヒンカララララ、ピルルルル」とにかくよく通る声で鳴き谷間を挟んで向こう側の斜面からもハッキリ聞こえます。囀る場所は地上の低い所がほとんど、木のテッペンで鳴く事もありますが、地上の倒木等などの上などを探して、もちろん声を頼りにでございます。樹木の頂で鳴く姿を見た時、そのままじっくり聞いていただく事をお勧めいたします。ここ横浜で姿を見たとか見ないとか聞きますが望み薄、やはり東北方面か?、写真は甲州で撮影されたものです。大菩薩へ行った時林の中の立木に聞こえる声はコマドリの声ですの札が付けてあるのに気がつきました、どなたでもコマドリの声は素晴らしいとお思いされる、ぜひ聞いてみてと思います。写真 S さん

バン

2012-04-23 | 仲良くしたい鳥達
トキのヒナ誕生!!嬉しいです、しかしながら嬉しい位の量の文句があるのも否めません、さんざんこのままにしておくと絶滅してしまうとの声が上がっても、手を打てず、純国産トキは死んでいきました、日本で生まれたのだから国産の論理は?、どうも考えが根本的に違いがあるようである意味情けないとも思いますが如何でしょうか。天敵的存在のテン、トキの檻に入れる穴が数百個所もあった、トキが9羽も喰い殺された、新聞の報道ですが、ゲージが完成して検査した人は何処を見て居たのでしょうか、年老いた私でも何も云う事がありませんでした。曲折を経て今回トキが誕生した、しかしですこれからが大変です、成鳥になる確率は?生き延びて種の存続まで、正直予想したくもありません、昨夜のTVのテロップで流れたときにやっとか、後は沈黙でございました。これからは近隣を含む地元の方々へ遠くから頭を下げてよろしくお願いいたします、今朝はこんな心情でございます。長々とウップンを書いてしまいました、お許しを。さてバン嘴の上から顔の正面が赤い(白いのはオオバン)水鳥、大きさは約32センチ、一年中見られる鳥ですが警戒心が強く人の気配を感じると静かに去っていきます、とは言いましても池などで餌付けに馴れたバンですと姿が見える所に居ます、丁度コジュケイがそんな姿に変わったように、平気になりつつあるようでございます、ただしこれも外敵に襲われやすくなった事でございます。だからって鳥達を脅かして怖がらせる訳にもいかずその答えは見つかりません。今月撮影 Sさん

ハシビロガモ

2012-04-20 | 仲良くしたい鳥達
今日も曇り、日曜と月曜日は雨とかお天気ばかりはままならない?、ですのであまり歩きまわらないで済む湖沼、池、河川、湿地、等などへのお出かけは如何でしょう、今朝はハシビロガモです。この鳥もうお帰りの時期ですがまだまだ探せば見つかるかも?、(冬鳥扱い)淡水に飛来する大型カモでやけに大きい嘴が特徴、羽根の色もきれいでございます、もうひとつが餌の採り方、数羽から数十羽で水面に円を描くように回り泳ぎ、水を渦状に変えて中心に集まるプランクトン、小さな草の実を独特のくちばしですくいとって食べる姿、私はその姿まで待ちきれないでこの種を見つけ次第ハシビロだぁでいったん終了、あとで連中水面を回っていたか?いつもの事です。もったいない、是非じっくりご覧いただきたいです。写真は番で泳ぐハシビロガモ、大きさ約51センチ。撮影 Sさん

シマアジ

2012-04-19 | 仲良くしたい鳥達
お早うございます。今朝は珍しい、かなり珍しい種、「シマアジ」をご覧いただきます、ユーラシア大陸の温帯から亜寒帯で広く繁殖、日本には旅鳥として渡来、観察されるのは大体秋、(8月から9月頃)春4月頃に気附かれていると言われています、元々個体数が少なく、私見ですが見逃されているのではとも思っています。何故見逃されるのか?この種だけではありませんが鳥達にはエクリプスと表される換羽後地味な羽根色に変わり見た目、♂♀区別がつきにくく見逃されてしまう?しかし今頃美しいシマアジ特有の姿に変わる、生殖羽の羽根でメスを誘う、(見た目が9割とか鳥も大変です)ちなみにカラス等も換羽が有りますが着飾るためなのか判りません、ほとんど真っ黒ですから。関東近県で撮影、 Sさん。大きさ約38センチ、鳴く事は少なく滅多に聞けませんがギリリリリ。

ウミスズメ

2012-04-17 | 仲良くしたい鳥達
お早うございます。横浜のお天気は下り坂、走り梅雨では無いと思いつつも近頃どうも先々への想いが浮かんで来ます。さて今日は海に居る鳥、ウミスズメ、陸上のスズメのように数多く居るから?解かりませんがチドリ目ウミスズメ科、れっきとした種名でございます、神奈川県下では一般的ではなく、少し古いかながわの鳥図鑑には掲載されていません、しかし最近居るのは事実、この写真も県下で撮影されましたものでございます。東北地方北部のは留鳥、南部では冬鳥、主に沖合、沿岸、内湾、港等など、大きさ約25センチ越冬期に数羽から10数羽で生活している、この写真撮影は11月、越冬期とは云えず、大まかに云いますとどうも今までの尺度では測りきれない?、専門的な事は研究者にまかせて私たちは観察してあぁだコウダと喋っていれば、案外これが解決の糸口になるかも、気軽なものでございます。鳴き声はチッと小さい声で鳴き波音に消される事は無い、海端に立ち波音と分けて聞くは馴れがいるとも思いますがお確かめを。撮影 Sさん

お帰りか?ジョウビタキ

2012-04-16 | 仲良くしたい鳥達
ツグミ等と並んで冬を日本で過ごしたジョウビタキ、例年なら帰ってしまっているんですが今年はまだ一部残留しているみたい?。中国西部からウスリー、サハリンにかけての地方で繁殖、日本には冬鳥として渡来、積雪の少ない地方で越冬、(過去に北海道の大雪山麓で繁殖しているのが発見された記録あり)この鳥山の中、林の奥ではなく人目につく、公園の植え込み、杭の上とかに居る所を簡単に観察されます翼の中ほどに白い点が目印で丁度紋の様(いまどき紋つき鳥なんて呼ぶ居人はいないようです)、公園、林の明るい縁、庭の枝先、少しだけ気をつけて見ていただければお判りになられるかと。家の周りに野鳥は居ないだろう?お思いの方、案外居ます、10数種類から30種類位は居ます(飛んできています)鳥達と友好関係を保つのは鳥に対して無関心(心から無関心では決してなく)風を保ちながら隣人並みに思う、それだけでございます、スズメでも足元近くに寄ってきます、お試しを。県下で Sさん

ヒナに餌を運ぶ、カワガラス

2012-04-13 | 仲良くしたい鳥達
お早うございます、今朝は流水の裏側にある巣に居る「ヒナ」へ餌を運ぶカワガラスでございます。カラスと云いましても体格好は黒いカラスよりかなり小さく約22センチ、春はまだ遠い頃から活発な子育てに励む事が知られています、理由はこの種の餌、水底に居る昆虫類が主な餌でしてほのかに暖かくなる頃には昆虫達は羽化して飛んで行き餌なし状態になる前に繁殖を開始、誰に教わったのか?解かりませんが自然の摂理で御座いましょう。彼らの縄張りは流れに沿って約400メートルから1100メートルと聞きます、そして夫婦相和してヒナを育て上げる。鳴き声は♂♀共に囀り、声はピッピッ、ジョジョチッチッスピスジュイジュイ~(鳴きはじめの声を聞くだけで十分判ります)。素早く動く鳥ですが少し離れた所から見て居れば川面を一直線に飛んでくる、飛び去る姿でお判りいただけます。今頃は二回目の子育て中かも?。流水と申し上げましたが滝、堰の裏側でございます。撮影 Sさん、カワガラスが餌をくわえて流水に飛びこむまで待った甲斐があった、写すのは一瞬、待つのはその千倍、ご苦労さまでした。

夏羽のユリカモメ

2012-04-12 | 仲良くしたい鳥達
一部民放の天気予報で脅かされもしましたがまぁたいしたことなく今朝を迎えてやれやれで御座いました、がインドネシアでは大地震、日本自身への警鐘としてか報道に力が入り、見て居る、聞いている私達浮足立つように、なんとか平穏無事に毎日が過ぎて行きますように祈るばかりで。今朝はユリカモメ、冬場の姿はしっかり覚えて居ますが、夏羽!県下で今月に写された写真でございます。単に頭の羽根が黒くなっただけ、そんな感じですが他のカモメ類同様生きるに精悍な面構えに、冬羽の優雅さは微塵も感じません、大体弱虫でユーラシア大陸の温帯、亜寒帯で広く繁殖日本には本州以南に冬鳥として渡来越冬、水が有る所、川、下流、港、河口、湖、内陸部へ深く入ることも特徴(只カモメもこんな処まで来る、姿を見てユリカモメだけではないとも思いますが)。この種たちももう帰る時期を迎えます。春は別れの季節(かなり陳腐に思う言葉ですが)、毎月多摩川河口で観察が行われています、飛び去る鳥達に気をつけてなぁ、なんて思いながら見送るのも、如何で御座いましょうか。日本野鳥の会神奈川のHPで案内が判るかと存じます。撮影 Sさん。明日はカワガラスが堰で流れ落ちる水をかいくぐる姿を(ヒナ育て真っ最中、流水の裏側に巣が有ります)見ていただく予定です。

もうすぐお別れ、ツグミ

2012-04-10 | 仲良くしたい鳥達
桜咲くこの時期冬中見かけた「ツグミ」達との暫くのあいだお別れでございます。東日本の震災地はどう映ったのでしょうか、私達には何事もなかったように生きるに必死の姿だけが目に残りますが心痛めたに違いないと思っています。シベリア東部からカムチャッカにかけての地域で繁殖、冬鳥として日本に渡来して来ます。低地から山地の林、農耕地、芝生、川原、等など広く棲息、やせ細った体ではるばる日本へたどり着き、今彼らはそれなりに太り元気になり、今月からら来月にかけて生まれ故郷のシベリア、カムチャッカへ帰って行きます。大きさは約24センチ、鳴き声はクィクィ、キョッキョッ、大きめの声で渡去前に鳴く声は中々聞けません。種類としてノドグロツグミ、ハチジョウツグミ等もいます、いつも見るツグミと決めつけないでもう帰るんだ、若しかしたらハチジョウか?ゆっくり双眼鏡で眺めていただけたら。県下で4月に撮影 S さん

サクラ満開、スズメ

2012-04-09 | 仲良くしたい鳥達
お天気が続きます、昨日、一昨日はどちらへ?。桜の種類には1月から12月迄咲く種類に分かれていて今頃咲くサクラが有名なんですが枝垂れ桜、八重桜、等なども、また僅かに混ざる若葉も一緒に見える葉サクラとして趣を感じて好む方も大勢いらっしゃるなにわともあれ今年も元気に活動しようと思うお花見は心から歓迎する時期結構な4月の初めでございます。そして鳥達、写真で見ていただくスズメ、彼らは寿命が短く今年初めて咲くサクラを見てもしかしたら食べられる、桜の花には多少甘い蜜らしきものが有る、これはメジロが吸っている姿を見ていて知っている、ならば私達もサクラの蜜を?所がクチバシは短くフインチ風、花の基にある蜜まで届かない、そこでエイヤッと咲く花ごとむしり取る、やはりお腹を満たすのが一番で花をめでるのは2番かも、ヒヨドリにかかってはいきなりばさっとむしっちゃう、人間こそ自然を大事にして木の成長を見る、花の咲き加減を感じて心を豊かにできる、素晴らしい存在と自画自賛で御座いますがときどき自然を忘れちゃうのは大問題なんて思っております。今週もよろしくお願いいたします。

ユリカモメ

2012-04-06 | 仲良くしたい鳥達
お花見には上々のお天気が日曜日位までは続きそうとか?但し昔から言われているように「花冷え」、ましてや花を見ながら地面に座り!体は芯から冷えて(体が冷たいと感じるのは冷え切った証拠}風邪を引くか最悪、痔が酷くなる(私自身の経験です)そこでご提案発泡スチロールの板状のもの(20センチ4方もあれば十分)を懐に忍ばせて座る時にお尻の下へ、立ち上がる時は何食わぬ顔でスチロールを懐に、板状の厚みは1センチあればかなり違い、2センチなら冷たさは全く感じない。いやビロウな話で失礼しました。今日はユリカモメ、姿を消していく時期になりましたがまた秋深くなる頃帰ってくる、カモメ類にしては何故か優雅な振る舞いフアンが多いのもうなずけます。写真は河川の上流部へ移動して「鮎」捕食、川漁師さんたちが良い顔しないもの判ります、逃げ遅れた鮎、は漁師さんたちの網にかかっても売り物にはならない鮎なのでは?一尾失敬するユリカモメにご勘弁を。県下で Sさん

ミヤコドリ

2012-04-05 | 仲良くしたい鳥達
酷い風が吹き荒れて、それも台風以上の風力、これも気象変動の表れか?大地震、大津波の警戒警報に心からびくついている現在、余計ヤバイ!!い事が起きだしている、しかしこの日本に暮らす以上備えて、用心して立ち向かうしか道は無いようでございます、僅かな隙でも無いようにと思っております。そこで鳥達今回の暴風でかなりの被害が出て居るはずです、彼らにも用心、備えはあるはず、彼らなりに嫌な風が吹きだしたら山影に風を避ける等など、しかしあくまでも推測でございまして無事を願うばかりでございます。今朝はミヤコドリ、図鑑によれば5月位まで姿を見られるはず、(かなり熱い時期になっても居る)黒と白のハッキリした模様独特の赤色のくちばし、週末頃風が治まってきましたら江の島辺りを散策は如何で御座いましょうか。世界各地で繁殖(14亜種に分類)日本には一亜種が渡来(朝鮮半島、カムチャッカ付近で繁殖)今見ごろかも?お勧めです。くれぐれも海岸の岩場など危険な場所には近ずかない。大きさ約45センチ、鳴き声はまぁ聞こえないと思ってください。ほとんど数羽で居る時が多い。3月県下で Sさん

夏羽のハジロカイツブリ

2012-04-03 | 仲良くしたい鳥達
ハジロカイツブリでございますが、夏羽!!、本県にも内湾、海岸、河口、池等などへ飛来致しますが(冬鳥として)数は少なく彼らが居ます本場?で数百羽単位から見ますとホントに希少種?、しかも夏羽、カメラマンさん達が群がる訳でございます。来ている個体に気附いて(県下で)Sさんが撮影しました写真です。大きさは各30センチ、真っ赤な目、等などで判別はつきます、この種ミミカイツブリ、カンムリカイツブリ、アカエリカイツブリ、ハジロとカイツブリ目カイツブリ科には種類がおお御座いますが普通私たちの側でも平気な顔で居るのはいるのはカイツブリ、他はほとんど沖合、離れた所に居る、警戒心が強く、それだけ弱い鳥なのか?。しかし今の時期夏羽に羽根を替えて居る?(数多くいる鳥達中には変った個体もいる?)見ものでございます。今日から明日台風並みの暴風が吹くとか?お出かけをお勧めできませんが写真だけでもご覧いただきこれからのウオッチングに生かしていただければ。
3月 県下で Sさん