静かに鳥たちの生活を見る

鳥たちは私たちの姿だけが警戒対象ではなく足音、ざわめきも一番の逃げ出す対象です、立ち止り静かに見る

ヤブサメ

2009-07-31 | 鳥、 蝶 
夏鳥でございます。夏鳥として渡来(とっくに来ています)県下でも繁殖していると云われていながら私達の眼にとまらないのはこの種やぶ、潅木類の下地面がお好みの場所、しかも小さい約10.5センチくらい体の色は保護色動きは早く、鳴き声はほとんど虫の声に近い。シシシと聞こえますがその声の周波数は他種小鳥の声に比べて2~3倍高く8~9ヘルツと云われていますので聞く人によっては聞き難いとも言われています(それで私には聞こえなかったと納得したものでございす)。尾は短く足長でどこかミソサザイを思わせるような小鳥と思ってていただいても度外れではないようです。写真に撮るのは非常に難しくこの写真は相模原の杵渕さんが成功された一枚でございます。ところでお天気猛烈な暑さ、今日は一転してこの気温、くれぐれも体調を崩さぬように御気を付けください、梅雨空もいつかは開けると期待しながらの毎日でございます。

キビタキ

2009-07-30 | 鳥、 蝶 
横浜もここ本牧辺りではセミが鳴きその声が気になりだしてきましたしかしながら声は心なしにか細い声?夏を疑いだすと何でもが疑心暗鬼、そんな心を吹き飛ばす夏の快晴が待たれます。今朝は夏鳥「キビタキ」、4月頃から10月頃の鳥で御座いますが例えば軽井沢、横浜よりかなり涼しいはずなんですが同じ頃に見られる鳥夏休み遠征なさってはいかがで御座いましょうか。大きさ13.5センチくらい、鳴き声はサエズリでピーリッピポピピィ、地鳴きはヒィヒィヒィと悲しげな声、何よりの特徴は黄色首から胸にかけてこの色を見られたときは幸せを感じちゃいます。鳴く場所は木がある程度大きく樹冠に下に空間が開けている、そんなところの枝に留まってオシャベリ、探しどころでございます。梢のテッペンではないようでございます。私的には木の下から見て枝の間から空が見えるような場所と思っていますが。写真 牧野さん

アオサギ

2009-07-28 | 鳥、 蝶 
猛烈な豪雨だったり、急に降り出したり、いきなり竜巻、止まない大雨、今年の梅雨は大暴れ毎日平穏無事に梅雨末期が終了するように祈るばかりでございます。さて暫く前空からオタマジャクシや小鮒が降ってきたしかもこんな現象が各地で起きた新聞などで報道されました、未だに覚えていらっしゃる方もと思いますが何故?の答えが「日本野鳥の会神奈川」の然るべきお方から私たちにもうなずける説が発表されました、それらの現象はアオサギ(写真岸さん)、今彼らは雛育ての最中とにかく餌の旨い不味いは云っていられない状況オタマ、小鮒を嘴の中などに溜め込んで巣へ運ぶ、途中カラスなどの連中に邪魔されて吐き出した等、これだと感じました、屋根の上にも散らかっていた、ぴったりそうだったんだ!!、胸のつかえが降りました。某先生によりますと餌の旨い不味いはあまり感じないようでただ栄養価が高いか低いは分るようだと云います。田んぼの底に居るオタマを空中へ何らかの力が巻き上げるオタマが降ってくる、ついでに田んぼの水の量は莫大、降雨量何百ミリなんてものではありません、この説はアウトやはりアオサギが飲み込んだオタマ、小鮒を何らかの原因で吐き出したズバリではないかと考えますが皆さん如何でございましょうか。

アマサギ

2009-07-24 | 鳥、 蝶 
お早う御座います。それしてもよく続く雨でございますねえ!週間予報でもまだまだ続きそう、いつになったら幸せが?なんて思っちゃいますがいかがお過ごしで御座いましょうか。今朝は石垣島、与那国島探鳥旅行でのアマサギの写真で御座いますが(牧野さん撮影)私はこの写真を拝見しましてこの個体たち北上寸前の群れではないかと思いました、本州(もちろん九州、四国、北海道を含みます)への渡来は夏鳥としてなんですが彼らは日本への渡来中島々へ寄り食物、休みなどをとりながら飛び続けるのですが飛び立つときは一斉に空へ高度を上げてあげて日本への針路を飛ぶ、高度を上げるときワシタカ類のように輪を描いて高度を上げるのではなく飛行機が空へ舞い上がるように飛び立つ?そんなことを想像しながら鳥達の写真を見るのも楽しい、そう思いながらの紹介でございます。日本国内でも繁殖しまして近年北海道でも繁殖と云われています。

キクイタダキ

2009-07-23 | 鳥、 蝶 
キクイタダキ、7月富士奥庭での写真でございます(撮影節子さん)よくこのキクイタダキの頭頂部には菊の模様があり色は黄色でキレイと聞きもしますが実際の模様はご覧の通り花の菊模様ではございません。日本では最小の鳥でして体重約6g、体長約10センチ、これが低空飛行(低空飛行をよくします)されたのではどこどこと探しても眼に入らぬ場合が多いんですが離れた所から見あげるようにして見ますと居る居るになります。産卵期は6.7月、卵数は5~8個、抱卵日数は18~20日、巣立ちまで18~20日。鳴き声はチリリリリ、ツチツチツチチリリリ等々、声はかなり高いんですが細かい声です、そして早口、是非とも耳を澄ませてお聞きになっては如何でしょうか。冬場は横浜でも二俣川大池公園などで見ることがあります(他の公園にも来ているはずです)。昨日の皆既日食では一瞬暗くなったその時鳥達はどんな行動をとったか?情報が入り次第お話したいのですがとにかく曇天、雨期待は空振りの傾向でございます。写真節子さん

ウソ

2009-07-21 | 鳥、 蝶 
明日は待ちに待った日、そうでございます、皆既日食、悪石島にはとても行かれませんが東京でも部分日食が「お天気なら見られる!!」ところがこのお天気何ともはやどうしようもない?すぐ落ち込む私は半ばあきらめかけております。大体今年の梅雨の明け方が少し変わっていた気がします、梅雨明けはパッと快晴になり気象庁発表以前に梅雨は明けたと実感できる開け方が多いのですが今年はそうじゃなかった、すんなり梅雨明け10日は超快晴は怪しい?案の上西日本、北海道等々つゆ末期の大荒れ、こんな年もある、肝に銘じておきましょう。ところで本日は7月のウソの写真でございます、撮影場所は富士山奥庭(お中道から少し降りた辺)民宿奥庭荘の庭、節子さんが写してきました鳥自体は約15.5センチ姿かたちはご覧の通り。ウソ変え神事では御座いませんが平穏無事に変わるといいので御座いますが。奥庭荘かっては富士登山の基地でも御座いましたが現在はバードウオッチャーの好む聖地でもあります。

オオチドリ

2009-07-17 | 鳥、 蝶 
今朝も神奈川県下を主なウオッチング区域とする人たちには珍しい鳥、オオチドリの御紹介でございます。この種他のチドリ類より若干大きい約24cm(図鑑によっては22.5センチ位とありますが)他のチドリ類は17センチ~せいぜい21センチ位。日本には2~3月頃旅鳥として渡来、でも先島諸島には毎年来る、チドチとしては干潟などの潮の干満を好まず乾燥した海に近い畑等で見つかる場合が多いとされています、ちなみに1962年神奈川県下でも発見、観察、撮影されてもいるそうです(鳥には羽根がありますから何処へ飛んで来るか分りませんネェ)。しかし珍種であることは疑うべくもなく追いかけたくなる鳥だと云える様でございます。やはり鳥を見てスズメ?かぁで終わらせない、もう一段確り見るこれが重要のようでございます。この写真は牧野さんが石垣、与那国で撮影された一枚です。写真牧野さん。

ツバメチドリ

2009-07-16 | 鳥、 蝶 
急に盛夏になっちゃって、ここ横浜でも30数度、茹だっちゃいますね?。私は以前から気象庁発表の各地気温について疑問がありました、それは観測場所の立地条件、横浜では山手の港が見える丘の一角それも周囲から一段高い場所、海からは夏は多少とも涼しい風が吹き、冬は僅かでも暖かい空気が流れて来る、そんな場所での計測結果?実際より低め、高めがでるのではないか?いっそのこと県庁所在場所の中で計ったら!!なんて暑さのあまり気象庁へ八つ当たり、いつもの年は8月頃八当たるのが本年は梅雨明けすぐに当り散らす、それも猛暑が来ると体が感じているから?なにはともあれ殺人的猛暑は勘弁願いたい、今朝も早々に思っております、ハイ。ところで本日はツバメチドリ、日本では春秋稀な旅鳥としての記録があるだけだったんですが70年代宮崎で繁殖が確認されて以後福岡、鳥取、愛知、静岡などで繁殖を確認。日本に近い繁殖地は台湾。しかし近年神奈川でも座間で写真を写されています。8月辺りからもしかしたら県下でも川原、埋立地などでのウオッチング時確り探してみたい鳥でございます。写真のツバメチドリは石垣、与那国で牧野さんが撮影されたもので御座いますが県下でも酒匂川、多摩川辺りに現れてくれないか出不精の私はつい楽なロケーションを考えてしまいます。

シベリアセンニュウ

2009-07-14 | 鳥、 蝶 
極めて珍しい種、シベリアセンニュウ ?でございます。もしかしたらいや~これはエゾセンニュウだ!と御指摘を頂くかもしれません、その位めったにお目にかからない鳥の写真です。牧野さんが石垣島、与那国島遠征ウオッチングで撮影に成功されました。センニュウと名前がつく種はシマセンニュウ、マキノセンニュウ、エゾセンニュウ等々いますが私もシベリアセンニュウの姿は初めて見ます、生態は色々で御座いますがシマセンニュウの亜種が本州西部、伊豆諸島、九州の草原で繁殖、名前はウチヤマシマセンニュウなど非常に分り難い、ましてやこの種草の中、藪の中がお好みの場所、見つけるのが大変で写すのはもっと大変、今日は素直に写真をお楽しみだけではいかがで御座いましょうか?。大きさは約15~18センチ、明るいところに出てくることは稀ほとんど薄暗い場所に居るとされています。
写真 牧野さん

カンムリワシ

2009-07-13 | 鳥、 蝶 
カンムリワシ、日本では八重山諸島に留鳥として棲息する猛禽類です。ワシとしては小型の方で大きさは約55センチかなり以前から八重山諸島で繁殖していることは分っていたそうですが巣が発見されたのは28年前と云われています。水田や湿地に面した森林に一年中住み特別天然記念物、特殊鳥類です。採餌は主にヘビ、カエル、トカゲ、カニ等々他の猛禽類のように小鳥を襲うことは無いみたいでございます。ここ数日石垣、与那国の鳥達を写真で見ていますが何としても一度生きている石垣、与那国の鳥達を見てみたいです。写真 牧野さん

ムラサキサギ

2009-07-10 | 鳥、 蝶 
今朝はかなり珍しい種の御紹介です。沖縄県南部で少数が繁殖、それ以外は迷行例があるだけ!。サギのように集団で行動はしない、単独での行動が多いと云われています。棲息環境は湖沼、水田、湿地河川、マングローブ林等々、沖縄県南部の留鳥でございます。鳴き声、もちろん鳴くのですがめったには鳴かず地元の人以外は聞いたことが無い、こう云われております。この種の世界的分布はアフリカ、ユーラシア大陸の熱帯から温帯に棲息、日本では八重山諸島に住む。一度この鳥に会ってみたい写真を拝見しますとそんな思いに駆られてしまいます。撮影 牧野さん。石垣、与那国の写真が続きます。

ヤツガシラ

2009-07-09 | 鳥、 蝶 
ヤツガシラ、八頭!里芋に似た芋なんですがヤツガシラと聞きますとすぐ芋を連想してしまういつも空腹人間であることが恥ずかしい私でございます。さて本種本州でも目撃例が増えています昨今ですがやはり本場は南西諸島かなり派手ないでたちで特徴は頭にある冠毛なにか驚いたり興奮すると冠毛が立ち、繁殖地帯はユーラシア大陸からアフリカの熱帯から温帯、本州には稀な旅鳥、主に春秋に来るのですが大体春が多いとされています。長野県下での繁殖例では産卵期は4~6月、個数は通常5.6個抱卵日数は16~19日、巣立ちまでの日数は20~26日くらい。大きさ約26センチ、鳴き声はポゥポゥポゥ、托卵鳥のツツドリに似た声鳴き方ですが前者は3声、ツツドリは2声と云われています、しかし鳴き声を聞くのはかなりの運が、あてには出来ないようでございます。撮影 牧野さん。石垣島、与那国島の鳥達の写真は続きます。

ズグロミソゴイ

2009-07-07 | 鳥、 蝶 
お早う御座います。今朝はしさひぶりのお天気、ヤッター、洗濯を?そして干し終わって家の中に入ってまもなく雨の音まさかと思いながら外を見ますとなんと半端じゃない雨ではありませんか、丁度8時少し過ぎ、お勤めの方々はいかがなさいましたでしょうか。夕べの予報では通り雨があるかもなんて云わなかった?今思い出そうとしているのですがたった今は快晴!たいがいこのままうやむやになりますでしょう。さて石垣島、与那国島の鳥達が続きます今日はズグロミソゴイ(撮影牧野さん)本州で見るミソゴイに体つきはそっくり大きさも両者約49センチ羽根色が多少の違い程度獲る餌も似ていて行動習性もほとんど同じと云われています。サギ類では魚類を主食とする種は嘴が長く本種のようにカエル、トカゲ等々を捕食する種は短め。サギ類をご覧になるとき嘴の長さからウオッチングして見ては如何でしょうか。

ズアカアオバト

2009-07-06 | 鳥、 蝶 
石垣島、与那国島の鳥達、今日はズアカアオバト(牧野さん撮影)県下の大磯あたりで見られるアオバトにそっくりなハト類でございます。(大磯に限らず他の地域でもひょっこり姿を現すことも珍しくありませんご注意を!!。)このズアカアオバト頭が赤いわけではなく南西諸島にかけて棲息して居るのですが亜種の内台湾に棲息する同類のハト類が頭部が赤い、それでこの種にもズアカアオバトと名前がついたと聞いております、生物の分類、命名は本当に面倒で難しいとも思いますが面倒だから?こんなことは無いようで御座います。アオバトとの決定的な違いはこの種海水、塩水を飲まない、だからってこのハト類を見つけたとき海まで付いていくわけにもいかず、やはり本州には居ない鳥と前もって知っておくべき?、現物を見もしないうちに悩む私は常々悩むのはこんなことの積み重ねが原因かと悩む常日頃でございます。写真牧野さん、次はやはり石垣、与那国の鳥達を予定しております。

シロハラクイナ

2009-07-03 | 鳥、 蝶 
シロハラクイナ、沖縄に居る鳥達です近年九州などでも繁殖例が確認されている鳥ですが数は少なく本州で見るのは稀と云われています。大きさは約32センチ鳴き声はものの本などによれば木魚を叩くような音でコッコッ、コッコツ、しかし他の本によればコワッツコワッツ、警戒音や喧嘩の時にはクワークワーココココグワーグワー?まぁ色々に聞こえると云うことでございましょうか?。棲息地は近年北へのばしつつあり九州地方でも見られるようになるかもしれません。そんな種でございますが沖縄では珍しくない!!私も是非見たいなんてウオッチング精神が疼きますが如何でございましょうか。