静かに鳥たちの生活を見る

鳥たちは私たちの姿だけが警戒対象ではなく足音、ざわめきも一番の逃げ出す対象です、立ち止り静かに見る

仙石原のノジコ

2006-05-30 | 鳥、 蝶 
数日間仙石原のウオッチング行きをグチっておりますがでわアオジとはどんな鳥なのか、先日の掲載写真でははっきり分からないとのお話がありました、小鳥達の写真は極力いじらない主義ですがこの際拡大して紹介いたします、全く地味な色合いですが木の上に留まっているとき下から見上げて見るとき、お腹の黄色の鮮やかさなど一級品でございます。♂は♀と番になりますと囀りの時間を減らして♀のガードをして廻ります、♂は♀を守るでわ御座いません、本当は♀が浮気をしないように、またちょい悪男鳥が♀に浮気を誘いに来ませんように守っているという見方が鳥の研究者の世界では常識、なんですと?いえ私達には関心など御座いませんです。まぁ小鳥の世界も大変で、ウオッチングに行ったお爺さん 達もふ~んとうなずきながら黙っていましたが。写真 牧野さん

箱根 仙石原 その2

2006-05-30 | 鳥、 蝶 
昨日の箱根仙石原探鳥の続きでございます、降りしきる雨の中ろくなな雨具も着ないでトボトボと歩き出しました、芦ノ湖の相良水門までは細い道ながら、頭上の立ち木、道端の藪などをそんなに気にしないで歩ける道です、程なく水門の側へたどり着きました、芦ノ湖にこんな設備もあったんだと思えるような所です、大雨など湖の水量が増えたときに水門を開閉して水を流す?それにしては水を流す川をかなり大規模な修理中、これから梅雨毎日のように雨が降り大雨もあるのに等と鳥が見えない腹いせにぶつぶつ云いながら箱根カントリーゴルフクラブ内の歩行路をお目当てのノジコが居る場所へ歩きました(日本固有種で生息場所は非常に局所的です)そしてノジコは居ませんでした。昼弁を雨の中立ったまま食べたのは初めての経験で御座いました。バードウオッチングも時によりハードで切ないものお見知りおきを。次は箱根湿生花園でツバメの巣について。

箱根仙石原へ行ってきました

2006-05-29 | 鳥、 蝶 
昨日雨の中を、箱根は仙石原へバードウオッチングに行きました、天気予報は朝のうち雨、昼間は天気そのアイコンは太陽が顔を覗かせて、大体自分に都合よいことは鵜呑みにする性質でございます、箱根の山の上はしっかりした雨、雨いつやむんだろうとガスの中、空を眺める仲間たちが天気予報は天気になるって云ってたのに
とぼやく連中の数は10人ほど、み~な俺とおんなじなんだ、すこしホっとしましたが降り続く雨にかわりはございません、ガスはすごいし全くいいとこはありませんでした。小鳥達に多少の雨は問題ありませんが強い風、ガスは問題でして林の中へ隠れてしまいます、2,3種見かけましたがとても写真は無理種名を確認がせいっぱい本当にしょうがないお天気でした。芦ノ湖桃源台からの歩きでなにか悪い予感がして芦ノ湖の観光船を一枚写しておきました、あと相良水門などでしたがもし写していなかったら、なにしに箱根くんだりへ行ったのか悩みの種になるところでございました。いずれ良いこともあるはず乞うご期待です。

カラス

2006-05-26 | 鳥、 蝶 
いきなり路上のゴミあらしなんてのお話で恐縮ですが、最近路上のゴミ集積場所を散らかすカラスたちが眼につきます、もぅめちゃくちゃに荒らしています、それはカラスが雛を育てているからとも考えられます、とにかく育てなければと彼らも必死のようであります、そしてカラスが増える、住民たちから苦情がでる、行政もカラスを減らすように何らかの手だてを打つ、そんな現状ですが調査機関によれば関東地域でのカラスは減少気味、西へ行くほど減っていないそうです、人間も動物も一緒に暮らす所が多い日本では、いつまでもの問題のようで御座います。今朝本牧山で写真のような光景を見ました、わんちゃんの散歩のついでに一休みの方とカラスたちとの交流です、カラスは並外れた頭の良さ等を持つ鳥ですが人間までも見分けてすぐ側まで近ずいてワンちゃんの餌のおこぼれをいただける気でいるようです。池などで近くへ寄ってくるカモたちは池に近ずく人全部に擦り寄る形態とはかなり違いがあるようです。

菊いただき、キクイタダキ

2006-05-25 | 鳥、 蝶 
スズメ目ウグイス科、日本一の小さい、軽い(約5グラム位)小鳥です、頭頂部に菊の花びら模様がありますが普段はただ赤い、橙色で、かなり目立つ白っぽさのような模様です、しかし繁殖期に入り初めのころテンションが高まり、どうにも止らないとき、菊の花模様に開花します、丁度コゲラが頭の上にある赤い羽色を見せる場合と似ていますがコゲラは随時でキクイタダキは繁殖期の初め頃だけと違いがあります、ズバリ眼にするのは難しいのですが簡単に見えちゃうときもあります。針葉樹林が好きな鳥でシベリアのタイガに住みますが日本では亜高山帯のトウヒ、シラビソなどの樹林で繁殖しています、冬季は低山の赤松、杉林などへやって来ます、市内の公園などで観察例があります、ひんぱんに見られた場所は富士山の奥庭でした、撮影 牧野さん。

オジロビタキ

2006-05-24 | 鳥、 蝶 
かなり珍しい種で御座います、見られる時期は4,5月と10,11月ころ。ユーラシア大陸の主に亜寒帯で広く繁殖、日本へは稀な旅鳥、冬鳥として渡来する、なんですが近年はこう云った鳥達、珍しい種を見るのが稀ではなくなったようです、何故なのか?分かっていませんが世界もジェット機や宇宙ロケットの世の中、鳥達も国から国へ気軽に飛んでくる、では絶対にありません、渡来する鳥達は気流に乗ったり日本の上空に飛来する気圧の流れの片側の反対流を利用しての渡来旅行とも考えられますがいずれにしたとしても、その気流の動きが活発すぎる近年と思われます、でも鳥ウオッチャーとしてはやっぱり見てみたいのも偽れません、やっぱり探してみましょうかの気持ちであります。スズメ目ヒタキ科 撮影 牧野さん。

丹沢,大倉、つり橋、ケーブルの上でホオジロ

2006-05-23 | 鳥、 蝶 
5/21表丹沢林道へバードウオッチングに行きました。幸いお天気に恵まれましたが前日までの雨のため山の上の方はガスって見えませんでした、ただ鳥達の鳴き声は素晴らしく良く聞こえました、見えた鳥の数は非常に少なくてウオッチングならぬ声を聞きに行ったみたいで御座いました。歩きだして、塔の岳、鍋割への登山口手前を右に折れてすぐのつり橋を支えるケーブルの上で鳴くホオジロに気ずきました
結構上の方、高いところにあるケーブルですが写るかな~と思いつつシャッターを押しました写真です。他の姿を見せた鳥は上空を飛びカメラを構える閑もなく森に消えたカケス、鳴き声は隣で鳴くようなのに、見つからないミソサザイ、藪の中でしっかり鳴くヤブサメ、姿が遠すぎるエナガ等などで御座いました。5/28お天気でしたら箱根の仙石原へノジコを探しに行く予定です。

ノジコ 日本個有種です

2006-05-22 | 鳥、 蝶 
ノジコ 世界のなかで日本の本州だけに繁殖しています、珍しい小鳥であります
スズメ目ホオジロ科の鳥で居る場所は私たちが知るかぎり、箱根は仙石原の疎林地帯で樹木の上のほうでさえずっています、その声の美しさと萌黄色の姿の渋さは私たちを引き付けます。見られる時期は4月末から9月末くらいと云われますが、一番眼につく時期は7月いっぱいまででしょう、仙石原と云っても広い所、疎林帯を中心に探していただければ。ノジコの声で探す、これは難しいのですが、あえて申し上げればチッと聞こえる声、草地ならホオジロ、林の中でならアオジ、まばらな
林や川沿いの明るい林のふちでならノジコかも知れません。姿で見つける、何故かメジロをノジコ!!と一瞬見間違えするときがあります、メジロは眼の周りが白くリング、ノジコは瞼の上下が白っぽくで眼がしらと目尻が切れています。撮影 牧野さん。昨日表丹沢の林道へ行ってきましたが鳥の数は少なかったです、一枚だけホオジロがつり橋の上で、次回に。

センダイムシクイ、鳥の種名です

2006-05-19 | 鳥、 蝶 
名前は(種名)センダイムシクイと言います。ムシクイ類には?な名前の種類名が多くあります、センダイ、イイジマ、メボソ、モリ、エゾ、キマユ、いずれもムシクイの仲間です、。スズメ目ウグイス科の鳥でほとんど夏鳥と思っていいでしょう。日本へは繁殖のために渡来して来ますが、悲しい目にも会います、日本に居る宅卵鳥四種類のうち、ツツドリと言う種によく托卵されてそのタマゴを温め、雛に孵して育て、これが大変、大量の餌を見つけて運び雛に与えて、雛はあっと云う間に飛べるようになりサヨナラも云わずに山の彼方へ姿を消して、残されているのは巣から落とされて割れている卵、地上に落ちている眼も開いていない自分たちの雛、こんなめにもあいながらも必死に生きています、何故ツツドリは自分で子育てをしないのか、分かりません。まぁ人間も小鳥達も訳のわからない苦労をするのは似ているようであります。撮影 牧野さん。渡りの時期には(十月初めころ)公園などでも姿を見ることがあります。

コルリ ♀

2006-05-18 | 鳥、 蝶 
昨日ご覧頂きましたコルリ♂、今日はコルリ♀の姿です。同じ種類の鳥なのに♂と♀ではこんなに体の色に違いがあるのでしょうか?私の推測では♂は♀達に選んでもらうために着飾るようになった、しかし鳥のなかには一妻多夫の種類も居ます♀が特別に♂よりキレイに着飾っているとも思えない種類の方が多いと思えます。
小鳥達のうち一夫多妻に近い種類はかなり多くそのほとんどが♂がやたらにキレイ
ですが体は小さい種で、中型から大型の種ではキジなど居ますが少ないようです。今日はどうでもよい話が続きまして失礼しました、次回は?こんな名前の種類!!の鳥を紹介させていただく予定です。写真は牧野さん。

コルリ

2006-05-17 | 鳥、 蝶 
鳥の種名がコルリなんて可愛らしい、それだけできれいな鳥と思ってしまう私達ですがいかがでしょうか。このコルリ背中が鮮やかな瑠璃色をしたスズメ大の小鳥です、夏鳥として渡来、山地の広葉樹林帯の笹、藪の多い林で生活します、コマドリと同じように姿を見る機会は少ないとされていますが、どうしてそこらへんの林、公園のなかで見る機会もありの鳥です、しかしやはり箱根、丹沢の山地が見るチャンスの場所、箱根へ或いは丹沢の山へ行かれるとき探して見る鳥と言えます、何気に車の窓から林をみていられるとき、動く飛んでくる鳥に気がつきましたらもう一度しっかりご覧頂きたいとお願い致します。撮影 牧野さん。明日はこのコルリの♀の写真をご覧頂きます、(当写真は♂、)♂と♀の体の色はこんなにも違いがあるのかと驚かれるはずです。スズメ目コルリ科 夏鳥。

コムクドリ

2006-05-16 | 鳥、 蝶 
コムクドリで~す、ムクドリとは体の色がはっきり違います。れっきとした夏鳥です、生活環境は平地から山地の林など、地上にはあまり降りず樹上生活が多いい鳥です。林内を枝移りしながら餌を探して昆虫類、木の実などを餌にしているようです春秋の渡りの時期ムクドリとの混群と云うより混じって行動する個体もいます。コムクドリの体色はムクドリとかなり違いがありますが、(人間にはそう見えます)ムクドリは嫌わないようです。繁殖地は残念ながら神奈川県内には無くて山梨県、山中湖畔などで、渡りの途中だけに見られますが数は少ないです、それが公園などにも姿を見せるときがありますので、眼をこらしてみてはいかがでしょうか。
写真は牧野さんです。

池の上で カワセミ

2006-05-15 | 鳥、 蝶 
今日は久しぶりのお天気になりましたが昨日は午前半ばまで雨、その雨の日に二俣川大池公園へウオッチングに行きました煙雨けむる公園はいつもの人影もまばら、雨のウオッチングも乙なものなんて気取ってもみましたがやはりお天気のウオッチングが断然よろしいようで御座いました、小鳥達の鳴き声は聞こえるのですが肝心の小鳥の姿は僅かでした。大池の右側の隅にカワセミが好む停る場所があります、そこから池を見回して泳ぐ小魚を見つけるわけです、見つけ次第水中へ飛び込み小さい魚を捕まえて地上に戻ってきます、捕まえた小魚は頭が先に飲み込めるようにくわえ直します、一気には飲み込めず二、三回で飲み込みます、後はまた魚は居ないかと水中を凝視、もう居ないと判断しますと他の場所へ移動していきます、そこも駄目!元の場所へ帰ってくる、カワセミを見つけましたら、あっ飛んだ何処かへ行っちゃった、少しの間待ちましょう、見られるチャンスがあります。ブツポウソウ目カワセミ科、一年中居る小鳥です

コサメビタキ

2006-05-13 | 鳥、 蝶 
この鳥の種名はコサメビタキと言います、スズメ目ヒタキ科ですが同目、同科にサメビタキと分けられている種も居まして私たちはサメビタキだいやコサメビタキだとは言い争いをしません、分かりにくいし、とても絶対なんて言えたものではないからでございます、ちなみにカワラヒワと云う種もオオカワラヒワ、カワラヒワと分けられていますが、まぁどっちでもカワラヒワ、コサメビタキに違いは少ないし
と自分だけ納得してすませております、周りの鳥見仲間達もおおむね似たようなそぶりのようで御座います、図鑑などで見るサメビタキ成鳥とコサメビタキ成鳥はかなりはっきりした体の色具合が違います、しかし鳥の羽根模様は構造色、光の加減とか方向によりまるで違った色、模様に見える場合があります、従いまして前述のように、気を楽にやり過ごします。この鳥ヒタキ類特有の可愛い仕草、体の大きさなど隠れフアンがかなり居ます、かく申し上げる私もその内の一人です。見られるところは丹沢、箱根、だけではありません、舞岡公園にてエゾビタキを見た、など鳥には羽根があり行動は自由、何処で見ても不思議はありません、林、公園などでさがして見てくださいませんか。

黄色と黒のきれいな色、キビタキ

2006-05-12 | 鳥、 蝶 
スズメ目ヒタキ科 夏鳥です、生活環境、平地から山地の林と云われますが私の経験では標高の高いところの方が見る機会が多いです、例箱根の仙石原など。繁殖期以外は一羽で生活しているものが多いようです。林内の枝に垂直に留りあまり活発には動かず枝や葉にいる昆虫類、クモ類等を採食しますが時には空中採食もする鳥です、でも場合によっては地上にも降りてきます。撮影 牧野さん。♂、♀の体の色模様は大きく違い♀を見てキビタキの♀と判断するのはかなりの経験が要です、今頃仙石原の湖尻から相良水門へ通る道の林のなかで目にすることが出来るはずと思います。体の色なんですが、黄色、と黒色!!本当にあっさりした地色なのに林の中で見るキビタキの色はすっきりして眼に残る感じの色と感じます。機会がありましたらご覧いただきたい鳥でございます。