静かに鳥たちの生活を見る

鳥たちは私たちの姿だけが警戒対象ではなく足音、ざわめきも一番の逃げ出す対象です、立ち止り静かに見る

イカル

2007-05-31 | 鳥、 蝶 
イカル、非常にカップルの仲が良い鳥です、例えば「つがい」になり雛育て、抱卵中♂メスに給餌(ここいらへんまでは他の種でも当たり前ですが)♀も採餌に出かけるとき♂が迎えに来る、巣へ戻るとき♂が送ってくる、雛が育ち♂♀一緒に餌探し、揃って雛の元に!!珍しい鳥と言えます。鳴き声はキョッキョッ(地鳴き)コーキーコーキー(囀り)さえずる場所は木の上あたり、地上に降りて採餌もあります。一部の図鑑に夏、姿を見えにくいとあります。体の大きさは約23センチくらい
嘴は黄色く三角、頭と尾は黒く判別は簡単と云えます、ハイキング、林の中を歩くまばらな林が狙い目でありますが如何でしょうか。写真 山柿舎 福井さん

ツバメ

2007-05-30 | 鳥、 蝶 
ツバメの親鳥と思われます、巣の補強のため材料の濡れた土を取りに来たところでしょう。今ツバメ達は雛を育てるのに一生懸命です、一回目の雛を育てて巣立ちが終わりますと二回目の雛育てに、なんですがもし長雨が続くようですと雛に与える餌が採れづに、雛は餓死、哀れですが親ツバメは三回目に挑むようです、早く育て上げないと仲間と一緒に帰国できなくなりツバメにとっては死を意味する重大なこと(九州地方では越冬するツバメも居ますが)、街中をスイスイ楽しそうに飛んでいるツバメに見えますが、どうして大変な日常のようであります。巣立ち後の幼鳥は仲間達と川原などの芦原へ集合して帰る日を待つ、帰る国は大体マレーシア
又来年も日本に来て欲しい、そんな気持ちでツバメを見た今朝でございました。写真 山中湖 牧野さん。

カワセミ

2007-05-29 | 鳥、 蝶 
ブッポウソウ目カワセミ科体長約17cm、水辺の近くで土の崖に穴を30センチから1m.位ほり巣穴とします(水辺からかなり離れたところに巣を作るときもあります)産床にはやわらかい土、その上に魚の骨を敷き卵は4個から7個くらい産み、抱卵日数は19日~21日とされています。何故魚の骨?この鳥、主な餌は小魚丸のまま飲み込むのですが魚が大きめ(個体によりますが約8センチ以上)ですとくわえたまま岩や枝に叩きつけて魚を弱らせる、骨もばらばらにして飲み込む、骨は消化しませんので後で吐き出す(ベリット)、どうもそのベリットを巣に使う?、色々な種がそれぞれ工夫して生きているんだ、そう思いながらのカワセミの観察で御座います。飛ぶときは一直線、鳴き声はチイーチイー、なほ産卵期は三月から八月、なによりも宝石と例えられる羽根の色に御注目を。写真は山中湖で牧野さん。

ガビチョウ

2007-05-28 | 鳥、 蝶 
ガビチョウ!!この鳥は日本の野鳥として認知されていません(日本 野鳥の会)鳥自身で日本に渡来した鳥のみが野鳥とされて人の手等により日本へ来た鳥は番外?しかしながら日本に居る鳥達の歴史をたどりますともう大変、私たちが知っている鳥だけでも、カササギ、シジュウガラ、コジュケイ、ハト(もちろんドバトも)純粋、(ちょっとおかしい表現ですが)な日本の鳥となりますと数十種くらいではないかとも云われています。ところでこのガビチョウすっかり日本の気候になじみ横浜市内にもたくさん居ます、その鳴き声はなかなかキレイで一度は聞いていただきたい声であります、ソウシチョウと並ぶ気になる鳥、お探しになってはいかがでしょうか。写真 牧野さん。

キセキレイ

2007-05-26 | 鳥、 蝶 
今日もまた山行きの方達が多う御座いますね、入梅前のこの時期山によってはまだ雪が残っていますし絶好の機会、いや羨ましい。山へ入られましたら川沿いを歩くときこの鳥キセキレイに御注目を、セキレイ類のうちハクセキレイ、セグロセキレイ、と居ますがキセキレイは川の最上部までも生息地として活発に動いています、動きが早すぎてカメラで追いきれないくらいなんです、しかし眼で見ていくのはどなたでも簡単如何でしょうか。たまに公園とか林の林縁部に停まることもありまして山奥で見るキセキレイとは違った姿を比較なさるのも楽しいです。鳴き方は三種とも似ていて独特の波型飛行をしながらチチッチチッと澄んだ声、ハクセキレイと似ています(セグロセキレイは濁った声です)黄セキレイといっても胸のあたりと尾尻がうっすらと黄色、ハクセキレイと見間違うときもありますのでもう一度見てください。

ホトトギス

2007-05-25 | 鳥、 蝶 
申し上げるまでもなく、托卵鳥の代表みたいな鳥ホトトギスです、自分たちカップルではけっして卵を温めず、雛を育てるなんてとんでもない、全~部他の種、横浜ではほとんどウグイスにさせて!!そういう鳥でございます、日本には四種(亜種が数種居ます)ホトギス、カッコウ、ジュウイチ、ツツドリ、が居て今見られるかもは多少とも気温が低いところ、県下では丹沢の札掛け等、山梨の東富士演習場で見たこともあり、信州軽井沢から一円あたりが見られる機会が多い所と云えます。ホトトギスはキョキョキョキョ、カッコウは御存知のようにカッコーカッコウなんですが声はすれども姿は見えず、そこでウグイスがしきりに鳴く、目安をつけたらその周りを見ていましょう(時間をかけて)ウグイスが居ない留守に卵を産みつけていきます(時間は約10秒くらいと云われています)しかしめったにないこと、お忘れなく程度のことであります。現在はウグイスに托卵ですが色々な種をへてウグイスになっているホトトギスであります。写真山柿舎 福井さん

幼い ツバメ

2007-05-24 | 鳥、 蝶 
今年も三月末ころ日本に渡来してきましたツバメももう二世が飛び回っています、もちろんやっと巣立ちしたばかりの幼鳥も眼にするこの頃ですが幼鳥との判断はまず嘴、嘴の根元が黄色(親鳥は別に色めいたものはありません)、喉の周りが赤茶色は成鳥、幼鳥はおうど色、等ですが手っ取りはやいのはやっと飛んでいる姿、止まるとき飛び立つとき素早くない !!あと幾分小さいか?だいたいピンポーンで御座いましょう。ツバメたちも今年は天候に恵まれて子孫を増やしつつあるようですがこれから来る長い梅雨、どうか雛を餓死させないような天候を祈るばかりです。ツバメにも種類がありヒメアマツバメ、コシアカツバメ、イワツバメ等ですが当地横浜は山手地区には普通のツバメしか見ることは出来ません(スズメ目ツバメ科)ヒメ、アカ、イワ、共、中、西、以外の場所では見る機会があります。写真山柿舎 福井さん

ヒヨドリ

2007-05-23 | 鳥、 蝶 
今日は暑くなりそうです、梅雨入り前、今の時期ほとんど快適!(いや暑すぎると云うお方も)身近に姿を見る声を聞く鳥のうちこのヒヨドリを観察なさいませんか桜咲く頃傍若無人に花びらを散らしていましたが群れによっては移動する時期に、大体涼しい地方へ行きます、例えば横浜に居たヒヨドリは札幌あたりへと云われております。このヒヨドリ達荒っぽいようですが人間に馴れますいささかの情をみせれば人なれする、やはり地球上に一緒に住む者どうしと思わずにいられません。サクランボをつまむヒヨドリですが春先花の蜜を荒らしまわったとき今日の桜の実を知っていたでしょうか。写真山柿舎 福井さん

キジ

2007-05-22 | 鳥、 蝶 
昔話の童話で桃太郎の鬼退治に参加した鳥キジであります、ハイキングなどのとき山中の草地、潅木地帯思わぬところでこのキジに出っくわすことがありますが事前にキジの鳴き声に気がついていれば確り観察することが出来ます、その鳴き声はケーンケーン他にも鳴き声はありますが省略して、ケーンケーンの声で察知は鳥までかなり離れているときでしょう、手っ取りはやいのは枯れ草色、淡い草色の草地に赤い小さい何か?が動く私の経験では一番確実な見つけ方です、赤い小さい何か?繁殖期に顔の赤い皮膚が裸出しているのであります、今頃がその時期、体も大きめ赤いトサカも目立つ、探してみてはいかがでしょうか。赤いトサカを♀に見せびらかして、なんですが実際のところはどうも足のケズメに♀は関心があるようです。眼につくキジもほとんど放鳥されて生き延びている個体なにかのんびり状態なので長生きにはならないようです。何かに驚いて逃げていく姿は大笑い保証いたします

キビタキ

2007-05-21 | 鳥、 蝶 
山中湖でキビタキ、横浜市内でも見かける鳥ですがやはり高涼地での出会いのほうが多い鳥で御座います。この鳥ゴールデンウイークの頃に渡来します代表的な夏鳥、それで秋遅くまでその地にとどまりミズキなど森の実をついばんでから南下して行きますが今は雛育てに大忙し林を森を歩かれますとき樹上からヒィヒィヒィ(ヒッヒッヒッと聞こえる方もいらっしゃいますが)とどこか淋しげな声鳴き終わりにクルルルッ、厳密な縄張りを決めずに餌探しに夢中、巣立ち後の子鳥は茶色。秋深くなり暗い林の中で運よく大人のキビタキの胸の色を見たとき、ハッとするほど鮮やかな色に野鳥を見た、実感が湧いてきます、鳴き方を総括いたしますと森一番のピッコロ奏者と云われる鳥でございます。なを鳴き声はまだまだバリエーションがありますので澄んだキレイな小鳥の声にお気付になりましたら木の中くらいの高さにある枝に御注意を居る可能性があります。写真 牧野さん

カワラヒワ

2007-05-19 | 鳥、 蝶 
冬の間ここ都会の片隅にあるちょっとした丘の上、道沿いに植えてある背の低いツツジの下でチリチリっと何か金属性の音、鳴き声を聞かせていたカワラヒワも林の多い所へ移動したようで御座います。ここで鳴き声につきまして私の住む所辺では真冬チリチリっと聞こえるのですが、例えば山で聞くカワラヒワの声はキリリリ、コロコロコロ!!かなりの違いがあり識別の時には御注意を。繁殖期後真夏になりますと換羽(羽のはえかわり)の時期集団で生活するようになります、しかしながらですがいつも集団で暮らしているようにも思えます、従いまして見つけるのはやさしいとなります。鳴き声は小さく、耳を澄ませて聞く、聞き分ける感じです。大きさは約スズメくらい、飛び立つとき翼にある黄色い模様がはっきり見えます(枝にとまっている時にも見えます)、嘴はフインチかなり硬い物でも(草の実)噛み砕く能力があります、川のふちに生える雑草にもむらがります。写真 牧野さん

ミソサザイ

2007-05-18 | 鳥、 蝶 
小さい小さい(約11センチくらい)鳥、いつも見かけるところは沢沿いの林等ですが、どうしたはずみか市内の公園にも姿を現すときがあります、でもやはり沢沿いの林風の場所、何故?解からないのですがこの鳥一月頃から巣を作る場所を探しています、縄張りも決まりますと同時進行で巣をいくつも作り出しますそしてディスプレイ、♀と一緒にその巣を見て回り♀が気にいるとそこでカップルに抱卵雛を育てるぜ~んぶ♀の役目、♂は何している?他の巣の上で他の♀を呼んでいる、その点はとんでもない奴!!と云われています。鳴き声はツルルルル・スピスピスピ、沢音に負けないように小さい体を震わせて鳴きます。ちなみに一夫多妻は20%、一夫四妻の例も、当然妻同士の仲はよろしくありません、そこは心得たものでかなり離れた巣でちゃっかり。どんな鳥?探してみてはいかがでしょうか。写真 牧野さん

コルリ

2007-05-17 | 鳥、 蝶 
コルリ、昨日のオオルリに似ていますがオオルリの大きさは約16.5センチ、このコルリは約14センチ(スズメくらいとされていますが実際に見ますとスズメより大きめに見えます)鳴きかたもまずチッチッチッ、それからピンツルルル、チジョイジョイ!!人間の言葉に言い表せばなんでして、この鳴きを聞いてコルリが居たなんて見つけるのは大ベテランか宝くじに当たるようなもの!!、潅木が芽吹く今頃山の中の初夏を歌うコーラスの一員、コルリを見つける手っ取り早い方法は眼で見つける、もしカップルで居ましたら♂の方は胸をそらして?どうやら胸の白さが御自慢らしいのです、なかなか見られない鳥、やっと見つけたときには鳥達の仕草にも御注目を、いかがでしょうか。写真 牧野さん。横浜市内の公園でも見られるときも珍しくありません。写真は山中湖で

オオルリ

2007-05-16 | 鳥、 蝶 
山中湖畔にて オオルリです、神奈川県下でも見られますがやはり山へ入るほうがチャンスは多いでしょう(ちなみにコルリは二俣川公園、舞岡公園でも出会えれば見られます)そしてオオルリ、カップルで鳴くのです、普通♂の方が美声、きれい
♀はひっそりしていて姿かたちも地味なんですが声は別朗々と歌います、カップルが並んで歌う、素晴らしいなんて思っちゃう私達なんですが、この♀餌を採ってきて雛たちが居る巣に近ずいたとき外敵が居た、そんな時に囀りだすんです、ですから♀が囀る、もしかしたら見ている私たちが子育ての邪魔をしている事につながります、即その場から離れて♀がサエズリを止めるところまで、お願い致します。♂の囀りは沢を見下ろす木の頂で鳴くことが多いです、声を頼りに探すのですが山へ林に入れば色々な声が聞こえてきます、ピーリーッポピーリジジーとかピーリリリィリィチリチリ、ちょっと複雑ですが聞き分けるのは出来ます。写真 牧野さん

ヤマガラ

2007-05-15 | 鳥、 蝶 
よいお天気で結構な毎日が続きます、いかがお過ごしでございますか、今日はヤマガラ、かっては神社、社のちょっとした森、林にいつも居ました、それが姿を消すようになり現在はあまり見えなく、淋しい限りなんですが多少復調の兆しも伺えますそこでヤマガラを(この写真はレア物でございます)、人を怖がらず物怖じせず
非常に賢い鳥です一昔前は夜店でオミクジ引き、つるべ上げなどの芸当を見せて夜店のなかで一番見物人が多いところでしたが諸般の事情あり今は昔のお話となってしまいました、そこで山へ林へ行ッたときこそ見つけてみては如何でしょうか。体の大きさはスズメよりほんの少し小さいくらい、(14cm)鳴き声で解かりやすく聞こえる声はニィーニィー、ツツピーツツピー、木の実などを蓄える習性がこの鳥にもありますがどうも忘れっぽく樹木の上の方から木の芽が出ているのはその所為とも思われています。写真 牧野さん。