うちなー→えぞ日記 (もとすけのつぶやき)

奈良県出身、沖縄での学生生活を経て、北海道ライフを堪能する、
とある研究者の日常のよしなしごとの紹介。

沖縄の人は歩くのが遅い?

2005年11月10日 15時47分00秒 | うちなー日記(沖縄編)
大学や街を歩いていてよく目に付くのが、人々の歩きの遅さです。関西から来た私にとっては、イライラするほど遅いのです。もっとも、歩きが遅いのは沖縄に限ったことではなく、東京に行っても北海道に行っても、福岡に行ってもやはり周囲の歩くスピードは遅く感じます。なんてったって関西人は世界一速く歩くわけですから、それから見たら、他の地域の人が遅く見えるのは当たり前です。ただ、沖縄の遅さはちょっと事情が違うように思います。
エスカレーターに乗っても、みんなちゃんとステップで止まって乗って、動きに身を任せています。関西なら、ほとんどの人がエスカレーターでも歩いて上ります。むしろ走る人も多いです。ゆいレールに乗る際も、ホームに電車が着いているというのに、エスカレーターで止まっている人のために乗り過ごしたことも結構あります。
大学の中でも、授業開始直前なのに、ゆっくり歩かれて、やきもきすることもしばしば・・・。
どうも、歩きの遅さは暑さと関係があるようです。東南アジアや、アフリカ諸国でも、暑い気候の地域では、総じて歩くのが遅いといわれます。これは、できるかぎり体力の消耗を防ぐためだそうで、確かに関西での歩きをこちらですると、すぐにバテてしまいます。遅歩きというのは、非効率に見えて、実はこの気候下では最も効率の良い歩き方なのです。スローライフは長寿にもつながります。
ただ、歩くのが遅い代わりに車の速度がやたらに速いのも沖縄の特徴です。58号線や330号線で制限速度を守っている車を見たことがありません。必死に遅れを取り戻しているようにも見えます。こと、交通のことになると、スローな感覚が無くなってしまうのでしょうか・・・。



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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2023-02-09 14:01:30
関西の人は歩くのが速いというか人を押しのけて我さえ良ければ、我さえ得なら、の感覚の人が多いですね。せっかち、うるさいと言われがちな中国人ですら静かに待っているところ「待てへん!なんでやんなんでやん!」と喚いて押しのけて歩く関西人をこないだ見ました。文化というより単に教育レベルが低いのだと思いますね…

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