この懐かしき本たちよ!

まだ私の手元に残っている懐かしい本とそれにまつわるいろいろな思い出、その他、とりとめのない思いを書き綴りたい。

#102 随想26 「クラス会」

2005年05月28日 | 随想
今朝,雛人形教室へ行く妻を逗子駅まで送って行く途中、沿道では念入りな警備が行われていた。送って帰る途中の御用邸の前も厳しい警備体制がとられていた。この警備体制なら、きっと天皇、皇后両陛下が葉山の御用邸に来られるのだろう。あるいは紀宮様もご一緒かもしれない。新緑の葉山で、ゆっくりおくつろぎ頂きたいと思いながら運転して帰って来た。

 私は昨日は東京に出かけて来た。大学のクラス会に出席のためである。場所は銀座。
今回は出席者はいつもよりちょっと少なかった。しかし懐かしい顔が集まり、楽しく飲み話合った。

 出席の皆さんの許可を得たので、固有名詞も使わせて頂こう。

出席者は幹事は橋本満安君 副幹事が平山證君 以下、免取慎一郎、安田一三、蜂巣賢一、本多喜太郎、古平隆、佐々木美智男、の各君に紅一点の篠田敦子さん、それに私,佐藤元則の10人だった。

この諸兄を君づけで呼ぶのはいささかためらいがあるのだが、クラス会だから、そう呼ばせて頂こう。

教養学部を通して(専門学部に進学してからはよく知らないが。)坊主頭で通した豪快な橋本君の几帳面な一面を見せて、最初に式次第、会計予算、全員名簿、欠席者の近況の資料配布があった。この内容は前日にわざわざ前年幹事だった私にeメールで事前送付してくれるという、行き届いたものだった。

この一年の間に思いがけず亡くなった、田口真澄、川守田莞璽の両君のご冥福を祈っての黙祷に始まり今後の会の運営についての討議を終えて、いよいよ出席者の話が始まった。

私以外はいずれも大論客。いつものクラス会は通り一遍の話題が多かったと思うのだが、今回は中味の濃い話ばかりで大いに参考になった。もっと時間があれば、もっともっと話が聞きたいと思った。
話ししているうちに、みんなの顔は50年前の学生時代の顔に変って行く。

内容は次の機会にご披露することとしよう。

会が終わって外に出ると、久し振りに見る夜の銀座の風景はきれいだった。初夏の宵、特に金曜日の夜ということで、行き交う人達も皆楽しげだった。

*画像:筆者撮影

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