この懐かしき本たちよ!

まだ私の手元に残っている懐かしい本とそれにまつわるいろいろな思い出、その他、とりとめのない思いを書き綴りたい。

#39 アーネスト・ヘミングウェイ著「誰がために鐘は鳴る」Ⅴ(猛獣狩りをするヘミングウェイ)

2005年03月13日 | 英米文学

「これはヘミングウェイの写真だね。」
「そう。折角の機会だから肝心の作者ヘミングウェイの写真をと思ってね。」

「いい顔をしてるね。豹をしとめて得意満面の表情だね。何歳くらいの時なんだろう。」
「54歳の時なんだそうだ。河出書房新社の世界文学全集の「誰がために鐘は鳴る。」の口絵の写真だけど、説明には『猛獣狩りをするヘミングウェイ』(1953年南ケニア地方にて」Earl Theisen
撮影とあるね。ちなみに彼が「誰がために鐘は鳴る」を書き上げたのは41歳の時のようだね。」

「ヘミングウェイはいつ亡くなったんだろう。」
「1961年に亡くなっているんだね。1899年に生まれているから62歳くらいで亡くなっているんだね。」
「今で言うとまだ若くで亡くなっているんだね。」
「でも夏目漱石は50歳で亡くなっているんだから、それから較べれば長生きとも言えるんだね。」
「それにしてもヘミングウェイの人生はダイナミックな人生だったようだね。」
「またいろいろ彼のことについて読んでみたいよ。楽しみだ。」  (おわり)

画像は河出書房新社世界文学全集39ヘミングウェイ「誰がために鐘は鳴る」大久保康雄訳
1962年初版発行、1964年22版発行 より 


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