理事長ブログ 心と体を癒やす

健康とは「健体康心」の略語です。体が健やかで心が康らかな状態を指します。心身の健康をセルフケアする方法を紹介しています。

円心五法の真髄350 Bクラスの野球チームを蘇らせる

2012年07月30日 | Weblog
月刊「致知」に千葉ロッテマリーンズ前社長の瀬戸山隆三氏と北海道日本ハムファイターズ前社長藤井純一氏の対談記事が掲載されていました。

私が気になったのが瀬戸山氏です。ロッテに入る前は福岡ダイエーホークス(現ソフトバンクホークス)を作り上げた方でもあります。福岡出身の私にとっては何と言ってもホークスのことがとても気になり、記事を読みました。

福岡ダイエーホークスを福岡に誕生されるまでには多くの苦労があったようです。私の小さい頃は西鉄ライオンズが全盛の時で当然、私も西鉄の大ファンでした。ところが時代の経過とともに福岡から球団がなくなり、現在は西武ライオンズとして継承されています。

福岡に球団はなくなってしまいましたが、その当時はまだ西武を応援するファンが大勢いました。このような時にダイエーが南海ホークスを買い取りダイエーホークスとして福岡に拠点を持ってきたのです。しかし、当時はほとんどがライオンズファンばかりで本拠地の平和台球場で試合をしても八割がライオンズファン、残り二割をダイエーの社員などの関係者が入っているような状態だったそうです。

商店街を回ってホークスを応援して欲しいとお願いしても相手にされなかったのです。中内オーナーからは「何をやっているんだ」とお叱りを受けたそうですが、地元の反発は大変なもので、球団スタッフの思いを一つにし、同じ方向を向いて動く必要があると、明確なビジョンを共有しながらコツコツと進めていったそうです。

福岡ドーム(現ヤフードーム)が誕生し、本拠地となるに従い、追い風が吹き出してきました。徐々にホークスファンが増えてきて、ライオンズに未練はあっても、遠い地区の球団よりも地元で頑張っているホークスを応援するようになって来たのです。

次のステップは強いチーム作りです。そこで、根本監督を迎え戦える選手の基盤作りを行います。南海時代、勝つことを放棄し、要領よく稼げればいいという選手では勝てない、勝つことを目指す人間の集団に変えるために、スカウトもコーチも「思想」を入れ替えていきます。戦える集団が徐々に出来上がってきました。

その後、王監督に優勝できるチーム作りを託したのです。しかし、福岡のファンとして恥ずかしい事件が起きました。王監督への生卵事件です。世界の王さんに生卵をぶつけるなど、とんでもないことです。ホークスファンとして、とても恥ずかしい思いをしました。

しかし、チームはドンドン強くなり、王監督就任5年目には日本一をとるチームに成長したのです。球団の責任者として、ホークスをここまで支えてくれたのが瀬戸山氏なのです。

中内功氏が、ダイエーを退任するとともに瀬戸山氏もホークスから身をひかれます。その後、ロッテの社長からロッテ球団の立て直しをお願いされることになります。

ホークスの時と同様に千葉の人たちはほとんどがジャイアンツファンで、ロッテファンなどほとんどいない状況で、またここからがスタートです。コツコツと市や町を回り、商店街にはポスターを貼ってもらうようにお願いして回ったそうです。ロッテでも球団スタッフの意識改革からスタートしていったのです。

両氏はどのようにして万年Bクラスのチームを日本一になるチームに育てていったのでしょうか。お二人が共通して言われていることは「リーダーや幹部がどんな思想を持ち、どういう改革をしたいと思っているか、このチームや球団をどの方向に持っていこうとしているか。そのビジョンを明確に持ち、それに共鳴した人たちが目標へ向かってともに進んでいくことが大切だ」と言われています。

ダメなチームを蘇らせたお二人の話を要約すると、組織力を高めるには、志を一つにするという一点に尽きるようです。そのためにはコミュニケーションを図らなければいけません。改革を「一緒にやるんだ」という姿勢を基本にして、まずリーダーが汗を流さなくてはいけない。リーダーが一緒に動くことが結果的に人を育てることにつながるのです。

去年やったことと、同じことを今年もやれば陳腐化する。仕事の面白さは現状を打破するところにあり、現状をどう改革していくか、そのことにチームで取り組むところに本当の面白さがあるのです。

何をするにしても、「人のなす業でできないことは何もない」どんな困難があっても、勇気と柔軟性と行動力があれば、何とか乗り越えていけると信じています。

協会も「一家に一人のフットセラピスト」という大きな目標に向かって心を一つに邁進してまいります。これからもよろしくお願いいたします。

それでは、本日は、この辺で。

NPO法人 日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士

円心五法の真髄349 真剣に子どもと向き合う教師

2012年07月23日 | Weblog
マスコミに盛んに取り上げられている大津市の中学生の自殺。中学校や市の教育委員会は「自殺」と「いじめ」の因果関係は分からないという見解を示して、責任逃れとしか受け止められないような対応に、私たちにはとても納得できるようなものではありませんでした。

暴行や恐喝などの容疑で警察がやっと動き出し、中学校や市の教育委員会に警察が捜査に入るという報道が流れ、自殺をした中学生の親やそれに共感した協力者の「徹底して解明して欲しい」という、強い思いが、今回の警察の動きにつながったのでしょう。

責任逃ればかりする学校側や教育委員会の対応にうんざりしている時にホッとさせてくれるテレビ番組がありました。NHKの「プロフェッショナル」という番組で、小学校教諭「菊池 省三」氏を取り上げていました。

菊池先生は授業中に立って歩きまわったり、大声を出して授業にならなくなったクラスを立て直し、子どもの持っている能力を引き出してくるという教育の経験を沢山持っておられ、子どもたちからも信頼されている先生なのです。このクラスでは、いじめなど考えられないようです。

毎日、学校に着くと職員室に荷物を置き、すぐに教室に向かいます。子どもたちの様子一人ひとり観察しています。そして、朝のホームルームの時間に子どもたちの良かったことを一人ひとりほめるのです。ほめられた子どもはニコニコしながら嬉しそうに喜んでいます。大人でもほめられると嬉しいですよね。

菊池先生の授業は子どもたちが自分で考え、自分の意見を発表できる子どもを育てることを目的にされているので、一方的に教える授業は極力しないで、自分で考え、発表する授業を工夫されています。

常に子どもたちが発言できるような進め方で、子どもたちはイキイキと発表をしています。発表の中でいいところを見つけては、また、その場でほめていました。

ほめ言葉のシャワーの時間になると、一人の生徒が前に立ちます。他の生徒はその人のいいところをドンドンほめていきます。仲間からほめ言葉のシャワーをもらい、ニコニコしながら、ほめ言葉のシャワーを浴びています。最後に仲間の皆にお礼の言葉を言って終わります。

これ、すごいと思いませんか。この時の教室の雰囲気は最高にいい氣が充満していて、ほめられた子どもだけでなく、その場にいる子ども全員にいい氣のシャワーが降り注いだことでしょう。この様なクラスではいじめで悩み自殺をしようなどと思う子どもは一人もいないことでしょう。

もう一つ菊池先生が授業に取り入れているものが「ディベート」です。ディベートといえば、自分の意見を主張して相手を打ち負かすというイメージがありますが、この授業は自分の意見を主張しながら、相手の意見を聞き、受け止めることを目的にしています。

身近なテーマで賛成チームと反対チームに分かれてディベートを行います。賛成チームがなぜ、賛成なのかの意見を言ったことに、反対チームは質問をしていきます。自分の意見を主張するだけでなく、人の意見を聞くことで相手を受け入れていくことを学ぶ授業なのです。

また、菊池先生は子どもたちに「成長ノート」で、一週間の出来事を書かせています。一人ひとりのノートをしっかりと読み、一人ひとりに先生の感じたことを書いて返すそうです。休みの日にこの返事を書くのに10時間も費やすそうです。この様な教師が今どきいるでしょうか。こんな先生に出会えた生徒は幸運です。

しかし、ある時期、同じ教師仲間から「学習指導要領にない授業をやっている」「あいつのそばにいると出世できない」と一緒に勉強会を開いていた仲間までいなくなり、一人ぼっちの日々が続いたそうです。その時、父の姿が浮かんできたといいます。

学校の教師を目指すきっかけになったのが、中学教師の父で、いつも子どものそばにいて、子どもに慕われていた父を見て、自分も教師を目指したそうです。

その父が教師になるときに贈ってくれた言葉が「子どもがいるところに行くのが教師だ」というものでした。子どものいる教室に自分の意識とかエネルギーを持って行き、今の授業をさらに磨きあげようと思ったそうです。それから15年、多くの教師の参考とされるようになったのです。

素晴らしい先生に出会えた生徒は本当に幸せです。しかし、教育に原点は家庭だと思います。親子や夫婦の断絶がない家庭を築いて欲しいものです。その為にも「一家に一人のフットセラピスト」の実現に向けて普及して参ります。

それでは、本日は、この辺で。

NPO法人 日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士

円心五法の真髄348 「手の治癒力」

2012年07月16日 | Weblog
「手の治癒力」という本をご存知でしょうか?臨床発達心理士の「山口 創」氏の書かれた本です。以前紹介した「子供の「脳」は肌にある」の著者でもあります。

私たちセラピストは触れることが仕事です。触れることで皮膚にどのような影響を与えていくのでしょうか、マッサージの効果は血流を良くしたリ、筋肉を緩めたり、気持ち良くなり自律神経は副交感神経優位の状態になるなど多くのメリットがあります。

これらを皮膚の構造や皮膚の役割など、別の視点から触れることの効用を説明してくれています。昔から「手当て」と言われるようにお母さんが痛がる子どもの痛いところに手を当てているだけで、痛みが軽減していくのです。このように手には癒す力があります。

医聖ヒポクラテスが「われわれの体にはもともと、健康に戻そうとする自然の力があり、医者はそれを助けるのが任務である」と述べ、自然治癒を重視するように言っています。その中でも、「触れる」行為を重視して「医者なるものは医術についてのあらゆる学理とともに、マッサージも修得せよ」と述べています。

「手は外部に出た脳である」と私たちは言っていますが、この本では同様に「手は第二の脳」であるとして、手を脳の出先器官として説明がされています。

皮膚について次のような記述がありました。「私たちの皮膚は身体で最も大きな感覚器官である。皮膚を構成しているさまざまな要素は、脳と非常に似た機能をもっている。触覚の衝撃を伝える神経線維は、総じて他の感覚に関連するものより大きなサイズである」ということは皮膚は脳と似た情報器官なのです。

特に手の指先には触覚が集中しており、1ミクロン(1/1000ミリ)の凹凸を触って分かるほどの敏感な触覚を持っています。指先には4つの触覚の受容器が集まっており、別々の物理的刺激をキャッチし、どんな皮膚上の刺激を逃すことがないのです。また、触覚を解析する脳のシステムの中で、手が占める面積が非常に大きいのです。

色々な臨床データが紹介されていますので、その中の「皮膚を温めると心が温かくなる」実験を紹介しましょう。

米国の行動経済学者二人は温かいコーヒーか冷たいコーヒーをしばらく持ってもらいます。架空の人物の特徴が書かれたリストを読ませ、その人の印象を評定してもらうと、温かいコーヒーを持った人は「親切」「寛容」と判断し、実験のお礼のプレゼントは自分の物ではなく、友達へのギフトを選んだそうです。

この実験から皮膚を温めると、人との対人距離が近くなることと、人を信頼しやすくなることもわかっています。また、手だけでなく、どの身体部位であっても同じ結果になり、全身のどの部位でも皮膚を温めると人に温かくなることが分かります。逆に体の冷えは心の冷えを作ってしまうのです。

セラピストにとって面白い実験も紹介しましょう。

英国の神経心理学者が三種類の素材(メッシュ、綿、ベルベット)を機械に装着し、顔と前腕を異なる速さ(1秒に50cm、1秒に5cm、1秒に0.5cm)で撫でたときに、どの程度「気持ちいい」と感じるかを評価した。その結果、前腕より顔の方が気持ちがよく、速さは1秒に5cnの時が一番気持ち良く感じた結果が出ています。

これは良く分かります。私たちのセラピーは全て「間脳調整」を目的に行っています。呼吸に合わせてゆっくりと施術していくのですが、これが1秒5cmのリズムと同じではないかと思われます。このリズムで施術を行うと自律神経が副交感神経優位の状態になりますが、1秒50cmのリズムで行うと、交感神経優位の状態になることが分かっています。

また、触れ合いが深い絆を作ることにも記述があり、「絆ホルモン」といわれるオキシトシンが赤ちゃんとお母さんの絆を深め、親子の絆が深まり、夫婦の絆も深まり幸せな家庭づくりにセラピーがとても大切だということが再確認できます。

「一家に一人のフットセラピスト」を育てることはこれからの時代には欠かせないものになってまいります。

それでは、本日は、この辺で。

NPO法人 日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士

円心五法の真髄347 円心五法と出会えてよかった

2012年07月09日 | Weblog
今朝は岐阜のホテルで書いています。昨日、ボディセラピー受講者向けの勉強会と会員向けの勉強会を行ってきました。参加者に喜んで頂き、主催する側にとっては嬉しい限りです。

今日は中部地区のトレーナー更新講習会です。皆さんの活動状況や本部への要望などを聞きながら充実した意見交換をしたいと思っています。また、理論指導や技術指導をする中での疑問点や確認事項などをディスカッションし、指導法の統一をしたいと思います。

突然話は変わりますが、最近、円心五法に出会えたことにとても感謝しています。人との出会いの不思議、あの時の寒河江徹先生との出会いがなければ今の私はいません。これまでの人生には色々と選択し決断しなければならない時がありました。その時々に違う選択をしていれば、今の自分はいなかったでしょう。

別に人生を歩いていれば皆さんとお会いすることもないでしょう。人生の不思議を感じます。今の家内との出会いも、彼女が寒河江徹先生のセミナーに参加して来なければ出会うこともありませんでした。そうすると今の家族、娘も存在しません。本当に不思議というほかありません。

前回紹介した本の中で「今日までの人生はツイていた」かという質問がありました。この本を読むまでは「俺はついていないな」と思っていました。しかし、この質問をきっかけに自分の過去を振り返ってみることができました。

自分はツイていないと思っていたことが、恥ずかしくなります。素晴らしい仕事をさせて頂き、多くの仲間と出会い、そして素晴らしい家族がいて、なんとツイているのだろう。素晴らしい人生を送ることができていることに深く感謝するようになりました。

ツイているか、ツイていないかを決めているのは自分自身なのですね。ツイていないと思っているからツイていない人生を送ることになることを実感しています。こんなに素晴らしい出会いをしていながらツイていないと思っていた私がいました。

本を読んで以来実践していることがあります。朝起きた時に「私はツイているな。幸せだな、今日一日、私を取りまく多くの人と楽しく仕事をしよう」と思って一日をイメージしながらスタートしています。すると、本当に楽しくなってくるのです。

今まで、潜在意識に白丸を入れることが大切だと言ってきました。しかし、この白丸をもっと強烈に潜在意識に入れるのは「プラス思考」と「プラスイメージ」そして、「プラスの感情」を持つことで、強烈に潜在意識に白丸が入っていくように思います。

自分の感情や思いが素晴らしいイメージを膨らませていきます。しかし、イヤな思いをすればイヤな感情が湧いてきます。この繰り返しをしていると、プラスのイメージが湧いてこなくなります。「イヤな思い」の捉え方をプラスに転じていくことで、いつの間にかいいイメージを持つことができるようになってくるのです。

皆さん一人ひとりに色々な人生があったことでしょう。私と同じように「ツイていない」と思っている方も多いのではないでしょうか。しかし、一度の人生、プラスの思い、プラスの感情、プラスのイメージを持つことで楽しい人生を送りましょう。

それでは、本日は、この辺で。

NPO法人 日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士

円心五法の真髄346 「ツキの大原則」という本

2012年07月02日 | Weblog
この本はもう10年ほど前に出版された本なのですが、文庫本にもなっています。知人から勧められて読んでみたところ、「うん、うんなるほど」と私の心の中に衝撃を与えました。面白く、納得することが多く引き込まれて一気に読んでしまいました。この本の中からいくつか抜粋してご紹介しましょう。

ツキ人間は100人に1人しかいないそうです。この1%の人たちは次の質問全てに「イエス」と答える人です。あなたは如何ですか。

1.「今日までの人生はツイていた」と思う
2.今、「自分はツイている人間だ」と思える
3.自分のまわりに、「ツイている人間」がいる
4.自分は「社員あるいは部下にツイている」と思う
5.自分は「ツイている人」と付き合っている

このように1%のツイている人は「自分はツイている人間だ」と思える人だそうです。

ツキがある人は「何をやっても、面白いようにうまくいく」、「ツキや運のある人間と自然と知り合いになる」、「夫婦関係や人間関係が不思議とうまくいく」、「努力しなくても、運が向こうからやってくる」、「いつもワクワクしていて、よいアイデアが次々とヒラめく」、このようなツキをどうしたら自分のものにできるのでしょうか。

ツキを変える基本は次の二つだそうです。

1.自分自身を知ること。
2.成功者のまねをすること。

自分自身を客観視し、自分の問題点に気づくことです。口で言うほど簡単ではありません。人によっては、あえて気づこうとしないで、自分の方法に固執しています。どんなに頑張っても成功しない方法で懸命に頑張っている人が非常に多いようです。

自分の問題点が明確になると、人は一気に変わるのです。目の前の現象や結果に左右されず、本当の原因をしっかりと見据えて行動できるようになるのです。

2番目は成功者のマネをすることです。これは良く聞く言葉です。成功している人、ツキの波に乗っている人、素晴らしい運を味方につけて活躍している人たちのやり方を、そのままマネればいいのです。

この世の中には3種類の人間しかいないそうです。「できる」と予感する人間。「できないかもしれない」と予感する人間。「できっこない」と予感する人間だそうです。

この予感は脳に蓄えられた過去の記憶データから来る「できなかった」(黒丸●)という不快なデータを多く持っていれば、当然「できない」と予感します。自己防衛本能が働き、能力が委縮してできることもできなくなってしまうのです。

逆に「できた」(白丸○)という快適な記憶データが多ければ「できる」脳になり、すでにできた気がして、心がワクワクしてきます。そのウキウキワクワクする予感が脳を活性化し、能力をぐんぐん引き出して、実際にできてしまうのです。

この「快・不快」「好き・嫌い」を判断し、記憶しているのが、脳の大脳辺縁系の要にある「扁桃核」です。会員の方であればお分かりの視床下部は自律神経とホルモン系をコントロールしていますが、その司令塔をさらに扁桃核がコントロールしていると考えられるようになってきました。

「快」と感じるか「不快」と感じるか、「好き」と感じるか「嫌い」と感じるか、それによって脳全体の働きが、まるで違ったものになるのです。成功者と凡人の違いは、どれだけ好きになったかの違いなのです。

私たちの脳にインストールされたソフトで、人生が決まってしまいます。成功する人間の脳には「成功するためのソフト」が入っており、凡人の脳には「成功できないソフト」が入っています。

それでは「成功するためのソフト」をインストールするには、三つのスイッチを「プラス」側にオンにすればいいのです。「思考」、「イメージ」、「感情」の三つがプラスに切り替われば、脳というスパーコンピュータは「成功するためのソフト」を自動的に実行し始めるのです。

本の内容を抜粋しながら私なりに感じる言葉で表現してみました。皆様も参考にされてはいかがでしょうか。

「面白いほど成功するツキの大原則」 著者:西田文郎 

それでは、本日は、この辺で。

NPO法人 日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士