1月5日(月)の港:ロンドン、訪問地:Croydon
今日はめちゃめちゃ寒かったです。雪がちらついてるのも見ました。これからこんな日が続くのかな。きついなあ、ホント。
ところで、ついに英国の永住権を取得しました(ビザの更新でした)・・・・。いやあ感慨深いものがあります。はい。肩の荷が下りたというか、ほっとしたというか、なんか自由になれた気がするというか(大げさな・・・)。
私の配偶者ビザは2年もので1月10日に切れるので、その前にビザの更新をしなければなりませんでしたが、更新は元のビザが切れる28日前から切れる日の間にやらなきゃいけなかったんですね。で、以前
Life in the U.K Test受けた あと、すぐに電話して、アポを取りましたけど、12月半ばに取りたかったのに「1月5日の朝9時と午後4時とどちらがいいですか?」て聞かれて、「へ?他には???」「もうこの2つの時間帯しか空いてませんよ。まあ、ビザが切れる前にあいてるところがあってよかったじゃないですか。」て言われてしまいました。ロンドンだとCroydonにあるんですけど、まあLiverpoolとか地方にもホームオフィスはあるんで、Croydonでとれなかったら、地方に行くか、郵送でやるしかなかったのですが、郵送はぜーったい嫌だったのでね、1月5日の本日4時のアポにしてもらって、会社も午前中行こうと思えば行けましたけど、気分的に落ち着かないから休みも取っちゃってました。
郵送が嫌なのは時間がかかること。基本的に2,3ヶ月かかると言われてるけど実際Nさんを含め半年以上待たされた人の話もよく聞きますし、パスポートなくされちゃった人の話も聞いたことありますし。とにかく郵送にしちゃったら、帰国もしばらくできませんし。でも実際今日もし不備があって預かりになったら帰国できないし、再来週末パリに行く予定でユーロスターのチケットも取ってあったしどうしようかと思いました。取れてホントよかった。
でも郵送のほうが若干手数料は安いです。郵送なら750ポンド、アポとって直接更新は950ポンド!今日950ポンド払ってきましたけど、今日はカードで払ってきましたが、念のため現金も下ろしておいたんですね。まあ、これは支払いまで別の口座に入れておきますが、この950ポンド、こつこつ少しずつ毎月貯めてきて何ヶ月もかけて貯めたお金だったんでなんか切なくなりました・・・もう収入もないですし・・・。
しかしねえ、この手数料数年前まで無料だったのに・・・。1年~2年くらいごとに倍ずつくらいに値上げして、250ポンド、500ポンドと来て、次は950ポンド!!今は、今までに見たことがないくらいポンド安(ユーロより安い・・・・)なので、日本円では15~6万くらいでしょうか?でも私の感覚ではいつもポンドは200円以上の感覚なので20万円くらい支払った気分です。私のように低所得の人間にとってこの金額を貯めるのどれだけ大変だったか・・・・。まあいいや、もう取れたし、これで10年後のパスポートの書き換えまでビザの件でお金かかることないしね。
さて、更新の手続きの流れだったのですが、まずアポが4時でしたが3時半までに到着するように言われていました。会社のYさんから「パートナーも連れて行ったほうがいいですよ。」っていうアドバイスを受けて、Rにも一緒に来てもらいました。Rが車で行ってくれたのですが、彼は車を街中からずいぶん離れたところに止めて歩いたため、間に合わないんじゃないかとひやひやしましたが、とりあえず無事に到着しました。
まず、アポがあることを言ったらすぐに中に入れてもらえて、飛行機に乗るときみたいな荷物検査、金属探知機。Rさん探知機鳴りまくってて大変でした。携帯はすべてスイッチを切るように指示され(会社の緊急携帯とか、変なタイミングで鳴ったら困るんで私はもう車に乗ってるときから自分のも会社のも切ってました)、で、すぐに目の前の窓口に通されたのですが、そこでお金払うんかなあと思ったら、「パスポートと、申請用紙を出してください。」と言われ、それからLife in the U.K.の合格証明を出させられ、そこまではよかったのですが、その次が難関でした。
Rも私も同じアドレスに2年間同居していたことを証明するために、連盟の名前で来ている郵便物、もしくは個々に来ている郵便物などを何種類かずつ提出しなきゃいけなかったのですが、連盟の物はなかったので、まず私は例えば自分のところに来ている銀行1(HSBC)のステートメント2年分、銀行2(同じくHSBCの別の口座のステートメント)2年分、銀行3(Nationwide)のを2年分とかそういう風にそろえて用意していたのですが、窓口では「2007年分のあなたの書類、2007年分のご主人の書類、2008年分のあなたの書類、2008年分のご主人の書類に分けて出してください。」ていきなり言われたので、慌てて分けてたんですね。で、まず私の2007がまとまったので渡したら「これ、銀行のステートメントばっかりじゃないですか。これじゃあ1種類としかみなせませんよ。」と言われてガーン。「銀行は別ですし、クレジットカードの分もあるし・・・。」と言っても「でも全部銀行のでしょ。電話とか、ガスとか、電気とかないの?」「それはすべて主人の名前になっているのですけど・・・。」
困った・・・。まだ2008年だったら、携帯の請求書とか、別のクレジットカードとか、なんだかんだあるんだけど、2007年は意外とバリエーションが少なく、また携帯は以前はプリペイド式だったのでめったに手紙がくることはなく、2006年ならまだあったんだけどそれじゃあダメだというし・・・。
窓口にいたのは黒人の女性だったんだけどすごい口調とかも厳しくてものすごいプレッシャーをかけられて、私もすっかりパニクってしまい、キレイに整理してきた書類もRのと私のとぐちゃぐちゃになりながら、2007年の私のものをひたすら探してたまたま念のために持ってきた、妊婦関連の書類の中に、2007年に子宮関係の検査を受けた結果の用紙が合ったのを思い出し、これを提出。その後税務署からの書類も見つけましたが、もう先方もあきらめたようで、「じゃあ次はご主人の2007年」となり、まあRの場合は私みたいにきれいに全部そろってはいないにしても、公共料金とかの請求書はすべてRの名前なので種類にはこまりませんでしたが。
で、今度は私の2008年分。2年分きちんとカバーするようにそろえると聞いていたので、あるものは1つの種類でもありったけもってきてたら「そんなにいらない。これみんな同じ銀行だから意味ないじゃない。」とかすごい厳しいし、給料明細とかにも住所が書いてあるのに「それは収入の証明だから今いらない。」とかまた却下されちゃうし。おまけに「家の契約書とか家賃の証明とかないの?」とか言われてそんなもの出せって書いてなかったし大体Rが持ってるからどこにあるかしらないので「それは持って来てません。」て答えたら不満そうな顔されて、なんか
いじめかよ、と思うくらいきつかったのですが、また種類が少ないとか言われて、この間の病院のスキャンの手紙とか苦し紛れに渡したら急に文句いわなくなったのでやはり妊婦にプレッシャーかけてはいけないとそう思っていただけたのでしょうか??って感じでした。
で、その後黙って何か印刷し始めたところ横のRが「書類大丈夫なの?足りてるのか聞いてみたら?」と聞くので、もうそんなことしたくないし・・・と思って「今彼女何かしてるから待ってるところ。」とだけ答えてそのままにしていたら、渡した書類をホチキスなどでとめて、番号のある用紙を渡されて、「上でお金払ってください。」と言われ、とりあえずほっとして上でお金を払い、窓口の人に「あちらで番号呼ばれるまで待ってくださいね。」と通されたところは2年前にビザを取ったなじみの広い部屋だったので、ああ、やっとここまで来れたか・・・とほっとして、待ってる間にトイレに行こうと思ったらすぐに「A85番、22番に行ってください。」てなアナウンスがあって、あれ?もう私?と思ってとりあえず22番窓口でA85って呼びました?て聞いたらそのとおりで・・・。でも丁度アポのある4時だったのでそういう流れだったわけですね。イギリスにしてはうまく段取りがくめてる・・・。
そこの窓口はちょっとホームオフィスには珍しい感じの人でしたね。白人の若者でしかも結構かっこいかったですね。まずは2人分のパスポートと申請用紙を出して、ここでもLife in the U.Kの合格証明を出して、その後、先ほどと同じように住居の証明を提出されるように言われたので先ほどの女性がまとめてホチキスしてくれた分に税務署の用紙なども追加して渡したら、白紙に表をつくりはじめました。何してるのかなあと思ったら、ちゃんと私の分と、Rの分で2年間分網羅しているか吟味して図を描いていたので、時々、「2008年の6月ごろのあなたの郵便物ありませんか?」とか聞かれたので随時追加しましたが、先ほどの女性みたいに同じものが云々とかは特に言わず、「携帯の請求書は実はあまり考慮されないのでもう少し別のでありますか?」とかそんな感じで時々言われたのであるものからいろいろ出していきました。
それから、収入の証明は、私の場合はずーっとフルタイムで働いていたし、明細もすべてそろっていたのでいいのですが、Rの場合はフルタイムの仕事をやめてからしばらくパートタイムだったのでろくに明細もなくてちょっと心配していたのですが、「あなたの最後の3ヶ月の給料明細見せてください。」と言われたので出したら、それで問題なかったみたいでRの分は一切見せろと言われなかったのでほっとしました。それをみつつ、私が自分の給料明細を全部持ってきているのに気が付いた彼は「2007年の末ごろから、2008年の初めの給料明細ありますか?それ住所が書いてあります?」とか聞かれたので渡したりして、給料明細はお金の証明・・だけじゃなくて、ちゃんと住所証明にも使ってくれたので、さっきの人よりずいぶん融通がきく人で助かった・・・・と心底そう思いました。
最後に必要書類のコピーをとって私たちに返してくれ「申請には問題がありませんので、ビザを発行します。パスポートだけお預かりしますが、1時間半くらいかかると思うのでお待ちください。上に売店がありますよ。」などと親切に教えてくれました。でも古いパスポートを間違えて持っていこうとしたので、「ああ、新しいのはこっちです。」と渡して、まちましたが、その時4時半くらいで、へえ、6時くらいまで働いてるの?すごいなあ、と思ったら5時くらいに人がひけて、3組くらいしかいなくなったので「あれれ?」と思ってたらすぐに呼ばれて、しかも自分たちより前から待っている人より先に呼ばれて渡されたので意外と早くて驚きました。
あ、書きながらなんかふと分かった気がしましたが、なぜこの窓口の若者がホームオフィスで異質に感じたか・・・、ホームオフィス・・というか空港でもそうなんですが、イミグレーションのオフィサーやってる人って大体なんかこっちの弱い立場に付け込んでちょっと意地悪というかえばってる感じの人ばかりな印象があったのに、彼は普通の企業の人って感じで、かといって、営業っぽいわけでもないですが、えばってるような態度がなかったというのも大いにあったのかもしれません。よい人にあたって幸運でした。
でもホントほっとしました。付いてきてくれて書類なども貸してくれたRにもお礼を言ってビールとかジュースとか買わされて(ちゃっかりだな)帰りました。
しかし、今までビザがないからどんなにケンカして離婚したいと思っても我慢してきましたので、ビザが取れた後に、大喧嘩になったらどうなるか見てろよっていつも思ってたんですが、ここにきて妊娠してるし&会社辞めるしだから、また大喧嘩しても出て行けない感じだし、結局こうやってなんだかんだ言っている間に結婚生活が続いてしまうもんなんですなあ。こうなるとなるべくケンカしないで生活する方法を考えてやっていかないとね・・・・。
結局使用された書類:(アプリケーションフォーム以外の書類はいるものだけコピーをとって後は返してくれています)
私の分
英語力と英国に滞在の基礎知識の証明として:
Life in the U.K. testの合格証明
経済的な証明として:
過去3か月分の給料明細
住居の証明として:2007
クレジットカード会社1の明細
銀行の明細(Nationwide)
病院からの検査結果
税務署からのレター(後から追加)
昔の給料明細(後から追加)
住居の証明として:2008
クレジットカード2の明細
病院(2度目の超音波スキャンのお知らせレター)
税務署からのレター
携帯電話の明細
銀行の明細(HSBC)
銀行の明細(Nationwide)
昔の給料明細(後から追加)
Rの分
住居の証明として:2007
銀行の明細(Abbey)
銀行の明細(Nationwide)
携帯の請求書
BT(British Telecom)の請求書
British Gasの請求書
住居の証明として:2008
銀行の明細(Nationwide)
BT(British Telecom)の請求書
電力会社からの明細
British Gasの請求書
携帯の請求書