旅６：ソレントへ（ナポリ２泊目）

5月3日の港：ナポリ、訪問地：ソレント、滞在地：ナポリ

ホテルの朝食を食べる部屋もなんだかステキです。使用している皿やコーヒーカップもちょっと変わってておしゃれです。

ソレントへ行きました。ホテル近辺からはバスでナポリの中央駅に行き、電車に乗りました。電車には１時間くらい乗ってたかしら？料金は３ユーロ。

ところでその駅までのバスの中でスリに狙われました。込んでいるバスでRとは離れ離れになり一人で立っていましたが、まず、目の前のおばあさんが、つかまるところがなくてよろよろしている私の手をとって自分の肩に乗せました。肩を貸してくれたわけです。なんと男らしい（おばあさんです）しかしそんな親切に感動していたら私の斜めうしろの男の手がもぞもぞうごきながらかばんのほうに向かってくるのが見えました。かばんを反対側に寄せ、その男の手を見張っていました。もう少しうまくやろうよ。バレバレだよ。おばあさんたちも気がついたようで私をもっとおばあさんたちの方に寄せるようにしてくれました。そのうちその男が降りたので、おばあさんと友達らしいもう一人のおばあさん、おじいさんがイタリア語でなにか話し始め、私がそちらを見ると、「あの男のことよ。」といわんばかりに首をその男がいた方向に向けて目配せをしました。

いやー、中央駅付近には宿が一杯です。Rと「ここまでくれば、インフォメーションセンターがみつからなくても泊まるところには困らなかったね。」と話していました。Rが試しに１つのホテルに値段を聞きに行きましたが私達が支払っている金額よりはるかに安い。でもその付近と自分達が滞在している港に近いほうのエリアだと随分雰囲気がちがいます。中央駅付近はなんか頭のおかしそうな人も数人見かけましたしさびれている感じがしました。私は自分が滞在しているエリアはもっとキレイだし変な人を見かけないし、ホテルもきれいだからまあよしとしよう。

ソレントはよかったです。すごいキレイでした。やっぱりRの言うとおりソレントに滞在すればよかった（といっても適当なところが見つからなかったので仕方ないのですが。）と思いました。ソレントの街きれいで広々してました。ちっちゃいけビーチもあるし。港もあるし。お店も可愛いし。

　街

Rが職場の上司に勧められたという外国人向けのバー「フォーリナーズバー」は眺めのよい気持ちのよいところでした。食事はイマイチですが。


港や浜辺に行くにはここを降りなければなりません。帰りはハードです。


駅の近くにあるお店。いろんな種類のオリーブオイルやハーブや調味料などがありました。


ソレントから帰り、ホテルの近くの別のレストランに行ってみました。ここは帰りに通りかかり、最後の晩だし食べ残しが無いように、私がガイドブックを片手に食べたいものが全部あるかチェックしました。そしてあったわけです。しかし一度ホテルに戻りそこに行きたいと言うと、Rが難癖つけやがって、一度別のレストランに行ったのです。でもそこには私の食べたいスパゲティーがなかったので結局私が行きたいといったところに戻りました。でも最終的にRは一番気に入っていたようです。ほらみろ！

ピザは昨晩と同じ物をたのんでいましたが、ここは、Rの頼んだものを聞き漏らすことなくすべてピザに載せてきましたし、ピザの地がぱりっとしてうまかった。しかも安かった。最後の晩（宿泊は）なので奮発して私はワイン、プロシュート、ライスコロッケ、ポルチーニ茸のタリアテッレを頼みました。Rは豚肉を食べないのでプロシュートには手をつけませんでした。ライスコロッケは私はカプリチョーザで食べるみたいな中にチーズが入っててトマトソースのかかっているものを期待していましたが何も入ってない何もかかってないものでちょっと物足りなかった。「Rosati」というところです。（ホテルのあるChiaia通り）