東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

いつまでも東京裁判の利子で食えると思うなよ

2013-12-29 09:10:41 | 国際・政治

利子生活者および便乗たかり屋に告ぐ。

日本の国会は昭和27年、講和条約が発効し独立を回復した直後、国会決議でまだ日本内外で拘束されていた戦犯の釈放要求を決議し、順次釈放を獲得した。この時点で東京裁判の利子はすべ完済している。

それまでに死刑を執行されたものはその命で完済している。たとえ東京裁判のいかがわしさをわきに置いておいてもだ。

そお趣旨はしばらく論じないとしても、その手法というかやり方は裁判のていをなしていなかった。これが日本が敗者として支払った代価である。

いつまでも完済した負債の利子で食えると思うな、まるで猪瀬君みたいではないか。

一事不再理は法精神の大原則である。また一度執行した刑罰を再度課すのは文明国のすることではない。



YONDA

2013-12-27 19:33:25 | 国際・政治

年末は忙しくてね。今米国大使館のHPを見た。わずか3パラグラフの短いメモだ。

抑えるべきところはすべて抑えているようだ。よく、四方八方に気を配っている。

在日大使館のHPだが実際に執筆者、あるいは執筆指示者はどこなのだろう。あるいは誰なのだろうか。一部の報道では本国の国務省というが。まさかスイート・キャロラインではないと思うな。

日本のマスコミが心配しているのは第一パラグラフの『日本の為政者が緊張を加速するような行為をとったことに失望している 』という趣旨のところなのだろうが、最近何年かの経緯を見ると、緊張を高めていったのはすべて中韓のほうで、そのほうの理解もなしに靖国問題だけをとりあげるのは、きわめて論旨薄弱である。

そこへの認識が米当局にあるのか、なければ日本政府が米国に対するレクチュアを強化したらいい。

もっとも、日本から教えられるまでもなく、アメリカの外交関係者は自分で勉強していなければならない。

アメリカは日本を驚かそう、そして中韓にはアリバイを作るつもりで作った文章のようだが、なに、よく読めば心配することはない。日本政府は声明の真意はいったいなんなんだ、とアメリカを詰問すべきだろう。

防空識別圏設定の際は、ヘーゲル国防長官、ケリー国務長官が記者会見で非難した。それとの兼ね合いでみれば、執筆者不明で顔の見えないHPでのわずか三行のコメントはちゃんとバランスを考えているいうことだろう。

アメリカは「いやいや日本を非難しているわけではありません」と言い逃れができるようなワーデイングになっている。

そのくらいのニュアンスの差を読み取れなくてはジャーナリストといえない。


アメリカという幽霊が発表した声明

2013-12-26 20:09:48 | 国際・政治

安倍首相がとうとう靖国に参拝した。結構なことだ。いつまでもはっきりしないのはよくない。

ところで、中国や韓国がわめいているようだが、チーチーパッパと囀らせておけばいい。どうせ日本人には蛮語はわからないのだから気にしなくてよい。

妙なのはアメリカが「失望した」だか「懸念を表明」したとかいう声明をだしたというのだね。とりあえず内容は論評しない。内容が幽霊同様不明では論評しようがない。

普通、こういうニュースは映像つきなんだけどね。なんにもない。それに主語がない。オバマがいったのか。国務長官がいったのか、報道官がいったのか。これでは問いただしようがないではないか。

それとも、声明文のコピーでもマスコミに配っているのか。それならちゃんと全文を引用してもらいたい。コメントのしようがない。

ある局では「アメリカ政府が駐日米国大使館をとおして」うんぬんというのだな。キャロライン大使がいったのかな。それならタレント以上に人気のある大使だ。映像がないのは変だ。

それとも大使館のプレスアタッシェがいったのか。ことは重要である。その辺をきちんと報道せよ。

お楽しみはそれからだ。論評はそれからだ。




いくら韓国人が恥知らずでも、猪瀬さんも失笑するような笑止なウソをつくとはね

2013-12-24 20:10:45 | 国際・政治

日刊現代をさかなにしようかと思って買ったんだが、その話はあとにしよう。

夕方のニュースで韓国国防省は「弾薬は足りないわけではない」だとさ。それならなぜ本国から補給しないのだ。国連を通して、と韓国外務省は言っているが、またそれが筋ではあるが、7時のNHKニュースでは現地の自衛隊司令官がきわめて具体的な言葉で韓国軍から直接要請があったことを報告している。

日本人は韓国人と違いウソをつかない。まして自衛隊の指揮官がありもしないことを言うわけがない。そんな必要がどこにあるのだ。

大体、日本の弾薬は必要なものしか持っていない。それを緊急だからと言って分けてやることは、自衛隊の危険がそれだけ増しているということだ。韓国の要請があれば、そんなことを言ってくるのは、よほど差し迫った危険があると判断するのが当たり前ではないか。

それとも、弾薬は不足していないが、あればあるほどいいというので、日本の戦闘能力が低下しても構わないということだろうか。ふざけた話だ。

実際には韓国軍の補給計画がずさんで本当に現地の部隊が危険を感じたというところが本当だろう。あるいは危険が迫っておびえてパニック状態に陥ったのか。どちらにせよ、軍人としては感心しないことだ。

古い話だが、60年前の朝鮮戦争でも、日本が物資を米韓軍に補給してやらなかったら、とっくに半島全体が金日成のものになっていた。あれから60年以上たってるのに、まともな兵站補給能力を持っていないのか。ロジスティックというのは戦闘能力を左右する重要なものだ。

北朝鮮がいま南進を開始したら韓国軍は持ちこたえられないだろう。アメリカも自国の兵士の血を流してまでも戦うだろうか。

米ソがイデオロギーを背景に世界支配を争っていた時代とは違う。朝鮮戦争当時は東西冷戦で朝鮮戦争も世界支配をかけた戦いの一環だった。現在アメリカは朝鮮半島に当時のような重要性を感じているわけがない。

とにかく、今度の「笑劇」で改めて分かったことは、半島有事の際、日本は絶対に動いてはならないことだ。吉田茂の智恵を学べ。

集団的自衛権は法制化されても朝鮮半島に適用してはならない。



沢山あったほうがいいから、安心だからと


いくら韓国人が恥知らずでも驚くじゃないか

2013-12-24 08:37:29 | 国際・政治

小銃弾一万発をやるという話にはあきれた。このニュースをつつくといろいろ面白いことがわかるが、いくら彼らが羞恥心がないからといって、真っ先に日本に泣き付いてきたわけでもあるまい。

多分、最初はアメリカに泣き付いた。あるいはハンギブンだっけ、同国人が国連の事務総長というので、国連になきつき、ハンギブンがアメリカに話を持って行ったのではないか。

アメリカはバイデン副大統領がパククネを説諭してもいうことを聞かないので、これを機に日本に頼みなさいといったというところだろう。アメリカは日本にも内々に経過をつたえて「よしなに」ということだった。

このあたりが無理のない憶測である。

それにしても、この供与は売買なのか、無償でもらうつもりなのか。破廉恥な種族であるから、受け取っても感謝の意を示さず(中国のように)、もらいっぱなしにしてしまうんだろうな。韓国では新聞記事にもしないだろう。

大体、本国から空輸すれば済むことではないか。基地が現時点で襲われているわけでもあるまい。その輸送費も出したくないということなのか。


二つ名を持つ女

2013-12-22 09:04:08 | 国際・政治

金正恩の叔母という女性今朝フジテレビを見ていたら名前が金慶喜ともとに戻っていた。あちらの女性の名前の付け方に詳しくないが、どうも女性に付ける名前ではなさそうに思えた。最後の徳川将軍と同じ名前だったからそう思ったのかもしれない。

ところが、新聞でも金慶喜と書いてあった。それが少し前から金敬姫といっせいに変わった。これなら女性らしい名前で慶喜は間違いだったのかな、と思っていたら今朝はまた慶喜に逆戻りだ。どっちも正しいとすると朝鮮半島の女性は二つ名を持つのが普通なのだろうか。マスコミは少なくとも注記すべきだろう。

そうしないと、別人かと思うだろう。


いささか粗忽なきらいが

2013-12-21 10:25:08 | 国際・政治

先(セン、前回)述べたように、石原氏は新しいホビーホースとして橋下徹氏に飛び乗ったきらいがある。

石原氏が猪瀬氏を副知事にしたのは、明確な思惑があってのことで、成功したといえる。簡単にいえば、都庁の官僚群をどやしつけるためであって、誰でもよかったのである。石原氏は最初テリー伊藤氏に副知事の声をかけた。断られて上昇志向の(出世願望の)強い猪瀬氏に落ち着いたわけだ。

石原氏が猪瀬副知事に期待した役割はさして難しいものではない。そのままならよかったのだが。

ところが、新しいホビーホースの出現ですっかり嫌になっていた都知事を抛り出した。あとはどうするかとマスコミに聞かれて、深く考えもせずに「猪瀬氏」とつぶやいたのだろう。

都知事がやれるかどうかは、副知事で「きわめて特殊な石原氏から与えられた仕事をこなすこと」とはまったく違う。石原氏の「推薦」はきわめて軽はずみなものだったと言える。


石原慎太郎氏の燃え尽き恐怖症

2013-12-21 07:25:58 | 国際・政治

50代でも同じ仕事を10年もしていると燃え尽き、無感動になる。石原氏は四期16年マイナス二年だったかな、14年もやっているわけだ。

知事の任期が終わったら何をしようかな、正確に言えば何かすることがあるかな、と一種の恐怖感をおぼえて当然である。それは生き甲斐ともいえるかもしれない。とくに80歳ともなれば仕事のないことはボケにつながる。

そこに平成の天一坊橋下徹君が颯爽と登場した。これだ!と思ったのだろう。知事を辞めて相乗りした。この行動をかって、源三位頼政の反乱に例えたことがある。清盛に対する源氏反乱の口火を切った武将である。

頼政はまた新古今和歌集にも何種が収録されている歌人である。作家でもある石原氏に似ている。また突拍子もない、成算のない政治行動に超高齢(頼政70歳)で飛び出すところが似ている。

そして、私は彼の前途に不安を表明したのだが、どうやらそうなりつつあるようだ。維新の会は頼政にとっての奈良の僧兵集団のようなものである。宇治川の決戦までは追い詰められていないようだが、前途の展望はひらけていない。


石原慎太郎君介錯してあげたまえ

2013-12-12 18:50:59 | 国際・政治

見ちゃおれんよ。猪瀬氏はすでに自主的な判断力や意思を失っている。推薦者としての責任を感じるならすぐに介錯してあげるのが慈悲だろう。

またぞろ東国春とかいうゲテモノが這い出してきたではないか。都民は馬鹿だからヒョンなことになったら大変だ。

東国春なりに今度の選挙で石原慎太郎の筋はないと読んでいるのだろうが、石原氏が可及的速やかにはっきりとした態度をとらないと、東くんの思うつぼになる。


金を貰ったのは猪瀬氏だけか

2013-12-09 20:23:10 | 国際・政治

ま、猪瀬氏は5000万円を貰ったわけだ。とするとだね、最初の一億五千万円との差額はどうなったんだ。

段取りを組んだ人間もいるし、紹介者というか立会人もいるわけだ。一億五千万円を五千万円に値切ったわけではあるまい。紹介者などへの手数料(端的にいえば上前をはねる)も相当だろう。まるまる一億円ということはないだろうが。

この辺の話は出てこないが、どうなっているのかな。

いくらなんでも一億五千万が五千万円ではバナナのたたき売りも真っ青ではないか。