東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

アメリカ、民間航空にフライトプランの提出を

2013-11-30 18:22:57 | 国際・政治

アメリカ国務省は自国の民間航空機に中国へ要求通りフライトプランを提出するように要請したという。意外な感じもするが、これはアメリカの盗聴情報収集戦略の成果ではないか。

中国は日米の航空戦力に太刀打ちできない。中国空軍、海軍が壊滅する危険を冒さなければスクランブルをかけることは出来ない。第一戦力比較の前にスクランブルの体制などまったく整備されていないというのが実情だろう。

日本には「44年のスクランブル体制の実績と経験がある」。シナが同等の能力を獲得するのは早くても「44年かかる」わけである。

そこで中国はテロ活動にたよることになる。すなわち丸腰の民間航空機を軍用機で取り囲み、「フライトプラン」を出していないと難癖をつけて中国本土の飛行場に強制着陸させ、乗客を人質にとる。

このたくらみをアメリカがスパイ活動でチャイナ・セブンの会話記録を入手把握しているのだろう。難癖をつけて民間航空機の乗客を人質に取られないように先手を打ったとみる。

日本も一応この対応を考えておいたほうがいい。考えているとは思うが。なにもアメリカと同じ対応をする必要はないが。

こういう場合に秘密保護法があればアメリカの情報が共有できるわけである。

別の言い方をすれば、アメリカは中国軍機がスクランブルで接近し、挑発したり、レーダー照射をすれば、直ちに中国軍機を撃墜する方針を決定していると思われる。

その場合に卑劣にも民間航空機を人質にとるようなテロ行為の口実を与えないために今回の要請になったともいえるだろう。

航空兵力で劣る中国は、あるいは、遠距離から地対空、空対空のミサイルを発射する可能性がある。この場合、遠距離からのレーダーでは民間機と軍用機の区別がつかない。民間機のフライトプランを教えてやれば、民間機にミサイルを発射することは、まさかしないだろう。

逆に言えば、アメリカははっきりとこれは軍用機だ、うってこい、かかってこい、と言っているにひとしい。英語で言えば

Hey, Come on !!

と言っているわけだ。シナにそれを受けるガッツがあるかな。



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キャロラインの馬車行列

2013-11-24 08:34:44 | 国際・政治

キャロライン・ケネディ駐日大使が本当に実力があるのか、操り人形なのかは、おいおいわかってくるだろう。

あの馬車行列はアメリカ大使館から出発したのではないというのをマスコミは全く報道していない。あれの起点は日比谷の明治生命ビルである。戦後最初の日本の支配者であるマッカーサー元帥の執務室があったビルである。

確かに道は近い(お濠を挟んで向かい側にある)、道は平坦である。アメリカ大使館のあたりには坂もあるようだ。また事前に物見高い見物客が殺到するという予測もあって、なるだけ短い距離にしたいという思惑もあったのかもしれない。

歴代に駐日大使はどこから出発したのかな。馬車を使わない大使のほうが多かったのか。

キャロラインは事前にビルの歴史をブリーフィングされていただろうし、今に至るも延々、そして滅滅につづくアメリカの日本支配の伝統を肝に銘じさせられたに違いない。

なぜ、マスコミは単純、明白、重大な事実を報道からはぶくのか。自主規制なの。こんな腰抜けに秘密保護法案反対をとなえる資格はない。

彼女の能力、思想に対する最初のリトマス試験紙は対韓国問題だろう。どっちもどっち的ないままでの対応をするなら彼女は日本にとって意味のない大使である。

女性として、「従軍慰安婦」問題のようないわれのない侮辱に対して彼女を教育する義務が日本にはある。また、最近あきらかになった韓国政府の「米軍用慰安所経営」にたいして韓国を非難するスタンスを日本は要求すべきである。


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ボケ?猪瀬直樹

2013-11-23 08:00:11 | 国際・政治

一日目に出てきた報道をみるかぎり、明明白白な事件であるようだ。しかし検察スジ(氏名不詳)では立件は難しいという(毎日新聞)。

読むとどうも小沢一郎事件と同じだ。報道が出るまでどの程度時間的余裕があったかしらないが、猪瀬都知事は弁護士などと対応を準備していたことは間違いない。立件を逃れる勘所は予習していたようだ。

魔に取りつかれた(一瞬悪魔が憑依した)というのが一番同情的な解釈かな(注)。

もう一つの(好意的)解釈はボケである。本格的なボケの始まる前に間欠的にボケ状態になる。ボケの特色に、金銭に対する執着がこれまでの人格では考えられたいほど強くなることがある。

徳洲会行きは石原慎太郎氏の指南という報道もある。これもボケを考えてもおかしくない(年齢を考えると)。

オリンピック招致の段階でイスラム社会の批判をしたのも、常識的には考えられないことで、判断力が瞬間的に断裂するボケ状態だったのかもしれない。

注)「魔が差した」というのが一般的表現である。私は一般的表現を使わないのであしからず。

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直訴状

2013-11-21 11:02:09 | 国際・政治

ドッジボールっていう遊びがあったっけ。小学校の時にやったような微かな記憶がある。団体競技で相手にボールをぶつけてあたると抜けるのかな。だから狙われたらよけて敵の選手にあたるようにする。忘れたけどそんな競技だった。なにしろ前世紀のことだから。

アメリカはドッジボールをしたんだな。自分のかわりに日本に球があたるように。ひところ、というか長い間韓国で反米運動ばかりあって、毎週のように星条旗が焼かれるニュースがあったが、ある時期からパタッとなくなった。そして反日運動が朝鮮人の娯楽になった時代がきた。

そこで使われたのが歴史認識であり、従軍慰安婦問題のでっち上げだ。歴史認識は中韓が手を付けて意外に効果があるとわかってアメリカが相乗りした。

従軍慰安婦問題はちょっと違うようだ。前から朝鮮戦争での国連軍兵士(主としてアメリカ)相手の従軍慰安婦の惨状が韓国の人権運動家たちによって表面化しそうになって、その矛先を日本にねじ負けようとしたのが始まりだろう。だからこの問題についてはアメリカがシナリオを描いた可能性がきわめて高い。

昨日の週刊新潮のパククネ記事を掘り下げていくと上記の推測を裏付けることができよう。

もちろん、表の運動は韓国人が受け持つ。裏でアメリカのおそらく諜報謀略機関が絵図を書いたと思われる。河野談話の時に、シェーファーは駐日大使ではなかったが、歴代大使が何人もいるわけだもなく、歴代大使に申し送りされた事項であったろう。そう考えなければシェーファーの浮き上がった発言は理解できない。

ここで、河野談話の時の総理大臣が問題になる。宮沢喜一である。歴代首相でもっともアメリカの飼い犬的であった人物である。吉田茂も政敵から親米路線を非難されたが、彼は当時の日本の国力で可能な限りアメリカを利用した。そのためには親米路線をとる以外に方法はない。

宮沢もと首相というのは、ニューズウィークークしか読まないという完全なアメリカの飼い犬であった。河野談話も実質宮沢の意向が強烈に働いている。でなければ、河野があれだけ平然として長い間しらばっくれることができるはずがない。

山本太郎議員、と唐突に呼びかける。キャロライン大使に直訴状を提出したまえ。受けること間違いなしだ。アメリカのマスコミでは天皇への直訴状にも同情的だそうだ。キャロラインへの直訴状も好意的にとりあげてくれるだろう。君の名誉回復にもなる。

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河野談話から後退したら日米関係は破壊的になる??

2013-11-21 10:09:14 | 国際・政治

シェーファーという、もと駐日アメリカ大使が再三同じことを言う。妙だと思わないのかな。

2007年3月米下院で従軍慰安婦への対日決議案が採択された際の彼の発言である。

ことしも同じことを言っている。5月ワシントンで開かれた日米シンポジウムで「談話見直しは日本の利益を大きく損なう」、「正当化できる理由はない。アメリカやアジアでの日本の国益を大きく損なう」

最後のコメントは「一部の極東アジアでの」というべきであろう。もっと正確には「中韓での」ということだろう。これもものの見方の一面でこれを機会に日本が一挙に中韓と手をきれば長期的には日本の利益になるというべきだろう。

これらの記事ではマスコミは「悪くなる」という彼の結論を報道するばかりである。どうしてそうなるのか、なにかいっているのではないかと思うが、結論だけ報道すればそれで十分と思っているのかな。

あるいは自明の結論で論証などする必要がないということか。こちらは頭が悪いので理由を示してもらわないとわからない。

従軍慰安婦問題はつまるところ、米韓合作であるということだ。これから次号以下で述べたいと思う。どうも妙だと思っていたが昨日のパククネの父親が売春宿の亭主だというニュースで全体が一つにつながった。



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パククネの父親は米軍慰安婦の管理者だった

2013-11-20 19:07:29 | 国際・政治

週刊新潮最新号の記事であるが、広告を見たときに米軍という文字に気が付かなかった。第二次大戦中のことだと思った。もちろん十分に理由があるわけで、パクチョンヒは終戦時日本軍(あるいは満州国軍)の中尉だった。

それで彼ら韓国人がいうところの慰安所を監督する仕事をしていたのかな、と思ったわけである。日本軍に属していた朝鮮人は志願兵と日本の陸軍士官学校を卒業した職業軍人がいた。パククネの父親は職業軍人のクチである。

日本はこれら朝鮮人将兵を実戦に投入しなかった(注)。信頼できないからである。彼らは主として捕虜収容所などに配属された。まっとうな軍人であればあまり行きたくない不浄な仕事である。もし、彼らの言うように戦場慰安婦がいて、軍の移動にまとわりついてくれば、性病対策、また防諜上の配慮からも軍は監視の目を業者に光らせなければならない。

捕虜収容所の仕事と合わせてこういう実務には朝鮮人兵士、将校を当てたことは容易に想像できる。まして半島出身者が対象ならば余計にそうであろう。

週刊新潮の書いている戦後の特に朝鮮戦争前後の「性奴隷」活用の実態はひどいもので、もっと指摘しなければならないが、戦争中の売春宿経営者、女衒に対する軍の監視役としての朝鮮出身軍人の実態も取材把握してもらいたい。週刊新潮に出ているパクチョンヒの管理文書などは太平洋戦争中の彼の経験が生かされているのではないか。

(注)それに対して、台湾の志願兵は日本軍とともに戦い相当の死傷者を出している。

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NHK会長人事

2013-11-19 11:14:38 | 国際・政治

週刊現代「NHK会長人事」なんたらかんたら;

扇情的な見出しのわりにはつまらない記事だ。

そこで、こちらも漫然漫才風にとりとめもなく、

* 「NHKは公共放送であって国営放送ではない」、NHKの職員が匿名でこんな主張をしているらしい。こんな言い逃れが通じると思っているのか。

NHKが無慮百年近くにわたって国からつぎ込まれた莫大な資金、資産を清算し国民に返済し、

NPO(法人)として「公共放送」を標ぼうするなら許せる。ふざけるな。どうせまた、ほとんどのNPOと同じように国の金をせびるだろうがね。

* NHKは税金ではなく受信料で運営されている。竹下ナミ(女?)の言葉が引用されている。言葉の問題だよ。受信料は最も悪質な税金である。所得税にしろなんにしろ、比較の問題だがね、あんな理不尽な強制徴収はされていない。

そんなこともわからず経営委員になるな。

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千鳥ヶ淵と靖国神社

2013-11-17 09:37:25 | 国際・政治

旧聞に属するが、今日のパカ・TBSで誰かが相も変わらず鬼の首を取ったようなことをいうから、ちょっと言っておこう。

ヘーゲルとケリーが千鳥ヶ淵に行ったことで日本政府の方針が決められるような理屈ってあるのかね。媚米派の根性の卑しいことよ。

大体、彼らクラスの人間が千鳥が淵にすらいったことは今まであるまい。あったかな、ブッシュが行ったかもしれない。記憶定かならず、それほど世間で注目されたことがないということだ。

あれ以来、あまりテレビを見ないおいらでも数回鬼の首をとったようなコメントを聞くのでこの辺で一言。行ったことだけでも褒めてやったらいいではないか。日本の戦没者に哀悼をささげる気になったということで。

それを日本政府への命令や指示のように伏し拝んで靖国派(そんなのがあるのかね)に、どうだわかったかと自国民に対して自分の手柄のようにいう卑しさよ。

東条英機ほかの合祀については何回も触れているが、分祀が妥当というのが私の考えだ。あれは松平某という北陸の殿様の子孫(太平洋線当時海軍大佐かなにか)が靖国神社の宮司の時に行ったものだ。

いわば戊辰戦争時の官軍(敗軍)の悲願である。幕府軍の戦死者、徳川親藩連合軍の犠牲者は一人も祀られていない。もちろん君たちの好きな新選組の連中もまつられていない。

この宮司も徳川ゆかりの殿様でどうしても盛岡藩(幕府軍)の東条英機を合祀したかったのだろうが、いささか迷惑な話ではあった。

大体、東条英機はグアム、サイパンを奪われたときに腹をかっさばくべきであった。それならまだ合祀の資格がある。

自分が戦陣訓で唱導した武士の身の処し方を自ら示す機会がありながら身をあやまり、自殺を未遂に終わったことで、日本人のDNAが変わってしまった。曽我兄弟も忠臣蔵もなくなってしまった。その品格からして合祀は問題が残る。

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吉田茂が再軍備要求を断った理由

2013-11-14 19:53:17 | 国際・政治

1951年二度にわたるアメリカからの強い再軍備要求を吉田茂が断った理由は、経済復興発展最優先という思想であったと説明されている。軍事費負担がなければそれだけ経済復興に予算をつぎ込めるわけで、それは理由というよりかは、帰結というべきである。

本当の理由は朝鮮人の戦争で日本人の兵士が血を流せるか、という思いであったろう。終戦後の朝鮮半島での残留日本人に対する悪逆非道な非人道的行為、弱体化した日本本土での日本人に対する非道行為の数々、そんな連中(吉田茂の表現によれば不逞鮮人)のために日本人が血を流せるか、という当然の態度であった。

いかに彼らの無法ぶりがひどかったかは、日本のやくざまでが警察に協力して在日朝鮮人に対抗したことでもわかる。

おりから集団的自衛権の議論が行われているが、立法化にあたっては適用、非適用範囲を明確に規定すべきである。たとえ同盟国のアメリカが朝鮮での戦乱に巻き込まれても日本は絶対に集団的自衛権を発動すべきではない。

むこうさんも日本の集団的自衛権には反対しているからちょうどいいのではないか。

他地域での海賊対策、テロ対策では集団的自衛権の確立ではじめてまともな活動ができるようになるわけで、こちらのほうは制度化すべきである。

朝鮮半島全域が北の支配に入ったらどうするか、とか問題はある。日本は保険をかけておくことも必要だ。平安時代に唯一日本が外交関係を持った地政学的に重要なエリア(旧渤海国)とは戦略的関係を確立し維持する必要がある。

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ロシアの真意を確かめたほうがいい

2013-11-14 19:06:28 | 国際・政治

今朝のテレビでもやっていたようだが、テレビのニュースというやつは白痴(白い痴漢ね)が作ってハクチが見るものだから何を言っているのかわからない。

じゃによって、産経新聞の朝刊によって話すが、パククネとプーチン大統領がケイジョウで記者会見をしたというのだね。それで共同声明に「最近、歴史に逆行する言動が障害となり、北東アジア地域の強い協力が実現しないことに韓ロ双方が憂慮を表明した」というのだ。

これは正確な訳なのだろうな。

流して読むとパククネとプーチン大統領が同じ見解を示したように見えるので妙に思ったんだね。テレビで聞いたときに。

数か月前、宗金平(シュウキンペイ)が訪ロした時に、同様の文言を共同声明に入れようとしてロシアが拒否したと報道された。

そこでだね、読み方なんだが、日本政府は真意をロシアに確認する必要がある。

一つの読みはだね、パククネの言いたいことは何回も関係のない第三国で告げ口しているから明瞭だ。

問題はロシアだが、これはパククネと正反対のことを言っている。韓国がしつこくいわれのない言いがかりを日本に一方的につけているから北東アジアの共同が進まないのだとね。

ロシアはそういう意味でいっている、パククネは正反対の意味で言っている、という解釈は可能うである。文言上は。これは共同声明のロシア語からの正確な翻訳が必要だし、ロシア政府の真意を日本政府は問いただすべきだろう。

おそらく、事前の事務方の打ち合わせでは合意していなくて、間際に韓国がいつもの非常識で強引なやり方でロシアに迫ったのだろう。

パククネは大したタマだぜ。プーチンは頭にきたらしい。首脳会談40分も遅刻して、日程も二日の予定を一日に短縮したらしい。

今日の夕刊フジによると韓国の新聞はロシアの非礼だと例の調子で騒いでいるらしい。救いがたい種族だね。

北朝鮮の国境近くで鉄道建設に韓国を参加させるという案件をかたにとってプーチンにゆすりをかけるとはてーした度胸だ。

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