Verdure 4F

茶道24年、ブログ19年! 家業を継いで13年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

肌寒くなってきました

2010年10月22日 | 季節の行事、庭そして畑
ようやく秋らしくというか、陽がのぞかないと肌寒く感じるようになってきました。


実家そばの川は、昨日の雨で、黄土色に濁り増水していました。
その川に、鴨? が、あちらにもこちらにも、5~6羽づつ集まってたくさん浮かんでいました。
手前の鴨がすいすいと水を掻いて、宗達の絵のようです。


フェンスに、縷紅草がからんで、まだ赤くよく咲いていました。
観葉種が野生化?したものでしょうか、葉がヒルガオのようになっています。。。

鏡花の晩年の作品に『縷紅新草』がありますが… 印象的な赤さの花です。






とはいえ、寒いので、あまり遠くまでは行かずに引き返しました。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 幸運の豚 | トップ | ゆでたまご »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
るこうそう (赤坂 うさぎ)
2010-10-23 04:17:47
小さな赤い花、いつも気になっていた花です。
るこうそうと言うんですね。はじめて知りました。こんな寒くなっても咲いているとはねぇー。また、泉鏡花の作品に出てきているとは!
さすがぴんくこあらさんは国文学二造詣が深い!!
 (ぴんくこあら)
2010-10-23 21:54:02
小さいけれど非常に目をひく赤が印象的な花ですね。
『縷紅新草』にも縷紅草そのものが出てくるのではなかったと思います。赤とんぼの刺繍がきっかけで自殺に追い込まれた美女を、後年、回想する物語です。赤とんぼや、着物の襦袢の赤の印象が幻想を呼んでいきます。

そういえばその中に、毎年秋に赤坂見附に何千・何万という赤とんぼが飛来する、という話が登場していたと思います。私も支店にいたとき1回だけ、窓の外を赤とんぼの大群が飛びすぎて行くのを見た経験がありますが、最近もあるのでしょうか。
古来日本を「秋津島」という秋津はとんぼのことです。とんぼがたくさんいる豊かな国であるといいですね。

コメントを投稿