ルンルンピアノ

ピアノ教室の子どもたちとの楽しい毎日。。。。。。

1471      キムタケ様

2009-09-29 20:53:24 | Weblog
※ マコーリーです。
  いつもボクの世話をしてくれるお姉さんと
  ニンジンをくれる仲よしの警備員さん。
  オジイチャンだけど、きょうも元気いっぱい働きました。
  クリック♪
  

きょうは ‘雨なら園田’ と決めていたのだが、あいにく降りそうで降らない。
それでもやっぱり馬に逢いたくて、11時過ぎに2人で家を出る。

園田へ着いてSTさんにアイサツすると、きょうも競馬場を案内して頂くことになった
まずは場内の園田食堂で腹ごしらえ。
オデンと天ぷらうどんを注文するが、うどんにエビが2つ乗って出てきたのには驚いた。
たぬきのお腹になって、いざ出陣♪


まずは、先日も見学させていただいたばかりの装鞍所へ。
広場に面した厩舎では7Rに出走の2歳馬達が大人しく待機しており、しばらくすると、続く8Rに出走の馬達もどんどん登場。
「これが結構強いクロフネ産駒の馬です」
「あっちの馬、後ろの左足が1本だけ白いでしょ? あれ、サコウイッパクって言って、よく走る馬の象徴らしいです。 ほんとかどうかは知りませんけど・・・・・昔からそう言われてるみたいですよ」

サコウイッパク 『左後一白』 である。

ゆっくり見せていただいたあと検量室へ。
きょうもたくさんの騎手が出入りしている。
無遠慮に覗く私たちに、まだ10代であろう若い騎手の子たちが次々に 「こんにちわ」 とあいさつしてくれる。
ずいぶん昔、祖母に連れられていった永平寺で、初めて雲水さんを見たときの感動を思い出す。

ボーッと立っていると、すぐ目の前に川原騎手が現れた(ドキッ)
そしてその後ろには、あの‘ミスターピンク’こと内田利雄騎手も(ドキンドキン)
すると突然、STさんがとんでもないことを言いだす。
「ちょっと待っててください。 今キムタケさん連れてきますから」


ドッカーーーーーーーーン!!!!!

キムタケと言えばアンタ、‘園田の貴公子’と呼ばれ、名実共に園田のトップジョッキーである、あの木村健騎手である。
関西の将棋界でいえば谷川浩司九段というところか。

木村健

さっき装鞍所で 「だれかお好きなジョッキーはいますか」 と聞かれたので、遠慮なく 「キムタケさーん」 と答えたのだが、まさかこんなことになるとは!!
STさんがキムタケさんを呼びにいっているあいだ中ずっと
(あ~、こんなことならもっとマジメにダイエットをやっておくべきだった
(こんな妊婦服じゃなくて、このあいだダイエーで買ったあのチェックの服を着てくりゃよかったな~
(ムダ毛の処理をきちんとしてない
(きのうシャンプーしてないから汗臭いかも) などなど。
今さら心配したってどうしようもないことばかりがグルグルグルグル頭の中をうずまく。


そしてとうとうキムタケ様の御登場!
すぐに私のそばへ来てくださり記念撮影の始まりだ。
手をVサインにしたりガッツポーズにしたり色々気遣って下さるのだが、緊張でカチンコチンの私には何も見えてない。
頭が真っ白というのは、こういう状態をいうのだろう。
なんとか記念撮影が終わりホッと肩の力を抜くと、いきなり握手の手を差しだされる。
なぜか左手だったので、私も緊張で汗ビッショリの左手を出した。
男の人とは思えない、柔らかでやさしい感触だった。
そのあとも最後まで連続騎乗のキムタケさんは、さわやかに、風のように去っていった

しばらく放心状態のあとハッと我に返ると、目の前にあのミスターピンクがいた。
なんだか気の大きくなっていた私は、Nに言われるままに内田騎手の横へ並んで記念撮影。
ウワサにたがわず、笑顔のすばらしい、気さくでやさしいステキな方でした

内田利雄


とまあこんな感じで、ドキドキ、ヒヤヒヤ、ワクワク、ウッキ~の大記念撮影大会を終え検量室を出る。
すると今度は路上で、園田のアイドル誘導馬マコーリー号とガッチャンコ

マコーリー

警備員さんと馬上のお姉さまの粋な計らいで、雪のように真っ白なマコーリー号が我々の目の前で止まる。
シーンと静まり返った道には、私たちの他だれもいない。
警備員さんの差しだすニンジンを音もなく食べるマコーリー。
馬上のお姉さまの笑顔に安心しながら、マコーリーの鼻面をそっとなぜてみる。
「マコーリー」 「マコチャン」 と呼びかけると、ピンと立った耳が横へ広がったり後ろへ反ったり、忙しく動く。
うすいピンクの鼻が柔らかそうだ。
きびすを返し、黙々と去ってゆくマコーリーの後ろ姿を見つめながら、なんだか涙が出そうになった。


STさんに心からお礼を言って部屋へ戻る。
金太郎がいるので10Rまでしか出来ずに帰るが、きょうは珍しくトントンの収支だった。


夜は早めの夕飯を済ませたあとユニクロとHIROへ。


もうすぐ12時。
雨が降りだし涼しくなってきた。
今頃は、ミスターピンクもキムタケもマコーリーも夢の中だろうか。
園田では明日 『渡辺要音楽事務所 女のちぎり賞』 というおもしろい名前の特別レースがある。

明日こそ雨の1日だろうか。
また金ちゃんに留守番をまかせて行ってみようかな・・・


☆ きょうの金太郎

● 遊ばせたあと容器に入れると、怪獣のような声でオモチャと格闘を始める
● ヨーデルの森遊びが上手になってきた
● 服に足を引っかけながら肩まで上ってくる


おわり
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6 コメント

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30日は東京盃 (かねとしがばなー)
2009-09-30 00:20:56
30日には、大井競馬場で「東京盃」が行われますよ
園田でも馬券販売あるのでは?
ちなみに、大井はナイター競馬ですよ。行ったことあるんですけど、大きくてきれいな(中央に比べれば…ちょっと落ちるんですけど)競馬場ですよ。
かねとしがばなー様 (ルン)
2009-09-30 07:05:06
東京盃


スーニとバンブーエールの一騎打ちとなるのでしょうか。

それにしても、20時10分発走というのがスゴイですね
一騎打ち…でした。 (かねとしがばなー)
2009-09-30 22:04:20
スーニとバンブーエールの一騎打ち、といいたいところですが、明らかに力差がでて、バンブーエールの圧勝でした。
馬券は…まぁ、聞かずにおいておいてください。
大井のナイター競馬は、この時間で普通です。最終は8時45分ごろ出走だったかと、記憶しています。
かねとしがばなー様 (ルン)
2009-10-01 13:58:23
本当はスーニを応援していたのですが、
さすが、ドバイ帰りの馬は違いますねー
マコちゃん (ドンドン)
2009-10-02 12:59:52
兵庫の貴公子と記念撮影だなんてウラヤマシイですね。

小耳に挟んだ話なんですが、マコーリー、正直「リーチ」がかかっておりまして、引退後に展示馬として繋養するのは現実問題難しいようなんです。今はなんとかお仕事して居場所確保してますが、後輩2頭もいますしね...
高齢なだけに、楽しく余生を過ごして欲しいのですが...

ドンドン様 (ルン)
2009-10-02 20:57:50
マコちゃん

そんな事情があるとは知りませんでした。
ショックです・・・・。

むずかしい世界だとは思いますが、これも何かの縁。
非力ながら、マコちゃん応援団の一員として成り行きを見守っていきたいと思います。

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