森のテラス・番人日記

オープンガーデン

秋田 森のテラス 畑作りは土作りから

2013年05月25日 13時43分19秒 | 森のテラス/秋田

ゴールデンウィーク前からつい先日まで秋田へ行ってきました。

冬、雪が多かったのもありますが例年よりも春がすこし遅れています。
いつもなら5月に入れば田んぼは田植えの準備で賑やかなのですが、今年は5月初旬まで雨が降り続き、畑の土も乾かずなかなか春の畑仕事ができませんでした。

土が湿っていれば、土は堅く耕すことはできません。
春の乾燥した風が土を乾かしてくれるのを待ちます。

森のテラスの敷地内は元は田んぼだったところが大部分でした。
田んぼとしては良いですが、畑にするには水はけが悪すぎます。

土の善し悪しで育つお花や作物にも影響がでます。
そんな土作りのひとくふうを紹介します。

去年の秋に脱穀した時のこった稲藁を、重ねて山にして腐らせます。
冬には分厚い雪が積もりその中でじっくりと腐っていきます。
腐った稲藁はこちら。一輪車で畑まで運びます。

畑にはうねが作ってあり、うねとうねの間に稲藁を置きます。隣の山には山桜が奇麗に咲いています。
いつもならゴールデンウィーク中に散ってしまう桜も、まだ咲いています。

そしてうねを半分崩して藁に土をかぶせます。

くわで黙々と。長いうね、結構これは疲れます。

稲藁はストローのような構造になっています。これが水を通すので、水はけが改善されるのです。
他にも籾殻(モミガラ)を炭にした「くんたん」やそのままの籾殻も土壌改善になります。
毎年土作りを地道に続けて良い土を作っていきます。

先日、ここに地元の前田小学校の1年生と2年生がジャガイモを植えて行きました。
あっとゆう間に植え終えて、虫あみを持って遊びに夢中でした。
収穫の季節が楽しみです。



土作りは毎年続けて行くことで改善されて行きます。
畑もお庭も人の技術と愛情で育って行きます。
その畑やお庭をみるとどんな人か少しわかったりします。
こんな細かいところまで丁寧に世話しているものかと思うことも。
そんな想いまで伝わるようなものを作りたいと思っています。

5/4(土) 森の市②

2013年05月25日 11時23分46秒 | 森のテラス/東京

一日目に引き続き、先着30名様に日頃の感謝をこめて、森のテラスオリジナルのお菓子を差し上げました。
ラッピングの鳥はヤマガラ。中身のお菓子は出店していただいたJarrive!!さんにご協力いただきました。

白いお菓子は雪につつまれた秋田 森のテラス、みどりのお菓子は木が生い茂る東京 森のテラスを
表していて、赤と白も水引で二つがつながっているイメージです。
箱の底にはふんわりと木の香りがするように、ヒノキのチップを敷きました。

紅白まんじゅうのように並んでいて見た目は和風ですが、中身は洋風。
生地はダックワーズのような生地で、秋田の方は中にバタークリームとプラリネ(ナッツのペースト)、
東京の方は抹茶の生地に中はホワイトチョコのガナッシュのクリームになっています。
お土産なので時間がたつにつれて、しっとりしておいしくなるお菓子に仕上げてくれました。

ちなみにJarrive!!さんは森のテラスの裏側の階段を下に進んだところでお菓子教室をされていますが、
夏にむけてお店を開く準備中だそうです。

 

 

 

 

一日目より落ち着いた雰囲気でスタート。
二日間とも天気に恵まれ、この日もデッキの木漏れ日が気持ち良かったです。
リビングでは今日も手作りのサンドイッチとおにぎりが並んでお客さんを待っています。

 




 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二日目は、和室では+nicori+さん(手作り石けん)、竹村良訓さん(陶器)、
ミチクサクーシャさん(本ともの)の出店。
裏のデッキでは神定記代美さん(天然素材の布かばん)、Jarrive!!【ジャリ―ヴ】さん(フランス菓子)、
ナカキョウ工房さん(刺繍と革のアクセサリー)の出店でした。

 

 

 

上段から+nicori+さんのせっけん、Jarriveさんのお菓子。
お菓子のようにきれいなせっけんは、お花のせっけんだそうです。
下段がナカキョウ工房さんの刺繍ブローチ、Camellia nico teaさんのお茶。
森の市に向けて森ブローチも作ってくれました!
お茶はカフェでも出したオリジナルのブレンドティーです。

 

 

 

午後は木村恵太郎さんによるアコースティックギターと歌のライブ。
静かでゆったりとした時間が流れます。
音楽に誘われたのか、だんだんと人が集まってきました。


 

 

森の市二日目は一日目より落ち着いたゆったりした雰囲気でした。
不思議と一日目、二日目、と両方とも市の全体が音楽の雰囲気のようになっていたような気がします。

今回の市は、出店者の方、ライブをしてくださった方、お手伝いいただいた方、ご来場いただいたみなさま、
たくさんの方の協力で開催することができました。
天気にも恵まれ、すてきな二日間になったことをうれしく思います。

ご協力いただいたみなさま、本当にどうもありがとうございました。


5/3(金) 森の市

2013年05月24日 15時39分26秒 | 森のテラス/東京

今年は日頃お世話になっているみなさまへ感謝をこめて、
ゴールデンウィークに東京 森のテラスにて市を開催しました。
きちんとした数は数えられませんでしたが、おかげさまで二日間合わせてのべ500名ほどの
お客様にご来場いただきました。
ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。
遅ればせながら一日目の様子からご報告していきます...

今回は当日フードを担当してくださった、仙川の自然食品店 納々屋さんが中心になって
こんな地図もまとめてくださいました。
初めて仙川にいらっしゃる方にはちょうどよさそうな地図でお客様にも好評でした!


 

 

表のデッキでは、秋田 森のテラスのイメージで、八朔ゴムはんさんに作っていただいたスタンプを
使って体験ワークショップのブースをつくりました。
子供から大人まで、バックやカードにみなさん思い思いのスタンプを押していきます。
途中スペースが足りずに待っているお客様も出るほどの人気でした!
ダリアのスタンプは今回新しくつくったダリアの小冊子のためにつくったもので、初お披露目。
冊子の表紙を見ながら夢中でスタンプを押している方もいらっしゃいました。

 

 

 

リビングでは納々屋さんのカフェ販売。
秋田 森のテラスでとれたお米や山菜(こごみ、ふきのとう)のほか、納々屋さんで扱っている
こだわりの食材でつくりました。
メニューは、たけのこの粕汁、ふき味噌のおにぎり、ニンジンやクレソンをはさんだ野菜ドッグ。
食材を生かしたシンプルなメニューです。
お茶はCamellia nico teaさんが今回の市のためにブレンドしてくださったお茶。
緑茶、月桃茶、レモングラス、オレンジピールが入った爽やかな風味です。
キッチンでは森のテラスでとれた山菜三種、いたどりのきんぴら、ふきのとうのつゆびたし、
湯がいたこごみにゴマをかけて振舞いました。

 

 

 

 

和室と裏のデッキは作家さんたちの出店スペース。
一日目は和室にkitoteさん(木の小物と器)、kubomiさん(子供服・アクセサリー・帽子)、
ピッコリアニマーリさん(動物刺繍の布小物)、麦の子どもさん(天然酵母パンと酵母菓子)の四組が出店してくれました。

 

 

左上からkubomiさんのアヒル型のスタイ、kitoteさんのカラトリーと器。
下段がピッコリアニマーリさんの刺繍きんちゃく、ごはん屋ヒバリさんの季節の瓶詰め。
麦の子どもさんは早々売り切れてしまい撮れず。。

 

 

        

 

階段を下りて裏デッキ。こちらも出店スペースです。
一日目は竹村良訓さん(陶器)とミチクサクーシャさん(本ともの)の出店でした。

  

 

上から竹村良訓さんの器、ミチクサクーシャさんの波のクロスと船のお皿、
てぬぐいとランチョンマット。
木の下でスイカの鳥も心地よさそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

午後は、この日のために集まって頂いた、内野貴史さん(Uilleann Pipes)、大渕愛子さん(Fiddle)、下田理さん(Guitar)の三人によるアイリッシュ音楽のライブ。
ライブに合わせてたくさんのお客様にご来場いただきました。表のデッキまで人がたくさん。
ノリのいい音楽に子供たちはウキウキの様子で踊りだす子も...

 

 

       

 

一日目は二日目より来場の方が多かった印象でした。
アイリッシュ音楽はノリやすいので大人のみなさんから小さなお子さんまで、
楽しんで聞いていらっしゃいました。
にぎやかで楽しい一日になりました。次は二日目の様子をお伝えしたいと思います!