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栄養学のはなし(カルシウムとマグネシウム)

2010年12月23日 01時29分08秒 | 春日井市の腰痛ヘルニア患者様


先日、私の所属する全国療術師会、東海ブロックの講習会へ行って来ました。

毎年、有名な先生が特別講演をして下さるのですが、今回はテレビなどにも出演されている栄養学の山田豊文先生でした。


正直なところあまり期待していなかったのですが、その予想を見事に覆してくれました。
いや~凄かったです。

外見は、ちょっと地味目な普通の男性(失礼!)ですが、話が始まるとぐんぐん引き込まれていきます。

圧倒的な情報量、その一つ一つがどれも的を得ていて説得力があります。


ご紹介したい話が多すぎて、何を話したら良いやら迷うほど。
今回はカルシウムとマグネシウムについての話をします。

カルシウムは骨の主成分ですが、様々な生理作用に関わっています。

筋肉の収縮、栄養の吸収、神経伝達物質やホルモンの合成・分泌など様々な生命活動は酵素が働いていますが、カルシウムはその調整をしています。

カルシウムが細胞内にとどまっていると、様々な障害が起こります。
心筋梗塞で亡くなった人は、解剖すると決まって「体内のカルシウム濃度が高い」のだそうです。

カルシウムと拮抗する作用を担うのがマグネシウムです。

カルシウムが筋細胞内に入ると筋肉が収縮します。
そしてマグネシウムの作用で、カルシウムを細胞外に出すことで筋肉が弛緩します。

カルシウムが緊張させ、マグネシウムが弛緩させていると言うわけですね。


もし、マグネシウムが不足したり正しく作用しなければ、細胞内にカルシウムがとどまったままとなり、筋肉が緊張しっぱなしになります。

これが筋肉の過緊張(こり)です。
腰痛も肩こりも首のこりも、マグネシウム不足が原因の一つです。

足のつりはマグネシウム不足による筋肉の過緊張です。
運動で汗をかくと大量に失われてしまうので、汗をかいた後でつりやすくなるのです。

私も地元の運動会で大汗をかいた後、足をつった経験が有ります。


カルシウムが血管細胞内に入り、マグネシウム不足で定着してしまうと動脈硬化になります。

カルシウムが細胞内にとどまり、さらにカルシウムが細胞内に入ってくるとカルシウム濃度を下げようと細胞内に水分が多くなります。これがむくみです。


マグネシウムのそのほかの作用として、血圧や体温の調節や、体内の300種類もの酵素の働きを助けるのも,マグネシウムの働きの一つです。
マグネシウムはとても重要な役割を担っているわけです。


カルシウムとマグネシウムの比率はこれまで2:1と言われてきましたが、現代は1:1くらいで丁度よいと山田先生はおっしゃっていました。

マグネシウムは食事から摂る事ができますが、大豆製品、魚介類、海藻、木の実に多く含まれます。

豆腐に使われるにがり、自然塩などにもマグネシウムが多く含まれています。


カルシウムは骨ごと食べる魚、殻を食べるエビ、葉物等に多く含まれます。
牛乳についてはまたの機会にお話しします。





風邪をひいたときこそ・・・

2010年12月08日 12時27分55秒 | Weblog


これからますます寒くなる訳ですが、風邪をひかれてご予約をキャンセルされる方もちらほら・・・


ですが風邪だからといって、施術を受けていけない訳ではありません。

身体がだるくて出かける気がしない場合は、ゆっくりお休みになると良いでしょう。
でも、もし動けそうなら思い切って施術をお受けになると、風邪を早く治すことにつながります。

咳がひどい時などは尚更です。

なぜか?


寒くなって身体が硬くなると、風邪をひいて身体を軟らかくしようという自己治癒作用が働くのです。
ということは身体を軟らかくすればよい。つまり施術を受けた方が良いということです。



故 野口 晴哉(1976年没)先生は風邪について著書でこんなことを言っています。

「風邪は自然の健康法である。風邪は治すべきものではない、経過するものである・・・・・」

「自然な経過を乱しさえしなければ、風邪をひいた後は、あたかも蛇が脱皮するように新鮮な体になる」

「ストレスや疲労によって緊張しきった体や頭を緩ませ、強制的に休ませるために風邪をひく必要がある。
風邪をチョコチョコひいて、うまく体を緩ませることができる人は癌などの大病をしない」


硬くなった身体を緩ませるために風邪をひいているわけですから、施術を受けることで風邪が早く「経過」するというわけです。
風邪は万病のもとではなく、大病を防いでいるんですね。

ちなみに、風邪をひいている人の身体は硬く、身体が硬い人は風邪をひくとなかなか治りません。

特に胸椎の上の方(1~3番)が硬くなっていると、咳が止まらなくなったりします。

ですから硬くなった背骨を矯正すれば咳も早くおさまります。


風邪の時こそ、アポロ ヒーリングセンターの施術を受けていただきたいものです。






頭が硬い人、軟らかい人

2010年12月07日 10時24分46秒 | Weblog
アポロ ヒーリングセンターではクビ(頸)の筋肉から施術を始めます。

なぜか?

クビの筋肉の緊張度合いが、全身に大きく影響を与えているから。


クビが硬ければ全身がかたく、軟らかければ比較的やわらかい訳です。はい。


背骨の歪み具合、筋肉の張り具合などお身体の状態をざっとチェックし、いざ施術を始めるとみるみる全身が軟らかくなってきます。
ですが、クビの筋肉があまりに硬い方もいらっしゃいます。

そんな方の特徴はというと・・・



頭がかたいんです。



頑固な人という意味ではなく、さわった感じが硬いのです。

そういう人には頭の矯正をします。するとクビがみるみる軟らかくなってきます。

勿論、中身が軟らかくなるわけではありません。念のため。


頭が硬いなんて当たり前と思いますか?
骨ですからね。


でも、生きている骨って結構やわらかいんですよ。


仰向けで寝ている人の頭を優しく包み込むようにして触れていると、あら不思議。
まるで別の生き物のように、動いているのが分かります。

つむじを中心に時計回りに波打っている感じです。
初めて気づいたときは、あまりに大きな動きだったので驚いたのを覚えています。

閑話休題。


頭を矯正していると言っても実は筋肉を矯正しています。

頭の表面には様々な筋肉が様々な方向についているので、これを矯正するわけです。


目の疲れている人は間違いなく頭がこっています。


結構気持ちよいですよ。



ただ、全員にこの施術をするわけではないので、やって欲しいと言う方はリクエストして下さいね。