モノスヤ☆のまきのテケテケあるある記。

花柳仲登嗣(モノスヤ)&仲真央(のまき)のコンビは2013年もブルワーズ青木を鋭意応援して生きます!!芸道も精進ちゅ♪

はらだしき村

2005-09-28 19:29:40 | いろんな話。
物す屋です
原田宗典さんの「はらだしき村」という文庫本を
読み始めています

文庫オリジナル・エッセイ集です

ずいぶん以前に原田宗典さんのエッセイを
数冊読んだ記憶があります

文庫を数冊購入し
数冊読んで
(恋とか愛とかについての内容だった気がする)

数冊売り飛ばしました

だから本棚には一冊もなかったのです


原田宗典さんの公式ホームページ
「はらだしき村」
を覗く機会があって

そこでここ限定の特別エッセイの存在を知りました


その前に
原田宗典さんがウツだったということを知りました
(現在の状態はわかりません・・・)

そのことについて
エッセイの中ででも触れられています


原田宗典さんのウツ病は
ソウウツ病らしいです


ワタシはその病気について考えるより

診察室を訪れた
訪れるに到った経緯を知りたいと思いました

原田宗典さんが書かれていること
ウツ病のことに限らず
エッセイに書かれている様々なことを
読んでいると

この原田宗典さんという方がなぜ
その病気に罹ったのか

どんな不調を訴え
どんな状態を抱えて

病院に足を運ぶことを決めたのか

そこが知りたいと思いました・・・・・・

というのも

「どうしておれ、こんなことになっちゃったんだろ?」
「おれって本当に複雑で困難なやつなんだよなあ」
この原田宗典さんの疑問と自己嫌悪のような思いとが

自分にも通じるところが
あるように思えて仕方ないからなのです


自分も
もしかしたら紙一重で
同じことになるかもしれない

もしかしたらもう
なっているかもしれない
それに気付いていないか

気になりながら蓋をしてしまっているだけかもしれない

自分の日々の不安定さに不安を感じるからなのです


そして自分だけではなく

もし家族が?
もし自分の大切な人が?

そうなったとき
そうであったとき

自分は?どうするんだろう?
何が?できるんだろう?

そう考えるからなのです

他人事じゃなく自分のことのように
思えるからなのです


自分は書くことを生業にしていないまでも
こうして日々「書けている」ことで
まだ自分が何とか保っている
何とか大丈夫な状態も

裏を返せば書かずにはいられないように思えて

書くことがないときも絞り出すように書き連ねて

書けないなら書かなければいいといわれても
書かなければ書けなくなりそうな
書けなくなったら自分が壊れてしまいそうな

そんな悲壮感も感じながら
書いているときも時にあるから
(そんなに頻繁ではないんですけどね)

それを自分から「病気だから」と
笑いながら宣言したりしている今は

まだ少しは大丈夫なのかもと思いながら

書くことさえできなくなって
動くこともできなくなって

原田宗典さんの言葉を借りれば
「ただ棒のように転がっているだけ」
そんな状態が

もしかしたら自分にもやってくるかもしれないと

思えて仕方がないからなのです。

最新の画像もっと見る

post a comment