シャキーン！

最近『nhk教育テレビ』と決まっている我が家。

７時にＭが朝ごはんを終えるとテレビをポチり。
いつも「からだであそぼ」のこの時間なのだが、
なぜか今週は『シャキーン！』という番組が放送されている。

来週はシャキーンだよ、
シャキーンをやるよ？としつこいくらいテロップが流れていた先週。

「シャキーンて、なんだよ。」とＭと私は、
ぶつぶつ文句を垂れていた。


しっかし、その割には二日目にして既に『シャキーン！』に大ハマりである。


この『シャキーン！』、
大人も楽しめる幼児向け教養バラエティ番組をコンセプトしているそうだが。

なんのなんの。
幼児向けなんてモッタイない話。

（ていうか幼児ウケしないんじゃないだろうか、とっぴで。）

朝起きたばかりの子供たちが頭と体を、
”シャキーン！”
とさせることから付けられた番組名。

そのまんま、じゃ。


そこの舞台になっている不思議な場所にある不思議な雰囲気のスタジオ。

木の上にある。
映像モニターと融合した植物”ジュモクさん”と、
不思議ちゃんの”てんかちゃん”が番組を進める。

この、てんかちゃんは３月まで「天才てれびくん」でてれび戦士をしていた。

　橋本甜歌

我が家では、ちょっとした人気者だ。

その”てんかりん”が登場したことで、
一気に私たちのテンションはヒートアップ。

ちなみに、ジュモクさんはラーメンズの片桐仁という人だそうだ。

ラーメンズ？有名なのか？
（かなり熱い支持者が存在するらしい）


幾つかあるコーナーの中で、これはと思うものを紹介する。

　インプロゲーム

即興演劇（＝インプロ）の手法を取り入れたゲーム。

　答えは、ない

歌。
操り人形が「答えは、ない。答えは、ない。考えたって、仕方ない。」と、
なかば自虐的にけだるく歌う。

”もみあげ”と”ひげ”の境目の曖昧な毛について、など。

（あたまとデコの境目などもそうか？）　


インプロを担当する役者さんは、
『NeXT IMPRO THEATRE』の入岡雅人、飯野雅彦、松本雅子さん。

スタッフとして音楽担当は、
のこぎり音楽のサキタハヂメさん。

セットデザインの富永まいさんのセンスにも脱帽だ。


幼児向け番組といわれる中には、
われらのツボをグイグイ突いてくるものが多いので侮れない。


私は、この番組から舞台構成のヒントを得た気がします。

観て損なし（ただし朝７時開始だよ）！