M's Den with GB350

流れる雲を追いかけて…SINCE 2004

最新キャンプ用炊事道具事情

2015-08-08 10:15:08 | 道具

過去にはあれこれと試行錯誤はあったが、現在は炊事道具一式をソフトクーラーバッグに入れてDLのリアキャリアに積んでキャンプに出掛けている。

クーラーバッグの容量は35L、重量はグロスで約13kgになる。収納している炊事道具を大別すると以下の通り。 

 

◆焚火台

   

天気が良くて薪が手に入るなら、火力調整が面倒な炊飯以外は概ね焚火(熾火)で調理。従い、火力調整にあまり気を使わないで済むので焼くか煮るか主になる。

収納がコンパクト、そして何より通常薪の長さは40~45cmなのでそれが収まる焚火台という条件だと尾上のBBQコンロが今の所一番使い勝手が良くCPも良い(それでも以前よりは随分値上がりしたが)ので周囲でも尾上を使っているバイカーは多い。

組み立てが容易なのも面倒が無くて良い。このA4サイズまでだと、この35Lクーラーバッグ、或いは30Lサイズでも収まる。笑‘sのB6君は焚火をするかどうか分からないが、一応焚火台を持っていきたいという時に連れ出すが普段は尾上を選んでしまう。薪の焚付けを作るのに小型の鉈も入れてある。 

薪への点火には牛乳パックを展開したもの、余程失敗しなければ半分にちぎったもので間に合う。予備の着火剤はどこかでマスキャンプをした時のもらい物、捨てられずに持っている。
着火用にコールマンのターボライターを使用、ガスは充填式。ファイアスターターも持っているがたまに遊ぶだけで普段は使わない。

◆まな板とナイフ

調理用のまな板は団扇代わりに扇ぐのにも使っている。魚や脂物を切るときはキッチンペーパーを敷いたり焚付け用の牛乳パックを使い掃除が楽なようにしている。

食材によりある程度刃渡りの長いものが必要な時にはぺティーナイフを使うが通常はオピネル#7でまかなえる。ナイフはもう一本スイスアーミーをもっていく。これは使い終わったOD缶のガス抜き用が殆ど、後は時々ハサミを使うくらいだが無いと不便。キッチンバサミも一時持ち歩いたが余り出番が無くてこの頃はお蔵入り、ピーラーはキュウリやジャガイモの皮むきに使っている。

スーパーで購入品をレジ袋に入れるテーブルに備えてある薄いポリエチレン袋は重宝していて野菜や肉を切ったらそれぞれをこのポリエチレン袋に入れて口を縛っておくと中身を落としたり虫が入ったりするのを防げるし、下味をつけたり、小麦粉をまぶしたりする時にもこの袋を使うと手も汚れず簡単。開封する時も簡単に袋が裂けるので使い易いので買い物をしたスーパーで多めにいただいてくる。

◆バーナー、クッカーと食器

基本的に焚火で調理が主なので、バーナーは一番面倒がないガスがメイン。たまに気分でスベア123Rやラーツー等ではアルストなども使う事もある。焚火メインだと250のOD缶で数日はもつが、焚火は天気次第なので予備のOD缶を持っていく。

バーナーの五徳だけでは不安定な場合にはこの五徳を追加する。 折角作った料理をひっくり返す位なら何故五徳を使わないのかと思う。バーナーに鍋をかけてから水を注いで鍋をひっくり返すのは二度目はアホ。
焼網はB6君用だが最近出番が無い。ガスバーナーとロッキーカップの組み合わせで炊飯をする時は、火力調整用にバーナーパッドを使う。炊飯中は殆ど蓋はしないが、蒸らす時にはこのチタンの蓋を被せる。 熱いものを掴む時に使うシリコンパッドもこの水色の袋に入れてある。革手袋は薪割りだけでなく、調理の時にも火傷をしないように良く使う、軍手よりもお奨め、バイク用は傷むので使わない。

 

バーナーはいくつかもっているが今はこれがメイン。室外で無風ということは先ずありえないので風防は必須、風は調理時間やガスの消費量にも大きく影響する。 

クッカーと食器は料理の好みが強く出るところかもしれない。私の場合は焼き物、炒め物が多くて寒い時期は鍋物も時々。クッカーは材質と形状についてはよく語られるところではあるがストーブの火口の口径とのマッチングについては触れられる事が殆ど無いがこれも考慮の要素となる。 

 

調理する主食は米、パン、ジャガイモ、パスタといったところでうどんやラーメンはあまり作らない。炊飯はなれているし持ちやすいのでロッキーカップ(コールマン)で行う事が多い。 



煮物はアルミクッカーセット(エバニューの1Lサイズ)もたまには使うがフライパンで済ませてしまうことの方が多い。その他、おかずの焼き物、炒め物からパスタを茹で、鍋ものまで一番活躍しているのが8.5インチのフライパン(チヌーク)。このフライパンはこびりつきにくいので便利。ジャーマンポテトなどもこれで作る。早く茹で上がるということでサラスパを使った事もあったが、今は3分で茹で上がる普通のパスタを使っている。このサイズのフライパンだとパスタを折らずに茹でられる。

パンや餅を焼くのにトースター(サウスフィールド)も良く使う。 

 

普段は殆ど調味料入れになっているメスティンS(トランギア)は時々炊飯や皿代わりに使うが普段の出番は少ない。百均の鋳鉄焼肉鉄板はBBQコンロの端に置いて肉や野菜をここで焼きながら食べる。肉も野菜も網焼きは熱効率が悪く焼くのに時間がかかり、焦げやすく、焼けてもパサパサで旨みが飛んでしまいこの鉄板で焼く方が好ましい。 

食器はドンブリ鉢とランチプレート、マグカップの3つ。中国人の職工などは洗面器に飯をもっておかずは取り回しで食べるという感じだが、キャンプでも飯をこのドンブリに盛って、おかずを載せて食べていくイメージ。ただ実際は汁物以外では余り使わない。ランチプレートもおかずを置く皿として使っている。マグカップはコーヒーだけでなくスープや味噌汁を飲むのにも使う。勿論ロッキーカップやアルミクッカーも食器として使う場合もある。 

◆その他

水筒(ボトル)は1.5Lを2つもっていくことで、仮に一つが破損しても、もう一つで水を確保出来る様にしているのは昔水の確保で苦労したからかもしれない。今は空のペットボトル等も臨時の水筒として使えるので助かる。水は3Lあれば通常の調理から就寝前の歯磨、洗顔までほぼまかなえるので水場が遠い場合などには便利。 

コーヒーが好きなのであれこれと試したが今はコーヒーバネット(ユニフレーム)で淹れている。パーコレーターは美味くないし、スターバックスステンレスドリッパーも美味しくないし掃除が面倒、ビアレッティ ブリッカ4は嵩張る。

 

お玉とフライ返しはあれば便利。フライ返しは結構出番が多い。お玉は冬場鍋料理やスープを作った時に使う。 

洗剤とスポンジ、焚火でもある程度煤が固着してしまうと余り手に付かず洗っても落ちない。見た目が嫌でなければ無理に落とす必要もない。ああ、それからBBQコンロ本体を炊事場で一生懸命洗う輩がいるが使えばどうせまた汚れるから灰だけ軽く流しておく程度で十分なのに、まあご苦労様と心の中で思いながら黙って見ている。

 

クッカーや食器、カトラリーはお湯で油や汚れを流して落とした後炊事場で軽く洗う。汚れが軽ければお湯で濯いでキッチンペーパーで拭いて終わりにすることもある。拭き取り用のタオルと雑巾も持って行く。鋳鉄のDOやスキレットは汚れや焼き付きが酷ければささらを使うが、キャンプ場では湯を沸かしてこする程度で済ませる。 

黄色いケースにはカトラリーセット、皮むき、トング(小)、キッチンペーパー、ターボライターを納めてある。昔は缶切りセットや予備のスプーン等も入れてあった。スプーンとフォークは木製、金属食器でも下品な音がしないのでお薦め。

 

青いケースにはヘッ電、虫除け(ベープ)、予備電池、輪ゴム等が入っている。昔はLEDランタンも入れていたが殆ど使わないので外した。
予備としてこのミニミニLEDランタンをウェストバッグに付けていてテントの中では点灯。

  

クーラーバッグの蓋の裏側のネットポケットにはキッチンペーパー、一部調味料、予備のジップロック等が入っている。外側のポケットにはゴミ袋用のショッピングバッグ、着火剤関係、一部調味料等。

食材の保冷用には別途クーラーバッグを用意するが、涼しい時期は使わないこともある。

BS時代からだともう半世紀以上、試行錯誤を重ねて今の状態になっているが、少ない小遣いをやり繰りして購入した道具は使う使わないに係らずどれも愛着がある。実際この3倍位の量の道具が部屋には眠っているのだが惜しくて始末できないでいる。

そんな中で懲りずに一寸気にになっているのがSPのヤエンクッカーシリーズでヤエンストーブナギとクッカー 1500の組み合わせ。WILD-1で現物も確認した。これから10年、キャンプで使い倒せるなら欲しいが、今はもうそれが出来るか自信が無いので手を出さずにいる。

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