お気に入り度:銅
監督 クリス・ヌーナン 製作総指揮 レニー・ゼルウィガー 2006年
出演:レニー・ゼルウィガー 、ユアン・マクレガー 、エミリー・ワトソン
ファーストシーンは、使い込まれたパレットと絵筆の映像で始まります。絵の具がついた筆をグラスの中の水で洗うときれいなライトブルーになります。ピーターラビットの上着の青色です♪ 早速、映画の世界に引き込まれてしまいます。
ビアトリクスの半生が落ち着いた色合いの美しい映像によって展開してゆきます。
社交か刺繍などをして日々を過ごすべき良家の子女が絵本を書いて稼ごうというんですから、労働を蔑む価値観を持った母親は反対します。しかし、ビアトリクスは確固たる信念を持って進んでゆきます。昨今のアメリカ映画のように泣き喚いたり罵ったりする映画を期待してはいけません。
ピーターラビットの絵本のように何回も繰り返し見たくなる美しい映画でした。
難を言えば、子供時代を演じた女の子がビアトリクスを演じたレニー・ゼルウィガーに似てなくて、ちょっと違和感を覚えてしまったのが残念でした。
日記を暗号で書いていたビアトリクスは遊び心に溢れたとても聡明な女性だったようです。
2008年7月。WOWOWで放映していたので再び観ました。
映像が美しいですネ~~。
ピーターちゃん、可愛いですね~~。
でも、、主役のレニー・ゼルウィガーの声が、、声が、、、。
レニー・ゼルウィガーなら、いっそジェニファー・ティリーのほうが、、。
子役ちゃんもちょっとイメージが違って、二度目を観ても馴染めなくて、
他は全てとても良く出来ていたので残念です。
ケイト・ブランシェットが良かったかなぁ。