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もっきぃの映画館でみよう(もっきぃの映画館で見よう)

年間100本の劇場鑑賞、音声ガイドもやってました。そんな話題をきままに書きます。ネタバレもありますのでご注意を。

2008年映画ベスト15 第1位はブッチギリで「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」

2009-01-02 17:20:56 | その他もろもろ
私が2008年に映画館か飛行機のなかでみた92作品(過去に見たもの、2回見たものも入れると
鑑賞は100回)プラスワンのなかから選んだベスト15の発表です。今日時点での個人的な
堪能度(満足度)評価でオススメ度ではありません。

第1位 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(福知山シネマ)
1,2位は特別で、3位以下を大きく引き離しています。いまだ私のなかでは興奮がさめやらず。
昨年読んだ「あさま山荘1972(坂口弘著)」の上下につづいて昨日「続」を注文しました。
DVDの発売も2009年2月27日に決定。発売記念上映会にも期待したいところ。

第2位 破戒(Gyao、3年前 京都文化博物館の映像ホール) 
被差別出身の教師・丑松が出自に苦しみ告白するまでを描いた島崎藤村原作の映画化。
思えば3年前、当時の私は「破戒」を「破壊」と勘違いして最後にが焼払われるのかなあ
という調子で見に行き、最初を見逃したこともあり終了してもポカーンというありさまでした。
しかしながら、昨年Gyaoで最初からみましてあまりの素晴らしさに、ルール違反ながら
順位に入れることにしました。なお、小説とは最後の行き先が異なります。

第3位 ブーリン家の姉妹(TOHOシネマズ梅田)
映画ならではの贅沢さと華やかさを満喫。

第4位 女工哀歌(第七芸術劇場) 
製造業に勤める者として避けては通れぬ映画。悪いものほど儲ける悪循環を支えるのは
無関心と情報隠蔽ではないだろうか?

第5位 マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋(movix京都)
わかりやすい内容で童心に返って楽しみました。

第6位 ウォンティッド(TOHOシネマズ梅田)
アンジェリーナ・ジョリー主演のアクション超大作。
ありえねーより素晴らしい、新次元は本当だった。

第7位 ガチ☆ボーイ(TOHOシネマズ二条)
学生プロレスから生まれた名作。プロレスものって沢山みていますが期待はずれが
多く、ヒットしないことも多いのですがよくぞ覆してくれました。女子プロレスでは
「ワイルド・フラワーズ」がオススメですが、いまだかつて男プロレスでは私の期待に
応える作品はありません。昨年のヴェネチア金獅子賞作「ザ・レスラー」は今夏公開。

第8位 ぺネロピ(テアトル梅田)
豚鼻のクリスティーナ・リッチが詐欺師に恋する現代のおとぎ話。はじめて家から外へ
でるスカーフで鼻を隠したリッチがいつも以上にカッコよく、ロンドンの街並みも
温かく新鮮に見えました。これぞファンタジー。

第9位 ゾンビ・ストリッパー(シアターN) 
「ゾンビ」と「ストリッパー」それぞれにファンは多いでしょうが、二つが結びついた
からといって1+1は1.5ぐらいにしかならないのが世の常。でもこの作品は3にも4
にもなってました。政治あり軍隊あり経営者の視点ありストリッパーの青春群像でもあり。
日本でリメイクしてほしいです。主演は及川奈央推薦。

第10位 王妃の紋章(TOHOシネマズ梅田)
チャン・ツィイーの出演が流れた、チャン・イーモウ監督作品。もし出演が実現していたら
ストーリーもかなり変化があったのでは?今のストーリーは出なくて正解だと思いました。
チョウ・ユンファとコン・リーに対して、脇の甘い配役と思えたが、それでもここまで凄い
作品にしあげるのは監督の力か。

第11位 エリザベス ザ・ゴールデンエージ(TOHOシネマズ二条)  
前作「エリザベス」は楽しめなかったのだが、今回は「女王」に少しだけ感情移入が
できました。イギリスの歴史の残酷さと面白さの淵にたどりついた気がします。

第12位 祇園囃子(千日前国際シネマ):なんばからまたひとつ映画館が消えました。
第13位 アキレスと亀(テアトル梅田):TAKESHI映画で初めて少しわかったか?
第14位 おくりびと(福知山シネマ):2008年の賞を総なめしてほしです。
第15位 ウォーダンス(第七芸術劇場):ドキュメンタリーであり感動作。  
次点 ラースとその彼女(シネリーブル梅田):笑わせるけれど事態は深刻。
次点 天国はまだ遠く(テアトル梅田):地元の作品です。よろしく。

ベスト・コスプレ賞 「純喫茶 磯辺」麻生久美子:「夕凪の街 桜の国」の麻生久美がここまで!!
ベスト・ラブシーン賞 「人のセックスを笑うな」永作博美と松山ケンイチ:オゥイエス!!
最強キャラクター賞 「ノーカントリー」ハビエル・バルデム:いきなり胴締めスリーパー!!
ベスト・つかみはOK   「石内尋常高等小学校 花は散れども」:百姓は米を作り麦を食うとるんじゃ!!
ベストDVD 「ブラック・スネーク・モンスーン」:クリスティーナ・リッチ主演
「日本の夜と霧」:大島渚監督作品
「TOKKO 特攻」:日系二世監督視点でのドキュメンタリー。

昨年は、出演作が少なかったこともあり、私が崇めている「世界の才色兼備三大女優」の作品が
ランキングに入りませんでした。でも今年は1月からそろい踏みです。またまた映画から目が
放せません。

ペネロペ・クルス主演「エレジー」1/24封切
ニコール・キッドマン主演「オーストラリア」2/28封切
チャン・ツィイー準主役?「花の生涯~梅蘭芳(メイランファン)~」3/7封切 
※ツィイーの出番は20分ぐらいだそうです。

ではまた。

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6 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは♪ (non)
2009-01-03 06:30:11
あけましておめでとうございます☆
TBありがとうございました。

昨年はお世話になりました。

そうですか~
ぶっちぎりで『実録連合赤軍』なんですね。
私この作品見たかったのに結局見れずで・・・
DVD化されないかもと言うことでしたが
見れそうなので、必ず鑑賞したいと思います。

今年も宜しくお願いしますm(_ _)m
返信する
あけましておめでとうございます (とらねこ)
2009-01-03 11:32:13
『実録・連合赤軍~』は、今年中にはとても高く評価している人が多いんですよね。DVDで見たくなりました。
私は、仲良くしている人が「これだったら『鬼畜大宴会』の方が・・」と聞いて、やっぱり、なんてスルーしてしまったのが悔やまれます。
女工哀歌も何度も予告を見たのに、見に行かなかったんですよ。。
『破戒』は、高校の時に読んだっきり。映画化されているなら、是非見てみたくなりました。
返信する
nonさんへ (もっきぃ)
2009-01-03 14:13:30
HPの富士山の写真お見事ですね。
今年もいいとしになりますように。

『実録連合赤軍』は、確か監督がお金に困らない限りないと言われていたような気がしますが出るようですね。しかも『赤軍‐PFLP 世界戦争宣言』もでると
いうことでこちらもレンタルでみたいなあと思って
います。

『ダークナイト』を一位の方多いですね。
これは、見逃したなあ。今年どっかの映画館で
やったら見に行きたいものです。


ではまた。


返信する
とらねこさんへ (もっきぃ)
2009-01-03 14:25:46
『鬼畜大宴会』は、見てないのでそのうちDVDで
見たいと思います。でも『実録』としてやはり
『実録・連合赤軍~』はオススメですね。

『破戒』市川雷蔵主演、1962年公開作品です。
DVD化されています。

さて、ベスト10を見せていただきました。
『レンブラントの夜警』は、意外でした。
私は絵やレンブラントのことをわかってないので、
わかった人向きの映画なのかなあ。

返信する
はきめまして~ (aq99)
2009-01-09 22:30:13
毎年、ブロガーが選んだベスト10を勝手に集計して、どの映画が人気があるか調べてます。
1位はバレバレですけど、まぁなかなか興味深い結果になりました。
よろしければご覧下さ~い。
返信する
aq99さんへ (もっきぃ)
2009-01-10 17:27:55
楽しい集計ありがとうございました。私と同じ一位の人もいて、そこからたどって読みました。
「前田日明イズム」とは懐かしい。
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