ナット&サドルでのオクターブ&弦高調整のつもりが、ナットの溝まで削ることになってしまい、以前のナットが駄目になったので
もう一度象牙の削りだしからとなってしまいやした。
幅52mmのたて目象牙材はもうなくなったので、1.2.3弦と4.5.6弦で分けて作る。
木の木目のように象牙材も目がある。音の伝達方向と目をあわせないと高価な象牙材といえども音の伝わりが良くないようです。
サンドペーパーでの手作業だけに寸法どうり削るのやら面出し、直角出しがめちゃくちゃ難しいです。特にナットの溝はあやまって指板側を削ると楽器そのものの弦長に影響してこれが狂うと(狂ってくると)もう説明するのもいやなくらい楽器にとって悲しいこととなりやす。楽器の持ち主にとっては膨大な回り道をするか、結構な出費をするか、すべてをあきらめるか、ですな。
ナット溝の幅に合う材木を作り、サンドペーパーを両面テープで貼り付け溝を研磨。細めに作ったナットをはめて黒檀棒を削り隙間に叩きいれる。弦高を見ながら弦溝を調整。サドル側で弦高&弦長の微調整となるのだが、サドルとサドル溝のわずかな隙間による
サドルの傾きが微妙に弦長に影響しているようでナット、サドル両側に薄いプラカードで作ったシムをはめて固定。
傾きを調整すると5弦のオクターブピッチも許容範囲内におさまりやした。
再塗装&ゴルペ板貼り後の楽器。
表面板の振動を抑えてしまうなどいろいろ言われているゴルペ板ですが、やはりこれが無いとギターがボロボロになります(アタイの場合。)
#137.05 - 1人班
こういう作業にはやはりラジオ的なものが合います。いまさらですがおもろいなあ、この二人。
もう一度象牙の削りだしからとなってしまいやした。
幅52mmのたて目象牙材はもうなくなったので、1.2.3弦と4.5.6弦で分けて作る。
木の木目のように象牙材も目がある。音の伝達方向と目をあわせないと高価な象牙材といえども音の伝わりが良くないようです。
サンドペーパーでの手作業だけに寸法どうり削るのやら面出し、直角出しがめちゃくちゃ難しいです。特にナットの溝はあやまって指板側を削ると楽器そのものの弦長に影響してこれが狂うと(狂ってくると)もう説明するのもいやなくらい楽器にとって悲しいこととなりやす。楽器の持ち主にとっては膨大な回り道をするか、結構な出費をするか、すべてをあきらめるか、ですな。
ナット溝の幅に合う材木を作り、サンドペーパーを両面テープで貼り付け溝を研磨。細めに作ったナットをはめて黒檀棒を削り隙間に叩きいれる。弦高を見ながら弦溝を調整。サドル側で弦高&弦長の微調整となるのだが、サドルとサドル溝のわずかな隙間による
サドルの傾きが微妙に弦長に影響しているようでナット、サドル両側に薄いプラカードで作ったシムをはめて固定。
傾きを調整すると5弦のオクターブピッチも許容範囲内におさまりやした。
再塗装&ゴルペ板貼り後の楽器。
表面板の振動を抑えてしまうなどいろいろ言われているゴルペ板ですが、やはりこれが無いとギターがボロボロになります(アタイの場合。)
#137.05 - 1人班
こういう作業にはやはりラジオ的なものが合います。いまさらですがおもろいなあ、この二人。