ジョンポール常時林檎 音のこと なんやらかんやら 雑記

さても さても うららかな 春の海のごとく
のたのたと まったりと ふんわり ゆったり

部屋に音があるぜいたく。

2012-09-24 23:19:45 | 音楽一般

ここ何ヶ月であちこちから集めたアンプだのスピーカーだのプロセッサーだのの格納が終わり、調整、点検なども兼ねてふだん家でも聞けるようにしやした。

まともに買えば総額いくらなのか知りませんが、割とお手ごろ価格で購入して、仕事で使うサウンドシステムをお部屋で聞く贅沢でございます。

低域スピーカーと高域スピーカーだけの2ボックスX2だけですが、小音量でもバランスがよく豊かに鳴っております。

時間も時間だけに割と静かなアコースティック系のCDを聞いてますが、低域担当の大型スピーカーはひょっとするとこういうアコースティックものにこそ必要かつ相性がいいんでしょうかな。

ピアノの音なんか以前使っていたスピーカーとは別物のリアリティーでございます。それでいてあったかいんですわ。

Paul McCartney and Wings 1975 Australia (recital completo)

これは日本でも放送されたPaul McCartney and Wingsのオーストラリア公演。本当はこの後、ビートルズ時代から約10年ぶりに武道館のステージに立つはずでしたが....

日本の法務省による入国拒否(過去の薬物使用など)にあってしまい、公演がキャンセルとなります。せめて日本のファンのためにと、直前のオーストラリア公演の模様が放送されまして私もリアルタイムで見た一人でございます。

このときテレビの前にラジカセをスタンバイしていて録音するつもりでしたがお目当ての曲のアレンジが原曲と違っていて録音ボタンを押しそびれるという痛恨のミスをしてしまい悔しい思いをしたのが約37年前。

その後、1976年に行われた全米ツアーを収めた三枚組みのライブアルバムが出たものの、やはりウィングスの絶頂期はこのオーストラリア公演のあたりだと思っております。長く過酷な全米ツアー前後にポール・マッカートニーさんの声があきらかに嗄れている。

でもってこの5年後、コンサートのために1980年に来日するも今度は成田で逮捕されてしまう。次の年に公開された1976年のシアトルキングドーム公演を収めた映画「ROCKSHOW」は日本公開版だけ30分長くサービスしたようです。ちなみにこの映画のDVD、音声のピッチが高く、テンポも速くオリジナルとはかなり違っていて違和感があります。なんかのミスとしか考えられません。

しかしこの映像の30代のポールさん。「男ざかり」ですなあ。


佳境 忙中閑は無きが如く、やや密かに。

2012-09-19 23:13:47 | 日々雑感

昨年あたりから9,10,11,12月に忙しくなるというパターンでございます。今年は音道具が増えて調整やら製作やら、格納のための片付けやらで夏中忙しかった。ってまだ暑いけど。

先週は帯広方面で今週末はやはり美唄、滝川でのお仕事が続きますです。なんとなく最近はブログもご無沙汰であまりネタがありません。何か思いつくと道具やら工具を出して改造してるか製作してるので、

形は残るし、わざわざ書き込んで残す必要を感じなくなったせいもありますわな。

 

仕事での移動中、最近気づけば口ずさんでいる「元禄名槍譜 俵星玄蕃」しかも冒頭セリフ入りでございますが、最近youtubeなどでプロ、アマさまざまな方の動画を見ておりましても

講談調のセリフの部分(時に元禄15年12月14日、江戸の夜風を震わせて~行く手は松坂町)で、これは!!と思えるのが無いす。長編歌謡ということで歌やら浪曲調の節回しは皆さん聞かせ所としておいしいんでしょうが

この曲の良し悪しは、セリフ回しのリズムと抑揚で決まってしまうんですな。さすがは三波春夫こと南条文若先生。浪曲師時代のキャリアが光る語りの芸でございます。

 ともに浪曲師から歌手へと転進して、生涯ライバルであり続けた村田英雄サンとの夢の競演。国宝モンですぞ。

三波春夫 村田英雄共演~浪曲忠臣蔵「義士の本懐」~

 


帯広某所にて

2012-09-14 00:09:09 | 音楽一般
久しぶりのブログではございます。只今帯広市内の某ホテル。明日の必殺二回廻し本番しかも会場変わり搬入~開場まで90分という久しぶりの混乱現場。に備えてサウナあがりに一杯やっておりますです。  ここんところ捨ててこ祭りと並行して、機材の調整、作製。中でもマルチケーブル&マルチボックスの作製には往生しました。8chマルチケーブルを二本つなげて使う16chマルチボックス。端子盤以外は木材での自家製です。こういうのは長く使えるので本当は既製品が良いんですがいかんせん中古でも高いす。自家製だと下手すりゃ中古の半額くらいで作れます。  さらにスピーカーなんちゃってマルチケーブル。4ch分のスピーカーケーブルを束ねてインシュロックで結束してるだけですがこれが意外に便利。仕込みが一人の場合行ったり来たりが減って時間短縮です。   でもって今回からサブLowスピーカーを鳴らすのに内蔵のパッシブネットワークではなくチャンネルディバイダーが欲しくなるもどうせならチャンディバ、イコライザー、コンプ、リミッター、ディレイ、ハウリングサプレッサー、など機能てんこ盛りのなおかつ設定が記憶できるモノをとdbxのdriverack260を入手。この手のものは久しぶりに現場で使います。 とこのように色々仕入れはしましたが、車に積めなきゃ意味がない。ということでなんと積込みリハ。 これが意外に大事なんですな。数センチ(時には数ミリ)の違いが移動時間、ひいては食事時間、やがては睡眠時間に影響します。今回はスピーカーだけで10台ほとんど立体パズルです。しかも車がバモスホビオ。思いっきり軽です。 サブウーファーX2 、SX300X4、S200X4、がとりあえず積めることがわかって安堵。今後に活かして行きたいと思いますです。

September

2012-09-04 02:58:25 | 日々雑感

September by. Earth, Wind and Fire

てなわけで9月でございます。夏が終わるわびしさと未練と残暑をさんざん引っ張って、でもまだ雪は先だし虫も鳴いてるからまだいいよね夏みたいなノリでいいよね と、なんだかあきらめの悪い季節。

まあせめてこの曲のように軽やかでありたいもの。

久しぶりに○フーオークションで競り勝ったもんでテンション上がり気味ですが、支払い考えるとちょっとブルーな9月しょっぱなではございますが、これからやや多忙になる季節。どんな出会いがあるか楽しみではあります。

あ 遅れましたが拙ブログも気付けば8万名さまのご訪問。あいもかわらぬくだらぬ独り言にお付き合いいただき、ありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。

さて来る9月22日は北海道のフォルクローレ関係の方々にとっては待ちに待った日でございましょう。ノルテポトシ live at富良野。

本当に楽しみにしておりましたが、急遽お仕事の都合で断念せざるを得なくなってしまいやしたあ”あ”あ”~

最近はどうもフォルクローレでの刺激がないす。やはりいいステージ、いい生演奏てぇのに触れることが一番の肥やしになるんでしょうけど....なかなかねえ。

観る機会に恵まれないす。

まあこういうときは、しっかりかがんでましょう。次への準備期間でございます。

 


本。

2012-09-02 05:31:38 | 昭和モノ

捨ててこ騒動はいまだに続いているが、何とかスペースが出来てスピーカーなどを格納できました。そのためにいろんなものを処分しましたが

どうしても捨てられずいくつか手元に残した本。

 

「ビニールの城」は劇団第七病棟のお芝居。1980年代中盤に札幌市民会館の舞台を半ば水没させた舞台で上演されました。

当時、演劇に関わっていてこの舞台を見た人たちはおそらく全員ほぼ何らかの影響を受けたと思われます。(ストーリーなどパクリものの芝居も多数ありましたし)

それだけ衝撃的な舞台でした。いまだにこれに勝る美しい舞台を見たことがありません。

上はその脚本。下は公演ポスター。

 

こちらはビートルズのプロデューサー、ジョージ・マーティンさんの著書。

ビートルズ時代のみならず、自身の履歴にも触れております。元英国空軍軍人が音楽業界に入りプロデューサーという職種を創りあげていく日々の様子は興味深いです。