ジョンポール常時林檎 音のこと なんやらかんやら 雑記

さても さても うららかな 春の海のごとく
のたのたと まったりと ふんわり ゆったり

とんぼがえりの日々。

2012-02-28 16:00:58 | 日々雑感
まだしばらく美瑛町滞在が続きそうなもんで、パソコン一式、楽器など取りにとんぼがえる。ネット環境が午後5時までなので結構大変です。
とりあえず「男の凡簿ならぬボンボ道」紐交換&革締め途中経過写真でございます。





上から全体、表皮、裏皮、なんちゃってマレットはほーまっく印。
白い紐は荷台用のものです。

とりあえずしばらくは使えんこともない。もうちょっと色々情報漁りをして仕上げませう。
(いつのことになるやら)

ボンボ考。とかく低音というやつは。

2012-02-24 14:18:31 | フォルクローレ
こんにちは。引き続き美瑛町で付き添い野郎の厄介者扱いで朝ドラ「カーネーション」に今どきはまっている夜明けのスモッグことジョンポール常時林檎でございます。

先日からの「男のボンボ道」。よせばいいのについに手を付けてしまった禁断の紐交換&張りなおし。とにかくろくに下調べもせず実家にあるわずかな道具と資材だけで見切り発車は行くあて知らずのブルース特急。とにかく以下の手順で風呂上がりに一杯やりながらやってみました

1.全バラし、皮の締め輪、胴体のペーパかけ、

2.仮組しすずらんテープで仮固定。

3.打面側、裏面側に板を渡しインシュロック、荷締めベルト、ターンバックル等で少しづつ締めていく。

4.バチで叩きながら音を確認しつつ締めていく。
とりあえず妥協できるところで止めて(あまり締めると皮の締め輪を破損)

5.紐を張っていく。

という手順で何となくやってみたが、この低音打楽器は振動が大きい分、皮の張り方、紐の締め方の巧拙でビビりなど雑音が出やす。ひょっとしたらそういうものと割り切って使う楽器なのかもしれませんが皮と胴体のあいだにどこか隙間があるのでしょう。皮もだいぶん乾燥しているようだし。
締めていけば音程は変わるが、どうも皮が張り切ってはいないようでございます。
ひょっとしたら皮の裏側から霧吹きで水か油などを吹いて柔らかくしてから張るもんなんでしょうか。
またもやボンボの権威、諸先輩方々のご意見アドバイスや「お前では話にならんおれに直させろ」など切望いたしましておりますです。
ついでにボンボのバチというかマレットっていうんですな。あの敲くぼっこ。ホームセンターの工作材とゴム材、フェルトの余りで作ってしまいました。安上がりでございます。

ボンボがきた~美瑛町にて

2012-02-19 13:35:55 | フォルクローレ

先日オークションにて中古ボンボを落札しまして到来。結構汚れが目立っていたので全分解にてペーパーがけをいたしやした。表裏両面の皮も外して円筒形の内側もペーパーがけです。案の定うっすらとかびておりました。ある程度ペーパーがけをしましてハタと気付くと皮を締めていた紐の結び方を確認せず外したもんだから、どうやって締めていたかがわからなくなってしまった。お心当たりのあるボンボプレイヤーの方の情報を切望いたしております。

締めていた紐自体が皮製なもので固いこと固いこと。ボンボ画像をいろいろみていると革製以外の普通の紐でしめているものもあるようですな。その方が何かと便利なんでしょうか。
こいつが使えるようになると、アンデス興業で使っている楽器がほぼ揃うことになるので、久しぶりに一人多重録音でもやってみようかしら。作品を録音するということよりも演奏のいい練習にはなりますわな。
あ、バチも作らにゃ。

久しぶりのブログは美瑛町の四季の情報館よりお届けしております。わけあって親が手術、入院ということで付き添いand家政婦。連日の除排雪はまるで総合格闘技の様相を呈しております。負けるな我が腰。3月にはアンデス興業も御呼ばれ演奏があるしリハビリの日々でございますな。

春はまたいずこへ、近いのやら遠いのやら。

俺節~The Spirits Of ENKA~

2012-02-09 13:51:19 | 音楽一般
という漫画がありました。この人の初期の作品の「永ちゃん」が大好きで、この人の漫画はついつい読んでしまう。
「俺節」は演歌歌手を目指す津軽出身の青年の話です。この漫画の影響でそれまであまり聞かなかった「演歌」を聞くようになり
「歌は語り、台詞は歌う」に感動して
歌手のみならず作、編曲の方々にも興味を持ち始めたある日、ある大作曲家のテレビ番組を偶然に見てしまいました。




ご存知、船村徹大先生でございます。すごいですな。表現力というか描写力というか、声だけで絵が浮かんできて旋律で語りかけてくる。
生半可な歌手など足元にも及びません。
個性(わがままや気まぐれと勘違いしている人が多いですが、訓練されていていつでもほぼ再生可能な独自性を指して個性といいます。)やら主張やらメッセージのみを押し付けてくる歌い手が氾濫して
食傷気味ですが、ここまで歌の世界を描ききって絵を見せてくれる歌い手はもう滅びてしまったんでしょうかね。

ネットで探してみますと「船村徹が歌う愛惜の譜」というCDが通販のみで入手可能なようです。
ん~悩むなあ。

でもってこの大先生の有名なエピソードでございます。
「大瀧詠一との対談の中で、次のようなエピソードを話している。
1959年の東映アニメ映画『少年猿飛佐助』の音楽を担当し、グランプリを受賞した際に訪れたロンドンで、あるオーディションの審査員を任された。
その中にデビュー前のビートルズがおり、オーディションに参加した面々の中で唯一のバンドだった。
「どの組がよいか?」と尋ねられた舩村は「あの汚い4人組が一番面白いのでは」と答えたという」

はあ~。なんとも。
ここまでくると礼賛ばっかりで、意味もなく悔しくなってまいります。
よってご紹介させていただきまするは 大先生の作品の中から、大先生自ら御自分の過去と既成概念に挑戦し、何か新しいものを生み出そうと試みられた異色の作品でございます。
海道はじめ・スナッキーガールズ-スナッキーで踊ろう


帰還~わずか3日でも浦島な~SOAP~

2012-02-06 00:30:23 | 日々雑感
いぇあ (某女史のまね)
例によって例の如く、ここ2~3日はお仕事での出張でございました。滝川、芦別方面でございます。
いろいろあって面白すぎて、しかもそのままではかなり差しさわりがあるものの、まあ差し障り大好きなモンで
素直に書いてみよう。
 「ホテル アシントン」。芦別のアシとワシントンのワシをかけたんだろうなあ。説明するのも結構恥ずかしいんだが念のため。
ふざけたネーミングにつられて電話したのが運の尽き。

駅前の繁華街にそびえ立つくろがねの城。
駐車は1Fの建物内のあいてるとこへどうぞ。フロントは2F。迎えたおじさん半笑い。あたしゃ508号室。
まず部屋寒い。空調は無し。お部屋にストーブあれどもフィルターつまりでE09。やたら止まる。
お湯がぬるいモンで風呂がやたらぬるい。平壌のホテルか?お湯が上がってこないという。最初出たお湯は錆びてたし、そういや湯船も赤茶けてたし。
でもって窓。なんとサッシの一重窓。真っ白に凍りついてる。壁材と同じ引き戸を閉じると部屋のなかは昼なお暗きジャングルではなくて、ただの暗闇部屋。
壁には蛍光塗料で塗られたなんだかアートな模様が闇の中、浮かび上がる。........

以上の状況から察するに、絶対、元ラブホじゃないかい。しかも日当たりまったく無視で窓の結露で壁材がカビるもんだから、カビキラー使いまくって落としたんだろうなあ。
塩素のにおいで頭痛くなった。下手すると塩素中毒になってしまう。

と、ここまでは自分が実際泊まってみての体験でございます。話のタネに是非という我と思わん勇者のかた、お近くの際はどうぞ。


Soap-Intro

“これは、二人のきょうだいの物語である。
女としてもっとも円熟の年代を迎えた、ジェシカ・テートとメアリー・キャンベル。
高級住宅街のテート家。
愛する家族に囲まれ、人生は美しい音楽のごとくありたいというのがジェシカの夢。
一見幸福そうなこの一家だが、しかし女の幸せは金で買えるものがすべてではあるまい。
 そして一方、ささやかな幸せをやっとつかんだメアリー。
愛する夫とこどもたちに囲まれ、その笑顔には翳りがない。
ところが、このキャンベル家にも想像を絶する秘密があったのだ…”

で、始まるこのドラマ。高2の頃ハマってました。放送が日曜深夜(ってか月曜になってましたが)月曜にはこのドラマの話で持ちきりとなってたのは、あたしらわりとコアな皆の衆でございました。
後年「恋人たちの予感」でビリー・クリスタルを見たときにゃ大笑いしました。あの”ジョディ”がメグ・ライアンと出来ている。「あんたはそっちじゃないやろ」と思わずツっこみたくなりやした。
このドラマ、DVDにはなってるものの全編英語版です。英語がわかればかなり面白いす。今のご時勢では再放送は無理だろうなあ。