望月けんいち 活動日記 

国立で生まれ育った普通の男が、お金も地盤も看板もなく、国立市の市議会議員になる。
国立を愛してやまない男の日記です。

国立市役所にお勤めしていた方からの告白(1)

2011年02月28日 | 日記
こんにちわ、望月けんいちです。

今日もチラシとリーフレット作成に追われています。国立市の現状を調べれば調べるほど、うーんとうなるばかりです。

さて、国立市役所にお勤めしていた方からメールを頂きました。今日、明日と2回に分けて紹介させて頂きます。

以下は、その方からのメールの一部抜粋です。

『パートや嘱託の人の賃金を上げたいという話をするよりも正職員の給与が高いということや

高い給与に見合った仕事をしていないという話をしてほしいです。

責任を負うから高い給料をもらう筈の正職員が今や責任すら放棄しようとしている点を指摘してほしいです。

具体的には若手から中堅の職員が議会や委員会に関わらなくてはならなくなる役職者になる試験を受けようとしないといった現状があります。
彼らは上職を目指すことを条件に高い給料で雇われている筈なのに、その義務を果たそうとしていないという市民への裏切りを行っているの です。
私が一緒に働いていた者は、私の退職後も課に残ってましたが、ある役職のないヒラの正職員の50歳前の女性に 私の年収は850万円だ と言われたそうです。ボーナスが夏、冬各2か月分と想定するとこのオバさんの月収は50万円になります。
役職もなく、有給もバッチリ消化するような人間に月50万円支払っている会社はありません。


私が提案したいのは、上職を目指すことを怠った人間には、嘱託員への降格を行なうということです。
(実行するとなると彼らは一般職の地方公務員なので労基法の適用があるのでこの制度変更は労働条件の不利益変更となり、本人の同意が求められる)
一定年数、昇格試験を受けないなど故意の理由で同一の職位に滞留してしまった者は正職員の地位を放棄したとみなすのです。
こうでもしないと役所の中は試験を受けようとする者がいなくなるし、試験そのものが有名無実化してしまう。
現に試験を受けずに役職者となっている者もいるらしい。

現在の職員の全てを否定するわけではないが、高い給料をもらう人間は、それなりの責任と職責を負うべきであり現状を改善すべくあえて提言したい。』
、とのことです。


驚くべき現状です。内部にいた者でないとわからない勇気ある告白ありがとうございます!

望月けんいちは、メールを頂いた方の『上職を目指すことを怠った人間には、嘱託員への降格を行なう』というご提案、労働基準法などのからみで難しいとも思いますが一考に値すると思います。たとえば、正職員→嘱託員への降格が難しくても、ある一定年数以上、昇格試験を受けていない者には半ば強制的に試験を受けさせる、その結果が一定程度を超えない者に対しては給与カットなどの処分を検討する、というようなことはできるのではないのでしょうか・

また、私は、古き良き年功序列制度を否定する者ではありません。しかし、そこにはある程度の競争も必要です。ぬるま湯にひたった年功序列制度では駄目だと思います。

たとえば、35歳までは年功順に給与は上がっていくが、そこからは給与は、昇格試験をきちんとうけ役職など責任ある地位についていかないと
給与は上がらないような仕組みを作っていかなければいけないと思います。


また、望月けんいちは、メールを頂いた方同様、現在の職員の全てを否定するわけではありません。私がお話しした職員は優秀な方も数多くいらっしゃいました。

しかし、『高い給料をもらう人間は、責任と職責を負うべき』という、メールの方の意見には全面的に賛同します。

写真は、谷保天満宮の梅。昨日は、谷保天満宮では梅まつりが開催されていました。太鼓のパフォーマンスを見ましたがすごかったです。






 





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