望月けんいち 活動日記 

国立で生まれ育った普通の男が、お金も地盤も看板もなく、国立市の市議会議員になる。
国立を愛してやまない男の日記です。

認知症の日のご報告など

2013年10月21日 | 日記
こんにちわ、国立市議会議員の望月けんいちです。

今朝もいつもと同じように谷保第三公園の掃除及び体操からスタート。日が少しずつ短くなっているのか、谷保第三公園では6時くらいにちょうど日の出を迎えていました。これまではTシャツ一枚で掃除していましたが、さすがに今日は上着を羽織りました。

さて、土日のご報告。

土曜日は一日、国立市認知症の日のお手伝いで終わりました。

国立学園の子ども達の合唱や、認知症の方々を含む高齢者の合唱には心打たれるものがありました。

自分も認知症アクションミーティングの第一グループの発表で、認知症に関する紙芝居的なものをスクリーンに映し出したのですが、そこで、”けんじくん”役として声優をさせてもらいました。

42歳になって小学生の声をやるのは無理があると思いつつ、しかも芸小ホールの大ホールでお客さんに見られながら声優をするというのは緊張もしましたがなんとかやりとげました。

認知症は誰しもがなりうる病気です。これからも認知症の理解を深める活動を積極的に行っていきたいと考えています。

日曜はあいにくの雨。

8時から富士見台団地の防災訓練参加。

そして、9時半からくにたち市民総合体育館で行われた『ふれあいスポーツのつどい』にも参加。

同じ時間に二つのイベントが重なっており、自分の身体が二つ欲しいと思ったのは今日が初めてではありません。

幸いにして、この日、防災訓練が行われた富士見台第二団地の集会場と『ふれあいスポーツのつどい』のくにたち市民総合体育館の場所が近かったのは助かりました。

ふれあいスポーツのつどいではたくさんのしょうがいをお持ちになる方も参加されました。

国立市では、『しょうがいしゃがあたりまえに暮らすまち宣言』をした自治体です。

その宣言文の一部を引用させていただきます。

『しょうがいのある人(ひと)もない人(ひと)も、自分(じぶん)の選(えら)んだ地(ち)域(いき)で、自分(じぶん)らしい生(い)き方(かた)を実現(じつげん)できるよう、お互(たが)いに理解(りかい)し、共感(きょうかん)しあい、支(ささ)えあい、関(かか)わってきた歴史(れきし)であり、私(わたし)たち市民(しみん)の貴重(きちょう)な財産(ざいさん)です。
 私(わたし)たち国立(くにたち)市民(しみん)は、これからも学(まな)ぶ、遊(あそ)ぶ、働(はたら)く、住(す)まう、憩(いこ)うなど、暮(く)らしのあらゆる面(めん)にわたって、共(とも)に出会(であ)い、育(はぐく)み合(あ)える差別(さべつ)のないまちでありつづけるために、ここに「しょうがいしゃがあたりまえに暮(く)らすまち」を宣言(せんげん)します。』

先の決算委員会で、ある議員の質問に対し、佐藤市長が語調を強めつつ上記の宣言文の趣旨に沿った答弁をされていました。

あたりまえのことだと思います。しょうがいしゃの問題に詳しい上村議員などもあの答弁は良かったと述べていました。

しょうがいがあっても、しょうがいがなくても自分の選んだ地域で自分らしい生き方を選択できること。

その前提条件があったうえで、ともに生き差別のない社会をつくるため、話しあい理解を深めていく必要があるのではないでしょうか。

第一小学校140年式典出席

2013年10月19日 | 日記
おはようございます!国立市議会議員望月けんいちです。

今朝は、国立市認知症の日のイベントの手伝いで朝からお手伝いをしています。

私は、お手伝いの他、認知症の啓発の紙芝居的なことを市民の皆さんと一緒にパソコンを使ってする予定です。

しかし、いまいちネット回線の調子が悪いので議会の控室によって調整を試みているところです。ちょっと本番が心配です。

さて、昨日は第一小学校の140年式典に出席させて頂きました。

140年というと明治の時代です。

こういった式典に参加させていただくと、歴史の重みを感じるとともに、自分も次世代のために良い国立市をつくっていかなければならないとしみじみ思います。

第一小学校の創立140周年スローガンが「心一つに つなげよう未来へ」とのことですが、今こそ市民ひとりひとりが力をあわせて今後の国立市をつくっていければよいなと考えています。

今日の認知症の日に参加される認知症の高齢者の方々も戦前戦後の混乱期をくぐりぬけ、日本の復興と成長に貢献されてきた方々です。

今後、このくにたちで若者と高齢者がともに生きる多世代共生のまちづくりをするためのヒントを今日の認知症の日から得られれば良いなと考えています。

決算委員会終わりました

2013年10月17日 | 日記
おはようございます!

国立市議会議員望月けんいちです。

今回の台風26号は、伊豆大島において甚大な被害をもたらしました。被害にあわれた方に対し心よりお見舞い申し上げます。

さて、国立市議会においては昨日まで決算委員会が開かれていました。

決算委員会、3日目において質問したことをご報告いたします。(本当は4日目もご報告しようと思いましたが、ブログが長くなってしまったので後日報告いたします。)

3日目は、土木費、教育費などが中心に質疑されました。

望月は、電気料金が高騰していることに伴って、市の電気料に係る経費も上昇していることを指摘しました。

たとえば、市の道路照明に係る経費は、平成24年度は年間4265万円と平成23年度3496万円と比較して800万円近く増えています。

これが、平成24年度と平成22年度になりますと、1000万円ほども開きがあることがわかりました。

また、今現在、すなわち、平成25年度と平成24年度の前年同月比を比較しても100万円以上電気料金は高騰しています。

すなわち、311以後、電気料金が上がり続けていることで、当然のことですが国立市の電気料金も増え続けているわけです。

望月は、かねてより道路照明に関してはLED照明をリース方式で導入することを提案しています。

LED道路照明は、従来のナトリウム灯に比べ省エネ・低維持コストですが、初期導入コストは割高となります。

買取りによる導入では、市の財政状況いかんでは全LED化に非常に時間がかかる可能性もあります。

よって、LED道路照明の省エネ効果及びCO2削減効果を早期に発現するため、低減コストを原資としたリース方式を導入をかねてより主張してきました。

LED道路照明をリース方式導入により期待できる削減コストとして、LED化による省エネ化に伴う電気代の削減とリース方式により受注者が管理することによるメンテナンス費用の削減が期待できます。

あきる野市では、道路照明灯のリース方式によるLED導入を年度内に進めるとのこと。

そこで生まれる削減効果は、CO2に関しましては80%削減、電気料金に関しましては70%減になるとのことであります。

また、調査や工事などはすべて市内業者に依頼する予定とのことであります。

そして、この事業に係る経費は、小規模自治体のLED照明導入を支援するための補助金を活用するとのことであります。

 このように道路照明のLEDをリースで導入することは、市も電気料金及びCO2を削減でき、かつ市内業者を活用することにより地域経済の活性化にも役に立つ一粒で2度おいしい施策であると考えます。

 ただ、どんな施策にもメリット、デメリットはあります。
 
 LEDをリース方式によって導入する場合には、初期導入コストは購入する場合に比べはるかに安く済みますが、たとえば10年間でのトータルコストを比較した場合、LEDを購入した場合に比べ高くつく可能性もあります。

現在、LED照明の価格は安くなり続けているので、LEDを購入した場合であっても購入後6年で元がとれるという記事も読んだことがあります。

望月はこの点も議会で指摘し、LED照明をリース方式で導入した場合と購入した場合のメリット、デメリットを見極めたうえで、リース方式であっても購入でもどちらでも良いから、できるだけ早期にLEDを導入していただきたいと要望しました。

LEDのコスト計算に関しては当局は調査中とのことなので、LEDに関しては12月議会でも取り上げるつもりです。

 さらに、学校施設の電気料金も高騰しているので、学校施設におけるLED照明の早期導入の他、トイレ照明などで良く使われている人感センサーの導入も提案しました。

人感センサーは安価ですし、ある市においては職員室に人感センサーを導入したところ15%の電気料削減(職員室の電気料と考えられます。)という調査もあります。

現在、国立市は財政難ということで100万円単位、いや、10万円単位でのコスト削減や歳入増加の施策が、市議会、行政当局、財政改革審議会で議論されています。

しかし、その血のにじむような行財政改革の努力が簡単に消し飛んでしまうように電気料金が上がっています。

電気料金の高騰に対し、しかるべき対策を打たないようでは財政再建の道筋も見えてこないのではないでしょうか。




決算委員会質問(歳入及び歳出部分)

2013年10月13日 | 日記
こんにちわ、国立市議会議員の望月けんいちです、。

今朝は5時半に起きて、日曜定例、ラジオ体操の参加者による谷保第三公園の掃除。私は日常行っている公園周辺を2周してのゴミ拾いをして後、参加者とともに落ち葉の清掃。昨日などまさに真夏日でしたが、落ち葉も落ち始めています。忙しさで季節を忘れていましたが、少しずつ秋に近付いているのではないとかと思います。

さて、金曜及び土曜のご報告。

金曜は決算委員会。

私は歳入部分と歳出部分で二回質問が回ってきました。

歳入部分は、企業誘致と歳入を増やすためネーミングライツと自動販売機を市内施設にもっと設置できないか。そして、既存の施設においても、ある程度はプロポーザル方式を導入できないかについてを質問しました。

企業誘致に関する質問では、平成21年より企業誘致促進条例を制定した後、国立市内に誘致できた企業が計8社。
その経済波及効果は、企業が事務用品など購入するなどで年額4400万円、個人消費としては7600万円であることが判明しました。かなり、大きな金額が国立市で消費されていることになります。
今後もこういった動きをさらに加速して頂ければと思います。


自動販売機の設置に関する質問ですが、最近の自動販売機は節電やCO2削減の面、そしてフロンを使わないなど以前に比べてかなり環境に配慮したものになっています。
 また、災害発生時に飲料を無料で提供するような災害支援型の自動販売機も出てきています。
また、市民からもなぜあの施設には飲み物を買えるところがないのか、と自分がイベントでボランティアをするたびに言われる施設もありました。
 そういった施設のひとつ、芸術小ホールについて自動販売機を設置するつもりはないのかと問いただしたところ、今後設置していく方向であるとのことでした。
 また、社会福祉協議会が運営している北プラザ、南プラザ、福祉会館の一部などの自動販売機のプロポーザル方式(価格競争の実施)の導入を要望しました。プロポーザル方式の導入により社会福祉協議会の収入が増えることは明らかであると考えます。
すでに市役所の自動販売機ではプロポーザル方式が導入され、以前よりはるかに多くの収益(たしか、以前の6倍程度)をあげています。
 財団法人地方自治研究機構の報告書「自治体の収入増加に関する調査研究」を読んでみても、価格競争前と競争後では大きな収益の差があることがわかりました。
今後新規に設置される自動販売機の設置に関しては、プロポーザル方式を実施して頂きたいと思います。
 ただ、市内施設にある既存の自動販売機の中には福祉団体が運営しているところもあるので、そのあたりは慎重に双方にウインウインとなるような形を模索して頂ければと思います。

歳出の質問は、市内の大きな施設ではほぼ全施設導入しているPPS電力についてと、ひとり親家庭の問題についてとりあげました。

現在、国立市においては市内の主要施設に関して、東京電力ではなくいわゆるPPS電力業者(特定規模電気事業者)から電力を購入しています。
導入当時、マスコミにも大きく取り上げられました。
私もPPS電力の導入を提案した一人として誇らしく思ったものです。
東京電力と比較して、電気料金削減効果額として、平成23年度は632万円、平成24年度は433万円と2年間で1000万円以上の削減効果がありました。
平成25年度も市内24施設が落札され、PPS電力業者と契約を取り交わす予定であって、推計効果額については約840万程度と見込んでいるとのことでした。
また、環境負荷の面においても質問し、CO2削減の面でも東京電力と比較して優位であることがわかりました。
今後も電力自由化の波に乗り、自由な競争のもと、安価でかつクリーンな電力購入に努めてもらいたいと考えています。

最後にもう一つ、ひとり親家庭相談の件数の激増に関しても質問しました。
相談件数が平成23年度は1139件、平成24年度は1953件と著しく増えています。
その中でも資金貸付に関する質問が、平成23年度は274件、平成24年度は623件とまさに激増しています。
この背景として、ひきこもりやDV、そして経済困窮などさまざまな問題を抱えていることが浮かび上がっていきました。
そして、この相談をたった職員二人で受けています。しかも、この相談業務の他にも事務仕事を抱えながらです。
正直かなり厳しいのではないかとこの相談件数の激増を見ただけでもそう痛感しました。

国立市、いろいろな課題を抱えています。
限られた財源と人員のもとどのように運営していくか。
経費を節約あるいは歳入を稼ぎだしながら、それを必要な福祉やまちづくりへ投入する。
これからも望月けんいちは、小さなことでも行財政改革に関わることを提案していこうと考えています。




感動したこと

2013年10月10日 | 日記
おはようございます!国立市議会議員望月けんいちです。

今朝もいつものように谷保第三公園の掃除及び体操からスタート。私のほかにも何人もの方が落ち葉などの清掃していました。ありがたいかぎりです。

さて、昨日のご報告。

10時から寄付金の使い道に関する職員向けの研修会に参加。若手の職員から子ども達の夢を実現するためのさまざまな提案がなされました。私としては、できるだけ対象者を広くでき、かつ、持続可能な事業を展開してほしいと思います。

11時からは、福祉総合相談窓口に関する現状の職員向け研修会に参加。これからできる福祉総合相談窓口、ワンストップサービスを実現するために絶対必要なものです。
研修会のテキストや職員の説明は大変すばらしいものができていました。しかし、それを現実にするための職員体制をどう構築していくか、課題も浮かび上がったと思います。

13時半からは議会改革特別委員会の議会基本条例作成の部会。

各委員5分間ずつのプレゼンの後、今後の条例作成までのプロセスについてかなり激論が交わされました。15時半に終了だったのですが、その後も一部委員が残って、さらに討論。

みな他市に負けない議会基本条例を作りたいという思いに溢れていました。それを今後どう昇華させていくかが課題であると思います。

さて、今日から決算委員会です。がんばります!