望月けんいち 活動日記 

国立で生まれ育った普通の男が、お金も地盤も看板もなく、国立市の市議会議員になる。
国立を愛してやまない男の日記です。

事業仕分け(構想日本)の講演会参加

2011年10月28日 | 日記
こんにちわ、秋らしいさわやかな一日ですね。今まで暑かったり寒かったりよくわからない天候が続いてましたのでうれしい限りです。

さて、昨日、構想日本主催の事業仕分けに関する講演会に行ってきました。

討論者は、学習院大学の佐々木 毅先生、階 猛(しなたけし)代議士(民主党)、平 将明代議士(自民党)と与野党問わずなメンバーです。

会場には他にみんなの党の代議士もお見えになっていました。おそらくそのほかにも代議士や地方議員がたくさんいたはずです。

やはり、メンバーを見ても、事業仕分けというのは、与野党問わずしなければならないものなのでしょう。

なぜなら、日本の赤字というのは、ある意味構造的なものなのですから、どなたが政権を取っても行財政改革はやらなければならないものなのですから(ん、これはどこかの街で聴いたことがあるような・・・)

感想といえば、勉強になりました。そして、討論者のおっしゃることを一言ももらすまいという真剣な雰囲気がとても良かったです。

討論者のおっしゃったことで印象に残ったことをいくつかあげてみます。

1)事業仕分けは、マニフェストの部分ではなく、国家の管理費・投資の部分でする。その理由としては、マニフェストの部分ですると、与野党の対立が起り易く事が進まない。これはどの党が政権をとっても同じ。

2)何が大事で、何が大事出ないかで判断。なにが受けるかではなく。

3)最終的に判断するのは国民だが、その選択肢は政党がつくる。

4)現在、「事業仕分け」がうまくいっていないのは、与野党の対立構造におちいってしまったため

5)悪魔(無駄遣いということか)は、細部に住んでいる。

6)世界中で、反格差のデモなどが頻発しているのは、政治が民意をうまく吸い上げていないせいではないか

7)法律の義務付け、枠づけを取りはらう必要。たとえば、生活道路一つ作るにしても、上の官庁の言うとおり作れば補助金はつくが、その分コストは高くつく

ex 官庁の規格通り5m生活道路をつくれば単位当たり11万円。官庁の規格を外し、3m50cmの生活道路をつくれば、補助金は付かないが、その分単位当たり19000円で済む。村民がみずから生活道路をつくった例では、3000円でできたそう。


などなど、大変刺激を受けた講演会でした。後、事業仕分けにおいては、やる気のある自民党、民主党の議員がタッグを組んでやっていたことも非常に印象的でした。

どの政党が政権を取っても、日本の赤字は構造的なものなので、行政改革はせざるをえません。事業仕分けというと、民主党という色が強いですが、どこが政権をとってもやっていただきたいものです。

また、構想日本の講演会行ってみたいです。どなたでも参加できるので、興味がある方はいってみてはいかがでしょうか。

シャボン玉(芸能フェスティバル(2))

2011年10月24日 | 日記
引き続いて、望月けんいちです。芸能フェスティバルの続きを書きます。

さて、日曜は、ハーモニカ&尺八の調べに行ってきました。

ハーモニカというのは、ぼくにとっては戦後復興の香りがします。ハーモニカを演奏されている方達は、みな戦後の厳しい時期を乗り越え日本の高度経済成長を支えてきた方達です。そのような戦後の復興を支えてきた方達の演奏は、どれも力強く私達を勇気づけてくれるものでした。

演奏会では、司会の方が曲ごとにその曲の解説をしてくださいます。その解説がしみじみとしてとても良いものでした。

その中で、誰もが知っている曲「シャボン玉」の解説がありました。

明るい感じの曲で、私もよく小さな頃歌っていました。

しかし、実は作詞した野口雨情の生まれてすぐに夭折した子どものことを歌っている歌のとのことです。歌詞を掲載させていただきます(すでに著作権は失効しています。)

シャボン玉飛んだ
屋根まで飛んだ
屋根まで飛んで
こわれて消えた

シャボン玉消えた
飛ばずに消えた
産まれてすぐに
こわれて消えた

風、風、吹くな
シャボン玉飛ばそ


「シャボン玉消えた 飛ばずに消えた 産まれてすぐに こわれて消えた」の部分、子どもを失った哀しみを歌っているとの解説でした。そうやって聴くと胸にせまってくるものがあります。客席からも静かな嗚咽がもれ聞こえていました。

そういえば、金曜日、富士見台団地の自治会がコミュニティー再生の一環として毎月行っている居酒屋イベント「きんぞう」でこんなことがありました。

たまたま、お隣に座った男性から、奥様を失って何年も経つがいまだ眠れなかったり、寝てもすぐに目覚めてしまうとのお話しを伺いました。

大切な人を失うこと、それが子どもであれ奥様であれ、その哀しみは変わりはありません。

私は、正直その時、その話を聴いてどうその哀しみに寄り添ったら良いかわかりませんでした。「なにがこの方のためにできるのだろう?」とその時考えました。もしかしたらなにもできないのかもしれない。

しかし、私が現在勉強している産業カウンセリングの冊子にこんな言葉を見つけました。

「Not Doing But Being」(何もしなくていい。ただ、そばにいてくれるだけで・・・)

ただ、寄り添うこと。それだけでいいのだと感じました。

コミュニティーの重要性、それは非常に良く語られることです。なぜ、必要なのか、それは、私達ひとりひとりが人として結びつきたいから。

自分の不安や哀しみなど話したいことを話せる場があること、それが重要だと思うのです。

コミュニティーというとちょっと大げさになってしまうかもしれませんが、人と人が結びつける場をこれから作っていけたらなと思います。






芸能フェスティバル(1)

2011年10月24日 | 日記
こんにちわ、望月けんいちです。

土日は、芸術小ホールで行われた芸能フェスティバルや国立市消防団消防操法審査会に行ってまいりました。

まず、昨日午前中に行われた国立市消防団消防操法審査会から。国立市の消防団員の皆様がいかに日常厳しい訓練をされているかがわかりました。非常に動作がキビキビとして頼もしいものでした。

今年は、震災もあり、実際に被災地に行ってみると行政だけではまかないきれない部分もあることがわかりました。万が一、また震災が起きてしまった時には、消防団のみなさまがご活躍する場面も多いと思います。これからもその活動に期待したいところです。

そして、芸能フェスティバル、お知り合いの方が出演されていることもあり土曜、日曜とも観てまいりました。

土曜は、江戸芸かっぽれと民踊を。

自分は、踊りを20年近くやってます。なので、どうしても見る視点が踊りをする人の視点になってしまいます。

踊りがほんとにうまい方というのは、踊っていなくとも、すでに立ち姿が美しい。たとえば、バレエの吉田都さんなどは、立ち姿がもうすごいの一言ですね。

さて、その点、江戸芸かっぽれのみなさんは、立ち姿がぴっとして美しかった。自分もジャズダンスやヒップホップをやっています。踊りのジャンルは異なりますが参考になりました。

そして、民踊。

貝殻節で、傘を使って踊っていましたが、道具を使って踊るというのは大変難しいことなのです。自分もあるステージでステッキを使って踊ったことがありますが、めちゃ難しかった。ですから、貝殻節を踊った方は相当経験を積んだ方なのでしょうね。

民踊の方達は、つま先まできちんと意識が通って踊っている方が多くてかっこよかったです。

そして、民踊の中に新ソーラン節がありましたが、曲を聴いた瞬間ぞくぞくと来るものがありました。あー、自分もやっぱ日本人なのねと再認識。そのうちよさこいソーランやろうかな。

踊り、最近は仕事が忙しくてご無沙汰ですが、折りを見て再開したいと思います。

まだ、書き足りないことがありブログが長くなりそうなので、続きを別に書きます。

国立市内公園独自調査結果

2011年10月21日 | 日記
引き続いて、望月けんいちです。



昨日、国立市の北第一公園の数値が高いようだとの市民からの電話があり、自分でも調べてみました。あくまで参考情報として考えて頂ければ幸いです。測定をしていない公園などはこれから測定できればと考えています。

(単位:μSv/h 測定機器DoseRae2 測定方法は、およそ5分間機器を測定箇所で静止させ、機器の数値が安定するのを待って測定しました。)

北第一公園 中央付近 1m 0.09 1cm 0.09
        北側滑り台 1cm 0.12
        南側滑り台 1cm 0.14
        西側ベンチ脇 落ち葉が落ちている場所 0.11

今までより数値がやや高めなところもあったので、他の公園も時間が許す限り調べてみました。

中ふれあい公園 中央付近 1m 0.09 1cm 0.09
          滑り台下  1cm 0.10
          南側落ち葉が落ちている場所 1cm 0.11

一橋大学東校舎 池ベンチ 1m 0.08
          池付近落ち葉が落ちている場所 0.09
          東校舎図書館付近落ち葉が落ちている場所 1m 0.10 1cm 0.10

東児童公園 真ん中付近 1m 0.09 1cm 0.09
        東側落ち葉が落ちている場所 1cm 0.07
        東側階段下 0.08
        滑り台下 0.09

富士見台第一団地 滑り台付近 1m 0.09 1cm 0.07
               滑り台下 1cm 0.08 


測定後、放射能問題を担当する環境保全課の方に会い、再度測定してくれるよう申し入れました。もともと測定計画があり、北第一公園に関しては26日に調べていただけるようです。

総務文教委員会行政視察報告

2011年10月21日 | 日記
こんばんわ、望月けんいちです。

火曜、水曜と総務文教委員会メンバーと行政視察で、愛知県蒲郡市と静岡県三島市に行ってまいりました。

愛知県蒲郡市と静岡県三島市とも米飯給食に力を入れています。ほぼ毎日給食にご飯がつきます。

そういえば、私が給食を食べていたころ(おおよそ30年前)、あげパンに味噌汁みたいな謎な組み合わせの給食もあったなあ~などと思いをはせつつお話しをうかがっていました。蒲郡市の視察の際にも、その話が出ていました。

三島市においては、食育に力を入れているそうです。行政、市民、大学、農協、小売店を巻き込んで三島市一丸となって食育に力を入れているとのことでした。

特に印象に残ったのが、小売店・事業所との協同です。三島市においては、開店前のスーパーで買い物体験をさせたり、静岡ガスとの協同による小学校での食育が行われているとのこと。

行政側には費用をかけず食育教育を進められ、小売店側には、買い物体験をした後、子ども達がそこのスーパーを保護者に進めるといった、ウインウインの関係ができているそうです。

また、事業所との協同では、予防接種・健診等の封筒は、すべて事業所から納品、食育啓発用物資は事業所からの寄付であるのとのこと。

協同のポイントとしては、事業者側にもメリットを!とのことでした。お互いにメリットがないと事業は継続できません。

また、予算がないことは、仕事をしなくてもよいということのいいわけにしてはならない、とのことでした。創意工夫により、予算がなくともさまざまな取り組みが可能とのことです。

たとえば、食育推進全国大会を三島市で開いたときには、世界的に有名なシェフ三国清三さんを呼んだそうですが、その招聘にかかる費用などを民間のスポンサーにだして頂いたそうです。

国立市においても、民間活力を生かした市民との協同が進めば良いなと考えています。

また、食は文化です。そして、食は、郷土愛をはぐくむものです。地元の食材と米をできるだけ使用して、食の文化の継承を子ども達にはかっていただきたいです。