昨日の朝日新聞夕刊の三谷幸喜さん「三谷幸喜のありふれた生活」を読みました。
「ショーパン」というフジテレビの番組に出たときの話でした。
司会が生野陽子アナで、三谷さんは生野さんが番組慣れしてきているようなので、ここで思い切り緊張するような企画をしようと思いつきます。
生番組で、生ドラマをやろうと考えます。
生野さんは、芝居経験がゼロです。
三谷さんは「演技というのは特殊技術だと思う。どうしても向かない人もいる。運動神経にも似て、そこには持って生まれた「何か」が必要なのだ」と書かれています。
もし生野さんが、経験ゼロに加えて芝居心もゼロだったら、企画は変えるしかない。少しでもやれそうなら、三谷さんはそれに合わせてホンを書くとあります。
芝居心のテストは、局のリハーサル室で「何でもいいから大きな声で歌ってください」でした。
生野さんは、しばらく考えてから、今井美樹さんの「プライド」を歌われたそうです。
人前で堂々と歌い切ることが大事で、そこが見たかったのです。
生野さんは、後半の歌詞を忘れてしまい、ラララで通しました。
これを見て、三谷さんは芝居もできると決めます。
「ごめんなさい、忘れちゃった、えへ」だったら、企画変更でした。
いつも優しそうに、楽しそうにしていらっしゃる三谷さんの、人を判断されるときのポイントを披露された話で、とても興味深く思いました。
「ショーパン」というフジテレビの番組に出たときの話でした。
司会が生野陽子アナで、三谷さんは生野さんが番組慣れしてきているようなので、ここで思い切り緊張するような企画をしようと思いつきます。
生番組で、生ドラマをやろうと考えます。
生野さんは、芝居経験がゼロです。
三谷さんは「演技というのは特殊技術だと思う。どうしても向かない人もいる。運動神経にも似て、そこには持って生まれた「何か」が必要なのだ」と書かれています。
もし生野さんが、経験ゼロに加えて芝居心もゼロだったら、企画は変えるしかない。少しでもやれそうなら、三谷さんはそれに合わせてホンを書くとあります。
芝居心のテストは、局のリハーサル室で「何でもいいから大きな声で歌ってください」でした。
生野さんは、しばらく考えてから、今井美樹さんの「プライド」を歌われたそうです。
人前で堂々と歌い切ることが大事で、そこが見たかったのです。
生野さんは、後半の歌詞を忘れてしまい、ラララで通しました。
これを見て、三谷さんは芝居もできると決めます。
「ごめんなさい、忘れちゃった、えへ」だったら、企画変更でした。
いつも優しそうに、楽しそうにしていらっしゃる三谷さんの、人を判断されるときのポイントを披露された話で、とても興味深く思いました。
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