ある40代女性の生活

40代女性の生活の一例です。
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玉木修さん: コメ輸出農家 「玉木米」を台湾からスタート JAから独立 攻める農業

2011年01月31日 09時16分27秒 | 新聞
朝日新聞の週末beに、「フロントランナー コメ輸出農家 玉木修さん(31歳) 独力で米価下落の日本を脱出」という記事がありました。

玉木修さんは、「新潟コシヒカリ」の農家の出身ですが、「このままでは立ちゆかなくなる」と海外進出をし、現在では「玉木米」として有名なのだそうです。

玉木さんは、歴史のあるコメ農家の次男として生まれました。

中学卒業後、15歳で農事組合法人サカタニ農産(富山県)に就職し、農業を学びます。

理事長さんや職員の方が親切な方で、大人への認識が変わったそうです。

玉木さんが海外に目を向けるようになったのは、2003年(24歳)のことです。

コメ農家の実家の資金繰りが一時的に行き詰まり、自分に給料が振り込まれませんでした。

1990年代のコメ市場部分開放や規制緩和で、米価が下がり、その影響が玉木さんにも及んだのでした。

「このままでは立ちゆかなくなる」

最初の外国には、台湾を選びました。

2002年に、台湾はWTO(世界貿易機関)に加盟し、コメ市場が部分開放され、経済成長も続いていました。

輸入枠の一部を民間が持つと知り、現地の業者に日本語で(中国語が分からなかったので)ファックスを送りました。

数社から反応があり、日本系のデパートにコメを置くことができたそうです。

富裕層をターゲットとし、時間帯まで見極めて、炊飯器で炊いたコメを試食してもらいました。

いい仕事のパートナーにも恵まれました。

25歳で、自分で精米したコメを持って台湾に行っていたときに、貿易会社(本社はアメリカ)の経営者リンさんに出会います。

契約をし、玉木さんが日本にいる間に新しい販路を開いたりしてくれ、今回、アメリカへ進出することになったのも彼のおかげです。

台湾へは2005年から輸出を始め、今季は150トン以上を輸出する予定です。

日本からのコメ輸出総量の10%強で、個人では最大級の輸出家になります。

今年から、アメリカにも輸出を始め、3つのスーパーマーケットから引き合いが来ており、寿司店、日本料理店がターゲットということです。
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よく思いきられたと思いました。

地方では、何か新しいことを始めようとすると、地域や親戚の寄合いの恰好の話題の種になり、「やめておけ」と圧力がかかる場合が多いです。

インタビューで「攻める気質はどうやって培われたのですか」と聞かれ、父の背中を見てと答えられていました。

お父さんは、大規模コメ農家で、新しい試みを実行し、講演をするような農業経営者でした。

お父さんも、1993年のウルグアイ・ラウンド合意で市場開放が始まり、「新潟コシヒカリ」ブランドにあぐらをかいていてはだめな時代が来ると感じられていたそうです。

お父さんも先進的な考えの方で、大規模経営をし、玉木さんご自身も外に出て農業を学ぶことで客観的に見た農業をご存じだったのも幸いしたようです。


「玉木修」さんで見てみると、

「株式会社エヌ・オー・エス(NOS)|新潟県新潟市【イケメン米」というサイトが最初に出てきました。
(http://www.nos-1st.co.jp/参照)

「お知らせ」の部分に、「2009.08 新潟イケメン会 玉木修会長 イケメン米プロジェクト広報部長として活躍中」とあります。

「イケメン米プロジェクト」を立ち上げ、新潟米をメディアにアピールしたり、輸出するプロジェクトだそうです。

「イケメン米ブログ」もありました。
(http://ameblo.jp/ikemennmai-nos/参照)

1月28日にはTPPの話題で、「私たちも微力ながら応援いたします!ご共鳴いただける方はSまでご一報下さい!お待ちしております」と書かれてました。


記事にある玉木さんの写真は、コメ倉庫(自主販売のために建設)で、たくさんのコメ袋を背景に笑っていらっしゃいます。

30代と若い方が、日本の農業の新しい動きの中心にいらっしゃることを力強く感じました。


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年金: 25年間払って4万1千円 不足すると1円ももらえない→自民・公明は10年間案も 税方式も検討

2011年01月30日 11時15分58秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「教えて税と社会保障改革 Q 何年払えば年金もらえる?」という記事がありました。

年金の疑問について解説してくれるコーナーです。

年金は、現在の制度は、25年間払い続けることが必須で、1カ月でも足りないと、年金は1円ももらえないのだそうです。

国民年間、厚生年金、共済年金の保険料を、25年間(300カ月)払い続けることで、「基礎年金」をもらえることになります。

この時点での「基礎年金」の金額は、4万1千円なのだそうです。

さらに払い続けて40年間(480カ月)が満期で、「基礎年金」額は6万6千円になります。


必須の25年間(300カ月)に1カ月でも足りないと、24年11カ月払った保険料は戻ってこず、しかも年金も1円ももらえないのだそうです。

自民党と公明党は、25年は「厳しすぎる」と10年間にする提案をしています。

民主党は、保険料を払う年数は問わず、少しでも保険料を払えば、最低基礎年金と合わせて月7万円を受け取ることができる案を提案しています。

これには、膨大な税財源が必要になるということです。
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25年は長すぎると感じます。

本当だったら、1カ月の保険金支払いでもそれに見合う(たとえ少額でも)年金を払うべきでしょう。

民主党の「少しでも保険料を払えば、月7万円を払う」というのはお人好しすぎませんか?

私が外国人だったら、日本円の7万円はもらいでがあるので、日本に来て1カ月払い、あとは、一生、月7万円をもらって祖国へも送金します。

日本人でも、同じことをする人は続出するでしょう。

この制度を実現したかったら、消費税は30%くらい必要そうです。

他の国は、年金はどうしているのでしょう?

「公的年金 外国」で見てみると、

「厚生労働省:諸外国の年金制度」が最初に出てきました。
(http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/nenkin/nenkin/shogaikoku.html参照)

しかし、リンク先が各国語の政府サイトの様子で、よく分かりません。

「海外の公的年金制度~ヨーロッパ編[マネー]All About」というサイトがありました。
(http://allabout.co.jp/finance/gc/13215/参照)

ヨーロッパを中心に、各国の年金制度を解説しています。

スウェーデンは、保険料ではなく、税方式なのだそうです。
収入に、18.5%(保険料率)をかけた金額を、消費税と同じ感じで徴収し、年金の資金にしています。

イギリスは、日本と同じ保険料方式だそうです。
最低の加入年数は、男性が11年間、女性が9.75年間です。

ドイツは、日本と同じ保険料方式だそうです。
老齢年金の受給資格を満たすには、最低5年間の加入期間が必要です。

このサイトの最後に、「「年金は社会保険方式?税方式?」というリンクがありました。
(http://allabout.co.jp/finance/gc/13241/参照)

年金の財源に、

「社会保険方式」 今の日本のように保険料(月々決まった額)を納入
「税方式」    収入に保険税率をかけて徴収   の2通りがあるのだそうです。

日本の年金の歴史も書いてあり、日本も最初は自分の分を積み立て方式だったとあります。
しかし、終戦の混乱とインフレで、壊滅状態になりました。

昭和30年に、子世代が親世代を扶養する感覚で、現在の制度がスタートしたのだそうです。
日本の現制度は行き詰っており、時代に合わせた改革が必要になっています。

日本をスウェーデンと同じ税方式にするためには、

「試算では、消費税率を3.5~12%上げなければならないという結果が出ています(社会保障国民会議シミュレーションより)」

ということです。


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小泉今日子さん: 西原理恵子さんはほぼ全作品を読んでいる 映画「毎日かあさん」主演 休日は猫と

2011年01月29日 11時42分37秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「映画「毎日かあさん」主演 小泉今日子さん アイドルの進化系出現」という記事がありました。

公開中の映画に出演されいる俳優さんに、映画撮影のエピソードや生きる姿勢を語ってもらうコーナーです。

小泉今日子さんは、マンガ家西原理恵子さんのファンで、全作品をほぼ読んでいて、かえって出演を躊躇したのですが、監督等のことばで出演を決めたのだそうです。

監督やプロデューサーは、「見る人が元気に、たくましくなれる映画になればいい」と思いを話してくれ、それで心が決まりました。

アルコール依存症の夫を演じるのは、かつて実際に夫婦だった長瀬正敏さんです。

「記憶にないですね、昔過ぎて。共演できるのは、いろんなことをお互いに消化したから」

歌手、女優、新聞の読書委員と、多方面の活動があります。

「年末年始に、外へ出たのは1回だけ。買い物で仕方なく」

「家では猫と寝たり、本読んだり、映画やテレビを見たり。仕事以外の趣味もない」

将来の理想像は、「恰好いいおばあちゃん」ということです。
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意外です。

活躍されている小泉今日子さん(キョンキョンさん)は、きっとエステにジムに、勉強にと忙しく動かれているのだろうと想像していました。

猫と一緒に、読書なんて、映画「グーグーだって猫である」の世界ですね。

この映画は、マンガ家大島弓子さん(ネコ好き)のコミックエッセイが原作で、小泉さんが主演されました。

「小泉今日子」さんで見てみると、公式サイトがありました。
(http://www.koizumix.com/参照)

画面の下のほうに出演映画のコーナーがあります。

「グーグーだって猫である」「トウキョウソナタ」「やじきた道中てれすこ」「毎日かあさん」など、ほんとうに多くの映画に出演していらっしゃるのが分かります。

小泉さんのブログもあり、「from KOIZUMI」をクリックすると、1月の挨拶があり、撮影中の映画の報告などが書かれていました。

ウィキペディアを見ると、受賞が多いことが分かります。

下のほうには、公式ブログ(現在進行)へのリンクもありました。
(http://ameblo.jp/koizumixproduction/参照)

アメーバブログで、1月27日(木)には、「毎日かあさんの舞台挨拶が決まりました」と書かれていました。


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中国向け輸出: 実は「黒字」だった 第3国経由を合算 部品・素材・製造装置 なぜ第三国経由?

2011年01月29日 11時09分36秒 | このブログのこと
昨日の朝日新聞に、「対中赤字、実は「黒字」 第三国経由含めば 2010年で2.1兆円」という記事がありました。

対中国の貿易は赤字だと言われているのですが、第三国経由を合算すると2.1兆円の黒字だったことがジェトロの調査で分かったのだそうです。

財務省は、1月27日に、「2010年の貿易統計(速報)」を発表しました。

それによると、対中国の貿易は、3208億円の赤字になっています。

しかし、これは直接中国へ渡った貿易額で、第三国経由は含まれていません。

統計では、「輸入」は、中国(原産地)→第三国→日本 の場合、中国からの輸入にカウントされます。
原産地を相手国とします。

「輸出」は、日本→第三国→中国 の場合、第三国への輸出にカウントされるのだそうです。
第三国を相手国とします。


ジェトロ(日本貿易振興機構)が、「東アジアの貿易の流れ」を調べました。

中国側の輸入を確認することで、日本からの(第三国経由も含めた)対中国輸出量が分かります。

その結果、対中国貿易(2010年)は、約2兆1千億円の貿易黒字でした。

2009年も、約7700億円の貿易黒字でした。

中国は、「中間財・資本財」(部品、素材、製造装置)を輸入し、完成品を輸出しています。

「世界の工場」として、中国が輸出すればするほど、日本からの中間財・資本財の輸出が増えて日本が潤っているということです。
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「輸出」「輸入」にそんなからくりがあるとは、知りませんでした。

なーんだ、では、「赤字」と騒いでいたけれど、実際は中国のおかげでだいぶ潤っていたのですね。

でも、どうしてわざわざ第三国経由になるのでしょう?

「ジェトロ」のホームページに行ってみました。
(http://www.jetro.go.jp/indexj.html参照)

上記の記事に該当するニュースリリース等を見つけることができませんでした。


「対中国輸出 第三国」で検索してみると、

「韓中、日中FTAの影響 —締約国および第三国への影響— - ジェトロ」という記事が最初に出てきました。
(http://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Download/Seisaku/1010_01.html参照)

ジェトロのサイトに掲載された調査報告書で、奥田聡さん、渡辺雄一さんが書かれています。

「韓中FTAの発効によって、韓国は対中輸出を総額277億6000万ドル増やすとみられ」とあります。

もしかすると、「FTA」(自由貿易協定、 Free Trade Agreement)が影響しているもかもしれないと思いました。


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日本国債: 「AA-」へ 信用度はランク4 谷垣さん(自民)は真面目に野党→「解説」しては 

2011年01月28日 09時05分08秒 | 新聞
今朝の朝日新聞1面に、「日本国債1段格下げ S&P 民主政権を不安視」という記事がありました。

日本の国債が、信用度ランク3からランク4へ格下げになったのだそうです。

アメリカのスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が、1月27日に発表しました。

日本国債の格付けを、これまでの「AA」から「AA-」にしました。

格付けは、

AAA  アメリカ、フランス、ドイツ、イギリス、カナダ
AA+  ベルギー
AA   スペイン、カタール、スロベニア
AA-  日本、中国、クウェート、サウジアラビア、台湾
A+   イタリア、チリ
A    アイルランド、韓国
A-   ポルトガル
BBB  ロシア
BB+  ギリシャ

スタンダード・アンド・プアーズが、日本の格付けを下げるのは、2002年4カ月以来のことだそうです。
2007年4月に、一段階上げましたが、今回の格下げになりました。

格下げの理由は、「急激な少子高齢化が日本の財政・経済見通しを悪化させており、2020年代半ばまでに財政再建が進まない」と予測したためです。

一方で「日本の国や企業が持つ対外資産は世界最大で、経常黒字が続いている」ので、格付けは安定的としました。

日本政府が、財政再建と経済成長に向けた施策を実行できれば、格上げを検討するということです。
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記事をよく読んでみると、日本の国債は、「AA」と「AA-」を行ったり来たりしているというふうに読めます。

「スタンダード・アンド・プアーズ」のホームページに行ってみました。
(http://www2.standardandpoors.com/portal/site/sp/jp/jp/page.home/home/0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0.html参照)

自社のことは

スタンダード&プアーズは世界有数の金融情報・分析サービス会社として、常に中立的な立場で信用格付け、株価指数、リスク評価など付加価値の高いサービスを提供しています

と紹介されていてます。

実際、国や企業に投資するとき、トリプルA(AAA)であるかどうかは、チェックしています。

「最新リリース一覧」に、「日本のソブリン格付けを※「AA-」に格下げ、アウトルックは「安定的」」という記事がありました。
(http://www2.standardandpoors.com/portal/site/sp/jp/jp/page.article/1,0,0,0,1204864374577.html参照)

日本の民主党政権下での、投資先として日本が信用に値するか否かを、詳しく解説されています。

「日本の政府債務比率がさらに悪化するとのS&Pの見方を反映している。日本の債務比率は既に格付け先ソブリンの中で最も高いレンジにあるが、さらに、S&Pが世界的な景気後退以前に予想していた水準を上回る水準まで上昇し、2020年代半ばまで下降に転じないとみている」

日本の借金がひどすぎて、企業などの実力は立派なのに、評価を下げざるを得ない。
借金(国債など)を減らす努力も、全く十分ではない  という趣旨に読めました。


それで思い出すのが、昨日の朝日新聞夕刊1面にあった「谷垣氏ひたすら「解散を」 首相や呼びかけ「協議」を」という記事です。

通常国会の代表質問で、自民党の谷垣総裁は、解散せよとそれを何回も主張したのだそうです。

個人的な考えですが、谷垣さんはとても真面目な方なのだと思います。
そのため、真面目な人が考える「野党らしい行動」をとっていらっしゃるように見えます。

与党の揚げ足を取ったり、否定ばかりしているのではなく、今の世の中を解説し、私ならこうすると言われてはどうでしょう。

自民党では、石破茂さんが年末年始のテレビによく出演されていました。

与野党の議員、タレント、お笑い芸人、経済評論家を相手に、国防、経済などの話を、おだやかにしかしとても分かりやすく解説され、存在感がありました。

池上彰さんが人気なのとも共通点があります。

今の人が欲しいと思っているのは、解説と展望です。

混沌と感じる世の中を、分かりやすく解説し、「なるほど、そうなのか」と納得すれば、人はついていきます。

反対、反対ととなえるだけでは説得はできません。

解説し、自らの展望を示すことができる姿勢を、希望します。


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中国: 北京大学で「機動戦士ガンダム」講座 400席満席立ち見まで 5月と11月にアニメ講座

2011年01月27日 09時08分49秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「特派員メモ 北京 ガンダム教室の熱気」という記事がありました。

特派員の方が、担当地や出張での興味深い話を紹介されるコーナーです。

北京大学で「ガンダム」の講座があり、400席の教室は立ち見まで出て、人気だったそうです。

昨年11月に、北京大学と明治大学が主催し、「日本アニメ漫画文化先端講座」が開催されました。

特派員の方が、北京大学の会場へ行ってみました。

途中で、「ガオダー講座の教室はどこでしょう」と声をかけられました。

「ガオダー(高達)」は、「機動戦士ガンダム」の中国語訳で「高レベル」を意味するそうです。

400席の大教室は、窓際まで立ち見で埋まり、入場制限になりました。

すごい熱気で、名場面集では、場面に合わせ、中国人学生が日本語のセリフを大声で発声します。

途中で声をかけてきた学生さんは、北京航空航天大学で機械設計を学ぶエリートで、

「ガオダーのデザインに興味があります」ということです。
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北京大学と言えば、中国の東大と呼ばれる大学です。

ここでガンダムが人気なのですね。

「北京大学 ガンダム」で見てみると、

「明治大学:【国際日本学部】「ガンダム」富野監督招き、北京大学で第2回出張講座実施」というサイトがありました。
(http://www.meiji.ac.jp/koho/hus/html/dtl_0007069.html参照)

明治大学のホームページに入っているサイトです。

明治大学国際日本学部は11月23日、中国の最高学府として知られる北京大学で、出張講座「日本マンガ・アニメ文化先端講座」の第2回を実施しました。

と、あり、第1回(5月)に続く第2回目だったそうです。


明治大学と北京大学、そしてアニメ界をつないだ人脈はどうやって築かれたのだろうと思いました。


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来日外国人: 過去最多の861万人 アジアの経済成長で↑ 韓国は国内旅行の延長、中国は買い物重視

2011年01月27日 07時27分45秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「来日外国人 最多の861万人」という記事がありました。

2010年に日本を訪れた外国人客数が、861万人(前年比26.8%)と過去最多になったのだそうです。

それまでは、2008年の835万人が最多でしたが、これを抜きました。

日本政府観光局(JNTO)が、1月26日に発表しました。

国・地域別では、

1位 韓国 243万人 (前年比53.8%)
2位 中国 141万人 (前年比40.5%)
3位 台湾 126万人 (前年比23.8%)

昨年7月に、中国からの個人観光ビザの発給要件緩和があり、中国が台湾を初めて上回り、2位となりました。

政府は、アジア諸国を中心として訪日外国人客を増やすことを成長戦略の柱にしている  ということです。
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中国の漁船衝突事故などがあり、こんなに来日観光客が多かったとは知りませんでした。

ホテルや旅館、観光業に携わっている方たちは、実感ですでにご存じだったのでしょう。

韓国からが一番多いのですね、しかも前年から5割増し以上の増加です。

韓国の人たちは、日本のどこが好きなのでしょう。

「来日外国人客 韓国」で見てみると、

「図録訪日外国人の旅行消費額比較」というグラフがありました。
(http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/7218.html参照)

「社会実情データ図録」というサイトに含まれているもので、2010年のデータを分析しています。

「訪日外国人の旅行消費額比較」では、韓国は最少です。

ツアー・航空運賃、宿泊費、買い物費の3種類に色分けされていますが、全部で少な目です。
(近いので、航空運賃が安いのは分かります)

多いのは、中国、インド、ロシアです。

「買い物代」だけを取り出した棒グラフでは、中国とロシアの突出ぶりは目を見張るものがあります。
(お金持ちなんですね)


「韓国・台湾・香港訪日外国人観光客向けクーポン付きフリーペーパー」というサイトもありました。
(http://www.yamatogokoro.jp/nihontatsujin/参照)

JALとぴあが提携した「日本達人」が、アジアからの観光客向けに、飛行機内の機内誌とサイトで広告しませんかと誘っています。

サイト部分に行ってみました。

韓国語と中国語があります。
漢字で分かるかと、中国語を選んでみました。

予想外に洗練されたサイトで、「新宿特集」「高尾山」「在日本愉快地購物」と写真が次々と変わります。

マクドナルド、ドコモ、ポカリスエットが右に広告を出しています。
「短程旅行」をクリックすると、高尾山や箱根への短期旅行も紹介されています。


韓国からは、地理的にも近いので、国内旅行の延長の感覚の人が多い。
中国からは、買い物や使うお金も多い人が多い。

ロシアも人数は少ないものの、使うお金は多い  という傾向がうかがえました。


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トヨタ: 販売台数世界1位(3年連続) 2位はGM 関連の日本企業も業績↑ 株でも注目

2011年01月26日 08時43分22秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「トヨタ、3年連続世界一 10年販売 GM肉薄3万台差」という記事がありました。

2010年の販売台数で、トヨタは世界一(3年連続)だったのだそうです。

1月24日に、トヨタ自動車販売が、2010年の世界販売台数(子会社のダイハツ工業、日野自動車を含む)を発表しました。

地域別では、アジアが189万6千台(前年比24%増)です。
中国では、84万6千台(前年比19%増)でした。

その他地域(中近東や南米など)も、134万4千台(前年比11%増)です。

アメリカでは、176万4千台(前年比 横ばい)。
リコール問題で、販売が伸び悩みました。

ヨーロッパでは、78万6千台(前年比11%減)。
金融不安で市場が低迷しました。

世界2位は、GM(アメリカ)でした。

GMは、長い間(77年間)、世界販売台数世界一を誇ってきましたが、2008年にトヨタに追い越されました。

大型車を中心とした経営で、低燃費の小型車や環境対応車(ハイブリッド車など)で出遅れたためです。

経営破綻していましたが、アメリカ政府が4.1兆円(500億ドル)の公的資金を使って支援し、リストラを進め、経営が回復してきたということです。
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トヨタは、世界一なのですね。

アメリカでのリコールが報道されていたので、そんなに売れていることに気がつきませんでした。

世界3位は、どこなのでしょう?

「自動車世界販売台数」で見てみると、

「<話題>10年世界販売台数でGMがトヨタに肉薄、11年はGM有利の展開を予想」という記事が最初に出てきました。
(http://www.morningstar.co.jp/portal/RncNewsDetailAction.do?rncNo=408684参照)

モーニングスターという投資関連のサイトの記事です。

ここでは2位のGMに注目していて、今、勢いがあるのはGMだと、GM関連の銘柄(株の種類)を紹介していました。

「<GM関連銘柄>
 KYB      パワーステアリング用油圧ポンプ
 新日本製鉄    電気自動車の燃料タンク用鋼板
 日立製作所   ハイブリッド車用リチウムイオン二次電池
 新神戸電機    樹脂成形品
 ブリヂストン  乗用車用タイヤ、トラック・バス用タイヤ
 日本特殊陶業  点火プラグ、酸素センサー
 ニッパツ     懸架ばね
 ジェイテクト   ステアリング
 三菱電機     車載電装品
 曙ブレーキ工業  ブレーキ部品
 アイシン精機   ATトランスミッション
 豊田合成     樹脂・ゴム部品
 ヨロズ      サスペンション
 タカタ      シートベルト、エアバッグ

提供:モーニングスター社 」

GMは、アメリカの自動車メーカーだから関係ないわと思っていあのですが、こんなに日本の企業が関係しているのですね。

GMがもうかると、これらの企業ももうかるので、投資先として注目と解説されていました。
なるほど、と読みました。


世界3位は、どこだろうと、

「2010年自動車世界販売台数3位」で検索しましたが、残念ながら、今回は世界3位がどこかは分かりませんでした。


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TPP: 株にどういう影響? 6月農業構造改革→国内農業活性化 農薬関連、農業参入「ワタミ」

2011年01月25日 09時43分52秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「東洋経済の眼 TPP協議 農業関連内需株にも注目」という記事がありました。

「会社四季報プロ500」の編集部が、世の中の動きと関連して、株がどう動くかを解説してくれるコーナーです。

今年6月に、TPP(環太平洋パートナーシップ)協議参加の是非を、政府が判断するとしています。

日本がTPPに参加すれば、日本の輸出関連株(自動車、電機など)にとって、大きな追い風になります。

国内向けに開発された食品などの製品も、海外で販売しやすくなる可能性があるそうです。
海外製品も入ってくるので、流通産業もチャンスが生まれます。

政府は、6月に農業構造改革の基本方針を打ち出します。

構造改革で国内農業の活性化が進み、耕作放棄地の増加に歯止めがかかると、農薬・肥料メーカー(日本農薬、クミアイ化学工業、片倉チッカリン)や農業に参入している企業(ワタミなど)に注目が集りそう  ということです。
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日本の農業が今後どうなるかを決める大切な時期だと思います。

現状を続けていても将来がないのは目に見えています。


ワタミは、もともと飲食店でありながら、老人ホームや農業といった今必要とされている分野に進出していますね。

「ワタミ」のホームページを見てみました。
(http://www.watami.co.jp/参照)

「外食」「介護」「高齢者向け宅配」「MD」「農業」「環境/メンテナンス」の項目があります。

「農業」をクリックしてみると、

農業生産法人(有)ワタミファーム と 販売活動を行う(株)ワタミファーム を持っているそうです。

2002年 千葉県山武市で、スタート
2006年 関西地区(京都府京丹後市)でも開始


ワタミ社長の渡邉美樹さんは、年末年始のこれからの農業をどうするというテレビ番組に出演していらっしゃいました。

農家の代表の方が、アメリカと比べると日本の農家の規模は100分の1程度でかなわないという趣旨のことを発言されました。

渡邉さんは、だったら、農家100軒が手を結ぶとか、どうしたらいいかと考えてみてはどうですか。
そこでダメだと止まらずに、ビジネスだったら、ではどうしたらいいかを考えますよ と話され、印象的でした。


農業に参入している企業は、他にイオンなども行っていますね。

98円の小松菜(1束)は、天候にかかわらず安定して供給され、便利に使っています。


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万城目学さん: 作家 生涯最高の飲み物は、モンゴルで飲んだロイヤルミルクティー トナカイの乳 森の水

2011年01月24日 14時03分32秒 | 新聞
朝日新聞の週末beに、「作家の口福 万城目学 紅茶 モンゴル奥地での一期一会」という記事がありました。

作家の方に、月交代で食にまつわる話をしてもらうコーナーです。

万城目学さんは、「これまででいちばんうまかった飲み物は何か」と訊ねられたら、それはモンゴル奥地で飲んだロイヤルミルクティーなのだそうです。

大学4年の夏に、万城目さんは、モンゴルを訪れました。

トナカイの放牧を生業としている放牧民を研究している方とともに、モンゴル奥地のタイガ(森)で約10日間、テント生活をしました。

モンゴルでは、テントを訪問すると、ミルクティーをふるまわれるのだそうです。

鍋で湯を沸かし、紅茶の葉を入れ、ミルク(トナカイ)を入れ、最後に塩で味付けします。

毎日飲みながら、「ああ、甘いミルクティーが飲みたいです」と思っていました。

ある日、遊牧民一家のお母さんがミルクが入った小さいタンクをくれました。

タンクに水も入れ、薪ストーブの上で熱くし、日本から持っていったティーバッグを入れ、最後にたっぷり砂糖を入れました。

アルミの容器で飲んだミルクティーは、めまいがするほどおいしかったそうです。

「タイガの澄んだ雪解け水に、絞りたてのトナカイの乳。
薪ストーブのあたたかさに、砂糖への飢え」

あのロイヤルミルクティーを超える飲み物には、これからも出会えそうにない。  ということです。
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情景が目に浮かぶような文章です。

それはおいしかっただろうと、薪ストーブの温かさまで想像しました。

どんな作家の方かと、「万城目 学」さんで見てみました。

「作家の読書道:第74回 万城目学さん | WEB本の雑誌」というインタビュー記事がありました。
(http://www.webdoku.jp/rensai/sakka/michi74.html参照)

『鴨川ホルモー』で第4回ボイルドエッグズ新人賞を受賞し、第2作『鹿男あをによし』は直木賞候補になった方なのだそうです。

どんな本を読んでこられたかのインタビューなのですが、幼少時には『はじめてのおつかい』、『ぐりとぐら』、『ひとまねこざる』など意外とかわいい絵本を読んでいらっしゃいます。

中学進学で中高一貫の男子校に行きますが、両手首を複雑骨折したので、何か読もうと、お父さんの蔵書の『徳川家康』全26巻を読破されました。

(手はマットを山積みしてあるのを飛び越えようとして失敗し、折ったとありました)

大人になり、小説家になるため、仕事を辞めて(本社勤務になると小説を書く時間が取れなくなるので)、上京しました。

最初は小説は深刻でなくてはと考えて書いていたのですが、ヘンなことを思いつくのが得意で、それを小説に生かしたら受賞した とありました。

とても長い記事ですが、面白い、予想外の受け答えで、読んでいて楽しい記事でした。


もともとユニークなことを思いつくのが得意な方なうえに、大阪の人が持つサービス精神も感じられ、『鴨川ホルモー』や『鹿男あをによし』を読んでみようかと思いました。



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ヘビ: ベトナムの食材 フルコース 皮のコラーゲンで美容 日本、中国にも シマヘビは骨なしでいい

2011年01月23日 11時56分29秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「食材 ヘビ ハノイ(ベトナム) 美容も期待のフルコース」という記事がありました。

アジアの興味深い食材を紹介するコーナーです。

ベトナムでは、ヘビを、春巻き、スープ、から揚げ、ハスの葉巻きなどにするフルコースがあり、女性にも人気なのだそうです。

記者の方が、ベトナムの首都ハノイから10キロほどのレマット村へ行きました。

ヘビや野生動物を食べさせる店が多く、「ヘビ村」とも呼ばれる場所です。

ヘビ料理で有名な「クオック・チアウ」では、3種類(コブラ、ナミヘビなど)から選ぶことができます。

小さいヘビは約2100円(50万ドン)、大きいヘビだとその数倍になります。

まず、血や胆汁を絞り、酒で割って飲ませてくれます。

身はスープ、から揚げ、春巻きなど10品に料理してくれます。

若者や家族連れも多く、隣席も女性で「美容にも効果がありそうよね」ということです。
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記事には、「すべて使い切り、残る所はありませんよ」と店のマネージャーさんの説明もありました。

写真には、生きた(?)ヘビを最初にガラスコップの上で頭をつまんで圧迫し、血を出しています。

ベトナムに行く機会があったら、話の種に食べてみたいと感じました。

ヘビ料理は、どんなものがあるのだろうと「ヘビ料理」で見てみると、

「上野の蛇屋「救命堂」で蛇料理を食おう!(1) - 東京DEEP案内」という記事が最初に出てきました。
(http://tokyodeep.info/2009/05/20/215936.html参照)

東京にはヘビ料理専門店が3店あり、その1店なのだそうです。

「縞蛇料理 五〇〇〇円」
「まむし料理 五五〇〇円」
「ハブ料理 六〇〇〇円」

で、ヘビを取るのにも人の命がかかっているのだから、これは妥当な値段だとありました。

外国では、どうでしょう。

「中国のヘビーなお食事-”食狗蛇蠍的!”(Chinese heavy meal)」という中国紹介がありました。
(http://www5e.biglobe.ne.jp/~elnino/Folder_Travels/Folder_China/Chinese_HeavyMeal.htm参照)

中国で蛇料理が盛んなのは広東で、蛇は女性に好く、皮などはゼラチン質つまりコラーゲンたっぷりで”お肌ツルツル”の美容にも良いし体が温まり冷え症にも良いのです。

蛇の王者はやはりコブラです。広州の蛇市場や料理屋でもコブラが一番高いのです。と書かれています。


新聞の記事に、「小骨が少し気になる」とありました。

それについては、「ジャパンスネークセンター(2)」という訪問ブログに、
(http://www.arakawas.sakura.ne.jp/backn003/hebisen/hebisen2.html参照)

シマヘビを頼むと、骨を除いた肉を料理してあってよかった。
シマヘビは骨が硬いので、取り除く必要があり、その分、値段も高くなるが、骨はない料理になる と説明されていました。


なるほど、魚と同じように、ヘビにも骨の硬い・コラーゲンたっぷりなどがあるのですね。


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「実効為替レート」: 通貨の実力 円は+0.87%で27位 資源国が上位 中国32位 1995年ピーク

2011年01月23日 10時41分09秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「円の実力 横ばい 2010年 資源国が上昇トップ3」という記事がありました。

通貨の実力を見る「実効為替レート」は、資源国が+15%など上位を占め、日本円は+0.87%27位、中国元は-0.55%32位なのだそうです。

「実効為替レート」は、例えば、日本企業はアメリカ以外の国とも取引をするので、対ドルだけでは円の実力が分かりません。

ユーロなど他の通貨の為替レートも、貿易額をもとに加重平均して計算します。
物価の変動も、通貨の実力に影響するので、これも調整します。

「国際決算銀行」(BIS)が毎月発表しています。

2005年を100として指数とし、数値が高いと通貨高を意味しています。


「国際決算銀行」(BIS)が、この「実効為替レート」の「2010年の主要通貨の実力の上昇・下落率」を発表しました。

2010年と2009年の実行為替レートの年平均の変動率です。
58カ国・地域を比較しました。

1位 南アフリカ ランド +15.47%
2位 ブラジル レアル  +14.85%
3位 オーストリア 豪ドル  +14.24%
 ・
5位 インド ルピー  +11.63%
 ・
9位 韓国 ウォン  +8.41%
 ・
20位 スイス フラン  +4.26%
 ・
27位 日本 円  +0.87%
 ・
32位 中国 元  -0.55%
 ・
50位 アメリカ ドル  -4.41%
 ・
57位 欧州 ユーロ  -8.04%

1位の南アフリカは、プラチナや金の高騰がありました。
2位のブラジルは、鉄鉱石や石炭の輸出国です。

インド(ルピー)、ロシア(ルーブル)も上昇傾向です。

円は、ドル、ユーロに対しては値上がりしたものの、資源国・新興国に対しては値下がりしたため、+0.87%とほぼ横ばいになった  ということです。
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「実効為替レート」というものがあるのですね。

2010年は円高としきりに言われていて、このような数値が「通貨の実力」として存在するとは知りませんでした。

「実効為替レート」で見てみると、

「実効為替レート:日本銀行」と日本銀行のページが出てきました。
(http://www.boj.or.jp/theme/research/stat/market/forex/jikko/index.htm参照)

「解説」、「時系列データ」などがあります。

「解説」をクリックすると、

実効為替レートは、特定の2通貨間の為替レートをみているだけでは捉えられない、相対的な通貨の実力を測るための総合的な指標です。

具体的には、対象となる全ての通貨と日本円との間の2通貨間為替レートを、貿易額等で計った相対的な重要度でウエイト付けして集計・算出します。 と説明されていました。


「図録実効為替レートの推移(日本・米国・ユーロ圏・中国)」というサイトもありました。
(http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/5072.html参照)

1970年から2010年までの円、ドル、ユーロ、元の「実効為替レート」を折れ線グラフで表しています。

それを見ると、円は、1995~1996年がピークになっていました。
この頃、日本にその実感はあっただろうかと不思議に思いました。


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藤原竜也さん、中村勘太郎さん: 2タイプ(集中派とアドリブ派)で仲がいい 舞台はどういう人が見る?

2011年01月22日 09時42分14秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「三谷幸喜のありふれた生活 541 仲良し竜也と勘太郎」という記事がありました。

脚本家の三谷幸喜さんが、舞台や役者さんのことを書かれるコーナーです。

藤原竜也さんと中村勘太郎さんは、対照的な役者さんでありながら、不思議と仲がいいのだそうです。

三谷さんが現在、脚本・演出をしている舞台は、「ろくでなし啄木」です。

藤原さんと中村さんに出演してもらっていて、2人の共演はNHK大河「新撰組!」以来です。

2人は性格はかなり違い、

藤原竜也さんは、舞台上でアドリブは一切ない。

稽古で作った感情をどれだけきちんと再現するか、それをどう深化させていくか。
彼はそれをとことんまで突き詰める。

本番前、そして本番中の彼の集中力は半端ではない。

三谷さんは、うっかり舞台袖で出番待ちの藤原さんに話しかけてしまい、藤原さんに、
「三谷さん、すみませんが、今は話しかけないで下さい」と言われてしまいました。

中村勘太郎さんは、生の感情を大切にするタイプだそうです。

お客さんの反応で、瞬時に新しい動きやリアクションを投入し、アドリブも自由に入れます。
舞台に出る直前までスタッフと馬鹿話をしている。

それでいて、2人は互いを尊敬していて、舞台上でもらい泣きをしたりしているということです。
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役者さんがそんなに2タイプに分かれるとは知りませんでした。

演技というのは、藤原さんのように「稽古+集中」が基本なのだろうと思っていました。

中村さんのアドリブ派は、もしかすると演技が家業(歌舞伎の家)で、幼稚園くらいからやっている影響もあるのかと感じました。

「ろくでなし啄木」を見てみました。

「ろくでなし啄木 - 東京芸術劇場」と、東京芸術劇場の公演案内がありました。
(http://www.geigeki.jp/saiji/024/index.html参照)

三谷幸喜さんの書き下ろし作品で、吹石一恵さんがヒロインです。

1月5~23日までの公演で、S席の1万円からA席の7500円までとあります。


舞台は、(当然でしょうが)映画などに比べると席料が高いですね。

生の役者さんが目の前で演技してくれるのですから、費用を人数で割るとこうなるのでしょう。

東京の舞台などの情報を見ていると、1万、2万は当たり前の感じです。

地方でも、中高年の女性が役者さんの舞台後に、「やっぱり、いいわよね~」とテレビのインタビューに答えていらっしゃいます。

どういう方たちが、舞台を見て支えていらっしゃるのだろうと不思議に思いました。

「舞台 客層」で検索してみると、

「エネミイ@新国立劇場(ネタバレあり) - おまかせ!Ⅱ@blog」というブログがありました。
(http://blog.goo.ne.jp/kasumi-6/e/9265ab57c285132d331598fbaa2a6426参照)

「この舞台、客層がかなり高めで 50代以上の方が多いように思えた。 しかも男性率も高しで最前列なんて、ほとんど50代以上の男性」とあります。

2010年7月に、新国立劇場であった「エネミイ」という舞台を見にいった女性のブログです。

歌舞伎は結構よく見るけれど、舞台はあまり見ないので開演までの時間、あけっぴろげな舞台が落ち着かなかった。
(歌舞伎は緞帳が下りているから)

とも書かれていました。

舞台が本当に好きな方は、月に1度とか、数か月に1度の舞台を楽しみにお金を準備して待っていらっしゃるのだろうかと感じました。



中国: GDP2位はチャンス 「青森りんご」「南部鉄器」輸出中 こちらの伝統も大切にする国 

2011年01月21日 09時26分14秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「「夢の中国」地方の挑戦 GDP2位 青森りんご 南部鉄器 「経済力ある人増えた」売り込みに熱」という記事がありました。

GDP2位となった中国に、青森りんごや南部鉄器が進出していて、予想外にその伝統を尊重してくれるなど意外な一面もあるのだそうです。

中国のGDP(国内総生産)が、日本を抜き、世界2位となることが確実になりました。

青森県りんご輸出協会会長の太田一民さんは、

「国内総生産が逆転されたことも、青森リンゴを手にできる経済力のある人が増えたという意味で好機ととらえている」と話されます。

太田さんはリンゴ輸出会社「ヤマタミ太田りんご移出」の代表取締役でもあります。

中国向けに「世界一」という品種を輸出しています。

大きくて赤く、贈答用として1玉2千円ほどで中国で売られているそうです。
中国向けの輸出は300トン(2010年産)強ですが、年々増加しています。

「現在輸出の約9割を占める台湾向けを10年後には超えると思う」

岩手鉄器も中国向けに輸出しています。

「及源鋳造」の及川久仁子社長は、たびたび中国に出張します。

2008年に上海向けに鉄瓶の輸出を始めました。
上海には、高級プーアール茶を好む富裕層が多数います。

中国企業は、「南部鉄瓶の歴史や文化を大事に守りたい」という姿勢で、驚いたそうです。
日本国内では、伝統より「値下げ幅」が商談の中心で、違いを感じました。

「物量でかなわないなら、高品質な日本の伝統文化を売り込む好機にしたい」(及川社長)ということです。
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人口比から見ても、中国が成長してくれば日本を越すのは想定内のことでした。

リンゴの太田社長のように、これを好機と考えられる人が、ビジネスチャンスを生かせるのだと読みました。

中国は体制も違うので、進出するのは腰が引けそうですが、避けては通れない相手でしょう。


リンゴ「世界一」の評判はどうだろうと、「世界一 リンゴ 中国」で見てみると、

「中国の富裕層、日本産「超高級リンゴ」を食す | YUCASEE MEDIA(ゆかし」というブログがありました。
(http://media.yucasee.jp/posts/index/6188参照)

2011年1月13日の文章です。

「中国重慶市のスーパーでは、1つ228元(約2800円)のリンゴが売られている。

これは日本産の「世界一リンゴ」で、大きさはバレーボール大。売れ行きは好調で、入荷入荷が間に合わないためよく品切れになるという」

「「世界一リンゴ」は、青森県りんご試験場がデリシャスにコールデンデリシャスを交配して誕生した高級品」

とありました。

他にも、時期は2007年になりますが、

「唸声中国/りんご生産世界一の中国で青森りんごが高値で売れている」というブログもありました。
(http://datefile.iza.ne.jp/blog/entry/116575/参照)

「中国の旧暦正月(2月18日)を前に、中国大連市のあるスーパーで、1個8千元(約12万5千円)の超高価リンゴが現れた。青森産の「王林」と呼ばれるこのリンゴの重さは1個約1キロ」

と書かれています。

写真もあり、「寿」と白い文字が表面に出た大きな青森りんごです。

中国で12万円のりんごは驚きの価格とありました。


テレビで中国に進出した日本企業を扱った番組で、インタビューされた日本企業で働く日本人が、

「中国人が華僑といって、世界中で協力しているように、日本人も「和僑」(わきょう)といって協力しあえば、心強い」と話していらっしゃいました。


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祝島(山口県): 瀬戸内海の島が電力の完全自給をめざす 「祝島自然エネルギー100%プロジェクト」

2011年01月20日 08時35分43秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「反原発の島「電力は自前で」 山口・祝島で計画 NGO協力、自然力活用」という記事がありました。

瀬戸内海の祝島で、自然エネルギーで必要な電力を100%自給自足する計画が始まったのだそうです。

1月14日に、「祝島千年の島づくり基金」が発足しました。

祝島は、瀬戸内海に浮かぶ、人口500人弱の島です。

きっかけは対岸の島に、原子力発電所の計画が持ち上がったことでした。

「上関原発」は、中国電力が計画しています。
祝島は、海底ケーブルで中国電力の電気を使って生活しています。

「自然の力でエネルギーを自給できたら」という考えが島民から出てきたそうです。

試算すると、島で必要な電力は、約1千キロワットとなりました。

太陽電池(1台3~4キロワット)を100台するのが、当面の目標です。

バイオマス発電(し尿を生かす)、風力発電(小型)、太陽熱温水器も順次、導入する予定です。
送電線も強いものにし、10年ほどで「自給率100%状態」をめざします。

飯田哲也・「環境エネルギー政策研究所」所長によると、

欧米には、一定区域で「自然エネルギー100%」を目指す計画はいくつかあるが、日本で本格的なものは初めて  ということです。
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おもしろいと思いました。

きっかけが何であれ、「電力の自給100%」は興味を感じるテーマです。

資金はどうするのだろうと思ったら、記事に、

企業やアーティストから特定商品の売り上げの1%を寄付してもらうプログラム「1% for 祝島」をスタートさせる  とありました。


具体的に知りたいと、「祝島自然エネルギー100%プロジェクト」で見てみました。

「祝島自然エネルギー100%プロジェクト」のホームページがありました。
(http://www.iwai100.jp/参照)

祝島というのは、ハートの形なんですね。

島の名前と形が、覚えやすいのは、計画にとってラッキーなことだと思います。

映画も作られたと、右上に「ミツバチの羽音と地球の回転」の紹介がありました。

祝島とスウェーデンの2例を題材にしたものだそうです。

上映映画館の一覧には、残念ながら、我が家の近所はありませんでした。


島民500人と小規模なのも、意見が割れずに計画が進められた理由の1つかと思います。

この計画は、今後どうなるか見ていきたいと思いました。


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