吉良吉影は静かに暮らしたい

植物の心のような人生を・・・・、そんな平穏な生活こそ、わたしの目標なのです。

シン・東洋陶磁ーMOCOコレクション②青花・緑釉・その他

2024-05-18 08:00:00 | 日々美しいものに触れようよ


※青花龍波涛文(せいかりゅうはとうもん)扁壺
 明代永楽年間に景徳鎮で作られた扁壺。
 青の発色が鮮やかな逸品。龍のカラダを白抜きで表した斬新な表現です。


※青花龍牡丹唐草文(せいかりゅうぼたんからくさもん)双耳壺
 景徳鎮でもこれは時代が遡って元時代の作。堂々とした龍の姿が目を引きます。


※青花透彫龍文(せいかすかしぼりりゅうもん)紙筒
 こちらは朝鮮の青花。
 精緻な透彫を施した紙筒(しとう)です。


※青花龍文(せいかりゅうもん)壺
 龍の爪が5本あるので最高級の格式の壺になります。皇帝が使用したのかも。


※釉裏紅牡丹文(ゆうりこうぼたんもん)盤
 釉薬の下に銅で絵付けをした釉裏紅の大盤です。柔らかな淡い発色で上品な色合いを醸し出しています。


※緑釉楼閣
 副葬品として製作されたもの。
 四層の巨大な楼閣で、私の想像ですが多分「何分割かしたパーツを組合せたもの」だと思われます。


※三彩獅子
 いわゆる唐三彩。脚を噛む獅子のポーズが何だかネコっぽくて愛らしい作品。



※加彩婦女俑(かさいふじょよう)
 彩色が失われたことで、かえってフォルムの美しさが際立ちました。指に止まった小鳥(失なわれています)の歌声に耳を傾ける様子が愛らしい作品。


※大甕・・・これは日本の作品、越前窯の大甕です。


※ルーシー・リーの器
 東洋陶磁美術館にこれがあるとは知らなかったでしょう。ルーシー・リーの器も置いてあるンですよ。

③青磁」に続く




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