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新年早々、僕としてはとても嬉しいことがありました。日本プロ野球を愛する人間として、とてもスッキリした気持ちになれる新聞記事です。
それは後ほどご紹介するとして。
さて、今現在プロ野球ファンにとってモヤモヤとした気持ちにさせられる話題として日本人選手のメジャー流出問題があります。
年を明けてもいまだ解決していないのが、僕も応援する阪神タイガース・井川慶投手のメジャー移籍熱望問題。
ご存知の通り、フリー・エージェント資格を持たない井川投手が移籍する手段としては、ポスティングシステムによる移籍しかありません。
この制度は球団が認めてこそ選択可能なわけで、それを認めないタイガース球団との間でファンをも巻き込んだ騒動になっております。
井川慶投手のオフィシャルサイトに記された12月29日付の日記を引用いたします。
日本球界でプレーすることを「とても苦しくつらいこと」とまで公の場で言い切ってしまう井川投手の自覚のなさに失望してしまいました。
また、「一人の選手としてのこの切実な思いも、わかっていただけたらと思っています」という発言に、甘えを感じずにはいられません。
もちろんメジャーへの純粋な夢を持つ事そのものは決して悪いことではありません。
捨てろとも思いません。
だけど、もっとお世話になった球団・応援してくれるファンの気持ちを考えてうまく立ち回って欲しい。
あなたが手にしている高額の年俸には、その分の責任が含まれていることを決して忘れないで欲しい。
井川問題は、残念ながら結果がどうなろうと大きなわだかまりを残すこととなってしまいました。
【僕が書いた参考記事】
■「メジャーを志す選手に文句が言いたい。」(04.12.27)
■「プロ野球を愛する者として、井川慶投手に真っ向から対立する。」(05.1.4)
(以上、「虎式カネシゲタカシ」より)
さて、現在のメジャー礼賛主義のようなものに僕は常日頃より疑問を感じています。
たしかにパワーや投手の球速に関しては、未来永劫勝てないでしょう。
しかし、野球が単なるホームラン競争ではないという事実は2004年の読売ジャイアンツが証明してくれたことでも明らか。
また、たとえ150キロを超えるスピードボールでさえも、コースに決まらなければ簡単に弾き返されるのが現代野球。
これはアメリカはもちろん、レベルが向上した日本でも同じ事です。
ソースは忘れましたが、去年の春にNYヤンキースが来日して阪神・巨人とオープン戦を戦ったとき、とても興味をもって本国アメリカに報道されたのが「阪神スタイルの応援」だったそうです。
しばしばメジャーと比べて「やかましいだけ」と批判されがちな日本流の応援も、実はアメリカ人から見れば新鮮で「ちょっとうらやましい」応援方法なのかもしれません。
さてここで、僕のそんな気持ちを代弁してくださる記事を1つご紹介。
なみ選手の「長くても100年程度の生活」の「メジャーに行きたい選手へ、ワガママ言わせて。」と題された記事です。
なみ選手はマリナーズの長谷川投手を引き合いに出し、「適応力」というキーワードで鋭く考察してくださってます。
是非みなさまも、ご一読ください。
そうなんですよ。
単なる「違い」なんですよ。
メジャーの方が間違いなく優れている面も多々あれど、日本プロ野球の方が間違いなく優れている面だって多々あるはずなんですよ。
無理に例えるならば「ラーメン屋のラーメン」と「インスタントラーメン」の違いのようなものでしょうか。
「ラーメン屋のラーメン」と「インスタントラーメン」は、同じラーメンですが、違います。
どちらのレベルが上かと言われれば、「ラーメン屋のラーメン」と答える人がきっと多いことでしょう。
しかしよく考えてください。
実はインスタントラーメンの方が優れている部分だって数多くありませんか?
安くて身近で種類も豊富。
最近ではヘタな中華屋のラーメンよりも、おいしくて栄養価の高いインスタントラーメンも登場しています。
我々ファン(客)は、「ラーメン屋のラーメン」も、「インスタントラーメン」も、実はどちらも同じぐらいに愛しています。
たしかにアスリート(料理人)が一流のラーメン屋にあこがれるのは自然なことかもしれませんが、インスタントラーメンの開発研究者だって、同じぐらいの意地とプライドを持って仕事にとりくんでいるはず。
その甲斐あってか、今では日本のインスタントラーメンのスタイルは世界中で愛されています。
決して「中華屋のラーメン」と「レベル」で比べて卑下する必要はないのです。
単なる「違い」でしかないのですから。
さて、変な例えを持ち出してしまいましたが…。
実はここまでの記事内容は、年明け一回目の当ブログの記事としてご紹介しようと思っていたものです。
(ラーメンうんぬんの例えは、今考えましたが)
なぜ公開せずにボツにしたかというと、新年の晴れがましい門出にしては、やや暗い内容になってしまいそうだったから。
そしてなにより、日本に取り残されるファンが、ただ負け惜しみ言ってるだけのように聞こえそうだったので。
ここまで述べた内容は、我々ファンやプロ野球OBや二流選手が語ったところで、悲しいかな説得力に欠けるんです。
「そんなこと言って、メジャーへ行けなかった選手の嫉妬だろう」と思われる可能性があるんです。
日本プロ野球で今現在活躍する、超一流選手の口から語ってもらわないと意味がないんです。
少なくとも僕は、それをずっとずっと待っていた。
「誰か言ってくれ!」
「頼むから誰か!」
そのあえぐような気持ちは日々僕の中で強くなっていました。
そこに…。
■憲伸 頂点日本で極めたい!!
お正月ということもあり、充実しないスポーツ各誌の記事をなんとなく巡回していたときに見つけたトーチュウのこの記事。
川上憲伸。
言わずと知れた、中日ドラゴンズの大黒柱。日本を代表するエース・ピッチャーです。
昨年は17勝を挙げて5年ぶりのリーグ制覇に貢献し、最多勝、沢村賞、MVPと主要タイトルを独占した超一流の現役アスリート。
僕は、この記事を待っていた!
僕は、この言葉を待っていた!
トーチュウは比較的早くリンク切れを起こしてしまうので、少々長い引用になってしまいますが、以下に重要部分を抜粋してご紹介いたします。(太字部分は、僕によります)
-最多勝、沢村賞、MVP…。昨年は主要なタイトルのほとんどすべてを獲得した。ちなみに本人としてはどのタイトルが一番、気に入ってる?
純粋に投手として考えるなら沢村賞かな。12球団で1人の投手だけだし、選ばれない年もある。沢村賞にはそれだけの重みがある。でも、プロ野球選手として考えるなら、やはりMVP。こればかりは優勝しないと取れませんから。一選手として最高の勲章と考えていいと思う。
-優勝したからこそ手にできるタイトル。今年もぜひ取りたい?
そうですね。でも、タイトルを取ることよりも個人的には素直に優勝に貢献できればいいな、と思っています。MVPとか最多勝とかではなく、単純に優勝が決まったときに自分で「貢献できたなぁ」と思える一年でありたいですね。
-数字にはあまりこだわらない?
あえて言うなら防御率。最多勝は打線の援護とかで変わってくる部分もあるけど、防御率はその投手個人の一年の証拠だから。それにもし防御率で1位になれたら、ほぼ全タイトルを獲得したことになりますからね。
-全タイトル独占! でも、そうなったら日本でやり残したことはない、とメジャーに行っちゃう可能性もあるんじゃない? ファンも気にしてると思うけど、現時点でのメジャー志向は?
うーん…。どう言えばいいのかな。メジャーは確かにすごい世界なんだろうとは思います。周囲の人が「メジャーが世界最高峰」と考えているのであれば、多くの野球選手が「やってみたい」と思うのはいいことだと思う。ただ、僕自身は決してメジャーが世界1だとは思ってないんですよ。
-と言うと?
日本だって決して負けていないと思うんです。いや、むしろ日本の方が勝っている部分はある。日米野球だって、日本が真剣に勝つことだけを考えた野球をすれば、絶対に勝ちますよ。足技、クイック、けん制…。メジャーが嫌がる野球を日本はできるけど、日本が嫌がる野球はメジャーにはできない。
-日本には日本のスタイルがある。
だから僕の中では日本とメジャーはトントンなんです。どっちが優れている、とかではなく。そう考えた時、僕はメジャーにすぐ行こうとする最近の風潮には疑問を持ってます。僕はむしろ、日本でとことんやりたい。投手として日本で極めたいんです。どの時点で「極めた」と思えるのか分かりませんが、メジャー行きとかを考えるのはそれから。変な言い方かもしれませんが、「メジャーに行く」というのが、僕には(日本野球からの)逃げに思えるんですよ。僕は逃げたくない。
僕は、これらの強い言葉にものすごく感動しました。
そして、川上憲伸にものすごく感謝しました。
彼は日本を代表する投手の立場で、自らが活躍する日本のプロ野球に誇りを持ち、日本野球を卑下する風潮にはっきりと異議をとなえ、日本野球を極める姿勢をみせてくれました。
我々ファンにとって、こんなに心強いことはありません。
スター選手を次々と失い、今年もまた井川慶の言葉で自信を失いかけた日本のプロ野球ファン。
その沈んだ気持ちを鼓舞するように、力強く響き渡る日本のエース・川上憲伸の言葉。
僕は、信じてみようと思います。
仮に近い将来に川上憲伸がメジャー行きを表明したとしても、僕は決して今の感動と感謝の気持ちを忘れません。
むしろ「応援したい」という気持ちさえ芽生えると思います。
「憲伸よ。日本球界で鍛えたその力、メジャーの奴らに見せつけてやれ!」と。
大事なのは、いま川上憲伸が強い言葉で日本プロ野球の「強さ」を語ってくれたという事実。
おおげさに言えば、いま沈みかけた日本プロ野球界を、強い言葉で守ってくれたという事実。
ありがとう川上憲伸。
心より感謝します。
それは後ほどご紹介するとして。
さて、今現在プロ野球ファンにとってモヤモヤとした気持ちにさせられる話題として日本人選手のメジャー流出問題があります。
年を明けてもいまだ解決していないのが、僕も応援する阪神タイガース・井川慶投手のメジャー移籍熱望問題。
ご存知の通り、フリー・エージェント資格を持たない井川投手が移籍する手段としては、ポスティングシステムによる移籍しかありません。
この制度は球団が認めてこそ選択可能なわけで、それを認めないタイガース球団との間でファンをも巻き込んだ騒動になっております。
井川慶投手のオフィシャルサイトに記された12月29日付の日記を引用いたします。
メジャーリーグで投げることは自分の長年の夢です。その夢をあきらめてしまうことはできないですし、あと5年待つというのは、とても苦しくつらいことです。25歳になった自分が、チャレンジできる時はまさに今だと自覚しています。一人の選手としてのこの切実な思いも、わかっていただけたらと思っています。
日本球界でプレーすることを「とても苦しくつらいこと」とまで公の場で言い切ってしまう井川投手の自覚のなさに失望してしまいました。
また、「一人の選手としてのこの切実な思いも、わかっていただけたらと思っています」という発言に、甘えを感じずにはいられません。
もちろんメジャーへの純粋な夢を持つ事そのものは決して悪いことではありません。
捨てろとも思いません。
だけど、もっとお世話になった球団・応援してくれるファンの気持ちを考えてうまく立ち回って欲しい。
あなたが手にしている高額の年俸には、その分の責任が含まれていることを決して忘れないで欲しい。
井川問題は、残念ながら結果がどうなろうと大きなわだかまりを残すこととなってしまいました。
【僕が書いた参考記事】
■「メジャーを志す選手に文句が言いたい。」(04.12.27)
■「プロ野球を愛する者として、井川慶投手に真っ向から対立する。」(05.1.4)
(以上、「虎式カネシゲタカシ」より)
さて、現在のメジャー礼賛主義のようなものに僕は常日頃より疑問を感じています。
たしかにパワーや投手の球速に関しては、未来永劫勝てないでしょう。
しかし、野球が単なるホームラン競争ではないという事実は2004年の読売ジャイアンツが証明してくれたことでも明らか。
また、たとえ150キロを超えるスピードボールでさえも、コースに決まらなければ簡単に弾き返されるのが現代野球。
これはアメリカはもちろん、レベルが向上した日本でも同じ事です。
ソースは忘れましたが、去年の春にNYヤンキースが来日して阪神・巨人とオープン戦を戦ったとき、とても興味をもって本国アメリカに報道されたのが「阪神スタイルの応援」だったそうです。
しばしばメジャーと比べて「やかましいだけ」と批判されがちな日本流の応援も、実はアメリカ人から見れば新鮮で「ちょっとうらやましい」応援方法なのかもしれません。
さてここで、僕のそんな気持ちを代弁してくださる記事を1つご紹介。
なみ選手の「長くても100年程度の生活」の「メジャーに行きたい選手へ、ワガママ言わせて。」と題された記事です。
それらは単なる「違い」なんじゃないのかなぁ。
「レベルの差」と言っていいものなのかしら?
少なくとも、日本の野球のレベルをメジャーと比べて必要以上に卑下することはないように感じます。
なみ選手はマリナーズの長谷川投手を引き合いに出し、「適応力」というキーワードで鋭く考察してくださってます。
是非みなさまも、ご一読ください。
そうなんですよ。
単なる「違い」なんですよ。
メジャーの方が間違いなく優れている面も多々あれど、日本プロ野球の方が間違いなく優れている面だって多々あるはずなんですよ。
無理に例えるならば「ラーメン屋のラーメン」と「インスタントラーメン」の違いのようなものでしょうか。
「ラーメン屋のラーメン」と「インスタントラーメン」は、同じラーメンですが、違います。
どちらのレベルが上かと言われれば、「ラーメン屋のラーメン」と答える人がきっと多いことでしょう。
しかしよく考えてください。
実はインスタントラーメンの方が優れている部分だって数多くありませんか?
安くて身近で種類も豊富。
最近ではヘタな中華屋のラーメンよりも、おいしくて栄養価の高いインスタントラーメンも登場しています。
我々ファン(客)は、「ラーメン屋のラーメン」も、「インスタントラーメン」も、実はどちらも同じぐらいに愛しています。
たしかにアスリート(料理人)が一流のラーメン屋にあこがれるのは自然なことかもしれませんが、インスタントラーメンの開発研究者だって、同じぐらいの意地とプライドを持って仕事にとりくんでいるはず。
その甲斐あってか、今では日本のインスタントラーメンのスタイルは世界中で愛されています。
決して「中華屋のラーメン」と「レベル」で比べて卑下する必要はないのです。
単なる「違い」でしかないのですから。
さて、変な例えを持ち出してしまいましたが…。
実はここまでの記事内容は、年明け一回目の当ブログの記事としてご紹介しようと思っていたものです。
(ラーメンうんぬんの例えは、今考えましたが)
なぜ公開せずにボツにしたかというと、新年の晴れがましい門出にしては、やや暗い内容になってしまいそうだったから。
そしてなにより、日本に取り残されるファンが、ただ負け惜しみ言ってるだけのように聞こえそうだったので。
ここまで述べた内容は、我々ファンやプロ野球OBや二流選手が語ったところで、悲しいかな説得力に欠けるんです。
「そんなこと言って、メジャーへ行けなかった選手の嫉妬だろう」と思われる可能性があるんです。
日本プロ野球で今現在活躍する、超一流選手の口から語ってもらわないと意味がないんです。
少なくとも僕は、それをずっとずっと待っていた。
「誰か言ってくれ!」
「頼むから誰か!」
そのあえぐような気持ちは日々僕の中で強くなっていました。
そこに…。
■憲伸 頂点日本で極めたい!!
お正月ということもあり、充実しないスポーツ各誌の記事をなんとなく巡回していたときに見つけたトーチュウのこの記事。
川上憲伸。
言わずと知れた、中日ドラゴンズの大黒柱。日本を代表するエース・ピッチャーです。
昨年は17勝を挙げて5年ぶりのリーグ制覇に貢献し、最多勝、沢村賞、MVPと主要タイトルを独占した超一流の現役アスリート。
僕は、この記事を待っていた!
僕は、この言葉を待っていた!
トーチュウは比較的早くリンク切れを起こしてしまうので、少々長い引用になってしまいますが、以下に重要部分を抜粋してご紹介いたします。(太字部分は、僕によります)
-最多勝、沢村賞、MVP…。昨年は主要なタイトルのほとんどすべてを獲得した。ちなみに本人としてはどのタイトルが一番、気に入ってる?
純粋に投手として考えるなら沢村賞かな。12球団で1人の投手だけだし、選ばれない年もある。沢村賞にはそれだけの重みがある。でも、プロ野球選手として考えるなら、やはりMVP。こればかりは優勝しないと取れませんから。一選手として最高の勲章と考えていいと思う。
-優勝したからこそ手にできるタイトル。今年もぜひ取りたい?
そうですね。でも、タイトルを取ることよりも個人的には素直に優勝に貢献できればいいな、と思っています。MVPとか最多勝とかではなく、単純に優勝が決まったときに自分で「貢献できたなぁ」と思える一年でありたいですね。
-数字にはあまりこだわらない?
あえて言うなら防御率。最多勝は打線の援護とかで変わってくる部分もあるけど、防御率はその投手個人の一年の証拠だから。それにもし防御率で1位になれたら、ほぼ全タイトルを獲得したことになりますからね。
-全タイトル独占! でも、そうなったら日本でやり残したことはない、とメジャーに行っちゃう可能性もあるんじゃない? ファンも気にしてると思うけど、現時点でのメジャー志向は?
うーん…。どう言えばいいのかな。メジャーは確かにすごい世界なんだろうとは思います。周囲の人が「メジャーが世界最高峰」と考えているのであれば、多くの野球選手が「やってみたい」と思うのはいいことだと思う。ただ、僕自身は決してメジャーが世界1だとは思ってないんですよ。
-と言うと?
日本だって決して負けていないと思うんです。いや、むしろ日本の方が勝っている部分はある。日米野球だって、日本が真剣に勝つことだけを考えた野球をすれば、絶対に勝ちますよ。足技、クイック、けん制…。メジャーが嫌がる野球を日本はできるけど、日本が嫌がる野球はメジャーにはできない。
-日本には日本のスタイルがある。
だから僕の中では日本とメジャーはトントンなんです。どっちが優れている、とかではなく。そう考えた時、僕はメジャーにすぐ行こうとする最近の風潮には疑問を持ってます。僕はむしろ、日本でとことんやりたい。投手として日本で極めたいんです。どの時点で「極めた」と思えるのか分かりませんが、メジャー行きとかを考えるのはそれから。変な言い方かもしれませんが、「メジャーに行く」というのが、僕には(日本野球からの)逃げに思えるんですよ。僕は逃げたくない。
僕は、これらの強い言葉にものすごく感動しました。
そして、川上憲伸にものすごく感謝しました。
彼は日本を代表する投手の立場で、自らが活躍する日本のプロ野球に誇りを持ち、日本野球を卑下する風潮にはっきりと異議をとなえ、日本野球を極める姿勢をみせてくれました。
我々ファンにとって、こんなに心強いことはありません。
スター選手を次々と失い、今年もまた井川慶の言葉で自信を失いかけた日本のプロ野球ファン。
その沈んだ気持ちを鼓舞するように、力強く響き渡る日本のエース・川上憲伸の言葉。
僕は、信じてみようと思います。
仮に近い将来に川上憲伸がメジャー行きを表明したとしても、僕は決して今の感動と感謝の気持ちを忘れません。
むしろ「応援したい」という気持ちさえ芽生えると思います。
「憲伸よ。日本球界で鍛えたその力、メジャーの奴らに見せつけてやれ!」と。
大事なのは、いま川上憲伸が強い言葉で日本プロ野球の「強さ」を語ってくれたという事実。
おおげさに言えば、いま沈みかけた日本プロ野球界を、強い言葉で守ってくれたという事実。
ありがとう川上憲伸。
心より感謝します。
本当に、真剣に勝つことだけを考えてやってほしいなぁ、と思うことが、ありますよ。
だって、米国チームの投手が変化球を投げても、日本チームはストレート一本勝負、ってこと、ありますものね。
応援スタイル、使用球、戦術、etc。日本野球が培ってきたスタイルに、自信をもって欲しいと思います。使用球以外は(笑)。
川上憲伸投手、よくぞ言ってくれましたね。
ご無沙汰の出現です(笑)
もともとケンシンさん、かっこいいなぁと思ってたけど
(頭は薄いけど)
考えを改めることにしました。
× かっこいい
◎ めちゃめちゃかっこえぇやん!!!!!
ってな感じで。
あ、私事ですが、今年は虎+鷲で行きます。
仙台に行くために、あれこれ計画中です(笑)
「今期は二度とできないくらい最高の成績だったのでアップ率にこだわる」(要約)と言って保留したんですよね。んで岩瀬選手と同額ゲット
憲伸はこれが最高なのかという気持ちと、保留なんて今の球界の現状をちゃんと見ているのかと、ちょっとドラファンとしては悲しかったのですが、この発言は嬉しいですね。
個人的に井川選手はメジャーに行きたいというより阪神から出たいという気持ちのほうが強いのではないかと思う時があります。
阪神が悪い球団というわけではなく、監督コーチや首脳陣とうまくいってないのかなあ、という印象を受けるんですよ。
メジャーに行くために阪神を出る、というより
阪神を出たいから、メジャー目指すという感じ。
なんか、ここまで不用意な発言や行動をする人には思えないんですよね。
どこにいってもマイペースというかひょうひょうとした性格に見えるので。
その井川選手がここまで意固地にメジャー行きを急ぐのは、どうも違和感を感じてしまうんです。
好きな選手なので変な方向に行かず、がんばってほしいのですが。
井川選手の持つ「愛され感」というのは、ああ、井川って阪神の選手だよなあってほんと思うんですよ。実際愛されてますしね。
井川はサッカー観戦が好きなんだから、いっそのことヨーロッパの球団に売ってあげたらいいのにねw
なんか日本プロ野球のファンの弱っている心に、染み入る言葉ですねぇ・・
少し古いのですが、弱ってるファンの言葉をぶちまけた記事からTB送らせていただきました。
しかし、本当にそれだけの理由でアメリカへ渡ってしまおうと思うのは、川上投手のコメントにあるように「日本からの逃亡」ととられても仕方ないでしょう。
こんな日本球界ですが「何とか自分たちの手で自国球界を魅力あるものに盛り上げていこう」と、日本球界に籍を置いている選手、あるいは置いたことのある選手ならばそういう考えを少しは持ってほしい、というのがホンネです。
・・・というのは単なるファンのワガママなんでしょうか?
いや、ワガママついでに言わせてもらえば、日本のプロ野球選手であるなら、日本のプロ野球の素晴らしさを後世に伝えていくのもファンサービスの1つなんじゃないかと。
「アメリカがなんじゃい!キューバがナンボのもんや!」といえるような球界を造っていくのが日本球界に託された使命なんじゃないかと。
そのためにはファンも含めて球界全体で取り組んでいかねばならないことですが、そういうことなら私も1ファンとして協力は惜しまないつもりです。
日本でトップに立つことは決して「井の中の蛙」ではない。
今でも私はそう思いますし、実際に日本のトップに立つ選手からそういうコメントを出してくれたことにとても嬉しい気持ちになりました。
本来の意味の真っ向勝負を「勝つために最善の努力をする」という風に解釈するとすれば、日米野球の日本の戦い方は、少しずれているような気がします。
ストレート一本勝負が美徳だと言われればそんな気もしますが、実は違うんじゃないかなと、僕もそう思います。
>日本野球が培ってきたスタイルに、自信をもって欲しいと思います
僕も、心からそう思います。
国内野球同士だって、力の差をカバーする日本流の戦い方で優勝するチームがあるんですから。
野村ヤクルトしかり、落合中日しかりです。
これらを「チマチマとみっともない戦術」と評価してしまうのは間違い。
単なる価値観の違いでしかないわけですから。
お元気でしょうか?
今年も宜しくお願いいたします。
>× かっこいい
>◎ めちゃめちゃかっこえぇやん!!!!!
僕も、そう思うことにします。
これぞ、日本が誇るプロ野球選手です。
>あ、私事ですが、今年は虎+鷲で行きます。
仙台に行くために、あれこれ計画中です(笑)
なるほどカツノリさんが移籍しましたものね。
カツノリさんが八木選手の引退試合で涙していた話、いまでも時々思い出してしみじみとしています。
捕手枠のライバルはとりあえず中村・藤井ですね。
一軍の捕手が3人枠だとして、ベンチ入りは充分可能ではないでしょうか。
>憲伸はこれが最高なのかという気持ちと、保留なんて今の球界の現状をちゃんと見ているのかと、ちょっとドラファンとしては悲しかったのですが、この発言は嬉しいですね。
実は僕も、保留の際の発言にはがっかりした部分があったんです。
ただ、去年の契約更改にのぞんだプロ野球選手は誰もだいたい似たようなもので、あまり危機感が伝わってこなかった。
しかし、この憲伸の発言は、うれしい。
それだけははっきりと思いました。
>個人的に井川選手はメジャーに行きたいというより阪神から出たいという気持ちのほうが強いのではないかと思う時があります。
なるほど…。
まぁ、付け加えていうなら、ファンが発する雑音もすごいですからね。タイガースは。
(僕が言っちゃなんですけど)
しかしこれが事実だとすれば、悲しくなってしまいますね。
あと、少々ピントがずれますが、今はっきりと言えることは、甲子園球場の阪神戦の雰囲気というのは、日本が世界に誇れるオンリーワンな魅力を持ったプロスポーツ競技の場だということです。
メジャーに負けない魅力を持っていると思います。
>井川選手の持つ「愛され感」というのは、ああ、井川って阪神の選手だよなあってほんと思うんですよ。実際愛されてますしね。
さっそく批判記事を書いてしまいましたが、僕はこれでも井川投手の大ファンを自認しています。