桂林は広西チワン族自治区の観光都市で一度は訪れてみたいところであった。
市内街路樹は,黄色い木犀の花で一色でまさにモクセイの街であった。中国語で「桂花」、地酒で「桂花酒」もあるそうだ。
平成16年(2004)6月、職場の同僚と「桂林・石林・昆明」ツアーに出発した。
広州経由で桂林へ、桂林での定番は何と言っても漓江下りである。大きな遊覧船で陽朔まで数十キロ下る。この川下りツアーでの両岸の景色は水墨画の世界で、山水画から抜け出たようなと言うより正に壮大な山水である。
「桂林山水甲天下」桂林の風景は天下一であるとの言葉がある。これが天下に甲たりか・・・である。私は「動の三峡、静の桂林」のイメージを持った。川の流れといい、山の形といい厳しさと柔らかさいい、好対照である。
雲南省の昆明まで飛んで石林に遊んだ。昆明では
少数民族、チワン族、トン族、ミヤオ族の民族衣装が映える。