股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

大転子ぐりぐり

2007-10-09 11:24:06 | 施術のこと
ももにある大腿骨、上端は股関節で下端は膝関節ですね。

この大腿骨には2人の天使が住んでいます。
小天使と大天使。
本当は小転子と大転子。

小転子には腸腰筋がくっつきますが、身体の中のほうにありますので皆さんは触ることができません。
一方の大転子は皆さんのももの上外側にあり、簡単に触ることができます。

この大転子には非常に多くの筋肉がくっついています。
その筋肉群は股関節を守っている重要な筋肉群です。

言い換えると、皆さんが生活する際に股関節にかかる負担を一生懸命吸収してくれている筋肉群なので、疲れて硬くなり、痛みを出しやすい筋肉群です。

『大転子が痛みます。』・・・と言う方は結構います。
大転子にくっつく筋肉の痛みは、その筋肉を包んでいる筋膜から大転子の骨膜に広がり、徐々に下の方に広がっていきます。

そこで、“大転子ぐりぐり”の登場です。

『はつらつ元気』P46の〔1 お尻の横〕の説明の中にも『大転子そのものが痛む場合はそこをこぶしでこするように』と書きました。

大転子やお尻の横側が痛いときは、大転子の骨膜を強めにぐりぐりしてあげると、結構痛みが取れることがあります。

簡単にできる方法ですので、大転子ぐりぐりってみてください。



グリとグラという絵本を思いだした。



変形性股関節症を怖がらないでね