股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

なぜ“筋トレしなさい”だったのか?

2012-07-22 21:11:28 | トレーニングのこと
7月21日の夜から新大阪に来ています。
22日は福岡、大阪の先生方との深圧研修会でした。
23日宝塚でゴルフをしてから生まれた星へ帰ってきます。
そして、27日の夜地球へ戻り福井県敦賀市に出没予定です。
暑い日が続きますね。
皆様、暑中お見舞い申し上げます。


●9月29日(土曜)銀座での食事会の件ですが、残り10名となりました。
詳細を、ブログ『銀サロ倶楽部』にアップしています。
ご参加お待ちしています。
スタッフ一同、皆様のご参加をお待ちしております!
お問い合わせ・お申し込みはこちらからどうぞ。




なぜ股関節痛の方々には「筋トレをしなさい!」と言われてきたのか?


私は次のように思っています。


数年前から?・・・今でも?・・・股関節に痛みがありレントゲン上に異常があると、「痛い方の脚をかばいなさい。」と指示する先生が多かったです。

脚をかばうと、確実にかばった方の脚の筋力は低下します。

脚をかばうことにより必ず起こる筋力低下を、脚に負荷をかけない筋トレでカバーしなさい。
それがプールでの運動であったり、重りをつけた運動だったわけです。


もともとは、その様な考えで「筋トレしなさい!」が始まったように思います。
脚をかばいながら筋力を維持するのは並大抵の努力でも・・・難しいと思います。




私たちは、深圧という方法で筋肉を正常化したうえで、痛い方の脚に体重をかけるように指導します。
(痛みを軽減させて脚をかばわないように。)

そして、筋肉の委縮(筋力低下)と骨の委縮(骨密度低下)を防ぎつつ痛みを取ろうとしています。
そして、そして、脚に体重をかけても軟骨が減らない事を何例も何例もレントゲンで確認してきました。

ですから、筋トレはほとんど指導しません。
脚長差が大きくない限り、体重をかけると筋力は低下せず筋力がついてきますので、筋トレはそれほど重要ではなくなります。
その代わりに重要視しているのは関節の動く範囲(関節可動域)です。
いくら筋力があっても、関節が動かない事には筋力も発揮できませんからね。



傷めている股関節を動かして、ときに重りの負荷をかけて筋トレを行うこと。

股関節包の炎症性の痛みと筋肉の阻血性痛みを伴っているのに、その股関節を動かして筋トレを行うこと。
痛み=筋力低下=筋トレという古い公式。


皆さん、筋力が低下したから痛みが出るのではなく、痛みが出ているから筋力が低下するのです。

痛い時は、脚が細いのが当たり前なのです。
ついでに、脚長差がある時も、脚が細いのが当たり前なのです。



つまり、痛い時は痛みの原因をなくすことが最優先です。
そこで、AかB?なのです。


痛みの原因は、前回の記事で書きました。
痛みの原因には、“筋力低下”という文字は入っていませんでしたね。



最近は、テレビを見ても、本を見ても、その考え方に変化が出てきてますね。
時代は変わりつつあります。




「脚をかばいなさい。」という考え方の基本には『脚に体重をかけると軟骨がすり減る』という考え方があります。




『体重をかけると軟骨がすり減る』・・・この考え方が全ての元凶です。



体重をかけると軟骨が減るのであれば、なぜマラソンランナーは軟骨が減らないのですか?
なぜ臼蓋形成不全症がある田山先生が、ホノルルマラソンを完走をしても軟骨が減らないのですか?




『体重をかけると軟骨が減る』と考えると、『脚をかばおう』『脚に体重をかけるのが怖い』『プールへ行かなきゃ』『筋トレしなきゃ』『杖をつかなきゃ。』・・・という考え方になります。


怖がらないで下さい。

焦らないで下さい。




私には、『脚をかばいなさい!』、で忘れられない人がいます。

『私はもう何十年も病院の先生に言われたように、徹底的に徹底的に脚をかばってきました・・・』と泣きながら悔しがっていた田村さんの事を思い出します。


13年前に話です。


この話は、次の記事で!











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AかB? ~診察の重要性~  2

2012-07-19 12:21:08 | 軟骨の話
10年間、仕事の日はほぼ一日一食の松本です。
いま読んでいる本には、“もともと人間の身体は、わずかな食料とわずかな塩があれば生きられるようにつくられている”と書かれていました。
下の写真は7月17日の夕食です。
この日は、朝おにぎりを1個食べて8人の患者さんを連続で施術しました。(最近は8人の日が多いです。)
空腹で仕事すると集中力が増し、身体が良く動くのです。
向かいの久留米ラーメン金丸の冷やし中華に、もやしとネギをトッピングしてみました。
ごまをすって上にまぶしています。
いかがでしょうか?
まず、上の野菜を食べてから、麺を食べました。
ゆっくり食事をするために始めた“夕刊新聞を読みながら”いつもカウンターの一番奥で食べています。


体重は68kgです。
このところ少し減りました。

だって、だって、だって、夏なんだもん!







前回の記事では、股関節痛の原因には下記の2つの原因があると書きました。

A、股関節関節包内の炎症性の痛み
B、筋肉内の阻血性(血流障害)の痛み


そして、皆さんの股関節痛の原因がAかB?を明確にすることが重要だと書きました。
この原因を特定していく過程が“診察”でした。

診察で特定する股関節痛の原因によって、治療法が決まりますので、診察は非常に重要なのです。

私は、基本的に手術には賛成ですが、問題はその過程です。
その過程によっては、反対と考えることもあります。
その過程が“診察”なのです。



7月の初めに、診察の重要性について考えさせられる大事件が発生しました。


その患者さんは40歳代後半の男性Sさんでした。

日本の病院では、人工関節手術を勧められていました。
股関節の軟骨の隙間が狭いと説明されていたようです。
5月に仕事で香港の本社に行ったとき“股関節の世界的権威”の先生からは、香港で人工股関節の手術をしてから日本に帰ったらどうだと言われたようです。


たまたま、香港在住の方が『股関節痛は怖くない!』をお持ちで、その本を読んで6月の初めに銀サロの来られました。


この日、私は鹿児島で施術中でした。
初回は宮川先生が担当し、初めて深圧を受けられました。
5月からは股関節痛(お尻とすねの外側の痛み)が強くなり松葉づえをついていたので、この日も松葉づえでお見えになられたようです。


この時の股関節の動きは 屈曲110度、外転40度、外旋30度、内旋20度でした。



ちょうど1カ月後、2回目の施術は私の担当でした。

この時は杖を使わずにいらっしゃいました。

第一声は「前回の施術の後、劇的に良くなりました。」でした。

痛みはほとんどなくなっていました。
前回の宮川先生の施術から、1ヶ月も経っているのに痛みが無くなっているという事は、この方の股関節痛の原因はほとんどが筋肉だったことがわかりました。


この日の施術前の股関節の動きは、屈曲120度、外転60度、外旋70度、内旋30度、開拝70度でした。
もう私がやることはないような感じでした。

内旋の動きが硬かったので、中殿筋と大腿筋膜張筋中心の施術をしました。
施術後の股関節の動きは屈曲140度、外転70度、外旋70度、内旋60度、開拝80度でした。

股関節の動きとしては十分正常範囲であり、さらに股関節を動かしている時の“抵抗感”が全くないのです。



それにしてもおかしい・・・?


なぜ痛みが出たのか?


詳しく聞いてみると、7年前に10m高さの階段から転落して膝を強めに打撲していました。

私は、先日の記事の松本の分類、タイプ9(ケガの後遺症による変形性股関節症)に似ていると考えました。


両脚の長さを計るとほとんど左右差はないし、股関節痛の原因と考えられる事故にあっているし、痛みは劇的に改善しているし、股関節の動きは正常で、動かしている時にも十分力が抜けて抵抗感が全くない事・・・・。


総合的に考えて、私は最後にSさんに言いました。


『Sさんの股関節は正常です。』


もしも股関節の隙間が狭いとしても、その隙間も広がる可能性はあります。
(軟骨が増えるのではなく、筋肉が緩んで隙間が広がるのです。)


おそらく7年前の事故の後遺症(わかりやすく言うと股関節捻挫の後遺症)で、股関節周囲の筋肉が病気になっていただけだと考えました。


その筋肉の病気はほとんど治りました。
という事は・・・もう正常に戻ったと思いました。




この方の場合は、股関節痛の原因はほぼ100%筋肉だったと思われます。

めずらしいケースではあるかも知れませんが、実際にそのような方がいらっしゃったのは事実です。




もしも、レントゲン画像と股関節痛の程度だけで人工股関節を勧められたとしたら、皆さんはどう思いますか?
いくら人工股関節に神経が無いからと言って、この方の場合、松葉づえをつくくらい筋肉の痛みが酷かったようでしたので、人工関節の手術をしても股関節痛が残っていたとも考えられます。



基本的な診察法を、当たり前に行う整形外科の先生が増えて欲しいです。



私が本に“将来病院(総合股関節センター)を作りたい”と書いたのは、レントゲンに写らない組織への当たり前の診察を当たり前に行ってくれる整形外科医を探す(育てる)ということも含んでいるのです。




私達の考え方は、『整形外科へは行くな!』、『絶対手術は反対!』という消極的な考え方ではないのです。









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AかB? ~診察の重要性~

2012-07-14 20:07:53 | 股関節の基礎
AかB48才の松本です。

7月28日(土曜)に福井県敦賀市で施術を行います。
28日午後1時からに空きがございます。
施術をご希望の方は、ホームページからお問い合わせください。
敦賀は京都や大阪からも近い!ですよね?





私は、股関節痛の原因は主に2つと考えています。

A、股関節関節包内の炎症性の痛み
B、筋肉内の阻血性(血流障害)の痛み


Aは熱いイメージで、Bは冷たいイメージです。

実はAの状態の時もBの状態の時も、基本的には筋トレは行いません。
筋トレが逆効果になる可能性があるのです。
炎症は刺激すると股関節痛を重度化する可能性があります。
また、血流障害の強い筋肉を収縮させることも、股関節痛を重度化する可能性があります。
いっけん、筋肉内の血流障害は、筋肉を収縮させて筋トレすると改善しそうですが、筋肉が病気のレベルまで悪化している時は、更に血流障害を悪化させてしまうのです。

これは、私がこのブログの中で“股関節痛がある時には筋トレを行わないで下さい”と繰り返し書いている理由です。



皆さんには、AかBの原因が存在すると思われます。
また、その両方が存在する可能性が高いです。


この原因を特定していく過程が“診察”です。


AなのかBなのか?
AかB?
これを明らかにしないといけません。


ある病院では、股関節造影を行って股関節関節包内の痛みを麻痺させてみて、股関節痛の原因がAなのかBなのか特定しています。

この検査で嘘のように痛みが無くなる方は、痛みの原因が関節包内になるので、人工股関節手術は効果的です。
しかし、この検査で効果がないときは、原因が関節包外にあると考え人工股関節手術は行いません。
人工股関節手術をしても痛みが取れない可能性があるからです。


私は、レントゲン写真だけで人工関節手術の判断をする事に疑問を持っています。
もちろん、適切な診察が行われた上での判断であれば、手術には賛成です。

私は、手術を希望される患者さんがいて、手術先が決まっていない場合は上記の先生を紹介しています。
最近は、この先生だけには紹介状を書くようにしています。




一方、私たちも深圧を用いてAなのかBなのかをはっきりさせようとしています。
私達には上記の先生のような検査ができませんので、股関節関節包ではなく、もう一方の筋肉にアプローチしているのです。
(と言いつつも、間接的には関節包内にアプローチしているつもりです。)


股関節痛の原因が100%筋肉にあれば、筋肉を施術すれば、原因が特定できます。
もしも、股関節痛の原因が股関節関節包内の炎症であれば、筋肉の施術をしても効果は一時的で持続効果が得にくいものです。
しかし、股関節関節包内の炎症も、筋肉を正常に働くようにしてあげると徐々に改善してくることが多いのです。


例えば、膝関節に溜まった“水”は、膝関節関節包内に起きた炎症を冷やすために集まっているのですが、膝関節を守っているももの筋肉群を施術して、筋肉が正常に働くようにしてあげると、膝関節内の“水”はひいていきます。



正常な筋肉は、関節内への衝撃を吸収するから関節内への刺激が減り炎症は徐々に軽減していくのです。






実は、最近、股関節痛の原因特定の重要性を考えさせられる大事件(私の心の中では)が起きました!


それは!


「・・・なに?」





「次の記事をお楽しみに!」











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伝説のスリッパ

2012-07-11 06:03:15 | 股関節の基礎
おそらく初めてだと思うのですが、6月は3カ所に出張していました。
鹿児島、大阪、そして高松。

今から12年前の5月の話です。
まだブログも本もホームページもないときです。
当時院長をしていた川越市の整骨院に鹿児島から患者さんがみえました。
その方は、その後数回おみえになり、友達も連れてくるようになりました。
ある日、「先生、鹿児島にもいっぱい股関節痛で悩んでいる人がいるから、鹿児島へ来てよ。」
その方が霧島に所有している別荘を使っていいからとのことでした。
さっそく、その年の8月に鹿児島へ行きました。
初めての出張治療でした。
ここだけの話ですが、その頃私は“専門は膝関節です”と患者さんに聞かれると答えていたのに・・・不思議なものです。

あれから12年、まだ鹿児島へ通っています。
もう50回くらい通ったかなぁ・・・。
その別荘には、“伝説のスリッパ”があります。
いつもは下駄箱の中にしまわれているので、鹿児島の皆さんにもほとんど知られていないスリッパです。
今日はそのスリッパの話です。




これがその“伝説のスリッパ”です。




そのスリッパには名前が書かれています。

左脚には後●さんの名前、この方は鹿児島県の方です。
右脚には福●さんの名前、この方は熊本県の方です。


2人には全く接点がなかったのですが、この別荘で知り合い、今では姉妹のような関係になっています。
私にとってはやさしくて厳しい2人の姉的存在です。




このスリッパのかかとの高さは2cmです。


後●さんは松本の分類 タイプ1で、左脚が2cm短い状態です。
福●さんは松本の分類 タイプ7で、右脚が2cm短い状態です。


似ているようで経過が全く異なる2人です。
今では2人とも変形の進行はありません。


このスリッパは、お二人の脚長差を補うためにお二人が準備され、お二人が霧島へ治療に来られた時だけ使われます。


しかし、最近ほとんど使われていないので、私も懐かしくなり先月の出張時に写真に撮りました。



後●さんは、11年前「左足の小指の付け根が痛くて歩けないので、仕事をやめようと思っています。」の状態でした。
この方の場合は、右腓骨筋(ひこつきん)の施術で、完全に痛みが取れました。
腓骨筋の関連痛による左小指の付け根の痛みが原因でした。
最近5年ほどお会いしていません。
8年前、不意に東京原宿に現れ「ホノルルマラソンの帰りです。」と言いながら会いに来てくれたこともありました。
今では仕事が楽しいようで、全国を飛び回っていてほとんど治療には来てくれません。


福●さんは、突然の原因不明の大腿骨頭壊死でした。
10年前、初めてお会いしたときには右脚にほとんど体重がかけられず、左脚だけで跳ねる“けんけん”状態で移動していたのが印象的でした。
レントゲンをみると、見事に右大腿骨頭の半分が無い状態でした。
大腿骨頭が壊死する期間(半年くらいでしょうか?)には炎症がおこりますのでかなり痛みが出たようですが、やがて炎症が治まり痛みは全くなくなりました。

私は「絶対に左脚に全体重がかけられるようになるので、しっかり荷重訓練を繰り返して下さい。」と指導しました。
今では、肩が傾くことなく左片足立ちができます。
おそらく、レントゲン写真を見ただけでは信じられない光景です。
熊本では保育士の仕事をしていますが、最近は治療にはあまり来てくれません。



そんなわけで、このスリッパが両側同時に使われたのは今から5年ほど前だったと思います。
この時は治療は行わず、皆さんお酒を飲み、別荘に泊まって行きました。



次にこのスリッパが両側同時に使われるのはいつかわかりませんが、お二人の近況報告を楽しみにしています。








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松本イレブンをじっくり見てみると・・・

2012-07-06 13:31:35 | 股関節の基礎
●7月より、銀座のビル名が変わりました。
 『イプセギンザ』から『カスタリア銀座』に変わりました。
 噂では、私がこのマンションを買って名前を変えたとか・・・そうしたいけどできまへん! 

●6月の初めにわかさ出版から発売された『夢21』7月号の反響がもの凄かったです!
 6月は、しっかり休めたのは1日だけでした。(でも元気なんです。)
 皆様、ありがとうございました。
 中身を見ていると、医師の記事も多かったですね。






“変形性股関節症”という診断名は1つですが、その原因や経過が様々なため、“変形性股関節症とは・・・”という情報はあまり参考にならないことがわかりますね。



前回の記事で、いくつかのタイプに分けました。
松本の分類
(松本イレブン)

タイプ1・・・子供の頃に股関節脱臼があり『脱臼は治った』と言われたが、大人になって症状が出てきた方々

タイプ2・・・子供の頃に股関節脱臼があり、脱臼が残り“高位脱臼”となっている方々

タイプ3・・・子供の頃に股関節脱臼があり『脱臼は治った』と言われたが、臼蓋形成不全があり大人になって症状が出てきた方々

タイプ4・・・子供の頃に股関節脱臼があり、大人になって症状が出てきたが能力の高い“大転子高位”の方々

タイプ5・・・子供の頃には何ともなかったが、大人になって痛みが出て臼蓋形成不全がある事を知った方々

タイプ6・・・子供の頃にペルテス病になった方々(男性に多い)

タイプ7・・・子供の頃は何ともなかったが、大人になって原因不明の大腿骨頭壊死になった方々(男性に多い)

タイプ8・・・子供の頃は何ともなかったが、大人になってからの病気に対して大量のステロイドを使用した為の大腿骨頭壊死になった方々

タイプ9・・・事故などにより股関節周囲の骨折や関節唇などに外傷を負った方々

タイプ10・・その他の股関節特有の病気にかかられている方々

タイプ11・・全く原因不明の股関節痛に悩む方々




確かに、ほとんどの方々に股関節の変形(修復)は見られるでしょうし、痛みが出る方は多いと思います。


ほとんどの方は、一時的に炎症が出ている時期は骨の形が変わり、痛みを伴う事が多いです。
しかし、ほとんどの方で骨の形は変形はしているものの、それ以上の変化が見られない状態で落ち着きます。
(一時期、進行しているように見える時期はあります。しかし、それは修復です。)


このような経過を“進行性”とは呼びません。





骨に変化が見られない(骨の形は一定)のに、痛みには波(痛みが強い日があったり、弱い日があったり)がある方が多いですね。

これは骨の変形=股関節痛という公式では説明がつきません。




松本イレブンをじっくり見てみると、実は、変形性股関節症は進行性ではないことがわかるのです。



“進行性”という言葉におびえないでね!





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