熊野本宮大社の近く・・と思ってチョイスした川湯温泉の宿についた6時頃はもう暗くなっていたので周りの様子がよくわからなかった。
「やほー」で検索して二日前に選んだのだがなかなかよかった。
料理はたくさん・・お父さんが食べきれず残した。(まずくてではない)
お風呂は朝まで入り放題、お湯はつるつる。
露天風呂もある。フロントで100円の湯浴み着が置いてあるが水着を持参してくる人もいるらしい。
11月から2月には川の流れをせき止めて混浴露天風呂が作られる。一度に1000人入浴できる広さから「仙人風呂」という名前がついています。
野趣満喫だね。
熊野三山には参拝する順序があって、熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社の順番で参拝するといいらしいが、コースと時間の都合でそうはできなかった。
今回の目的の熊野本宮大社に着いたのは8時過ぎ。
お掃除の時間でした。
「おはようございます。ご苦労様です。」
言葉をかけながら石段を登る。
家津美御子大神(けつみみこのおおかみ)を主祭神とし、ほか13柱をお祀りされています。
たくさんの人達が働いている。・・このたくさんの人達の生計を維持できるというのはかなりの収入があるんだろうな・・なんて不敬な考えをついつい
ま、観光地ですよね。
朝のお参りの少ない時間にこれたのはよかったかも・・・。
鳥居の前の通を渡り小さな路地を少し歩いたところに・・。
大斎原(おおゆのはら)というところがあります。
明治22年(1889)の水害で社殿が流失するまではここに熊野本宮大社の社殿がありました。
この鳥居は平成12年に作られた物で高さが33.9メートルで日本最大とか。
鳥居の真ん中にはヤタガラスのマークが。
三山の三つ目。熊野那智大社。
ここは山道をぐるぐる登っていきます。神社の駐車場は基本無料なのですが、地元との申し合わせということで駐車場料金800円なり。
同じ場所に西国観音霊場1番札所のお寺があるからかな・・。観光名所の那智の滝もあるし・・。
熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)が主祭神。
で、那智の滝。
テントがあちこちに張ってあり、茶がゆ・甘酒・いも餅のぜんざい・抹茶のサービスがあり全制覇。
お抹茶をいただいた器にはやはりこの文様が。
気付けばカメラを持った人があちこちに・・・。
何かあるのかな・・?って思ったら、あげいん熊野詣というお祭りの日でした。
平安絵巻さながらの熊野詣の行列を見られる・・ということで。
全行程1.3キロの石段登りはかなりきつい・・。
幣を持った神職さん、かなりばててるご様子でした。がんばれ・・。
山伏はホラ貝を吹きながら登る。・・ホラ貝の音も疲れ気味・・。
神主さん・巫女さん・山伏・衛士・尼さん・女房と続く。
思いがけないイベントに出会って、長女に会えたのは3時過ぎ
。
熊野って広くて遠かった~。昔の人は歩いてたんだもんね・・。時間をたっぷり取ってゆっくりまわりたい場所ですね・・。
順番は違ったけど熊野三山にお参りできたということで全てに感謝