以前から四柱推命を勉強したかった。
家にあった本を読んでもよくわからないので教えてくれるところを探していた。
四柱推命を学ぶ前に気学を学んだ方がいいということで数年前から勉強している。
その過程で八卦にであった。
ストレートに結果が出てくるので頼りになる。
とらわれる訳ではないが、後押ししてくれたり止めてくれたりアドバイスをくれる。
知り合いとそんな話をしていたら、
・・・「そういえば、先生(死んだおじいちゃんのこと)、黒と白との玉でしよったったよな。」
「へ?そうなん?」
・・・「当たるも八卦当たらぬも八卦ちゅうけど。。、ばかにできんぞ。 て、ゆうてはったわ。」
「黒い玉と白い玉ねえ・・・」
・・・「そう。碁石みたいなんを袋から出して並べていきよったった。」
碁石・・。
思い出した。
何年前になるだろうか・・・。
毎年梅雨が開ける頃に、念入りに押入の掃除をする。
ある年、黒い碁石のような玉がたくさん出てきた。
その数20個以上。
誰も入れた覚えもないのに押入にひいたスノコの下からたくさん出てきた。
私は、囲碁を知らないので本当の碁石は見たことがないのだが、出てきたそれはどうも囲碁の碁石ではなく違うもののように思った。
黒ばかり出てきたので気持ち悪くなって捨てた。
でも、その石のことはずっと気になっていた。
先日、ふと思いだし・・、知り合いに聞いたおじいちゃんの話をお父さんにしたら、
「ご神前に石と本が置いてあるで~。」と、見せてくれた。
石には数字で番号がふってあり、その本の内容は・・・、私が学んだ八卦と同じだった。
縁あって学ぶことになった八卦だが、家にも手法は違えど同じものがあったとは・・・。
なんだか不思議な気がした。
押入から出てきた黒い石・・・、
教会では寶珠というらしいが・・・、その勉強をしなさいということだったのかな・・・?
ちょっと安心したのは、私が捨ててしまった黒い石とは違うものだったということ。
おじいちゃんの大事な石を誰かが押入に入れていたのを私が捨ててしまったのかな・・?と心配していたので。
長年に渡る小さなひっかかりは解決した。
昭和15年に非売品として出されたその本には、寶珠の使用方法が書いてあるのだが、八卦を勉強していた私にはすんなり内容が入ってきた。
戦前の本ということで紙の色は茶色くなり印刷も薄く旧字なので読むのが難しい。
この本が読めなくなる前にデータとして残しておかなくてはいけないな・・と思ってます。
なんだか不思議な巡り合わせのよう
なるように・・・なってくのかな・・・。