しまなみ

車中・・、話が盛り上がりすぎて・・、道を間違えた。

なので瀬戸大橋を渡るつもりがしまなみ海道を行くことになった。

・・せっかくの景色が・・。デジカメ忘れた・・。


　　　　　　　　　

福山のＳＡには小さな薔薇園があります。

福山市はバラの町。変わった色変わった花びら・・とってもカワイイ薔薇です。スマイル・ふくやまという名前がつけられています。　


　　

瀬戸内の山はあちこちにミカンが・・。

日当たりのいい場所にあるかと思いきや、「へ？こんな谷あいに・・。」っていう場所にもミカンの木がたくさんあります。


　　

小さく今治城が見えるＳＡ。橋をウォーキングする人が結構います。歩いてみたい・・という私とは対称的に「おしりがモジモジする・・。」って、車を走らせるのも海側の車線を走らないお父さん・・。

・・おっさんがコワイ～なんて言っても全然かわいくないんだよっ！・・・ついつい毒づいてしまう・・。

今治ではジョガーを多く目撃。なんでみんな走ってるんだ・・って突っ込みたくなるくらいジョギングする人多し。盛んなのかな・・？


奥道後に繋がる山道では・・・、

　　

紅葉がきれい・・。

・・デジカメ・・。

お父さんは全くカメラに興味がない。

古くなるが新婚旅行に行った先での一番最初のケンカがカメラに起因したものだった。


・・サンセットクルージングの船上では、新婚さん達が写真を撮りあっていた。
・・お父さんは・・・ひたすら食べていた。
・・「写真撮ったら・・？。」
・・「ＯＫ！。」持っていたスプーンをカメラに持ち替え水平線に沈み行く太陽の写真を一枚撮った。
・・「違うやろ！普通は人物入れて撮るやろっ。」

・・当時のアルバムの中には沈み行く太陽と後ろ姿の私の写真が入っている・・。


いくら教育しようと人間の本質は変わらないものだ。気を許すと化けの皮は剥がれ本質がでてくるものなのだ。それをマックス上方にキープするのが人間の試練人生の勉強なのだ。教育なのだ。

このことが嘗て私が性悪説をとると言った所以である。



お出かけの目的の１つは、お気に入りのレストランでランチを食べること。

松山のはなみずき通りにあるお店だがスパゲッティがおいしい。美味しいと聞いて食べるお店でおいしいと思ったことはほとんど無かったが、ここは認めた。

今までは夜に行っていたが初ランチ。

お父さんは１，０８０円のパスタ・フォッカチャ・ドリンク。私は、サラダが食べたかったので１，４８０円のパスタ・スープ・サラダ・デザート・フォッカチャ・ドリンクのコース。１００円プラスするとケーキも付いてくる。ボリュームもありリーズナブル。

お腹いっぱいになったあとは・・・、目的二つ目。

長男のところへ。

汚宅訪問。必殺掃除人となる。・・慣れたもので自然と分担ができている。いつでもプロとしてやっていけそうな気がする・・。

元気そうな顔も見られて満足。

帰りの豊浜ＳＡでは・・・。

　　

こんなイルミネーションが・・・。・・デジカメ・・・・。

ペインター

お昼から・・、今日はペンキ屋さんです。

水銀灯の支柱が錆びてきていたので早めに修繕です。

ホームセンターには何でもあります。最近の塗料は以前に比べて塗りやすくなりました。さび止めも入っているし素人でも結構キレイに塗れる。優れものです。

事前にお父さんが錆びにサンダーをかけてキレイにしていてくれたので、ペンキを塗るだけなのですが、お天気と相談しながらの作業です。

　　　　　　　　　　　　

手を伸ばして・・・、塗れるところまで塗って・・・

・・ここが、限界。

なぜなら・・・。


ここは・・、



　　　　　　　　　

かなり危険


もう一本の水銀灯も５メートルほどの高さがある石垣の先っちょに・・　。

ひとりではちょっと危ないので続きは明日・・。



できることは自分で・・。

Ｄｏ　ｉｔ　ｙｏｕｒｓｅｌｆ・・・。だが、無理はしない。

そう言えば、夏に出会ったお坊さん・・・、筋肉ムキムキで「ボディビルでもしてはるんですか？」って思わず聞いてしまった。

・・「お寺の仕事って結構ハードなんですよ。薪割りとか庭仕事とか体使うことが多くて・・。」

・・・・・お寺でも・・なんだ。業者さんに依頼したり門徒さんがしてくれてるのかと思った・・・。

ムキムキ筋肉はよく働いてる証だった。

・・・って、ムキムキにはなりたくない・・・。って、なれんやろ
　　　　　　　　　　

ひばち

家のあちこちを探したら出てきた。

火鉢。

炭火生活に憧れてホームセンターで「火起こし」（炭をいこす底に穴がたくさんあいている鍋）と炭を買ってきた。

炭は備長炭・・・は値段が高いのでバーベキュー用の一番安いのを買ってきた。

以前（４０年ほど前）、使っていたということで練炭があるらしいのだが、上手に火がつけられないと不完全燃焼の心配があるのでそれは却下。ていうか、練炭は別に練炭火鉢というモノを使うらしい。
練炭火鉢は、下から風が送れる仕組みになっている。

灰は、山の木を切ったモノを焼いて作った。

で、憧れの・・・。

　　　　　　　　　　　

人が近くにいないときには、炭に灰をかけておく。そうすると炭が長持ちするらしい。


火鉢というと・・、子どもの頃、近所の駄菓子屋のおばちゃんが冬になると店番するときにいつも火鉢を抱えてはった。
鉄の火箸で灰をちょんちょんつつきながらいろんな話をしてくれたことがついこの間の事のように思い出される。

お父さんはお父さんで・・、長火鉢のところに座っていたおじいちゃんを思い出すという・・。

当然、火鉢が登場した夜は、それぞれの思い出話が先を争うように出てきて・・普段静かな超高齢化世帯もにぎやかになった。



火鉢ひとつで時間の流れがゆっくりになるような気がした・・。

座布団

先日、頼まれて編んでいた座布団を見て・・・、

「ほしい・・。」とお父さんが言った。

実は・・、今まで車を運転するときに円ザブ（ドーナツ型のムートン座布団）を使っていたのだが、天井に頭がつかえるというのだ。

どんだけおっきいねん！・・どんだけちっちゃい車やねん！

と、ツッコミたくなるが、車はワゴン・身長は普通。

・・座高が高いんじゃん。

「座布団がぶ厚いんじゃ。」「どうにもならない身体的欠点を指摘するな。」と、言われるが・・、ついつい毒づいてしまう・・。


お詫びの気持ちも込めてお父さんにも座布団を編んだ（余り毛糸で）。


・・これなら厚さがないので大丈夫でしょう・・。

・・暖かな冬をお過ごしください・・。

イベント

朝は霧がなかなか晴れません。

でも、こんな日は霧が晴れると青空が出てくるのです。

昨日のイベントでもなかなか霧が晴れませんでした。

　　

　　

会場では、テントが張られバザー用品の準備が着々と・・・。

手打ちうどん・豚汁・山菜おこわ・ジャム・きなこ餅・ポップコーン・・ｅｔｃ。


　　

気温が低いと金管楽器の音がなかなか上がりません。

私は、この横で体を温めるために柔軟体操・・・って、走るんかいっ！

いえいえ・・寒さでガチガチになっていては手が動かない・・。
グロッケンってリラックスして力を抜いた方がいいみたいなので・・。

今回は子ども向けの曲が多かったのですが、お客さんは思ったほど多くなくちょっと残念。

最近、イベントが続いているので集客力も落ちているのかも。人を集めるというのは難しいものですね。

個人的には、青い空が見られて・・おいしいうどんが食べられて・・満足

街はもう・・

今朝のニュースで政府がデフレ傾向・・って言ったって・・。

悪循環ですよ・・。

物の値段が安くなるとそれはうれしいけど・・、巡り巡って経済の沈滞化が心配される・・。

適正な価格、労働に対する適正な報酬・・超えてはいけないラインというものがあると思うのですが・・・。


街にはもうポインセチアが飾られクリスマス音楽が流れています。

クリスマスの音楽はキライ。

楽しそうな音楽なのに・・もの悲しさを感じてしまうのは私だけ・・？

　　

岡山駅のすぐ近く。

電飾がついていたので夜はきれいでしょうね・・・。

　　

お父さんの付き添い？で会議です。

こんな建物維持するだけでたいへんでしょうね・・なんてついつい思ってしまう貧乏性な私・・。

午後から駅地下をひとりでぶらぶら・・（勿論お父さんは会議）。

おみやげは・・これ。

　　

以前は山陽道のＳＡに売っていたのですがいつの間にかなくなってしまったパン。

たくあんロールなんてのもあったので買ってしまいました。

たくあんロール、たくあんにマヨネーズを混ぜたものが入ってるんだけど甘くないたくあんがいい。本漬けっぽくて大人の味です。

沢庵にマヨネーズ・・新メニューでも考えてみようか・・。

久しぶりに

長男の同級生だった女の子からヘルプのメールをもらい・・、久しぶりに顔を出した。

吹奏楽の練習。

１週間後に復興コンサートがあってステージをされるのだが、パーカッションがひとりなので手伝って欲しいということだった。

自分の子どものような子に頼まれては断れない。

曲は７曲。

バスドラムとシンバルとグロッケンとトライアングル。

聴いたことのない曲もあったが、ま、なんとかなるでしょう・・・。

が、練習は昨日の夜一回のみで本番を迎える。

いくら成り行きで勝負の私でも、メロディくらいは覚えてないとどうにもならない・・・ということで、グロッケン（鉄琴）を貸して貰い本番までは個人練習です。

話がしたい

思うところあって知り合いを訪ねた。

普段ほとんど付き合いのない人・・、二年ほど前の冬・・私が手にしていたアームウォーマーをいたく称賛してくれ作り方を教えたが、彼女は編み物が苦手らしく・・後に聞いたところに因ると要らなくなったセーターの袖をちょん切ってしていたという。

夏の水害で彼女の家には床上１．２メートルの水が入ったという。

先日、図書館で出会ったときにすっきり痩せていた彼女。

・・「６キロ痩せたわ。」「力こぶもできたし。」

明るく話してくれた。

水害時、お父さんの会社の手伝いに係っていた私は友達（彼女は友達の部類に入っていなかったが・・）の家の手伝いに行けなかったことを悔やんでいた。
申し訳ない気持ちだった。

だんだん寒くなる季節・・・、家にあった毛糸で彼女のためにアームウォーマーを編みたいと思った。

あったものなので色は・・みどり・・ウィキッドカラー。

リボンを掛けて、彼女の家に・・・。


誰もいない。

住んでいると思っていたところは空き家になっていた。

泥の拭いた跡が残るがらんとした部屋にピアノが一台置かれていたのがガラスごしに見えた。

・・ぜんぜん片付いていないんだ・・・。


川を隔てたところにあるご主人の実家に身を寄せていた。

・・「水が入ってきたとき、主人が、・・同居しろって言うことかな・・って言ったのよ。」

長男だったご主人だが、３０年同居せずに気儘にさせてもらった・・といっても昼の１２時と夕方の５時にはお義母さんにご飯を毎日運んでいらしたそうだが・・水害をきっかけに土間のある古いお家に入られたそうだ。

３０年、別居してからの同居というのはかなりいろいろなことがあるだろうことは想像できる。

・・「この水害を通して人の好意は素直に受け取ることにしたのよ。」

彼女の負担にならないかな・・と心配しながら持って行った私の小さなプレゼントを満面の笑顔で受け取ってくれた。


ちょっと、変わった人っていう印象を彼女に持ち少し遠ざけていたかもしれない自分を反省した。

水害後、友達に送ったというメールを読んで聞かせてくれた。

私はその間、火鉢にあたりながら彼女が「手仕事を持ってきてね。」と言った編み物をしながらただ聞いていた。

・・「こんな馬鹿なメールを送っていたのよ。」と彼女。

「誰かに聞いて貰うことで自分の気持ちが整理できるし前に進めるもんだから馬鹿なメールじゃないよ。いい友達がいてくれてよかったね。」


帰り際、携帯番号を手渡された。

・・たぶん、かけないかもしれない・・と思いながら受け取った。

彼女とはいい感じの距離を保っていたいと思った。

かぎ針編みで

夜な夜な・・・。

テレビを見ながらセッセと編んでいた座布団完成。


おばちゃんが知り合いに頼まれたものだ。

ＳＯＳを発信しているかのような声で電話をかけてくるおばちゃんの知り合い。

最初、電話を受けたときは・・倒れて助けを求めているのかと思った・・が、常だった。

その人がいつもお世話になっている人にプレゼントしたいので車の中で使う座布団を作ってくれということだった。

条件は、お金はいくらかかってもいい。
　　　　送る相手は３０代の男の人。
　　　　多分、丁寧に手洗いなんてしないであろうから、アクリル毛糸で。
　　　　汚れ目の目立たないモノ。　　というものだった。

お金はいくらかかっても・・なんていわれても、たかが座布団だ。
なので、ひと玉９８円のアクリル毛糸を選択した。
色はグレーと黒の二色。

編み方は単純なものでと思ったので長編みのみ。

私が子どもの時に母が編んでいた市松模様を思い出し、手芸を習っているおばあちゃんの友達に本を借りたら載っていた。・・これこれ。

　　　　　　　　　　

長編みだけであっち向けたりこっち向けたりしながら編んでいくのだ。

私は勿論プロではないので同じ大きさのものが４枚もできるのかが不安だったが、なんとか座布団４枚完成。


　　　　　　　　　　

黒色１２玉、グレー１４玉、合計２６玉使用。毛糸代金２，５４８円なり。

気に入っていただけるでしょうか・・・

ドライブ

岡山の帰り道、お天気が良かったので寄り道。


　　

楷（かい）の木です。中国の孔子廟からもってこられたものです。

上の方はほとんど葉っぱが落ちていました。

ここは、閑谷（しずたに）学校。岡山藩主池田光政が１６７０年に創設した世界最古の庶民のための学校です。

　　

以前、といっても独身時代でしたが来たときにはこんなに観光地化してませんでした。あまりの人の多さにびっくり。紅葉シーズンだからでしょうか・・。

　　

瓦はみんな備前焼。

講堂と学舎学寮の間には・・。

　　

人工の山があります。

火除け山といって建物火災が起きたときの延焼を防ぐためのものです。

ここですばらしいのは、石の塀。

　　　　　　

校地をとりまき７６５メートルもの長さの「切り込みはぎ式」といわれるもので上部のカーブが美しい。

大きな組み合わせた石の中には小さな石がつめられていて草が生えないように工夫されています。

お父さんは、学生の時に教授に勧められて見学に来たそうですが、
「年とったら見るところが違ってくるな～。」なんて言ってました。　　　　　　

資料館も見学し、国の繁栄を支えるものは人材の育成という考え方を改めて感じました。

国が人を造るのではなく人が国を造るんですものね・・。


もう一ヶ所寄ってみたいとお父さんが言った農園では・・・。

　　　　　　　

お疲れモードの店長さんが・・。

かわいかったのでパチリ