在日コリアン・ハンセン病問題・沖縄―平和・人権―

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今日は夕方5時から和泉市にあった横山炭坑跡地めぐり

2019年07月11日 23時16分46秒 | Weblog
今日は、日中友好協会の方々10人と炭坑跡地を歩きました。
和泉市南面利にあった亜炭の炭坑です。
2003年に『和泉市における在日朝鮮人の歴史(戦前編)』を編集委員会で刊行してから3回目のフイールドワークでした。
炭坑の跡は、ここですよと言うだけで歴史は風化していきます。如何に深く想像するかです。
今考えるともっと調査方法があったのではと思いますが、2003年の時点で精一杯でした。
でも、不十分でも書き残してよかったと思った一日となりました。
1944年~1948年まで大和紡績の経営する横山炭坑は、大和川染工所で陸軍の軍服をカーキ色に染める燃料を供給しました。
大和川染工所の株を75%も所有していました。陸軍被服廠に納める軍服の81%にあたったとか(『大和紡績30年史』より)
千石坂にある炭酸ガスの湧く山の上の池「ぶつぶつさん」「鳥の地獄」が『和泉名所図絵』にあります。
石炭層に見られる現象で、炭化が進んでいる証拠です。
皆さん感動されました。

こうしてフイールドワークしてくれる人がいて幸せな気持ちです。
夕食をご一緒し、交流もしてよい夕方でした。
遅くなって行けなかったけど
1937年に出来た陸軍の実弾演習場(跡地)に開拓村の碑があります(福瀬町)
開拓にかけた人たちの希望が感じられる地です。
横廠橋、兵舎跡も少し残っています。