「花を持つ 人から避ける 山路かな」という丸太橋の教訓から
生まれた詩がある。
一本の丸太橋をお互いに反対方向から渡っていくと、橋の途中で
出会い、すれ違いが生じる。
その時に花を抱えて渡ろうとしている人は、すれ違いざまに互いに触れ合って
花が傷んでしまわないように、相手が橋を渡り終えるまで待つことがある。
この「花」に例えられるのが、人生において大切な物にも置き換えてみることも出来るのではないか。
それを守るためだったら、いくらでも他の事を譲ることが出来て、潔く譲る勇気の持つことの出来る人とも言える。
そのような「花」を持つ人になりたいと思う。