お口の機能は、食べることや発音などの生活習慣の中で自然に育まれます。
ところが今の日本では軟らかい食べ物を好まれる傾向があり、よく噛む機会が
減り、正しくお口全体の成長・発達を得ることが出来ないお子さんが増えて
、叢生(乱ぐい歯)が増えています。
最近のお子さん達の歯並びを見ていますと、むし歯はかなり減ったのに永久歯
の生えてくるスペースが足りず、前歯の生え換わりの時期(5、6歳)から
歯並びに問題があるというケースが増えています。
さらに、このような歯並びのお子さんの中に、正しく食事をしたり、飲み込んだり、発音などがうまく出来なかったりする方も多く見かけるようになりました。
お口の機能は大切な役割をしている筋肉が、正しく連携して動いていることが
重要です。このうちの一つでも異常があると全体の働きが鈍くなるのです。
その結果、歯並びや顎の骨の成長が大きな影響を受けてしまうのです。
正常な歯並びでは上顎の骨が真ん中から両側に向かって成長していきます。
下顎の場合、奥歯(永久歯)は最初内側に向かって生えてきますが、正しく噛むことで途中から真っすぐに向きを変えて生えてくるのです。
ところが最近のお子さんは奥歯が斜めに生えたままで、歯が正しく並ぶための
スペースが不足して、叢生になることがわかってきました。
このことは日常における食生活の変化と密接な関係があると思われます。
例えば、核家族化によりお子さん一人での食事、塾通いやクラブなどで食事の
時間が遅くなることによる消化のよい食べ物、簡単にできる食べ物、など
栄養バランスは良いが歯ごたえのない食事となってはいませんでしょうか?
お子さんは日々成長されますので、その成長にあわせた治療も早めにやっていくことも大切であると思います。
食事や生活習慣も重要な治療のひとつなのです。
お子さんが将来きれいな歯並びとステキな笑顔を得られることを心より願っています!
ところが今の日本では軟らかい食べ物を好まれる傾向があり、よく噛む機会が
減り、正しくお口全体の成長・発達を得ることが出来ないお子さんが増えて
、叢生(乱ぐい歯)が増えています。
最近のお子さん達の歯並びを見ていますと、むし歯はかなり減ったのに永久歯
の生えてくるスペースが足りず、前歯の生え換わりの時期(5、6歳)から
歯並びに問題があるというケースが増えています。
さらに、このような歯並びのお子さんの中に、正しく食事をしたり、飲み込んだり、発音などがうまく出来なかったりする方も多く見かけるようになりました。
お口の機能は大切な役割をしている筋肉が、正しく連携して動いていることが
重要です。このうちの一つでも異常があると全体の働きが鈍くなるのです。
その結果、歯並びや顎の骨の成長が大きな影響を受けてしまうのです。
正常な歯並びでは上顎の骨が真ん中から両側に向かって成長していきます。
下顎の場合、奥歯(永久歯)は最初内側に向かって生えてきますが、正しく噛むことで途中から真っすぐに向きを変えて生えてくるのです。
ところが最近のお子さんは奥歯が斜めに生えたままで、歯が正しく並ぶための
スペースが不足して、叢生になることがわかってきました。
このことは日常における食生活の変化と密接な関係があると思われます。
例えば、核家族化によりお子さん一人での食事、塾通いやクラブなどで食事の
時間が遅くなることによる消化のよい食べ物、簡単にできる食べ物、など
栄養バランスは良いが歯ごたえのない食事となってはいませんでしょうか?
お子さんは日々成長されますので、その成長にあわせた治療も早めにやっていくことも大切であると思います。
食事や生活習慣も重要な治療のひとつなのです。
お子さんが将来きれいな歯並びとステキな笑顔を得られることを心より願っています!